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保健室
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「おばあちゃん先生!佐倉が」
謎のダークマター目黒に連れられたどり着いた保健室。
「あらまぁ~、お姫様、また転んじゃったの?」
「にゃはは、おばあちゃん先生~俺またやっちった」
保健の先生、大場千春先生、親しみを込めて俺達が勝手に『おばあちゃん』先生とあだ名を付けて呼んでる。
「佐倉、他は大丈夫?」
「ただの擦り傷なのに拓海は大げさなんだよ」
「大事なカラダなんだから」
「お前は俺のかぁーちゃんか」
おばあちゃん先生に手当てをされてる間ずっと拓海は俺の傍に張り付いて心配気に見つめている。
さっきのダークマター目黒はどこえやらでいつもの拓海がそこにはいた。
俺は知ってる。
さっき緑のカラーコーンを蹴り飛ばしてニヤリと笑った拓海の笑顔はホントの拓海の笑顔じゃない。
ホントの拓海の笑顔は、もっと朝露のように澄んでいて初夏の風のように爽やかで夜空の星のようにキラキラ輝く美しい笑顔だから。
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