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蒼の星

土地・気候

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 蒼の星の大地は主に三つの大陸で構成されている。
 1つはグラス大陸。気候が年間を通して暖かく、水にも恵まれているため、その多くを草木が覆っている。ロスメルタの中でも特に恵まれた土地であり、この地を巡っての争いが太古から度々繰り返されている。グラス大陸にはブルメリア王国とワーブラー王国という二つの大国が存在する。
 そしてもう1つはジェリド大陸。ジェリド大陸はグラス大陸の北部に隣接する大陸で、常に地表を水と雪が覆う極寒の地となっている。そのため作物がほとんど育たず、この大陸に住む人々はとても貧しい生活を送っている。その氷の下には多くのオーパーツが眠っていると言われる。ジェリド大陸にはいくつもの小さな集落の他にオーパーツで武装した軍事国家であるインファタイル帝国が存在する。
 最後の1つはゼロ大陸。かなり大きな大陸でその面積はグラス大陸とジェリド大陸を足したものとほぼ同等となっている。他の二つの大陸とは海で分断されておりほとんど交流が無い。いくつかの街などは存在している。一年の間僅かな時だけ潮が引きジェリド大陸と陸繋がりになる。
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