異世界は特殊能力者(ウェポンマスターズ)

スラナイ

文字の大きさ
24 / 26
第三章

episode23「謎の男」

しおりを挟む
新天地「アルデラ」についた俺たち
まずは、調査隊の基地に入り現在の状況などを得た
ここにも、悪さをする能力者ウェポンマスターがいるとの報告を受けた
しかし、ここで問題が1つ発生した
なんでも、場所が特定しにくいらしい
そのため「能力者を見つけ出せない」ということだった
阪本「そこで、ワイらの出番ちゅーわけか」
卯月「正直面倒くさいわね・・・」
「まぁまぁ、調査のためだと思って頑張りましょ?」
俺はそう言って2人を励ますように言った

俺たちは、来たばっかではあるが早速向かうことにした
基地から出てしばらく街通りを歩く
ルート的には、やや近道になるらしい
すると突然、1人の男性に話しかけられた

???「やぁ、あんたら旅人かい?」
「え?あぁ、はいそうですが・・・?」
???「へぇそぅ・・・・ん?」
そう言うと、俺たちをまじまじと見始めたあとに、こう言った
???「なるほどなぁ・・・・悪いね、まじまじと見ちまってさ
でも気になったことがあるんだよね
単刀直入に言うぜ?あんたら・・・・・


「特会」の戦闘班・・・だろ?」

な・・・なんだって・・・?
なんでこの人、俺らのことを知ってるんだ・・・!?
薫「あなた・・・、何を企んでいるのかしら?」
阪本「待てや薫ちゃん、こいつ、まだ何もんかわからんやろ・・・?
せやけど、警戒はせなあかんで・・・?」
そう言うとみんな戦闘態勢に入った
???「お、おいおいおい!待て待て待てって!
俺はあんたらとやり合うきはないっての!
わーったよ!全部話すっからよぉ!」
そう言って戦闘態勢を徳用に促し始めた

???「俺の名前は『追田宮之助(おったみやのすけ)』
あんたらと同じ『ウェポンマスター』だ
能力名は『サーチ&チェイス』で、『匂いで相手を追いかける能力』だ
あんたらの戦いを見たことがあって、仲間にして欲しくて近づいたのさ」
直子「ということは、『私たちを追いかけてきた』ってことね?」
追田「まぁ・・・そうなるかなぁ・・・・
いやぁでも、別に戦いたいからとかじゃないってのは確かさ
んでよ、この街のウェポンマスター探してるが、どこにいるのか不明なんだろ?
実はあんたらが来る前に、あそこの基地に情報を教えたのは俺なんだ
そう、あんたらが探してるウェポンマスターのな
当然『関係者以外は立ち入り禁止です』って言われたけど
俺が『情報持ってるから案内したい』と言ったら
『しばらくしたら、戦闘班が来るから待っとけ』ってしぶしぶ言われたんだよ
となると、俺の能力で探すこともできるが・・・・仲間にしてくれねぇか?」
薫「はぁ・・・全く・・・・で、将吾ちゃん、どうするの?」
「ま、まぁ・・・特に害もなさそだから、案内してもらおうかな・・・?」
追田「おぉ!マジか!お前話がわかるなぁ!じゃあ早速案内するからよぉ!」
そう言うと追田は、猟犬のように鼻を動かし始めた
追田「ん?お、反応アリ・・・おい、こっちだぜ!」
その言葉の後に走り始めた
俺たちは、まだ半信半疑ながらも彼の後を追いかけた

走り始めてから数分
1つの住居がポツリと建っていた
一見すると、かなり立派な住居であり、人が住んでいそうな感じだった
追田「ここだぜ、ここに例の奴がいる」
「本当か?」
追田「あぁ、間違いねぇぜ・・・・」
そういい、彼は建物内に近づき始めたため、俺たちも近づくことにした

???「フフン・・・どうやら獲物が現れたなぁ・・・
ようやくだ、ようやくだな・・・・
さて、どうやって中に侵入させようかなぁ・・・?」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる

街風
ファンタジー
「お前を追放する!」 ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。 しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

処理中です...