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【相談】
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俺は、実家に戻り報奨金を確認した。そこには、大金貨500枚が入っている。“こちらの世界”で言うと約5億円。それに口止め料金貨1枚だ。侯爵はそんなに儲かるのか?これは両親に渡した方がいいのかな?でも、黙っている訳にもいかないよな。俺は、この事を両親に話すことにした。
「お父さん、お母さん、今日、侯爵様の所に行ってきました。」
「うん。侯爵様に失礼の無いようにちゃんとしたか?」
「はい。多分、大丈夫だと思います。今回、ゴブリン討伐の報奨金をヤマト卿御本により頂きました。」
俺は、大金貨の入った袋をテーブルの上に置く。
「ん?これは?」
「報奨金です。数えましたが大金貨500枚入ってました。」
「ええええ!!だ、大金貨、ご、500枚!!」
父は、大層ビックリしたそうな。母は言葉も出なかったそうな。(日本昔話風)
「ちょ、俺達達が一生かかっても稼げる額じゃないぞ!」
「これ、どうしましょう。」
すると父は、
「これは、タカミが貰ったものだ。タカミの好きに使うといい。俺達は、今の暮らしでも十分幸せだからな。」
母も同じ意見のようだ。
「それと、明後日から一日置きで侯爵様のご令嬢の専属魔導師になりました。お嬢様に魔法を教えに行きます。」
「…」←両親
きっと、すごく驚いているんだろうな。でも、そんなに驚いてばかりと大変だから黙ってるのかな。
「ふはぁー!驚きすぎて息するの忘れたぞ!!なんだって!お嬢様の専属魔導師!なんてこった。」
「それに…」
俺が話を続けようとしたら、
「何?まだ何かあるのか?」
父と母は生唾をゴクンと飲む。
「はい、それに、侯爵夫人の様態をチェックして必要なら再度治療が必要なんです。」
「ヤマト卿夫人とも何か関わってきたのか…」
とうとう驚きを通過したらしい。まぁ、結構な勢いで飛ばしたもんな(笑)
「それと、最後に…」
「まだあるのか!!!!!」
両親は声を揃えて突っ込んできた。
「い、いえ、これは、師匠からの提案の話です。」
逆に、こっちがおどおどしてしまうよ。さて、ここからが本題だ。両親に魔術学園の話をする。
「先日、師匠に中央帝都にある魔術学園のお話をもらいました。」
俺は、両親に師匠に提案された内容を話す。
「中央帝都か。また、随分と遠いな。確かに、中央帝都は政治や経済、魔法すべてにおいての中心だからここの街に比べたら遥かに学べるとこは多いと思う。しかし、あそこは上流階級の人達が住む都市だぞ。我々の様な平民が行っても相手にされないんじゃないのか?」
父の懸念は最もである。中東帝都は、東の都市を収める王族を含む特権階級の貴族たちが集まる都市として栄えている。東の都市の中心と言ってもいい。そこにも確かに我々の様な平民も住んでいるが、ここでいうスラムの様な扱いを受けるらしい。まぁ、そんなのはどこでもあると思うが。階級社会なので普通の平民には暮らしにくい所だと聞く。父は、それを心配しているのだろう。
「それに中央帝都の学校って言ったら学費もすごいのだろ?」
「はい、僕もその事については、師匠とお話ししました。そこで、魔術学園の特待生を狙ってみたいと思っています。特待生になれば、学費がすべて免除になるそうです。しかし、特待生になるのは大変な事で、もし、成れなかったとしても、最悪、今回の報奨金で何とかなると思っています。」
「タカミ君の将来の事だから、お母さんとしては応援してあげたい。でも、タカミ君が中央に行ってしまうのはすごく寂しい。」
魔術学園は全寮制で、そこの学生になると言う事は、中央帝都で暮らすことになる。母は、それを寂しがっている、
「まだ、先の話ですよ。それに大きな休みの時は帰れますので、その時はちゃんと帰って来ますよ。」
「まぁ、でも、子供はいつか親離れするもんだ。確かにタカミの年齢的には早いと思うが、タカミは周りの子達と比べてすごく成長が早い。有能な子供はこう言うもんなのかもしれないな。」
父は、理解を示してくれる。
「僕は、師匠の所を“卒業”と言われました。広い世界を見て、多くを学んで欲しいって。自分も出来れば広い世界を見てみたい。お母さんと離れるのは僕もすごく寂しいです。でも、僕も広い世界で色んな事を学びたいと思っています。」
俺は母の目を見て真剣に話をする。やれやれと言う感じだが、母も理解してくれた。
「タカミ君は言い出したら聞かなのは分かっています。一生懸命勉強して立派な賢者になれるように頑張ってね。」
「お父さん、お母さん、ありがとうございます。そこで相談があるのですが、僕が今その試験を受けるためには多くの知識が必要です。師匠が中央の図書館を使えるように手配してくれました。少しの間、中央に行き勉強してもいいですか?」
「またそれは突拍子もないことを…でも、特待生を狙うならそれも必要かもしれないのかもな。俺は、タカミの好きなようにすればいいと思っている。それがタカミの能力を伸ばす事に繋がっていると思うからな。」
両親との話し合いの結果、俺は中央に行ける事になった。俺の冒険と学園生活?はここから始まる?
「お父さん、お母さん、今日、侯爵様の所に行ってきました。」
「うん。侯爵様に失礼の無いようにちゃんとしたか?」
「はい。多分、大丈夫だと思います。今回、ゴブリン討伐の報奨金をヤマト卿御本により頂きました。」
俺は、大金貨の入った袋をテーブルの上に置く。
「ん?これは?」
「報奨金です。数えましたが大金貨500枚入ってました。」
「ええええ!!だ、大金貨、ご、500枚!!」
父は、大層ビックリしたそうな。母は言葉も出なかったそうな。(日本昔話風)
「ちょ、俺達達が一生かかっても稼げる額じゃないぞ!」
「これ、どうしましょう。」
すると父は、
「これは、タカミが貰ったものだ。タカミの好きに使うといい。俺達は、今の暮らしでも十分幸せだからな。」
母も同じ意見のようだ。
「それと、明後日から一日置きで侯爵様のご令嬢の専属魔導師になりました。お嬢様に魔法を教えに行きます。」
「…」←両親
きっと、すごく驚いているんだろうな。でも、そんなに驚いてばかりと大変だから黙ってるのかな。
「ふはぁー!驚きすぎて息するの忘れたぞ!!なんだって!お嬢様の専属魔導師!なんてこった。」
「それに…」
俺が話を続けようとしたら、
「何?まだ何かあるのか?」
父と母は生唾をゴクンと飲む。
「はい、それに、侯爵夫人の様態をチェックして必要なら再度治療が必要なんです。」
「ヤマト卿夫人とも何か関わってきたのか…」
とうとう驚きを通過したらしい。まぁ、結構な勢いで飛ばしたもんな(笑)
「それと、最後に…」
「まだあるのか!!!!!」
両親は声を揃えて突っ込んできた。
「い、いえ、これは、師匠からの提案の話です。」
逆に、こっちがおどおどしてしまうよ。さて、ここからが本題だ。両親に魔術学園の話をする。
「先日、師匠に中央帝都にある魔術学園のお話をもらいました。」
俺は、両親に師匠に提案された内容を話す。
「中央帝都か。また、随分と遠いな。確かに、中央帝都は政治や経済、魔法すべてにおいての中心だからここの街に比べたら遥かに学べるとこは多いと思う。しかし、あそこは上流階級の人達が住む都市だぞ。我々の様な平民が行っても相手にされないんじゃないのか?」
父の懸念は最もである。中東帝都は、東の都市を収める王族を含む特権階級の貴族たちが集まる都市として栄えている。東の都市の中心と言ってもいい。そこにも確かに我々の様な平民も住んでいるが、ここでいうスラムの様な扱いを受けるらしい。まぁ、そんなのはどこでもあると思うが。階級社会なので普通の平民には暮らしにくい所だと聞く。父は、それを心配しているのだろう。
「それに中央帝都の学校って言ったら学費もすごいのだろ?」
「はい、僕もその事については、師匠とお話ししました。そこで、魔術学園の特待生を狙ってみたいと思っています。特待生になれば、学費がすべて免除になるそうです。しかし、特待生になるのは大変な事で、もし、成れなかったとしても、最悪、今回の報奨金で何とかなると思っています。」
「タカミ君の将来の事だから、お母さんとしては応援してあげたい。でも、タカミ君が中央に行ってしまうのはすごく寂しい。」
魔術学園は全寮制で、そこの学生になると言う事は、中央帝都で暮らすことになる。母は、それを寂しがっている、
「まだ、先の話ですよ。それに大きな休みの時は帰れますので、その時はちゃんと帰って来ますよ。」
「まぁ、でも、子供はいつか親離れするもんだ。確かにタカミの年齢的には早いと思うが、タカミは周りの子達と比べてすごく成長が早い。有能な子供はこう言うもんなのかもしれないな。」
父は、理解を示してくれる。
「僕は、師匠の所を“卒業”と言われました。広い世界を見て、多くを学んで欲しいって。自分も出来れば広い世界を見てみたい。お母さんと離れるのは僕もすごく寂しいです。でも、僕も広い世界で色んな事を学びたいと思っています。」
俺は母の目を見て真剣に話をする。やれやれと言う感じだが、母も理解してくれた。
「タカミ君は言い出したら聞かなのは分かっています。一生懸命勉強して立派な賢者になれるように頑張ってね。」
「お父さん、お母さん、ありがとうございます。そこで相談があるのですが、僕が今その試験を受けるためには多くの知識が必要です。師匠が中央の図書館を使えるように手配してくれました。少しの間、中央に行き勉強してもいいですか?」
「またそれは突拍子もないことを…でも、特待生を狙うならそれも必要かもしれないのかもな。俺は、タカミの好きなようにすればいいと思っている。それがタカミの能力を伸ばす事に繋がっていると思うからな。」
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