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1.始まりの地
じゅうはち、人との接触
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綿毛ちゃんたちが強力な光をだす時に、地球と電波が繋がるようだ。
「わ、本当に繋がってたわね。一瞬だけど、それでも、繋がってるのね…」
だんだんと景色が日中のものから変化し、昨晩と同じ風景に変わる。
「何度見ても素敵な空間だわ。さ、あのナニカがくるかもしれないから行くわよ!」
切り株の元へレッツゴーよ!
・・・・・
暗い中、パサランのあとに続いて歩いてきた。
花畑は相変わらずとても綺麗だったけど少し離れると光が月明かりのみで不安ね。高いものがないからそこまで暗くはないけれど。
「あっ、見えてきたわ!ちょっと大きくなっているわね」
ヒザ下くらいだった切り株が腰までの高さになっている。切り株が成長するの、端から芽がでるのよね、地球では。まあここは異世界だものね、なんか違うことが起こるのでしょう多分…。日中は高くなってるのが嬉しかったけれど、このまま高くなりすぎちゃったら寝る場所に困るわね。
いっそのこと、木の洞窟みたいなものができてくれないかしら。根っこのところがぐーん、と二股に別れたりとか。
「切り株さん、今日から夜はこちらで眠らせてもらうことにするわ。よろしくお願いします。お願いになっちゃうんだけど、もしできたら、切り株さん、木の根っこを伸ばして洞窟みたいに成長したりできるかしら。雨が降ったときにそこに滞在したいの」
パサランに荷物を出してもらってもう寝ちゃいましょう。モチも寝るのかしら。ペットボトルからでてこないわ。
「みんなおやすみなさい」
パサランはコートのポッケの中に潜り込んでる。寝ることはしなそうだけと、落ち着くのかしら。ここに昨日もいたのね。だんだんと異世界にきてしまった実感がでてきたわ…ご飯問題を解決したらまずはここで暮らしても大丈夫かしら。
今日みた家族の姿を思い浮かべながら眠りにつく。
~~~・・~・
んんー、今何時かしら。腕時計をみてみると、やだ、まだ1時過ぎじゃない、もう少し眠れるわ、ともう一寝入りしようとしたその時、
どかっ
「いった!なに…」
いきなり何かに襲われた。
おそるおそる目を開けてみると、人がいる…
「えっ、人だ」
月明かりで顔が影になっててよく見えないが、確かにさっき何かをされた気がする。寝ぼけ頭を回転させつつ、不自然にならないようにしないと。
「おはようございます、あれ、今の時間はこんばんはだわ。えっと…」
寝起きはそこそこいい方なのに、ここで人に会うなんて想定してなかったから言葉がでてこないわ!というか誰なの!?
『 』
人が喋ったような、口を動かしているけど、声が聞こえない。えー…
「あ、パサランだ」
パサランがててきて、何やら人と喋っているようだ。やっぱりパサランも喋れるのね。あ、人がこっちをみたわ。わぁ、綺麗な緑色の瞳だわ。光って、え、人の目って光るものだったかしら。
「娘よ、これで言葉、分かるか」
顔がよく見えないけど、話しかけられたみたいね。
「あ、はい。ありがとうございます」
とりあえず、様子見よ。本当なら自己紹介とかするべきところかもだけど、よくあるとこでは名前をいったらいけない、とか失言が元で奴隷、みたいなのもあったし、警戒するに越したことはないわよ、るみ。
「ほう、名乗りもしないとな。考えがある知れ者かはたまたただの礼儀知らずか。だが、吾のことが分からぬとみえる。そちは何者じゃ。ここは吾の縄張りぞ。われから聞いたが、其方の口から聞きたいものよ」
「信じてもらえるか分からないのですがここに2日前にきました、るみと申します。地球という場所からやってきました。縄張りとはしらず、申し訳ありません。お邪魔してます…?」
なんか結構古風な話し方をされるのね。高貴な方なのかしら。服は1枚布のようなものを巻き付けてるけど、性別も不明ね。
とりあえず、当たり障りのない回答をして、と思ったけどお邪魔してますでいいのかしら、思わず疑問文になってしまったわ。
「はっはっは!…吾の縄張りに許可なく邪魔してるだなんて、不愉快だ」
ら、落差~!今、笑ってたじゃない!えっ、これ、命の危機ってやつなの、ちょっとここでおしまい!?ジ・エンドってやつ!?
「本当に申し訳ありません。私この世界に不慣れでして、貴方様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
切り株の上に正座をして謝ってみてるけど、延命を…!というよりも深夜にいきなりでちょっと気持ちがついていかないわ!
あら、モチ、ありがとうね、いつの間にペットボトルからでたの。ぷにぷにして癒やしてくれるのね。
「ふむ。教えるのも吝かでないが、そうよのう、ただで教えるのもなあ」
えっ、がめつくない…。一気に威厳がガタ落ちだわ。まあ、もので釣られるならそれでいいんだけど、えーっと緑の目の方にあげられるようなものあるかしら…
あ、カバンについてるストラップでいいかしらね、同僚からお土産でもらった蛍石のものよ。ちょっとだけ光るけど、まあ、お土産クオリティ。
なんか光り物とか好きそうだし、いけるのでは。食べ物で不味い、ざくっみたいに殺されたくないし。
「こちらはいかがでしょうか。地球で採れる石から作った飾り物になります」
とりあえず下手に出ておくのがベストよね。クレーマー対応みたいになってるけど、どうとでもなれよ。
「ほう、なかなかセンスが良いな。よし、受け取っておこう」
パサランが緑の目の人に話しかけているということはそこまで危ない人ではないのかしら。一応、契約者ってことになっているから死んでもいい、とかそういうのではないと思うし、懐いてくれていると思ってるのだけど。
「で、吾の名前だったか」
こちらをみて問いかけられたので、思わず目を合わせてしまった。うわあ、綺麗な瞳。
「わ、本当に繋がってたわね。一瞬だけど、それでも、繋がってるのね…」
だんだんと景色が日中のものから変化し、昨晩と同じ風景に変わる。
「何度見ても素敵な空間だわ。さ、あのナニカがくるかもしれないから行くわよ!」
切り株の元へレッツゴーよ!
・・・・・
暗い中、パサランのあとに続いて歩いてきた。
花畑は相変わらずとても綺麗だったけど少し離れると光が月明かりのみで不安ね。高いものがないからそこまで暗くはないけれど。
「あっ、見えてきたわ!ちょっと大きくなっているわね」
ヒザ下くらいだった切り株が腰までの高さになっている。切り株が成長するの、端から芽がでるのよね、地球では。まあここは異世界だものね、なんか違うことが起こるのでしょう多分…。日中は高くなってるのが嬉しかったけれど、このまま高くなりすぎちゃったら寝る場所に困るわね。
いっそのこと、木の洞窟みたいなものができてくれないかしら。根っこのところがぐーん、と二股に別れたりとか。
「切り株さん、今日から夜はこちらで眠らせてもらうことにするわ。よろしくお願いします。お願いになっちゃうんだけど、もしできたら、切り株さん、木の根っこを伸ばして洞窟みたいに成長したりできるかしら。雨が降ったときにそこに滞在したいの」
パサランに荷物を出してもらってもう寝ちゃいましょう。モチも寝るのかしら。ペットボトルからでてこないわ。
「みんなおやすみなさい」
パサランはコートのポッケの中に潜り込んでる。寝ることはしなそうだけと、落ち着くのかしら。ここに昨日もいたのね。だんだんと異世界にきてしまった実感がでてきたわ…ご飯問題を解決したらまずはここで暮らしても大丈夫かしら。
今日みた家族の姿を思い浮かべながら眠りにつく。
~~~・・~・
んんー、今何時かしら。腕時計をみてみると、やだ、まだ1時過ぎじゃない、もう少し眠れるわ、ともう一寝入りしようとしたその時、
どかっ
「いった!なに…」
いきなり何かに襲われた。
おそるおそる目を開けてみると、人がいる…
「えっ、人だ」
月明かりで顔が影になっててよく見えないが、確かにさっき何かをされた気がする。寝ぼけ頭を回転させつつ、不自然にならないようにしないと。
「おはようございます、あれ、今の時間はこんばんはだわ。えっと…」
寝起きはそこそこいい方なのに、ここで人に会うなんて想定してなかったから言葉がでてこないわ!というか誰なの!?
『 』
人が喋ったような、口を動かしているけど、声が聞こえない。えー…
「あ、パサランだ」
パサランがててきて、何やら人と喋っているようだ。やっぱりパサランも喋れるのね。あ、人がこっちをみたわ。わぁ、綺麗な緑色の瞳だわ。光って、え、人の目って光るものだったかしら。
「娘よ、これで言葉、分かるか」
顔がよく見えないけど、話しかけられたみたいね。
「あ、はい。ありがとうございます」
とりあえず、様子見よ。本当なら自己紹介とかするべきところかもだけど、よくあるとこでは名前をいったらいけない、とか失言が元で奴隷、みたいなのもあったし、警戒するに越したことはないわよ、るみ。
「ほう、名乗りもしないとな。考えがある知れ者かはたまたただの礼儀知らずか。だが、吾のことが分からぬとみえる。そちは何者じゃ。ここは吾の縄張りぞ。われから聞いたが、其方の口から聞きたいものよ」
「信じてもらえるか分からないのですがここに2日前にきました、るみと申します。地球という場所からやってきました。縄張りとはしらず、申し訳ありません。お邪魔してます…?」
なんか結構古風な話し方をされるのね。高貴な方なのかしら。服は1枚布のようなものを巻き付けてるけど、性別も不明ね。
とりあえず、当たり障りのない回答をして、と思ったけどお邪魔してますでいいのかしら、思わず疑問文になってしまったわ。
「はっはっは!…吾の縄張りに許可なく邪魔してるだなんて、不愉快だ」
ら、落差~!今、笑ってたじゃない!えっ、これ、命の危機ってやつなの、ちょっとここでおしまい!?ジ・エンドってやつ!?
「本当に申し訳ありません。私この世界に不慣れでして、貴方様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
切り株の上に正座をして謝ってみてるけど、延命を…!というよりも深夜にいきなりでちょっと気持ちがついていかないわ!
あら、モチ、ありがとうね、いつの間にペットボトルからでたの。ぷにぷにして癒やしてくれるのね。
「ふむ。教えるのも吝かでないが、そうよのう、ただで教えるのもなあ」
えっ、がめつくない…。一気に威厳がガタ落ちだわ。まあ、もので釣られるならそれでいいんだけど、えーっと緑の目の方にあげられるようなものあるかしら…
あ、カバンについてるストラップでいいかしらね、同僚からお土産でもらった蛍石のものよ。ちょっとだけ光るけど、まあ、お土産クオリティ。
なんか光り物とか好きそうだし、いけるのでは。食べ物で不味い、ざくっみたいに殺されたくないし。
「こちらはいかがでしょうか。地球で採れる石から作った飾り物になります」
とりあえず下手に出ておくのがベストよね。クレーマー対応みたいになってるけど、どうとでもなれよ。
「ほう、なかなかセンスが良いな。よし、受け取っておこう」
パサランが緑の目の人に話しかけているということはそこまで危ない人ではないのかしら。一応、契約者ってことになっているから死んでもいい、とかそういうのではないと思うし、懐いてくれていると思ってるのだけど。
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