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18:屈辱の身体検査④
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「アクア、最後に君の身体のデータを計測する。そこで身に着けているものを全部脱ぎなさい」
「えっ?」
葉月の言葉に、檻の中にいる女怪盗の美貌が凍り付く。
「裸になれと言ったのだよ、聞こえなかったかい?」
葉月が言うと、檻の高い場所にある鉄格子が動いて小さな穴を作った。
そこから防犯用ドローンが入って来る。
「ひっ!」
テーザー銃の銃口を向けられた弥生の口から、思わず悲鳴が漏れる。
鉄格子のそばまで後ずさるが、狭い檻の中で逃げることなど不可能だ。
「君も痛い思いはしたくないだろう? 大人しく言う事を聞いた方が身のためだぞ」
防犯用ドローンがテーザー銃の銃口を近づけ、女怪盗を威嚇する。
逆らっても無駄な事を悟った弥生は、ため息をつくと一気にレオタードを脱いだ。
「これで満足かしら、変態さん」
全裸になった弥生が、乳房と股間を手で隠しながら葉月を睨みつける。
「よろしい、では次に脚を肩幅に開き、両手を頭の後ろで組んでくれ」
「くっ」
奥歯を噛みしめつつ、弥生は両手を頭の後ろで組んだ。
「さすが鍛えられているだけあって、引き締まった素晴らしいプロポーションだ。それでいて出る所は出ているし、まさに芸術品だね」
葉月の絶賛に、弥生の美貌が朱に染まる。
頭の後ろで組んだ両手がワナワナと震え、こころもち息も荒い。
「陰毛は綺麗に整えられているんだね、やはりレオタードで活動するためかい?」
葉月は言葉でさらに追い打ちをかけた。
弥生は爪先まで真っ赤になり、恥辱のあまり頭がボーッとしてしている。
その間に葉月は別室にいる白神へと連絡した。
「博士、準備はできたかね」
「はい、アクアの身体データの3Dスキャンは、いつでも始められます」
(3Dスキャン!? ……はっ!)
すると檻へと向けられて設置された監視カメラが、弥生に向けてチカチカと光を発射した。
赤や緑の光線に裸体を照らされた弥生は、不安で体を身震いさせる。
「いったい、何をしているの」
「言っただろう、君の身体のデータの計測だよ。その檻は3Dボディスキャンになっていてね、君の身体を1ミリの誤差も無く計測できるんだ」
ウィン、ガチャン、ウィン、ガチャン
不気味な機械音が檻の中に響く。
この間に全裸のデータが計測されているという事実に、弥生は身もだえするような羞恥を感じた。
「それでは次に両手の姿勢を上げて、足を大きく広げるように」
弥生が言うとおりにすると、再び不気味な機械音が檻の中に響いた。
両手を上げ大きく股を開く「人」の字の姿勢を維持した弥生は、再び屈辱的な撮影に耐える。
「ふむ、上品なピンク色じゃないか。形もいいし、美人はあそこも綺麗なものだな」
(えっ?)
葉月の言葉を聞いて、恐る恐る真下を見ると、床にカメラがあるのが見えた。
(うそ、あそこを見られているの!?)
自分の最も恥ずかしい部分を凝視され、おそらく計測までされている事実に、弥生は爪先まで真っ赤になった。
「よし、次で最後だ。足を広げたまま両手を床に付けてくれ」
命令通りに床に手を付けると、尻を後ろに突き出すような姿勢になった。
頭が逆さになり、股の下から後ろを見る形になる。
視線の先には監視カメラが見えた。
(まさか、お尻の穴まで)
監視カメラの前で尻穴を晒し続ける屈辱に、弥生の瞳が潤み始める。
(涙? ふん、この程度で泣くなんて、私も弱くなったものね)
床に手を付きながら、弥生は自虐的な笑みを浮かべた。
(昔はこんなの挨拶代わりだったじゃない。あの時は穴の中に指だって入れられた。こんな事、私にとっては何でもないはずなんだから……)
恥辱に身悶えしながら、弥生は身体検査に最後まで耐えきった。
「えっ?」
葉月の言葉に、檻の中にいる女怪盗の美貌が凍り付く。
「裸になれと言ったのだよ、聞こえなかったかい?」
葉月が言うと、檻の高い場所にある鉄格子が動いて小さな穴を作った。
そこから防犯用ドローンが入って来る。
「ひっ!」
テーザー銃の銃口を向けられた弥生の口から、思わず悲鳴が漏れる。
鉄格子のそばまで後ずさるが、狭い檻の中で逃げることなど不可能だ。
「君も痛い思いはしたくないだろう? 大人しく言う事を聞いた方が身のためだぞ」
防犯用ドローンがテーザー銃の銃口を近づけ、女怪盗を威嚇する。
逆らっても無駄な事を悟った弥生は、ため息をつくと一気にレオタードを脱いだ。
「これで満足かしら、変態さん」
全裸になった弥生が、乳房と股間を手で隠しながら葉月を睨みつける。
「よろしい、では次に脚を肩幅に開き、両手を頭の後ろで組んでくれ」
「くっ」
奥歯を噛みしめつつ、弥生は両手を頭の後ろで組んだ。
「さすが鍛えられているだけあって、引き締まった素晴らしいプロポーションだ。それでいて出る所は出ているし、まさに芸術品だね」
葉月の絶賛に、弥生の美貌が朱に染まる。
頭の後ろで組んだ両手がワナワナと震え、こころもち息も荒い。
「陰毛は綺麗に整えられているんだね、やはりレオタードで活動するためかい?」
葉月は言葉でさらに追い打ちをかけた。
弥生は爪先まで真っ赤になり、恥辱のあまり頭がボーッとしてしている。
その間に葉月は別室にいる白神へと連絡した。
「博士、準備はできたかね」
「はい、アクアの身体データの3Dスキャンは、いつでも始められます」
(3Dスキャン!? ……はっ!)
すると檻へと向けられて設置された監視カメラが、弥生に向けてチカチカと光を発射した。
赤や緑の光線に裸体を照らされた弥生は、不安で体を身震いさせる。
「いったい、何をしているの」
「言っただろう、君の身体のデータの計測だよ。その檻は3Dボディスキャンになっていてね、君の身体を1ミリの誤差も無く計測できるんだ」
ウィン、ガチャン、ウィン、ガチャン
不気味な機械音が檻の中に響く。
この間に全裸のデータが計測されているという事実に、弥生は身もだえするような羞恥を感じた。
「それでは次に両手の姿勢を上げて、足を大きく広げるように」
弥生が言うとおりにすると、再び不気味な機械音が檻の中に響いた。
両手を上げ大きく股を開く「人」の字の姿勢を維持した弥生は、再び屈辱的な撮影に耐える。
「ふむ、上品なピンク色じゃないか。形もいいし、美人はあそこも綺麗なものだな」
(えっ?)
葉月の言葉を聞いて、恐る恐る真下を見ると、床にカメラがあるのが見えた。
(うそ、あそこを見られているの!?)
自分の最も恥ずかしい部分を凝視され、おそらく計測までされている事実に、弥生は爪先まで真っ赤になった。
「よし、次で最後だ。足を広げたまま両手を床に付けてくれ」
命令通りに床に手を付けると、尻を後ろに突き出すような姿勢になった。
頭が逆さになり、股の下から後ろを見る形になる。
視線の先には監視カメラが見えた。
(まさか、お尻の穴まで)
監視カメラの前で尻穴を晒し続ける屈辱に、弥生の瞳が潤み始める。
(涙? ふん、この程度で泣くなんて、私も弱くなったものね)
床に手を付きながら、弥生は自虐的な笑みを浮かべた。
(昔はこんなの挨拶代わりだったじゃない。あの時は穴の中に指だって入れられた。こんな事、私にとっては何でもないはずなんだから……)
恥辱に身悶えしながら、弥生は身体検査に最後まで耐えきった。
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