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第1章 転移と出逢い
死と正義
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「さようなら、クソガキ。」
男は腕の傷を抑えながら不敵に笑った。背筋に氷柱が突っ込まれた様な悪寒が走る。何故、この男は笑う……。
「……な、なるほどな」
答えは背後からやってきた。まずは左膝を砕かれ、次に右膝、その次は両肩を撃ち抜かれた。
そう、狙撃である。
火事場から少女を救出した疲れからか判断が遅れていた。流石に両手足をここまで破壊されては何も出来ない。というか激痛で意識が飛びそうだった。
「グッはぁ、はぁ、はぁ。」
恐らく通常の人間なら痛みによるショック死か大量出血によるショック死をしているだろう。こうして痛みの中意識を保ち続けられるのはあの神が言っていた「罰」なのだ。
「……。」
絶望に満ちた少女の視線が痛い。
「大した生命力だな。まだ息があるとは。おい、こいつも連れていく。運べ。」
どこからか現れた奴の部下らしき連中に少女共々馬車に載せられ運ばれる。
止血のためか赤く熱せられた金属の棒を押し付けられた。「ジュッ」という音と肉の焼ける臭いが漂う。
「グゥッ」
当然激痛に襲われるが意識はやはり保たれたままである。
止血されたあとガタゴトと揺られ、やがて大きな建物の前で馬車は止まった。
「荷物を下ろせ。どっちも牢屋に突っ込んどけ。明日、ボスが到着される。その時まで見張ってろ。」
「はっ」
あのクソ野郎は腕の治療のためかそのままどこかへ消えた。俺は身体を樽の中に入れられ、少女は手枷を嵌められ足には重そうな鉄球を付けられていた。
たるが揺れる度、痛みで視界が白くなったような錯覚に陥るが樽の中で神の言っていた言葉を思い出す。
もう1つの罰の話だ。「不死身」……一言にいっても種類があると聞いたことがある。組織にいた時、文字を覚える為色々な本を読んだ。その中に「不死身」の登場人物は沢山でてきたがそれぞれ個性があった。
どんなに身体を破壊されても死亡すれば元通りになるものや死亡する数時間前に戻されるもの。本当に色々な種類がいた。俺はどれに該当するのか……。それとも1度傷ついた身体は一生このままなのか?それも有り得る。どうにも1度死ななくてはならないだろう。
もちろんもう一度死ぬと言うのも嫌な感じだが、やるしかないだろう。そうなると次の問題だが……。
「あっ。」
やはり歩きづらいのか少女は転んでしまった。
「チッ早く立て。」
「うっご、ごめんなさい。」
しおらしく少女は立ち上がるとそのまままた歩き出した。だが、俺は見ていた。少女が何かを男からくすねるのを。
「明日には処分が決まる。それまで大人しくしてるんだな。」
「あぁ。今のままじゃ何も出来ないしな。なぁ、この樽から出してくれねぇか?流石に両肩両膝撃たれてたら動けねぇよ」
「……。お前は樽の中に入れておけとの命令だ。」
「あぁ、そうかい!」
見張りは俺たちを閉じ込めるとそのまま外に出ていった。どうやら部屋の前で待ち構えているらしい。
「……。ご……ごめんなさい。私のせいで。」
「いや、気にすんな。お前さんのせいじゃない。ところで聞きたいことがあるんだがお前さんさっき何拾った?」
「……見てたの?」
「まぁそんなところだ。」
「……。」
「まぁいいや。お前さん、人を殺した事あるか?」
「!?何で!?」
「あぁ、いや、1度殺して貰えないかと思ってな?」
「……。あなた……何を言っているの?」
「まぁ、そう思うわな。ただ、現状を打開するにはその方法が手っ取り早い。」
「また……逃げるの?」
「いや?ただじゃ逃げねぇよ。あのクソ野郎の顔面踏み潰さねぇと夜しか眠れそうにない。」
「……。あなたが死んだら……。」
「安心しろ。俺は死なない。」
「……。分かった。」
少女の顔に少し希望が宿った。恐らく先程拾ったであろう紐を俺の首に回して、そのまま締める。かなり苦しいが途中で意識を失うことが出来ないのが幸いし、そのまま俺の肉体は2度目の死を受け入れた。
「……。え……。」
まただ。上も下も右も左も分からない。だが、痛みだけが急速に消えていく。そして、全ての痛みが消えた時、俺は再び目を覚ました。
「……どういう……事?」
「言ったろ?俺は死なない。協力してくれてありがとう。どうやら死ぬとある程度の損傷は治るみたいだな。」
「う、嘘……。アンデット?」
「こんな顔色のいいアンデットがいてたまるかよ。っとほら、脱出もとい復讐しに行くぞ。お前さんはどうする?」
「……どうせ逃げても……また捕まる。今度は捕まる前に殺される……。」
「だからって自殺するにはまだ早ぇよ。」
「でも……。」
「さて、暗い話は終わりだ。とっとと出て復讐といこう。」
「……。見張りがいる。」
「取り敢えず、身代わりがいるなちょっと待ってろ。」
俺は少女から紐をひったくるととの入口に立ち、見張りに声をかけた。
「おい、やめろ!おいこら見張り番!早く来い!女が自殺を図りそうだ!」
「……ちょっと?」
「いいから隠れてな。」
「何だと?持ち物は全て回収したはずだぞ!」
扉は外開き。その死角に陣取ると男が入ってくるのを待った。
「早くしろ!息をしてない!医者だ!早く!」
「わ、分かったから落ち着け!」
見張りが1人だったのは奴らの余裕の表れだろう。俺は見張りの男の背後を摂ると頚部に紐をひっかけ、背負うような体勢をとる。
「うぐっ」
「少し眠ってもらおう。お前は俺の標的じゃない。」
気を失ってぐったりした男を身ぐるみはいで樽にぶち込むと俺は少女の鉄環を外し、背負って外に出た。
「……1人で歩けるよ?」
「まずはその傷治してから言いな。ライトヒールだっけか?」
「あれは自分には効果薄いの。」
「気休めでも止血でもなんでもいい。とりあえず治療はしておけよ。」
「……分かった。」
暗い通路を駆け抜け、自分たちの入ってきた入口を目指す。暗くなっても迷うことは無い。
「前から2人来る。」
「おっと?もう気づかれたか?」
「捕まっちゃう」
即座に身を翻し、柱の陰に入ると前から来た2人をやり過ごす。
「明日ボスが来るってよお前目立たないようにしておけよ?」
「え?どうして?」
「下手に目立てばボスに殺される」
「嘘だろ!?」
「お前は知らんだろうが今日鉄砲弾が戻ってきて罰を与えるためにこのアジトに来るらしいからな。どんなとばっちりが来てもおかしくねぇぜ」
「確かにそいつはおっかないな。気をつけるよ。」
2人はそのまま俺たちに気づかず歩き去って行った。
「行ったね。」
「あぁ。それじゃさっさと抜け出しまして。」
「どこかに宛があるの?」
「宛?無い無い。あるのはやられたらやり返すって意識だけ。」
「……。危険」
「あぁ。ここから先は茨と臓物の道。流石にお前さんまで巻き込みたくはねぇ。ただ、抜け出した後お前さんの死体なんざ見たくもねぇ。」
「……。どうして?」
「ただのエゴだよ。」
流石にお前みたいな子どもたちが酷い目に遭ってて……それを見て見ぬふりをした罪滅ぼしがしたい等と言えたものでは無い。
以前組織の先輩に言われた。
「お前の偽善に付き合うほどのバカはいねぇ。いずれお前はそいつらの墓の前で泣き崩れる。」
と……。確かにその通りかもしれないな……。何も言い返せない。
「音がする。数が多い。」
「やべぇぞ!捕まえてたヤツらが逃げた!まだ遠くには行ってないはずだ!探せ!男は殺しても構わないが女は殺すな。」
柱の影から見るに敵は10人以上。見つかればさらに増員され、逃げる事はおろか生き残る事すら困難になる。
「チッ早いな。」
「どうしよう。」
「安心しろ。俺は死なない。お前は見つからないように隠れてな。」
「……。分かった。絶対戻って。」
「あぁ。それじゃあ行ってくる。」
「……。」
少女を連れていかなかったのはあの子にこれ以上血を見せたくなかったからだ。先程俺を殺すとき、彼女は泣いていた。手際的に殺しをした事が無い訳では無いだろうが、やりたくなかったのだろう。だから、出来るだけ死体を増やしたくはないが今回ばかりはどうにもならない。目的はあくまで復讐なので再起不能にする方向で目の前の小物を片付けることにしよう。
「お前ら、誰を探してるんだ?」
「そんなの決まってんだろ……なんか妙なお……男……。」
「何だよ。はっきり喋れよ。」
男たちは一斉に拳銃を懐から取り出し、構えた。
「お前だよ、畜生!女はどこだ!?」
「んな事知るかよ。それよか、へぇ。セーフティはそこか。ありがとう。ようやく撃てるわ」
拳銃で男の顎を撫でるように殴りつけると男はそのまま昏倒した。
「なんだ何だ!?」
音を聞き付けてやってきた連中の足元に向けて狙いもつけずに引き金を引く。
パンパンパンッ
「うぁっ」
「ふぅん。そんなに反動強くねぇな。使いやすいかもしれん。」
「てめぇ!何者だ!?」
「俺?俺は九龍真琴だ。」
「おい、誰か呼んでこい!それ以外の連中は囲め!袋叩きにして嬲り殺してやる」
「おーこっわ。」
掃討と蹂躙が始まった。
男は腕の傷を抑えながら不敵に笑った。背筋に氷柱が突っ込まれた様な悪寒が走る。何故、この男は笑う……。
「……な、なるほどな」
答えは背後からやってきた。まずは左膝を砕かれ、次に右膝、その次は両肩を撃ち抜かれた。
そう、狙撃である。
火事場から少女を救出した疲れからか判断が遅れていた。流石に両手足をここまで破壊されては何も出来ない。というか激痛で意識が飛びそうだった。
「グッはぁ、はぁ、はぁ。」
恐らく通常の人間なら痛みによるショック死か大量出血によるショック死をしているだろう。こうして痛みの中意識を保ち続けられるのはあの神が言っていた「罰」なのだ。
「……。」
絶望に満ちた少女の視線が痛い。
「大した生命力だな。まだ息があるとは。おい、こいつも連れていく。運べ。」
どこからか現れた奴の部下らしき連中に少女共々馬車に載せられ運ばれる。
止血のためか赤く熱せられた金属の棒を押し付けられた。「ジュッ」という音と肉の焼ける臭いが漂う。
「グゥッ」
当然激痛に襲われるが意識はやはり保たれたままである。
止血されたあとガタゴトと揺られ、やがて大きな建物の前で馬車は止まった。
「荷物を下ろせ。どっちも牢屋に突っ込んどけ。明日、ボスが到着される。その時まで見張ってろ。」
「はっ」
あのクソ野郎は腕の治療のためかそのままどこかへ消えた。俺は身体を樽の中に入れられ、少女は手枷を嵌められ足には重そうな鉄球を付けられていた。
たるが揺れる度、痛みで視界が白くなったような錯覚に陥るが樽の中で神の言っていた言葉を思い出す。
もう1つの罰の話だ。「不死身」……一言にいっても種類があると聞いたことがある。組織にいた時、文字を覚える為色々な本を読んだ。その中に「不死身」の登場人物は沢山でてきたがそれぞれ個性があった。
どんなに身体を破壊されても死亡すれば元通りになるものや死亡する数時間前に戻されるもの。本当に色々な種類がいた。俺はどれに該当するのか……。それとも1度傷ついた身体は一生このままなのか?それも有り得る。どうにも1度死ななくてはならないだろう。
もちろんもう一度死ぬと言うのも嫌な感じだが、やるしかないだろう。そうなると次の問題だが……。
「あっ。」
やはり歩きづらいのか少女は転んでしまった。
「チッ早く立て。」
「うっご、ごめんなさい。」
しおらしく少女は立ち上がるとそのまままた歩き出した。だが、俺は見ていた。少女が何かを男からくすねるのを。
「明日には処分が決まる。それまで大人しくしてるんだな。」
「あぁ。今のままじゃ何も出来ないしな。なぁ、この樽から出してくれねぇか?流石に両肩両膝撃たれてたら動けねぇよ」
「……。お前は樽の中に入れておけとの命令だ。」
「あぁ、そうかい!」
見張りは俺たちを閉じ込めるとそのまま外に出ていった。どうやら部屋の前で待ち構えているらしい。
「……。ご……ごめんなさい。私のせいで。」
「いや、気にすんな。お前さんのせいじゃない。ところで聞きたいことがあるんだがお前さんさっき何拾った?」
「……見てたの?」
「まぁそんなところだ。」
「……。」
「まぁいいや。お前さん、人を殺した事あるか?」
「!?何で!?」
「あぁ、いや、1度殺して貰えないかと思ってな?」
「……。あなた……何を言っているの?」
「まぁ、そう思うわな。ただ、現状を打開するにはその方法が手っ取り早い。」
「また……逃げるの?」
「いや?ただじゃ逃げねぇよ。あのクソ野郎の顔面踏み潰さねぇと夜しか眠れそうにない。」
「……。あなたが死んだら……。」
「安心しろ。俺は死なない。」
「……。分かった。」
少女の顔に少し希望が宿った。恐らく先程拾ったであろう紐を俺の首に回して、そのまま締める。かなり苦しいが途中で意識を失うことが出来ないのが幸いし、そのまま俺の肉体は2度目の死を受け入れた。
「……。え……。」
まただ。上も下も右も左も分からない。だが、痛みだけが急速に消えていく。そして、全ての痛みが消えた時、俺は再び目を覚ました。
「……どういう……事?」
「言ったろ?俺は死なない。協力してくれてありがとう。どうやら死ぬとある程度の損傷は治るみたいだな。」
「う、嘘……。アンデット?」
「こんな顔色のいいアンデットがいてたまるかよ。っとほら、脱出もとい復讐しに行くぞ。お前さんはどうする?」
「……どうせ逃げても……また捕まる。今度は捕まる前に殺される……。」
「だからって自殺するにはまだ早ぇよ。」
「でも……。」
「さて、暗い話は終わりだ。とっとと出て復讐といこう。」
「……。見張りがいる。」
「取り敢えず、身代わりがいるなちょっと待ってろ。」
俺は少女から紐をひったくるととの入口に立ち、見張りに声をかけた。
「おい、やめろ!おいこら見張り番!早く来い!女が自殺を図りそうだ!」
「……ちょっと?」
「いいから隠れてな。」
「何だと?持ち物は全て回収したはずだぞ!」
扉は外開き。その死角に陣取ると男が入ってくるのを待った。
「早くしろ!息をしてない!医者だ!早く!」
「わ、分かったから落ち着け!」
見張りが1人だったのは奴らの余裕の表れだろう。俺は見張りの男の背後を摂ると頚部に紐をひっかけ、背負うような体勢をとる。
「うぐっ」
「少し眠ってもらおう。お前は俺の標的じゃない。」
気を失ってぐったりした男を身ぐるみはいで樽にぶち込むと俺は少女の鉄環を外し、背負って外に出た。
「……1人で歩けるよ?」
「まずはその傷治してから言いな。ライトヒールだっけか?」
「あれは自分には効果薄いの。」
「気休めでも止血でもなんでもいい。とりあえず治療はしておけよ。」
「……分かった。」
暗い通路を駆け抜け、自分たちの入ってきた入口を目指す。暗くなっても迷うことは無い。
「前から2人来る。」
「おっと?もう気づかれたか?」
「捕まっちゃう」
即座に身を翻し、柱の陰に入ると前から来た2人をやり過ごす。
「明日ボスが来るってよお前目立たないようにしておけよ?」
「え?どうして?」
「下手に目立てばボスに殺される」
「嘘だろ!?」
「お前は知らんだろうが今日鉄砲弾が戻ってきて罰を与えるためにこのアジトに来るらしいからな。どんなとばっちりが来てもおかしくねぇぜ」
「確かにそいつはおっかないな。気をつけるよ。」
2人はそのまま俺たちに気づかず歩き去って行った。
「行ったね。」
「あぁ。それじゃさっさと抜け出しまして。」
「どこかに宛があるの?」
「宛?無い無い。あるのはやられたらやり返すって意識だけ。」
「……。危険」
「あぁ。ここから先は茨と臓物の道。流石にお前さんまで巻き込みたくはねぇ。ただ、抜け出した後お前さんの死体なんざ見たくもねぇ。」
「……。どうして?」
「ただのエゴだよ。」
流石にお前みたいな子どもたちが酷い目に遭ってて……それを見て見ぬふりをした罪滅ぼしがしたい等と言えたものでは無い。
以前組織の先輩に言われた。
「お前の偽善に付き合うほどのバカはいねぇ。いずれお前はそいつらの墓の前で泣き崩れる。」
と……。確かにその通りかもしれないな……。何も言い返せない。
「音がする。数が多い。」
「やべぇぞ!捕まえてたヤツらが逃げた!まだ遠くには行ってないはずだ!探せ!男は殺しても構わないが女は殺すな。」
柱の影から見るに敵は10人以上。見つかればさらに増員され、逃げる事はおろか生き残る事すら困難になる。
「チッ早いな。」
「どうしよう。」
「安心しろ。俺は死なない。お前は見つからないように隠れてな。」
「……。分かった。絶対戻って。」
「あぁ。それじゃあ行ってくる。」
「……。」
少女を連れていかなかったのはあの子にこれ以上血を見せたくなかったからだ。先程俺を殺すとき、彼女は泣いていた。手際的に殺しをした事が無い訳では無いだろうが、やりたくなかったのだろう。だから、出来るだけ死体を増やしたくはないが今回ばかりはどうにもならない。目的はあくまで復讐なので再起不能にする方向で目の前の小物を片付けることにしよう。
「お前ら、誰を探してるんだ?」
「そんなの決まってんだろ……なんか妙なお……男……。」
「何だよ。はっきり喋れよ。」
男たちは一斉に拳銃を懐から取り出し、構えた。
「お前だよ、畜生!女はどこだ!?」
「んな事知るかよ。それよか、へぇ。セーフティはそこか。ありがとう。ようやく撃てるわ」
拳銃で男の顎を撫でるように殴りつけると男はそのまま昏倒した。
「なんだ何だ!?」
音を聞き付けてやってきた連中の足元に向けて狙いもつけずに引き金を引く。
パンパンパンッ
「うぁっ」
「ふぅん。そんなに反動強くねぇな。使いやすいかもしれん。」
「てめぇ!何者だ!?」
「俺?俺は九龍真琴だ。」
「おい、誰か呼んでこい!それ以外の連中は囲め!袋叩きにして嬲り殺してやる」
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