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第28話 吸引掃滅
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羽衣に言われて、トメは後ろを振り向く。
その瞬間、
「うわぁーーーっビックリしたぁ!」
と腰を抜かして尻もちをついた。
そこにいたのは、異形のモンスターだった。
1818年、フランス人のコラン・ド・プランシーによって刊行された、『地獄の辞典』にも記載のある悪魔。
ブエルと呼ばれる。
それはライオンの顔に山羊の足が直接5本放射状にくっついているという人間の想像を超えた姿をしていて、車輪のようにライオンの頭にくっついた山羊の足が回転して歩くという、見るだけで恐ろしい悪魔である。
零那も以前羽黒山洞窟の地下8階で見たことがあった。
だが、ここは地下4階。
ブエルほどの悪魔がいるわけがない。
そいつはブエルではない。
ブエルの下等種であった。
ライオンの頭ではなく、猫の頭から5本の山羊の足が生えていて、それを回転させて歩く。
足は顔に対して水平方向に横向きについているから、歩くときは自然、カニのように横歩きしかできない。
〈レッサーブエルだ〉
〈やばい、いつみてもキモい〉
〈でも猫の顔だけ見るとかわいい〉
〈ってかトメwww〉
〈トメ腰抜かしたwww〉
〈キモいもん〉
〈いやでもS級だろトメ〉
〈トメは強いけどビビりでポンだからな〉
〈ポンコツトメ〉
「猫の顔ってのは初めて見たけど、けっこうかわいいわね……」
レッサーブエルは三毛猫だった。
ほんとにかわいい。
「やっつけちゃうのは簡単だけど、なんかかわいそうね」
余裕の表情でそう言う零那。
レッサーブエルはモニャモニャと口を動かし始めた。
〈魔法打ってくるぞ〉
〈っていうか至近距離のトメが危ない〉
〈トメ、避けろ〉
コメント欄がトメに呼びかけるが、このコメント欄は実際虹子のチャンネルのコメントなので、イヤホンを接続していないトメには聞こえていない。
「あーびっくりした! なんだこいつ……」
トメは立ち上がってレッサーブエルを睨む。
と、次の瞬間、レッサーブエルの口を起点として白い炎のようなものが巻き起こった。
レッサーブエルの魔法攻撃である。
だがトメは落ち着いた動きで掃除機のノズルを前に向ける。
「私に魔法攻撃なんて千年早いっつーの!」
そしてトメはノズルについていたスイッチを入れる。
背中に背負っている掃除機がブイイイイーン! と音を出す。
〈お、出た〉
〈魔力を消費して動かす掃除機〉
〈安心と信頼の目立製品〉
〈特注だから数百万したらしいぞ〉
〈もともと普通の掃除機使ってたもんな〉
〈サイクロンのやつな〉
〈あれはいまいち威力がなかった〉
〈今の目立製掃除機はまじですごいぞ〉
コメントを聞いて、零那はふーん、面白いこと考えるのね、と感心した。
掃除機を妖怪退治に使うなんて、聞いたことない。
そういえば魔女はほうきに乗るなんて聞いたことあるけど、ほうきの進化版が掃除機なんだろうか?
でもこの人、自分でニンジャとか名乗っていた気もするし……。
などと零那が思っているあいだにも。
トメはノズルをレッサーブエルの発した魔法の炎に向け、
「吸引掃滅!」
と叫んだ。
ギュイーン!
大きな音ともに、魔法攻撃は渦を巻いて掃除機のノズルに吸い込まれていく。
魔法をすべて吸い尽くすと、トメは腰の後ろで水平に差していた短剣を抜く。
「今日はジンギスカンだ!」
と叫びながら床を蹴った。
とんでもないスピードだった。
まずレッサーブエルに襲いかかるフリをして直前で直角に曲がり、レッサーブエルの後方にまわる。
そのあまりの速さにレッサーブエルは反応することができない。
そのまま後方から、レッサーブエルの山羊の足を一本、また一本と切り落としていく。
「ギニャーーーッ」
猫の顔を怒りで歪ませ、方向転換しながらまた何か魔法を唱えようとするレッサーブエル。
「遅い!」
トメは叫んで短剣をレッサーブエルの額に突き刺した。
声もなくその場に倒れる猫の怪物。
「ふん、どうだ、特SSS級! 私の技は!?」
短剣をビッとかっこよく零那に向けてそう言うトメ。
「わー! かっこいい! すごいすごい」
零那はパチパチと拍手しながら素直に言った。
〈ジンギスカンってなんだ? 羊肉ってこと?〉
〈ブエルの足は山羊だから羊じゃないぞ〉
〈まあ普通の人は山羊と羊の足の区別なんかつかないからいいんじゃね?〉
〈っていうか、食うのかそれ?〉
「うーん、羽衣、あんたこの足、食べる?」
零那がレッサーブエルの切り落とされた足を指差して聞くと、
「妖怪の肉なんて食べないよ! ってかそれ、半分猫だったし……。……でも羊肉ってけっこう高いんだよね……。そっか……妖怪の肉を食べるっていう方法も……」
「冗談よ。本気で検討するんじゃないわよ」
それを聞いてトメが言った。
「中には食べるやつもいるけどね……。たいてい呪いを受けるかお腹こわすけど。いやそんなんはどうでもいい! 次はそこの悪霊だ! この滅魔吸引器で吸い込んでやる! 現し世から消え去り煉獄へ行けぇ!」
トメはそう叫びながら、零那の背中にはりついている虹子の背中にはりついている幽霊少女に向かって走り出した。
その瞬間、
「うわぁーーーっビックリしたぁ!」
と腰を抜かして尻もちをついた。
そこにいたのは、異形のモンスターだった。
1818年、フランス人のコラン・ド・プランシーによって刊行された、『地獄の辞典』にも記載のある悪魔。
ブエルと呼ばれる。
それはライオンの顔に山羊の足が直接5本放射状にくっついているという人間の想像を超えた姿をしていて、車輪のようにライオンの頭にくっついた山羊の足が回転して歩くという、見るだけで恐ろしい悪魔である。
零那も以前羽黒山洞窟の地下8階で見たことがあった。
だが、ここは地下4階。
ブエルほどの悪魔がいるわけがない。
そいつはブエルではない。
ブエルの下等種であった。
ライオンの頭ではなく、猫の頭から5本の山羊の足が生えていて、それを回転させて歩く。
足は顔に対して水平方向に横向きについているから、歩くときは自然、カニのように横歩きしかできない。
〈レッサーブエルだ〉
〈やばい、いつみてもキモい〉
〈でも猫の顔だけ見るとかわいい〉
〈ってかトメwww〉
〈トメ腰抜かしたwww〉
〈キモいもん〉
〈いやでもS級だろトメ〉
〈トメは強いけどビビりでポンだからな〉
〈ポンコツトメ〉
「猫の顔ってのは初めて見たけど、けっこうかわいいわね……」
レッサーブエルは三毛猫だった。
ほんとにかわいい。
「やっつけちゃうのは簡単だけど、なんかかわいそうね」
余裕の表情でそう言う零那。
レッサーブエルはモニャモニャと口を動かし始めた。
〈魔法打ってくるぞ〉
〈っていうか至近距離のトメが危ない〉
〈トメ、避けろ〉
コメント欄がトメに呼びかけるが、このコメント欄は実際虹子のチャンネルのコメントなので、イヤホンを接続していないトメには聞こえていない。
「あーびっくりした! なんだこいつ……」
トメは立ち上がってレッサーブエルを睨む。
と、次の瞬間、レッサーブエルの口を起点として白い炎のようなものが巻き起こった。
レッサーブエルの魔法攻撃である。
だがトメは落ち着いた動きで掃除機のノズルを前に向ける。
「私に魔法攻撃なんて千年早いっつーの!」
そしてトメはノズルについていたスイッチを入れる。
背中に背負っている掃除機がブイイイイーン! と音を出す。
〈お、出た〉
〈魔力を消費して動かす掃除機〉
〈安心と信頼の目立製品〉
〈特注だから数百万したらしいぞ〉
〈もともと普通の掃除機使ってたもんな〉
〈サイクロンのやつな〉
〈あれはいまいち威力がなかった〉
〈今の目立製掃除機はまじですごいぞ〉
コメントを聞いて、零那はふーん、面白いこと考えるのね、と感心した。
掃除機を妖怪退治に使うなんて、聞いたことない。
そういえば魔女はほうきに乗るなんて聞いたことあるけど、ほうきの進化版が掃除機なんだろうか?
でもこの人、自分でニンジャとか名乗っていた気もするし……。
などと零那が思っているあいだにも。
トメはノズルをレッサーブエルの発した魔法の炎に向け、
「吸引掃滅!」
と叫んだ。
ギュイーン!
大きな音ともに、魔法攻撃は渦を巻いて掃除機のノズルに吸い込まれていく。
魔法をすべて吸い尽くすと、トメは腰の後ろで水平に差していた短剣を抜く。
「今日はジンギスカンだ!」
と叫びながら床を蹴った。
とんでもないスピードだった。
まずレッサーブエルに襲いかかるフリをして直前で直角に曲がり、レッサーブエルの後方にまわる。
そのあまりの速さにレッサーブエルは反応することができない。
そのまま後方から、レッサーブエルの山羊の足を一本、また一本と切り落としていく。
「ギニャーーーッ」
猫の顔を怒りで歪ませ、方向転換しながらまた何か魔法を唱えようとするレッサーブエル。
「遅い!」
トメは叫んで短剣をレッサーブエルの額に突き刺した。
声もなくその場に倒れる猫の怪物。
「ふん、どうだ、特SSS級! 私の技は!?」
短剣をビッとかっこよく零那に向けてそう言うトメ。
「わー! かっこいい! すごいすごい」
零那はパチパチと拍手しながら素直に言った。
〈ジンギスカンってなんだ? 羊肉ってこと?〉
〈ブエルの足は山羊だから羊じゃないぞ〉
〈まあ普通の人は山羊と羊の足の区別なんかつかないからいいんじゃね?〉
〈っていうか、食うのかそれ?〉
「うーん、羽衣、あんたこの足、食べる?」
零那がレッサーブエルの切り落とされた足を指差して聞くと、
「妖怪の肉なんて食べないよ! ってかそれ、半分猫だったし……。……でも羊肉ってけっこう高いんだよね……。そっか……妖怪の肉を食べるっていう方法も……」
「冗談よ。本気で検討するんじゃないわよ」
それを聞いてトメが言った。
「中には食べるやつもいるけどね……。たいてい呪いを受けるかお腹こわすけど。いやそんなんはどうでもいい! 次はそこの悪霊だ! この滅魔吸引器で吸い込んでやる! 現し世から消え去り煉獄へ行けぇ!」
トメはそう叫びながら、零那の背中にはりついている虹子の背中にはりついている幽霊少女に向かって走り出した。
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