どうやら私は異世界トリップに巻き込まれてしまったようです。

玲藍

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本編

53 別荘2

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あれから数日が過ぎ、ハインツさんがあのバカ大公に言伝をしてくれたらしく今日来るらしいです。わぁーい!久々に魔法使えるぞっ!ティーナさんが魔法は無闇に使っちゃいけませんなんて言うからハインツさんにイタズラするくらいしか出来なかったじゃないですか。(もう少し派手なのやりたかったのに…)もちろん狐達は容赦なくハインツさんに攻撃してたけどね。ハインツさんは軽くあしらってた気がするなぁ。チッ。
っと、こんな話してる場合じゃないや、早くあの大公来ないかなー。

「お嬢様、大公様がいらっしゃいました。」

「了解です。ここに通してあげてください。」

「かしこまりました。」

さぁーて!暴れよう!








「お招きいただきありがとうございます。」

「あ、そういうのいらないから。いつも通りに話して。そんな言葉遣いされたら吐き気する。それより大公って魔法は得意?」

大公が丁寧語を使うとか初対面の時よりなんかイラッとくるな…。

「そこまで言うなら普通に話そう。剣術よりかは得意ではないが一応心得ている。」

いつもの話し方もクソ生意気だな。どちらにしろイラつく…。

「じゃあ剣も使っていいよ。あと手紙くれたみたいだけど破いて捨てたから読んでないよ。あんな方法するくらいなら会いにくればいいのにさ。」

そう言うとバカ大公は驚いたような顔をしてから妙に納得した様に頷き始める。そして神無は会いに来なかった理由がハインツさんの命令と後々知ることになる。

「とりあえず話を戻すけど。これは真剣勝負?まあ、私は剣使わないけどさ。1回限りの勝負。色々言いたいことはあるんだけど面倒くさいから勝ち負けで決めようね。制限時間は無し。どちらかが戦闘不能になるまで続ける。」

「分かった、受けて立とう。この国の大公を侮るなよ。」

「うん。大丈夫だよ。殺しはしないでおくから。」

フルボッコ…。ふふふふふふ……。

「それではお嬢様、大公様ーーーー始めっ!」

ティーナさんの掛け声と同時に大公が私の懐に入り込み急所を狙うがそんなの効くわけがない。

「わあっ、人の懐に入るの得意なんだね。でもそんなの効くわけがないよ。【ぶっ飛べ】」

大公も意外と強者なのか異変に気付き間合いをとる。

「あーあ、気付かれちゃったか。」

「そんなのでやられるほどヤワじゃないからな。」

「まあ、そんなんでやられてたら酒場の雑魚と一緒になっちゃうからつまんないよ!もっと楽しませてね!【雷神よ、かの者に裁きの鉄槌を】」

「うおっ!危ねぇだろ!殺す気かっ!」

ニコニコしながら雷の雨を降らすが大公はそれを軽く避けたり弾いたり。

「え、殺す気で行かないと礼儀に反するでしょ?あははっ」

「どういう礼儀だ!それはっ!」

「さあ?わからないよ。」

大公の剣を容易く避けて風魔法で飛行する。

「大公も魔法使って。つまんないじゃん。」

「なんだそれつまんないっておかしいだろ!終始笑ってるお前がいうかっ!【風よ怒りの刃となりかの者を切り裂け】」

「そんなに笑って無いよ。【大地よ身を守る盾となれ】」

「いや、笑ってるな!勝負を遊びと勘違いするなよ。【風よ我の剣に宿り鋭い怒りの刃となれ】」

「へぇ、剣に魔法かけることも出来るんだね!じゃあ【氷の剣に炎合わせたらどうなるのかなっ!】」

カンナの魔法は法則を無視する。もう1度言うね。カンナの魔法は滅茶苦茶法則を無視するよっ!

「んな滅茶苦茶な魔法使えるやつがどこにいるんだよっ!」

「え?ここにいるよ?えへへー。」

「えへへーじゃねぇっ!」

あれ、バカ大公がまともにツッコミしてくる。

「名前をつけるなら【狂い咲き】かな!炎が桜みたいに綺麗だしね!」

「どわぁっ!」
(今のはヤバい、直撃してたらマジで死んでた。)

「そんじゃあそろそろ本気で行くよー。」

「今まで本気じゃなかったのかよっ!」

ヤバいヤバすぎる。と心のどこかで絶望すらしてそうな大公。でもツッコミはするんだね。

「よーし!行くよー頑張って死んでね!」

あらゆる加護を使ってチートです。全属性の魔法を全て合わせて塊にして、っと、おおーっ、黒い塊ー意外とちっこくなるね。でもこれ、

「【ブラックホール】みたい。」

そうつぶやいたとたん塊は大きくなり大爆発した。
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