どうやら私は異世界トリップに巻き込まれてしまったようです。

玲藍

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本編

24 教会での日々も…

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 教会に来て4日経ち、だんだん教会暮らしが慣れてきました。シスターの皆さんも優しくしてくれて子供達も遊んでー!と私を見つけるとダダダダッ!と走ってやって来ます。
ただお世話になるのも嫌だし、なにかお手伝いする事が出来ないかと思っていたんだけどマリーさんには子供達の相手をお願いします。としか言われずそれだけでいいのか不安になります。

「……カンナお姉ちゃん?…カンナお姉ちゃんっ!」

「……わっ!どうしたのリリル?」

「カンナお姉ちゃんこそどうしたの?さっきからボーッとしてるよ。」

リリルちゃんの声も聴こえない位に考え込んでいた事に自分に驚き、リリルちゃんは不安そうに私を見ています。

「少し考え事をしてただけだよ。安心して。」

「ほんとう?」

「ええ、本当よ。」

そっか。とリリルちゃんは頷き私の左手を取って隣に座ります。

「リリルちゃんは遊ばなくていいの?皆遊んでるよ?」

「いいの。カンナお姉ちゃんの隣に座ってるの。」

「あっ!リリルだけずるいっ!私もカンナお姉ちゃんの手握って座るっ!」

ララちゃんがタタタッと駆け寄り反対の右手を握って隣に座りました。両手に花状態です。可愛い…。

「ねぇ、カンナお姉ちゃん。カンナお姉ちゃんはここにいつまで居るの?」

ふとした時にララちゃんが聞いてきました。いつまで……か。そう言えば1日だけと言いつつここに来て4日目なんだよね。

「分からないわ。でも私がここから出て行ってしまっても私は2人のこと忘れないわ。」

「「私もわすれないもん!」」


そう言えばと私は、ポケットから袋を2つ取り出し、開けてネックレスを取り出す。エメラルドをララに、アクアマリンをリリルの首にかける。

「これ、なあに?」

「この前のお花のお礼よ。付けていいてくれると嬉しいな。
これお守りみたいなものなの。危ない時には名前を呼んでくれれば、直ぐに駆け付けてきてあげる。」

「「お守り……。」」

2人は魔石を、ぎゅっと握ってにこにこと笑顔になって行く。

「大事に持ってるね!」

「カンナお姉ちゃん、ありがとう。」

2人は嬉しそうにお礼を言って来て、作ってよかったと、そう思った。







 子供達が勉強の時間になり、わたしは一人です。部屋に戻ってゴロゴロしようかと思ったんだけどその前に奥の間に行くことにしました。

「神様ー入るよー。」

『あ、カンナさんこんにちは。今日はどうしたんですか?』

「そろそろ他の国に行ってみようかと思って。」

『そうなんですか?もっといて下さっても良いのに。』

「いや、ここにいつまでもお世話になる訳にはいかないから。」

『そうですか。いつ出るんですか?』

「まだそこまでは決めてないけど2、3日で出ると思う。」

『そうですか。これ、少しばかりですがマリーから預かりました。』

そう言って手渡された袋にはお金が入っていました。それも1000リビ以上。

「ちょっ、これ!こんなに貰えないよっ。」

『マリーは子供達の面倒を見てくれたお礼。と言っていましたよ。』

「それにしても額が大きすぎる。」

『でもこれから旅をするならいくらか準備しなくては行けませんから、有難く受け取ったらどうでしょうか?マリーの感謝の気持ちとして。』

「でも……」

神様がそう言っても、私は何かが引っかかるような気がしてならなかった……。




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