2 / 6
ほほえみの
しおりを挟む
新商品のお菓子にはしゃぎ、さっそくひとくちぱくりっとほうり込んだ。
「ん、みゃっ!」
もぐもぐとほほを動かした至福の表情は見ていて飽きることがない。
美味しそうに食べる人って素敵ではありませんか?
そのひとくちがついに一袋になるころまでついに彼女の表情は崩れず、満面の笑みとともに舌なめずりをしながら別の袋へ手を伸ばす。
最近はスマホをいじりながら味わってるのかいないのか惰性でものを食う奴らが横行するなかで、彼女はきちんと食べ物と向き合う。
そんな細かいところも全部ひっくるめてものすごく美しい人とお付き合いをさせていただいているのだ。この俺ごときが。
それを考慮した上でだぞ。俺は今、この天使様に何を言おうとしている?
こんな奇跡もう後生ありえねーだろ。送ってしまったメッセージを消去することはできても言ってしまったことを取り消すことはできないんだぞ。
いや、やめておけ。後悔先にたたずとはまさに今だぞ。わかってるんだ、だからその一言を飲み込め。さぁ、やるんだ、俺!
「もうやめとけば?最近ちょっと太ってきてね?」
はぁぁぁぁぁ。あわあわ。およよ。
言ってしまった。それもみなのみなまで。
「ん、みゃっ!」
もぐもぐとほほを動かした至福の表情は見ていて飽きることがない。
美味しそうに食べる人って素敵ではありませんか?
そのひとくちがついに一袋になるころまでついに彼女の表情は崩れず、満面の笑みとともに舌なめずりをしながら別の袋へ手を伸ばす。
最近はスマホをいじりながら味わってるのかいないのか惰性でものを食う奴らが横行するなかで、彼女はきちんと食べ物と向き合う。
そんな細かいところも全部ひっくるめてものすごく美しい人とお付き合いをさせていただいているのだ。この俺ごときが。
それを考慮した上でだぞ。俺は今、この天使様に何を言おうとしている?
こんな奇跡もう後生ありえねーだろ。送ってしまったメッセージを消去することはできても言ってしまったことを取り消すことはできないんだぞ。
いや、やめておけ。後悔先にたたずとはまさに今だぞ。わかってるんだ、だからその一言を飲み込め。さぁ、やるんだ、俺!
「もうやめとけば?最近ちょっと太ってきてね?」
はぁぁぁぁぁ。あわあわ。およよ。
言ってしまった。それもみなのみなまで。
0
あなたにおすすめの小説
あんなにわかりやすく魅了にかかってる人初めて見た
しがついつか
恋愛
ミクシー・ラヴィ―が学園に入学してからたった一か月で、彼女の周囲には常に男子生徒が侍るようになっていた。
学年問わず、多くの男子生徒が彼女の虜となっていた。
彼女の周りを男子生徒が侍ることも、女子生徒達が冷ややかな目で遠巻きに見ていることも、最近では日常の風景となっていた。
そんな中、ナンシーの恋人であるレオナルドが、2か月の短期留学を終えて帰ってきた。
貴方なんて大嫌い
ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と
いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている
それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い
不実なあなたに感謝を
黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※一旦完結。
※性描写は匂わせ程度。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
悪意には悪意で
12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。
私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。
ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる