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第107話 つかの間の休息
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〈お、映った映った〉
〈早くニジーを助けに行ってくれ!〉
〈いったいなんだったんだ?〉
〈オオカミの空とかいうテロリスト集団にニジーがさらわれちゃった!〉
ドローンが零那たちを映し出している。
「あ、大丈夫みたいだね」
虹子はスマホで画面を確認しながら言った。
そのスマホの背面にはお札が貼ってある。
ハッキングされたスマホだったが、零那の霊力とお札の力で、今は正常に動作していた。
「みんなー! こんにちレインボー!!」
にこやかな笑顔でドローンのカメラに向かってピースサインをする虹子。
虹子もトメも、今は予備の着替えに着替えていた。
かさばらないように真空パックで小さくまとめ、荷台のすみっこに乗せていたのだ。
探索というものは、いつなんどき何があるかわからない。
たとえば、全身びしょ濡れなどということがあれば、体温が奪われて命の危険もある。
だから、荷物に余裕があるのであれば、予備の着替えは持っておくに越したことはないのであった。
〈あ、こんにちレインボー!〉
〈ニジー、大変だ! ニジーがテロリストに誘拐されたんだ!〉
〈ニジー、ニジーを助けてくれ!〉
〈いやなんだこれ、ニジーが無事だぞ?〉
「あははは! えっとね、みんなはなんか、魔力でハッキングされた映像を見ていたみたいだよ! 私はこの通り無事! ちょっと危なかったけど、お姉さまに助けてもらったよ。実は右足ちぎれちゃってさー。でもお姉さまがくっつけてくれた!」
虹子の右足は、見た目に限って言えばほとんど元通りになっていた。
軟膏の量が少なくて、元通りに動くというわけではない。
戦闘のように激しい動きが必要とされる場面では支障がでるかもしれなかったが、少なくと歩くことは普通にできる程度には回復していた。
「いやあ、ほんと、お姉さまはすごい。なんでもできるもん。モンスターをやっつけるのも、ちぎれた足を直すのも、ハッキングされたスマホを直すのも。人類史上最高の探索者だよ! あと、羽衣ちゃんもすごいんだよ! ね、トメさん」
「ああ。ドラゴンみたいなでかいワニのモンスターを一撃でまっぷたつにしていた。私も特SSS級を目指していたが、あれを見て諦めたぞ。SSS級であれだからな……」
〈そうなのか〉
〈映像を見たかった〉
〈ういちゃんもすごいな〉
〈俺はういちゃん推し〉
〈私の息子の嫁に欲しい〉
カメラから目をそらして別の方向を向いていた羽衣だったが、それらのコメントが聞こえてくると無表情のままほっぺたを赤く染め始めている。
〈で、ハッキングされてたと言ってたけど、実際はなにが起こったんだ?〉
「はーい! じゃあ説明しまーす! 休憩がてらの説明になるから、ごはん食べながらしゃべるけど、ごめんだよー」
零那たちは車座に座り、食事を摂り始めた。
とは言ってもカップラーメンとチョコバーである。
携帯用のガスコンロと飯盒で湯を沸かし、それをカップラーメンに入れていく。
「いやー、やっぱりあったかい食べ物が一番疲れを癒すねー。でね、なにが起こったかというと……」
「ちょっとちょっと待ってよ、私の分は?」
虹子が喋ろうとするのをさえぎってヤミが言った。
「なんで私の分ないのー?」
ついでにつららも同調する。
「あのねあのね、つららもなにか食べたいよ?」
零那は優しい口調で答える。
「だって、ヤッちゃん、身体が透けててオハシもてないから……。あとで私が霊力補充しといてあげるから。つららちゃんにももちろんね。人間は食べちゃだめよ」
「だめなの?」
「そんなことしたら、私がつららちゃんをガリガリ削ってかき氷にしてみんなで食べちゃうから。何味がいい? レモン? いちご? ブルーハワイ?」
「ぜんぶやだ! 食べられたくない!」
「じゃあ今後、人間を襲っちゃだめよ。そんなことしたらこの私が絶対にかき氷にするから。足の先からガーリガリと削って――」
「わかったわかった! 怖いよ! つらら、もう人間襲わない」
先ほどから零那の実力を目の当たりにしてきたのだ、つららも素直に言うことを聞いた。
言うことを聞かないのはヤミだった。
「もー! なんで私、こんな身体になっちゃってるの! 私もカップラーメン食べたい! 私ばっかしなんで!?」
「うん、悪い奴が地下20階にいて、そいつのせいなのよ。そいつを倒せば……倒せば……」
そこまで言って零那は言いよどむ。
ヤミは死んで幽霊となった存在だ。
ラスボス――おそらく彩華だろうとは思っているが、確証はない――を倒したところで、生き返れるわけでもない。
零那にできるのは、せいぜい成仏させてあげることだけだ。
ヤミの胸にぶら下がったペンダントを見る。
――あれがあるんだから、ヤッちゃんの死体がそのまま残ってたらワンチャンあるのだけれど……。
零那はそう思うが、しかし、何年も前に死んだヤミの死体が腐敗もせずに残っているわけもない。
やはり、死は死だ。
ヤミは幽霊なのだ。
いつまでこの子に嘘をつかなきゃいけないんだろう……。
零那の胸がチクチク痛む。
しかし、『完遂された呪いの刻印』が彫られているヤミの存在は、ラスボスの位置をとくていするのにどうしても必要だった。
ダンジョンというものは、下層階に潜れば潜るほど広くなっていく。
今いるここは、地下17階。
虹子はそんな深さまで落とされていたのだ。
さらに深く潜り、地下20階まで行けば、その広さは何キロメートル平米にも及ぶだろう。
持ってきている食料の量から考えても、その中をなんのあてどもなくさまようなど、できるはずもなかった。
だから、利用するために零那はヤミに嘘をついている。
正確に言えば、ヤミがすでに死人だということを、ヤミに告知していないのだ。
ヤミに対してできることなど、零那にはほとんどなかった。
せめて、できることは……。
「ね、ヤッちゃん。ヤッちゃんって守門村の出身なのよね?」
「え、なに急に。そうだよ。すっごい山の中で、冬になるとうんざりするくらい雪が積もるの。こどものうちは雪もたのしかったけど、小学生になるころにはもう嫌になってたよ。でも、村の人たちはみんなすっごくいい人たちで! 私、大好き! お父さんの仕事の都合で新潟市に引っ越した時は泣いちゃった……。でも新潟にはヴォレッジヴォンガードがあるし、守門村よりはゴスのアイテム手に入りやすかったし」
「へー、なるほどねー。村の人たちのこと、好きだったんだね」
〈ん? れいなちゃん、だれと話しているんだ?〉
〈なんかノイズみたいな人影は見えるけど……〉
〈いったいこれなんなんだ?〉
〈♪ ありがとうございます〉
せめて、ヤミの言葉を、母親に届けてあげたかった。
「ね、ヤッちゃん、お母さんのことは好き?」
「うん! お父さんに内緒でゴスのアイテム買ってくれるし」
「あ、そうなんだ、お母さんはゴスに理解があったんだ」
〈♪ ないですけど深夜が好きだっていうからつい〉
地下深く潜れば潜るほど、ヤミの記憶は戻ってきていた。
おそらく、深層階の空気に混じるマナの濃度が高くになるにつれ、霊体であるヤミにもそれが影響しているのだろう、と零那は思った。
自然な形で母親にヤミの言葉を伝えていく。
そんなことではヤミを利用していることについての贖罪にはならないだろうけど、でも、できることといったらこのくらいしかないものね、と零那は考えたのだ。
★
食事を摂り終わると、みなで短時間でも身体を休めることにする。
みんなで横になりましょう、と零那が言ったのに、虹子はそうせずにカメラにむかってしゃべり続けていた。
根っからの配信者気質なのだろう。
その姿を一瞥すると、零那は刹那の休憩のために横になって目をつぶった。
〈早くニジーを助けに行ってくれ!〉
〈いったいなんだったんだ?〉
〈オオカミの空とかいうテロリスト集団にニジーがさらわれちゃった!〉
ドローンが零那たちを映し出している。
「あ、大丈夫みたいだね」
虹子はスマホで画面を確認しながら言った。
そのスマホの背面にはお札が貼ってある。
ハッキングされたスマホだったが、零那の霊力とお札の力で、今は正常に動作していた。
「みんなー! こんにちレインボー!!」
にこやかな笑顔でドローンのカメラに向かってピースサインをする虹子。
虹子もトメも、今は予備の着替えに着替えていた。
かさばらないように真空パックで小さくまとめ、荷台のすみっこに乗せていたのだ。
探索というものは、いつなんどき何があるかわからない。
たとえば、全身びしょ濡れなどということがあれば、体温が奪われて命の危険もある。
だから、荷物に余裕があるのであれば、予備の着替えは持っておくに越したことはないのであった。
〈あ、こんにちレインボー!〉
〈ニジー、大変だ! ニジーがテロリストに誘拐されたんだ!〉
〈ニジー、ニジーを助けてくれ!〉
〈いやなんだこれ、ニジーが無事だぞ?〉
「あははは! えっとね、みんなはなんか、魔力でハッキングされた映像を見ていたみたいだよ! 私はこの通り無事! ちょっと危なかったけど、お姉さまに助けてもらったよ。実は右足ちぎれちゃってさー。でもお姉さまがくっつけてくれた!」
虹子の右足は、見た目に限って言えばほとんど元通りになっていた。
軟膏の量が少なくて、元通りに動くというわけではない。
戦闘のように激しい動きが必要とされる場面では支障がでるかもしれなかったが、少なくと歩くことは普通にできる程度には回復していた。
「いやあ、ほんと、お姉さまはすごい。なんでもできるもん。モンスターをやっつけるのも、ちぎれた足を直すのも、ハッキングされたスマホを直すのも。人類史上最高の探索者だよ! あと、羽衣ちゃんもすごいんだよ! ね、トメさん」
「ああ。ドラゴンみたいなでかいワニのモンスターを一撃でまっぷたつにしていた。私も特SSS級を目指していたが、あれを見て諦めたぞ。SSS級であれだからな……」
〈そうなのか〉
〈映像を見たかった〉
〈ういちゃんもすごいな〉
〈俺はういちゃん推し〉
〈私の息子の嫁に欲しい〉
カメラから目をそらして別の方向を向いていた羽衣だったが、それらのコメントが聞こえてくると無表情のままほっぺたを赤く染め始めている。
〈で、ハッキングされてたと言ってたけど、実際はなにが起こったんだ?〉
「はーい! じゃあ説明しまーす! 休憩がてらの説明になるから、ごはん食べながらしゃべるけど、ごめんだよー」
零那たちは車座に座り、食事を摂り始めた。
とは言ってもカップラーメンとチョコバーである。
携帯用のガスコンロと飯盒で湯を沸かし、それをカップラーメンに入れていく。
「いやー、やっぱりあったかい食べ物が一番疲れを癒すねー。でね、なにが起こったかというと……」
「ちょっとちょっと待ってよ、私の分は?」
虹子が喋ろうとするのをさえぎってヤミが言った。
「なんで私の分ないのー?」
ついでにつららも同調する。
「あのねあのね、つららもなにか食べたいよ?」
零那は優しい口調で答える。
「だって、ヤッちゃん、身体が透けててオハシもてないから……。あとで私が霊力補充しといてあげるから。つららちゃんにももちろんね。人間は食べちゃだめよ」
「だめなの?」
「そんなことしたら、私がつららちゃんをガリガリ削ってかき氷にしてみんなで食べちゃうから。何味がいい? レモン? いちご? ブルーハワイ?」
「ぜんぶやだ! 食べられたくない!」
「じゃあ今後、人間を襲っちゃだめよ。そんなことしたらこの私が絶対にかき氷にするから。足の先からガーリガリと削って――」
「わかったわかった! 怖いよ! つらら、もう人間襲わない」
先ほどから零那の実力を目の当たりにしてきたのだ、つららも素直に言うことを聞いた。
言うことを聞かないのはヤミだった。
「もー! なんで私、こんな身体になっちゃってるの! 私もカップラーメン食べたい! 私ばっかしなんで!?」
「うん、悪い奴が地下20階にいて、そいつのせいなのよ。そいつを倒せば……倒せば……」
そこまで言って零那は言いよどむ。
ヤミは死んで幽霊となった存在だ。
ラスボス――おそらく彩華だろうとは思っているが、確証はない――を倒したところで、生き返れるわけでもない。
零那にできるのは、せいぜい成仏させてあげることだけだ。
ヤミの胸にぶら下がったペンダントを見る。
――あれがあるんだから、ヤッちゃんの死体がそのまま残ってたらワンチャンあるのだけれど……。
零那はそう思うが、しかし、何年も前に死んだヤミの死体が腐敗もせずに残っているわけもない。
やはり、死は死だ。
ヤミは幽霊なのだ。
いつまでこの子に嘘をつかなきゃいけないんだろう……。
零那の胸がチクチク痛む。
しかし、『完遂された呪いの刻印』が彫られているヤミの存在は、ラスボスの位置をとくていするのにどうしても必要だった。
ダンジョンというものは、下層階に潜れば潜るほど広くなっていく。
今いるここは、地下17階。
虹子はそんな深さまで落とされていたのだ。
さらに深く潜り、地下20階まで行けば、その広さは何キロメートル平米にも及ぶだろう。
持ってきている食料の量から考えても、その中をなんのあてどもなくさまようなど、できるはずもなかった。
だから、利用するために零那はヤミに嘘をついている。
正確に言えば、ヤミがすでに死人だということを、ヤミに告知していないのだ。
ヤミに対してできることなど、零那にはほとんどなかった。
せめて、できることは……。
「ね、ヤッちゃん。ヤッちゃんって守門村の出身なのよね?」
「え、なに急に。そうだよ。すっごい山の中で、冬になるとうんざりするくらい雪が積もるの。こどものうちは雪もたのしかったけど、小学生になるころにはもう嫌になってたよ。でも、村の人たちはみんなすっごくいい人たちで! 私、大好き! お父さんの仕事の都合で新潟市に引っ越した時は泣いちゃった……。でも新潟にはヴォレッジヴォンガードがあるし、守門村よりはゴスのアイテム手に入りやすかったし」
「へー、なるほどねー。村の人たちのこと、好きだったんだね」
〈ん? れいなちゃん、だれと話しているんだ?〉
〈なんかノイズみたいな人影は見えるけど……〉
〈いったいこれなんなんだ?〉
〈♪ ありがとうございます〉
せめて、ヤミの言葉を、母親に届けてあげたかった。
「ね、ヤッちゃん、お母さんのことは好き?」
「うん! お父さんに内緒でゴスのアイテム買ってくれるし」
「あ、そうなんだ、お母さんはゴスに理解があったんだ」
〈♪ ないですけど深夜が好きだっていうからつい〉
地下深く潜れば潜るほど、ヤミの記憶は戻ってきていた。
おそらく、深層階の空気に混じるマナの濃度が高くになるにつれ、霊体であるヤミにもそれが影響しているのだろう、と零那は思った。
自然な形で母親にヤミの言葉を伝えていく。
そんなことではヤミを利用していることについての贖罪にはならないだろうけど、でも、できることといったらこのくらいしかないものね、と零那は考えたのだ。
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みんなで横になりましょう、と零那が言ったのに、虹子はそうせずにカメラにむかってしゃべり続けていた。
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