独身男の一人旅 松山へ行ってみた

司条西

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2日目 徳島駅

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前述の松山駅に、坂本龍馬とアンパンマンで染められた高知駅、ウォーターフロントとして発展した高松駅と、四国の県庁所在地駅はどこも独特の顔がある。
ここ徳島駅は大きなバスターミナルにホテルの入った駅ビルと、まさに県の中心と言った面構えだ。



次の特急まで1時間ある。
徳島といえばラーメンだと思い、スマホで調べて駅ビル地下の『バル横丁』へ。
しかし目当ての店は17時まで休憩中とのこと。
今回の旅行2度目のがーんだ。

駅の外へ行って探してみるが、最寄りの徳島ラーメンの店はもう混んでいる。
ここで食べるのは時間的にちと厳しいと判断。
好きな甘味を買い込んで、特急の中で食べていくことに決めた。

最初に目を付けたのは、駅ビル1階にある『和田乃屋 徳島クレメントプラザ店』
販売している『滝の焼餅』は、薄く平べったい餅に餡を挟んだもので、徳島藩の祖である蜂須賀家政にも献上された伝統の菓子だ。
三種の餡が入った七個入りを注文すると、店頭のブースから焼きたてが出てくる。
アツアツでとても美味そうだ。
店内にはカウンターがあり、お茶をお供にイートインもできる。

続いて訪問したのは、同じく1階にある『御座候 徳島駅クレメントプラザ店』
ここで回転焼の赤あんと白あんを1つずつ購入。
『滝の焼餅』とあんこが被ってしまったが、好きなのだから仕方ない。
ちなみに私の地元での呼び方は「今川焼き」です。

最後は改札近くにあるセブンイレブンに入店。
セブンカフェでコーヒーのLサイズを購入。
店内は細長く、しかも右手側にL字型になっている構造で、先客とすれ違う時はちょっと大変だ。

旅のお供を片手に改札を通り、16時45分発の岡山行き特急うずしおに乗車。
自由席の中でまずは『滝の焼餅』をいただく。
薄く焼かれた餅はパリパリとしていて、食感が良い。
餡子も後を引かない上品な甘みで、コーヒーで口をリセットしなくても、いくらでも食べられてしまう。
気が付くと7個をぺろりと平らげてしまった。

続いて回転焼にかじりつく。
こちらは薄皮の中にあんこがぎっしりだ。
口いっぱいに小豆の甘さが広がり、甘党にはたまらない、
2個も食べるとお腹いっぱいで、しばらく何もいらなくなる。

徐々に暗みがかかる高徳線の沿線を眺めながら西へ。
17時44分に高松駅へ到着、松山行の特急いしづちへと乗り換える。



このまま到着すれば四国一周は終了だ。
大好きな甘いものを食べて心は満たされている。
しかし徳島ラーメンを食べ損ねたモヤモヤが頭から離れない。
松山駅に到着する頃には腹もいい具合になっているはずだ。
今日は大街道で店を探して、ラーメン欲を満たして締めるとしよう。
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