恋をする僕ら

上条勇斗

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第二章

一緒に暮らして二週間

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 小春と一緒に住み始め、なんだかんだで二週間が過ぎ、ある日の休日、
僕は小説の仕事と大学のレポートがちょうど締め切りのタイミングが重なり、全て終わらせて寝たのが午前5時過ぎ、僕が目を覚ました時にはもう14時過ぎだった。
僕は「あぁーよくねたなー」と一人で言いながら、寝室から起き上がりリビングに行くと
「おはようございます、加藤さん」
と言う女子高校生の金山小春が言った。僕はおはようと言い、洗面所に行き顔を洗って目を覚ましもう一度リビングに行くと食卓用机にご飯が並べてあった。
僕は小春に
「今日もありがとう」
と言いながらいただきますと言ってご飯を食べながら小春に
「学校にはもう慣れたのか?」
と訊いた。すると小春は
「何とかなれたけれど、勉強のスピードが思ったよりも早くてそこが少したいへんかなぁ」
と苦笑いをしながら小春は言った。僕は小春に勉強でわからないことがあったら遠慮なく訊いていいからなと言うと
「それじゃ、英語が少しわからないから教えてほしいなぁ」
と言ったので僕はじゃぁわからないところを教えてあげるから持ってきなさいと言い、小春が教科書とノートを持ってきて、僕は英語の文法の解き方を教えながらご飯を食べ、ご飯を食べ終えた後も英語の次に古典や歴史の勉強に付き合った。
 そして、僕は小春の勉強を教えるのが終わると、次に小春が僕に
「一緒にゲームがしたいよ」
と言うので僕はスウィッチを電気屋さんに二人で行き、カセットとを四つと本体を二つかい家に戻ると二人でゲームをして過ごし、夜は夜でバイトのシフトが入っていなかったので僕は小春の作る夕飯を食べ、楽しい二人暮らしを送った。
 そして僕は、Twitterを見ながら小説家の先生とトークをしたり、ラインで仲のいい小説家の人と電話をしたりとお話しをして、11時過ぎにお風呂に入り僕は書斎兼寝室の部屋に布団を敷き、寝ようとしていると部屋のドアがガッチャっと開き小春が僕の所に来た。
僕は小春に
「なんの用なんだ」
と訊くと小春は僕の頭もとに来て
「私のことは、女としてみてくれないんですか?」
と言った。僕は急にどうしたのかと訊くと
「だって、私がここに住み始めてから二週間余倍にも来てくれないじゃないですか」
と小春は言い、僕はそのことかと思い
「もう少しだけ待ってくれ」
と言うと
「なんでもう少し待たないといけないんですか?」
と言った。僕は小春に
「だってまだお前は高校生だろ、さすがに高校を卒業するまでは、そんなことはできないよ」
と言うと小春は少し駄々をこねながら僕に
「じゃー、高校を卒業したらしてくれるんですね!?」
と言い僕はそうだな、お前が高校を卒業したら、夜這いでも夜の営みでもなんでもしてやるよ」
と言い小春はじゃ、約束ねと言って僕と指切りをして、小春は何とか自分の部屋に戻って至った。僕は後2年後には童貞を卒業してしまうのかぁー、と一人考えながら就寝した。
 そして翌朝、小春は朝から高校に行き、僕も二限目から大学で講義があるので、大学に向かい、そのあとはアルバイトと言う普段の平日へとシフトが変わった。
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