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2.ヨドの街
じゅう、自撮り動画は恥ずかしい
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「えっ、嫌われたって!?パサランがミィ様を?」
「ええ、神官がそもそも嫌なのか個人的に嫌いなのかはわからないけれど、パサラン様がいるときは私は距離を取ったほうがいいかもしれないわ。少なくともお気に召してはもらえなかったみたいね」
まぁ誰しも皆仲良くというのは難しいということは分かるけれど、今の一瞬でそんな判断できるのかしら。
「まあ、神の子に気に入られるのは滅多にいないしいいわ。よし、ではルルちゃんの魔道具の取り扱い方をもう少し見てみましょう。それにもしかしたら本当に魔力を早く馴染ませた方がいいかもしれないわ」
あ、パサランが強く光ったときにまた繋がったようね。有り難いわ。オフラインでも写真や動画はみれるけど新しくくるメールや他のアプリは違うものね。
ミィ様にスマホの使い方を一通り説明してみる。ついでにこのスマホは私しか使えないということも一応伝えておくことにする。ほら、盗まれたりしたら困るからね、なら身につけておけって話でもあるけど。
「いや、こんな魔力がとられる魔道具なんていらわないわよ。触ってもいいかしら」
「どうぞ。落とさないようにしてくださいね」
スマホを渡すのは緊張するけど、流石に渡さないのも大人気ないものね。
「触った人の魔力もとっていくのね。そして、許可があれば私も同じようにスマホを操作できる、と。ただ、ルルちゃんも量は減ってるけどまだ魔力はとられてるわ。その、なんていったかしら、映像を切り取る、そう、写真ね、それをやってみてくれるかしら。対象となるものは、これなんてどう?」
ミィ様が身につけていた腕時計を指さしてきた。宝石が散りばめられているし、お高そうなものだわ。
「では、失礼して。腕とあとちょっとミィ様の足元も一緒に入るので撮りますね。では、撮ります!…撮れました」
「この時計も少し仕掛けがあって魔力がこもっているのだけど、それの魔力と私からもとっていったわね、そのスマホ。空気中の魔力はこのグラシーズには診えないから分からないけど。そうね、これは厄介ね」
今分かったことを纏めると、とりあえずスマホは私の魔力をずっともっていっているのと撮影するときはその対象となる魔力を持っていくということかしら。あと、触ると魔力がとられる、くらいね。
魔力をとられるのは不都合は会話ができないくらいしかないから半年ほど待ってもいいのだけれど、眠くなるのが問題ね、どうにかならないかしら。
ミィ様が持ってきてくれる本を読んでから考えることにしましょう。
・・・・・
ミィ様とお昼をとったらまた寝てしまってお風呂にはいって夜よ。今日は浴衣よ!これから魔王様とのご飯の時間。
その前に少しスマホをいじろっと。
「んー、この世界に来てからの日記とか書いたほうがいいかしら。あまり使ってないからか充電はまだまだあるし、充電もできるからいいけど、手帳に書こうかしら。今日のアルバムは、そう、あのあとミィ様を撮らせてもらったり色々と撮ったのよね。誠さんびっくりするかしら」
手紙を書くのも違うかなと思ったので、動画を撮ってアップしてみる。
「こんばんは!みんな元気に過ごしてるかな?私は元気です。今日はこれから魔王様とお夕飯を食べます。この浴衣はこちらで用意してもらいました!家庭教師の方が色々と教えてくれています。写真に写ってるブロンドの方よ。お昼の写真も撮ってるからみてね!んー、まだまだ帰る手順が見つかってないけどちゃんと見つけられるように頑張ります。こうやってみんなと繋がっていられるから私は頑張れてます。って改めていうとなんだか恥ずかしいわね、ふふ。こちらにきてから3日目になるかしら、時間の流れはどうなってるのかとかそういうのも気になるけど、どうかな、同じかな。同じだったらもうすぐ誠さん誕生日ね!一緒にお祝いできなくて本当に残念だわ…いつものケーキ屋さんでお祝い、したかったわね。ケーキといえばまだこちらではお菓子をみてないわ!お菓子、あるかしら。なかったら作れたりしたらいいわね、うん、たくさん話したいことはあるのだけど、とりあえずはこの辺にしておきましょ!大好きよ、またね」
こんなものかしら、うん。恥ずかしいから見返さずにこのままアップしちゃいましょ。自撮りで一人語りなんて恥ずかしいにもほどがあるものね。
そろそろシーツおばけさんが迎えにきてくれてもいい頃なんだけど、どうかしら。
コンコンコンコン
きたわね!
「はい、どうぞ」
魔王様のところにすぐ行けるように準備万端よ。
…あら?
「準備がいいな、吾は今日よりここで夕食とする。奴から報告は来ているがそちからもどうだったか一日の流れを聞きたい。食べながら聞こう」
ま、魔王様がいらっしゃったわ。予想外。サクッと椅子に座るだけで絵になる方ね。眼福眼福。
「こんばんは、魔王様。お仕事お疲れ様でした。今日はですね」
とりあえず今日会った出来事を伝えておく。多分ミィ様から伝わってはいると思うけど、スマホのこともさらりと伝えつつお風呂のことやトイレのことで思ったことを付け加えて話す。
自分の家を褒められたら嬉しいでしょ?そういうことよ!魔王様ったら聞き上手で思わず色んな話をしてしまったわ。話している最中にシーツおばけさんがやってきてご飯の準備して食べてます。今日もご飯は美味しいな。
「ふむ、良く過ごせたようだな。環境に馴染んでいるようで何より。魔力を馴染ませたいのなら声をかけい。そちと契約してやろう。その代わりこの生物をくれないか?」
この生物…?なんのことだっけ。あ、懐からモチがでてきた!モチのこと忘れていたわ、ごめんなさいね。
「私の、というわけでもないですのでモチ本人に聞いていただかないと…あと血肉を啜るのはちょっと、、」
「この生物にはそちに聞けというのでな、てっきり契約しているかと思ったのだが、ふむ」
魔王様がモチと話しているようだ。本当に魔力がないと不便な世界なのね。早く馴染まないかしら。
いけない、もう眠くなってしまったわ、なんでかしら。
「やはりそうか。実は今日は.....」
やばい、まだ机だし寝落ちは厳しいと思っているのにいきなり眠くなってきたわ。…ぐう。
「ええ、神官がそもそも嫌なのか個人的に嫌いなのかはわからないけれど、パサラン様がいるときは私は距離を取ったほうがいいかもしれないわ。少なくともお気に召してはもらえなかったみたいね」
まぁ誰しも皆仲良くというのは難しいということは分かるけれど、今の一瞬でそんな判断できるのかしら。
「まあ、神の子に気に入られるのは滅多にいないしいいわ。よし、ではルルちゃんの魔道具の取り扱い方をもう少し見てみましょう。それにもしかしたら本当に魔力を早く馴染ませた方がいいかもしれないわ」
あ、パサランが強く光ったときにまた繋がったようね。有り難いわ。オフラインでも写真や動画はみれるけど新しくくるメールや他のアプリは違うものね。
ミィ様にスマホの使い方を一通り説明してみる。ついでにこのスマホは私しか使えないということも一応伝えておくことにする。ほら、盗まれたりしたら困るからね、なら身につけておけって話でもあるけど。
「いや、こんな魔力がとられる魔道具なんていらわないわよ。触ってもいいかしら」
「どうぞ。落とさないようにしてくださいね」
スマホを渡すのは緊張するけど、流石に渡さないのも大人気ないものね。
「触った人の魔力もとっていくのね。そして、許可があれば私も同じようにスマホを操作できる、と。ただ、ルルちゃんも量は減ってるけどまだ魔力はとられてるわ。その、なんていったかしら、映像を切り取る、そう、写真ね、それをやってみてくれるかしら。対象となるものは、これなんてどう?」
ミィ様が身につけていた腕時計を指さしてきた。宝石が散りばめられているし、お高そうなものだわ。
「では、失礼して。腕とあとちょっとミィ様の足元も一緒に入るので撮りますね。では、撮ります!…撮れました」
「この時計も少し仕掛けがあって魔力がこもっているのだけど、それの魔力と私からもとっていったわね、そのスマホ。空気中の魔力はこのグラシーズには診えないから分からないけど。そうね、これは厄介ね」
今分かったことを纏めると、とりあえずスマホは私の魔力をずっともっていっているのと撮影するときはその対象となる魔力を持っていくということかしら。あと、触ると魔力がとられる、くらいね。
魔力をとられるのは不都合は会話ができないくらいしかないから半年ほど待ってもいいのだけれど、眠くなるのが問題ね、どうにかならないかしら。
ミィ様が持ってきてくれる本を読んでから考えることにしましょう。
・・・・・
ミィ様とお昼をとったらまた寝てしまってお風呂にはいって夜よ。今日は浴衣よ!これから魔王様とのご飯の時間。
その前に少しスマホをいじろっと。
「んー、この世界に来てからの日記とか書いたほうがいいかしら。あまり使ってないからか充電はまだまだあるし、充電もできるからいいけど、手帳に書こうかしら。今日のアルバムは、そう、あのあとミィ様を撮らせてもらったり色々と撮ったのよね。誠さんびっくりするかしら」
手紙を書くのも違うかなと思ったので、動画を撮ってアップしてみる。
「こんばんは!みんな元気に過ごしてるかな?私は元気です。今日はこれから魔王様とお夕飯を食べます。この浴衣はこちらで用意してもらいました!家庭教師の方が色々と教えてくれています。写真に写ってるブロンドの方よ。お昼の写真も撮ってるからみてね!んー、まだまだ帰る手順が見つかってないけどちゃんと見つけられるように頑張ります。こうやってみんなと繋がっていられるから私は頑張れてます。って改めていうとなんだか恥ずかしいわね、ふふ。こちらにきてから3日目になるかしら、時間の流れはどうなってるのかとかそういうのも気になるけど、どうかな、同じかな。同じだったらもうすぐ誠さん誕生日ね!一緒にお祝いできなくて本当に残念だわ…いつものケーキ屋さんでお祝い、したかったわね。ケーキといえばまだこちらではお菓子をみてないわ!お菓子、あるかしら。なかったら作れたりしたらいいわね、うん、たくさん話したいことはあるのだけど、とりあえずはこの辺にしておきましょ!大好きよ、またね」
こんなものかしら、うん。恥ずかしいから見返さずにこのままアップしちゃいましょ。自撮りで一人語りなんて恥ずかしいにもほどがあるものね。
そろそろシーツおばけさんが迎えにきてくれてもいい頃なんだけど、どうかしら。
コンコンコンコン
きたわね!
「はい、どうぞ」
魔王様のところにすぐ行けるように準備万端よ。
…あら?
「準備がいいな、吾は今日よりここで夕食とする。奴から報告は来ているがそちからもどうだったか一日の流れを聞きたい。食べながら聞こう」
ま、魔王様がいらっしゃったわ。予想外。サクッと椅子に座るだけで絵になる方ね。眼福眼福。
「こんばんは、魔王様。お仕事お疲れ様でした。今日はですね」
とりあえず今日会った出来事を伝えておく。多分ミィ様から伝わってはいると思うけど、スマホのこともさらりと伝えつつお風呂のことやトイレのことで思ったことを付け加えて話す。
自分の家を褒められたら嬉しいでしょ?そういうことよ!魔王様ったら聞き上手で思わず色んな話をしてしまったわ。話している最中にシーツおばけさんがやってきてご飯の準備して食べてます。今日もご飯は美味しいな。
「ふむ、良く過ごせたようだな。環境に馴染んでいるようで何より。魔力を馴染ませたいのなら声をかけい。そちと契約してやろう。その代わりこの生物をくれないか?」
この生物…?なんのことだっけ。あ、懐からモチがでてきた!モチのこと忘れていたわ、ごめんなさいね。
「私の、というわけでもないですのでモチ本人に聞いていただかないと…あと血肉を啜るのはちょっと、、」
「この生物にはそちに聞けというのでな、てっきり契約しているかと思ったのだが、ふむ」
魔王様がモチと話しているようだ。本当に魔力がないと不便な世界なのね。早く馴染まないかしら。
いけない、もう眠くなってしまったわ、なんでかしら。
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やばい、まだ机だし寝落ちは厳しいと思っているのにいきなり眠くなってきたわ。…ぐう。
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