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第2章 世の理
戦場
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「さて、来たわよ!」
疲れて眠っていた悠叶達の泊まる宿屋の部屋をぶち壊す勢いで突入してきたのは冒険者ギルドダイノー支部ギルドマスター兼受付嬢のカムイだった。
「なっカムイ…なぜ来た。お前業務はいいのか!?」
クラウドは近づく足音で警戒してたがカムイとわかるなり何故彼女がここに来たのかわからなかった。
「理由は2つ!一つはクソ貴族様が報告は部下に任せず長たる者がその目で確かめなくてはいけないのでは?とか言われたから。」
「も、もう一つは?」
「暇だったからよ。」
いいのか…それで…と悠叶以外の全員がそう思った事だろう。
その頃、悠叶は夢を見ていた。
夢とはっきりわかる夢。確か…なんと言ったか…。夢の中にはあの薄暗く汚らしい部屋が広がっていた。
少年は時計を見ながらどんどん顔色が悪くなり、玄関の方で音がした頃には怯えているように見えた。
「帰ったぞ!」
「…おかえり…なさい」
「あぁ!?声が小せぇな!」
少年は壁に叩きつけられ、あの男が馬乗りになって暴行を加えていた。
「なんだよその目はぁ!」
目を開けただけで殴られる。それも見えない所、見えにくいところを重点的に。
学校の宿泊学習にもプールにも行かせてはもらえなかった。今も身体に残る傷が、熱くなっていく。
あの男を殺せればどんなに愉快で爽快なことか…。悠叶の黒い気持ちが強く、より強固なものになっていく。
第3者視点で暴行の様子を眺めていると、その向こうに白い少女を見つけた。
「シャル?」
シャルロットはこちらに視線を向けるとそのまま歩いていってしまう。それはまるで付いてこいと言っているようだった。
シャルロットについて行くと、街外れのあの教会が見えてきた。そして教会の中に入るとシャルロットは急に振り返った。
「シャル…ロット?」
シャルロットは笑顔をこちらに向けると、抱きついてきた。暖かい感触といい香りがほんのりと漂う。
そこで目が覚めた。目が覚めた時に悠叶の前にはシャルロットが添い寝しておりすやすやと寝息を立てている。
「シャル…お前…何でここにいるんだ?」
『ユウトが魘されてた。』
「……そうなのか。」
突然あのような夢を見たのだ。シャルロットを意識するなというのも酷な話だろう。
「おぉ、お寝坊さんがお目覚めか?どうだった?寝心地は。」
「おい、ゴリラ。俺はお前に部屋にふたりが入ってこないようにしろと言ったよな?」
「俺はゴリラじゃねぇし、そんな話知らんな。いいじゃねぇか。その感じ羨ましい限りだぜ?」
「…なぁ…何でこの3人は俺の周りで寝てんだ?」
『ボクは起きてるよ。おはようのキスでもいる?』
「まて、そもそも…何でギルドマスターがここいる…?」
「カムイはえーと、あれだ。ギルドマスターの全権代理者だ。」
「そもそも全権を握った権力者だろ」
「まぁ細かい事は気にすんな。今回の件は上に報告するからな。それの現地調査って奴だろ?」
「そんな奴がどうしてこさ俺の部屋で寝てんだよ」
「なんでもここまで結構飛ばして来たらしくてな事情を説明すると『疲れた!』って言って寝ちまった。」
「…なんだ…その…お疲れさん。」
『ユウト…たす…け…て。』
ベットの方にはシャルロットがレイナに捕まり、抱き枕と化していた。
「ぷっ…。」
『笑ってないで助けてよ~』
「ほら、レイナ。そろそろ起きろ。シャルも苦しがってるぞ?」
「えへへーシャルちゃんフワフワ~」
レイナはシャルロットの頭に頬ずりすると寝言のように呟く。シャルロットは嫌がってはいるが満足げににやけていた。しかし、それも長くは続かず、次第に苦しそうな顔になっていく。
『首が…しっ閉まる…はっ早く…助けて…』
「レイナ、起きろって。いつもお前の方が早いだろうが。」
「え…あっ、ユウト。おはよう。」
「あぁ、おはよう。早めにシャルを離してやれ。そろそろ白目向きそうだ。」
「えっ!?あぁ!ごめんシャルちゃん。」
『死ぬかと思った』
「あっこっこれは違うのよ?物凄く眠かったものだから…つい…。」
「それで?いつ出発するんだ?」
「え?あぁ!もうこんな時間。急いで。ぱっぱと行かなきゃ夜になっちゃう!」
「…にしても…機関車か…ファンタジーでこんなもの見せられるとはね。」
「あ?なんか言ったか?」
「いや、この列車は何で動いてるんだ?魔力か?」
「こんなデカイ物を魔力では動かせねぇよ。蒸気だ。蒸気。」
「ふーん。」
客車では冒険者が寿司詰め状態になっていたが、悠叶達は前の方にある一等客車で寛いでいた。
「ねぇ、別に悪いとは言わないんだけどなんで君たち私達以上に寛いでるの?」
「どっかの誰かさんの手違いで危うく一般客車にすら乗せてもらえないなんて事がおきかけたからだよ」
「うぐっ」
『座り心地がいいね。』
「ちょっとユウト、シャルちゃん。もう少し遠慮しましょうよ。結果的には乗れているわけだし。」
「列車で4時間も座ってりゃ目的地近くの駅につく。それまでゆっくりしてな。特にユウトとシャルにはちょいときついものになるかもしれないからちゃんと休んどけ。」
「あぁ、分かったよ」
『了解。』
初めは車窓からの景色を眺めて喜んでいた両名は次第に眠くなり、ユウトが遮音結界を張り、ユウトが眠ったのを確認してからシャルロットがユウトの寝床に潜り込む。
そんなごく自然な流れを見てカムイは眉を寄せながらレイナに聞いた。
「ねぇ、あのふたりはいつもああなの?」
「え?あぁ、まぁそうですね。いつも二人仲良く眠ってます。だいたいユウトは嫌がりますけどシャルちゃんが聞き入れてくれません。」
「そ…そうなんだ…。」
こうして、5人とその他大勢は、戦闘のあった地域にたどり着いた。
そこにあったのは乾いた血の大地だった。そこら辺にはまだ原型をとどめている人だったものが散乱し、中には微かに動いているものすらいる
「アンデットか。まだ昼間だから動き鈍いけど、気をつけろ?」
「あっこっこんなに人が…。」
大手クラン『白き彗星』のリーダー『アッシュ』はグロ耐性が大地に胃の中をぶちまける。
「ユウト、どんな感じだ?」
「…何人死んだんだ?ここで。」
「ざっと2万人って所じゃねぇの?」
「生存者…無し。アンデットの活動あり。奴ら死体の山の中にまで隠れてやがるから気をつけな。あと鳥型も複数確認した。」
「ほんとに便利なやつだよお前は」
「これが…戦争なの…?」
若干引き気味で呟くレイナに悠叶は皮肉っぽく返事をする。
「あぁ、そうさ。これでもまだ生ぬるいがね。これが崇高な人間様の戦争だよ。でも、今回は少しおかしいな。数が合わない。」
「え?」
「さっきのクラウドの話が本当なら数が合わないんだ。そして、戦死者の服、帝国軍以外のものも数多くある。」
「お互い殺しあってるんだから王国軍の死体があっても不思議じゃないでしょ?」
「それじゃあ何で6万人近く死んでんだ?」
「ろ、6万人!?」
「しかも帝国兵より王国軍の方が多いようだし。
この戦場奇妙だぞ?」
「な何故そんなことが分かるんだ君は!?」
「冒険者が自分の技術を他人に漏洩してたまるかバーカ。」
「に、にしても…おぇ…。どうして君たちは…平気なんだ?」
『墓守が死体の山で吐いていられるわけないでしょ…?』
「ごもっとも。」
「なっ…この亜人の子はなんて言ったんだ!?」
「…お前さぁ…もう少し…空気読めよ?この中の死体に紛れ込ませてもいいんだぜ?」
「ひっ…。」
「あー悪いんだが今はそれよりさっさとこの人間だったものを埋葬してやろうぜ。冒険者たちは遺体、遺品の回収、墓守たちは遺体の埋葬そんな感じだ。さっさと動け!」
「OKゴリラ。さっさと遺体を丁寧に連れてきてくれ。それと、カムイさん。ここを墓にしてもいいんだな?」
「え、えぇ。皇帝の指示も受けているわ。盛大に弔ってあげましょう。」
「分かった。」
人が人を殺しその始末を別な人間が行う。そんな悲劇のツケを3人の墓守が払わされるのだった。
「む?はぁ…寝すぎたか…?」
「グァァ」
寝起きの大男に群がる100を超える死食鬼。そんな死食鬼に対し大男が刀を振った。
「グァ…?」
死食鬼達は男が何をしたかったのか分からない。その行動を理解する脳が腐り落ちているという物もあるが、それとは別に本能的にも理解出来ていなかった。
暫くして。
まるで赤い水の入った水風船が炸裂したような勢いで全てが霧散した。
「さてと…そろそろ行くか…。」
大男は刀を振り血や脂を飛ばすと暗くジメジメとした洞窟から出ていった。
疲れて眠っていた悠叶達の泊まる宿屋の部屋をぶち壊す勢いで突入してきたのは冒険者ギルドダイノー支部ギルドマスター兼受付嬢のカムイだった。
「なっカムイ…なぜ来た。お前業務はいいのか!?」
クラウドは近づく足音で警戒してたがカムイとわかるなり何故彼女がここに来たのかわからなかった。
「理由は2つ!一つはクソ貴族様が報告は部下に任せず長たる者がその目で確かめなくてはいけないのでは?とか言われたから。」
「も、もう一つは?」
「暇だったからよ。」
いいのか…それで…と悠叶以外の全員がそう思った事だろう。
その頃、悠叶は夢を見ていた。
夢とはっきりわかる夢。確か…なんと言ったか…。夢の中にはあの薄暗く汚らしい部屋が広がっていた。
少年は時計を見ながらどんどん顔色が悪くなり、玄関の方で音がした頃には怯えているように見えた。
「帰ったぞ!」
「…おかえり…なさい」
「あぁ!?声が小せぇな!」
少年は壁に叩きつけられ、あの男が馬乗りになって暴行を加えていた。
「なんだよその目はぁ!」
目を開けただけで殴られる。それも見えない所、見えにくいところを重点的に。
学校の宿泊学習にもプールにも行かせてはもらえなかった。今も身体に残る傷が、熱くなっていく。
あの男を殺せればどんなに愉快で爽快なことか…。悠叶の黒い気持ちが強く、より強固なものになっていく。
第3者視点で暴行の様子を眺めていると、その向こうに白い少女を見つけた。
「シャル?」
シャルロットはこちらに視線を向けるとそのまま歩いていってしまう。それはまるで付いてこいと言っているようだった。
シャルロットについて行くと、街外れのあの教会が見えてきた。そして教会の中に入るとシャルロットは急に振り返った。
「シャル…ロット?」
シャルロットは笑顔をこちらに向けると、抱きついてきた。暖かい感触といい香りがほんのりと漂う。
そこで目が覚めた。目が覚めた時に悠叶の前にはシャルロットが添い寝しておりすやすやと寝息を立てている。
「シャル…お前…何でここにいるんだ?」
『ユウトが魘されてた。』
「……そうなのか。」
突然あのような夢を見たのだ。シャルロットを意識するなというのも酷な話だろう。
「おぉ、お寝坊さんがお目覚めか?どうだった?寝心地は。」
「おい、ゴリラ。俺はお前に部屋にふたりが入ってこないようにしろと言ったよな?」
「俺はゴリラじゃねぇし、そんな話知らんな。いいじゃねぇか。その感じ羨ましい限りだぜ?」
「…なぁ…何でこの3人は俺の周りで寝てんだ?」
『ボクは起きてるよ。おはようのキスでもいる?』
「まて、そもそも…何でギルドマスターがここいる…?」
「カムイはえーと、あれだ。ギルドマスターの全権代理者だ。」
「そもそも全権を握った権力者だろ」
「まぁ細かい事は気にすんな。今回の件は上に報告するからな。それの現地調査って奴だろ?」
「そんな奴がどうしてこさ俺の部屋で寝てんだよ」
「なんでもここまで結構飛ばして来たらしくてな事情を説明すると『疲れた!』って言って寝ちまった。」
「…なんだ…その…お疲れさん。」
『ユウト…たす…け…て。』
ベットの方にはシャルロットがレイナに捕まり、抱き枕と化していた。
「ぷっ…。」
『笑ってないで助けてよ~』
「ほら、レイナ。そろそろ起きろ。シャルも苦しがってるぞ?」
「えへへーシャルちゃんフワフワ~」
レイナはシャルロットの頭に頬ずりすると寝言のように呟く。シャルロットは嫌がってはいるが満足げににやけていた。しかし、それも長くは続かず、次第に苦しそうな顔になっていく。
『首が…しっ閉まる…はっ早く…助けて…』
「レイナ、起きろって。いつもお前の方が早いだろうが。」
「え…あっ、ユウト。おはよう。」
「あぁ、おはよう。早めにシャルを離してやれ。そろそろ白目向きそうだ。」
「えっ!?あぁ!ごめんシャルちゃん。」
『死ぬかと思った』
「あっこっこれは違うのよ?物凄く眠かったものだから…つい…。」
「それで?いつ出発するんだ?」
「え?あぁ!もうこんな時間。急いで。ぱっぱと行かなきゃ夜になっちゃう!」
「…にしても…機関車か…ファンタジーでこんなもの見せられるとはね。」
「あ?なんか言ったか?」
「いや、この列車は何で動いてるんだ?魔力か?」
「こんなデカイ物を魔力では動かせねぇよ。蒸気だ。蒸気。」
「ふーん。」
客車では冒険者が寿司詰め状態になっていたが、悠叶達は前の方にある一等客車で寛いでいた。
「ねぇ、別に悪いとは言わないんだけどなんで君たち私達以上に寛いでるの?」
「どっかの誰かさんの手違いで危うく一般客車にすら乗せてもらえないなんて事がおきかけたからだよ」
「うぐっ」
『座り心地がいいね。』
「ちょっとユウト、シャルちゃん。もう少し遠慮しましょうよ。結果的には乗れているわけだし。」
「列車で4時間も座ってりゃ目的地近くの駅につく。それまでゆっくりしてな。特にユウトとシャルにはちょいときついものになるかもしれないからちゃんと休んどけ。」
「あぁ、分かったよ」
『了解。』
初めは車窓からの景色を眺めて喜んでいた両名は次第に眠くなり、ユウトが遮音結界を張り、ユウトが眠ったのを確認してからシャルロットがユウトの寝床に潜り込む。
そんなごく自然な流れを見てカムイは眉を寄せながらレイナに聞いた。
「ねぇ、あのふたりはいつもああなの?」
「え?あぁ、まぁそうですね。いつも二人仲良く眠ってます。だいたいユウトは嫌がりますけどシャルちゃんが聞き入れてくれません。」
「そ…そうなんだ…。」
こうして、5人とその他大勢は、戦闘のあった地域にたどり着いた。
そこにあったのは乾いた血の大地だった。そこら辺にはまだ原型をとどめている人だったものが散乱し、中には微かに動いているものすらいる
「アンデットか。まだ昼間だから動き鈍いけど、気をつけろ?」
「あっこっこんなに人が…。」
大手クラン『白き彗星』のリーダー『アッシュ』はグロ耐性が大地に胃の中をぶちまける。
「ユウト、どんな感じだ?」
「…何人死んだんだ?ここで。」
「ざっと2万人って所じゃねぇの?」
「生存者…無し。アンデットの活動あり。奴ら死体の山の中にまで隠れてやがるから気をつけな。あと鳥型も複数確認した。」
「ほんとに便利なやつだよお前は」
「これが…戦争なの…?」
若干引き気味で呟くレイナに悠叶は皮肉っぽく返事をする。
「あぁ、そうさ。これでもまだ生ぬるいがね。これが崇高な人間様の戦争だよ。でも、今回は少しおかしいな。数が合わない。」
「え?」
「さっきのクラウドの話が本当なら数が合わないんだ。そして、戦死者の服、帝国軍以外のものも数多くある。」
「お互い殺しあってるんだから王国軍の死体があっても不思議じゃないでしょ?」
「それじゃあ何で6万人近く死んでんだ?」
「ろ、6万人!?」
「しかも帝国兵より王国軍の方が多いようだし。
この戦場奇妙だぞ?」
「な何故そんなことが分かるんだ君は!?」
「冒険者が自分の技術を他人に漏洩してたまるかバーカ。」
「に、にしても…おぇ…。どうして君たちは…平気なんだ?」
『墓守が死体の山で吐いていられるわけないでしょ…?』
「ごもっとも。」
「なっ…この亜人の子はなんて言ったんだ!?」
「…お前さぁ…もう少し…空気読めよ?この中の死体に紛れ込ませてもいいんだぜ?」
「ひっ…。」
「あー悪いんだが今はそれよりさっさとこの人間だったものを埋葬してやろうぜ。冒険者たちは遺体、遺品の回収、墓守たちは遺体の埋葬そんな感じだ。さっさと動け!」
「OKゴリラ。さっさと遺体を丁寧に連れてきてくれ。それと、カムイさん。ここを墓にしてもいいんだな?」
「え、えぇ。皇帝の指示も受けているわ。盛大に弔ってあげましょう。」
「分かった。」
人が人を殺しその始末を別な人間が行う。そんな悲劇のツケを3人の墓守が払わされるのだった。
「む?はぁ…寝すぎたか…?」
「グァァ」
寝起きの大男に群がる100を超える死食鬼。そんな死食鬼に対し大男が刀を振った。
「グァ…?」
死食鬼達は男が何をしたかったのか分からない。その行動を理解する脳が腐り落ちているという物もあるが、それとは別に本能的にも理解出来ていなかった。
暫くして。
まるで赤い水の入った水風船が炸裂したような勢いで全てが霧散した。
「さてと…そろそろ行くか…。」
大男は刀を振り血や脂を飛ばすと暗くジメジメとした洞窟から出ていった。
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