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プロローグ

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もうどれくらい歩いたろう?

上下左右もない。
光も闇もない。

不思議な何処かを歩き続けている。

確かぼくは日本のどこかで生まれ、そして死んでいる。

だとしたら、この永遠のような時間をただ孤独に歩むぼくは地獄にでも落ちたんだろうか?

悠久のような時間、歩いた気がするし、、、まだほんの数分しか歩いてないような気もする。

不快感も不安もなく、快もないけど、、、ただただ歩く。

「?」

道が、、、二つ。

どちらに行くかで大きく運命が変わる。

この世界からの解放の予感。

ぼくの選択は、、、
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