29 / 75
第1章 医療の星 [医星]
第10話 運命を変える出会い
しおりを挟む
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
【登場人物】
[サンダー・パーマー=ウラズマリー]
Gene of Thunderbolt
金髪の活発な青年。電撃系の能力を持つ。
サンダー・P・ウラズマリーから「プラズマ」というあだ名で呼ばれる。
遺伝子能力養成学校高等部を卒業し、輸送船に忍び込んで宇宙へと旅立った。
▼ヴィスタ診療所
[ヴィスタ]
医星で医者をしている若い女性。
[バリス・スピア]
医星で医者をしている青年。
目つきがとても悪い。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
▽▽▽▽▽
『医星での医薬品強盗事件の主犯として、昨日政府軍は神立病院勤務の“アルコ・トーレ”容疑者、38歳を朱種5級手配犯で指名手配しました。』
『トーレ容疑者は“遺伝子能力に関係する違法薬物”を斡旋していたとして、遺薬法違反の罪に問われており、政府軍は今後……』
ホログラムのニュースは嫌なほどにあっさりとしていた。
命を懸けた戦闘などなかったのではないかと思うくらいに。
「中佐、なんすかそれ。」
白髪スーツの男は、後輩からの質問にめんどくさそうに答えた。
「薬物被害の支援何たらってやつだ。」
そう言うと、中佐と呼ばれる男は折りたたまれた書面を広げた。
――入院措置決定通知書――
「結局、あの子も被疑者になっちまったがな。」
~数日前・ヴィスタ診療所~
腕を組み険しい表情を浮かべるローズ中佐の前には、プラズマとバリスが立っていた。
「一応俺も捜査側として、医星警察の話を聞いた。」
「あの娘は……違法薬品の使用で検挙される。」
“検挙”という言葉にプラズマが飛び上がった。
「け、検挙!?逮捕か!?」
「逮捕じゃない。いわゆる書類送検ってやつだ。」
「まぁ、その前にあの娘行くところがある。」
「行くところ?」
「病院だ。」
ヴィスタは違法遺伝子薬物の副作用として、脳に後遺症が残り植物状態となっていた。
そのため、治療を受けるため入院を余儀なくされていたのだ。
「けどこの星じゃ、あの娘は敵だらけだろ?」
ローズ中佐の言うとおり、政府軍が医星を監視することとなった原因をつくったバリスやヴィスタを、二大病院が快く思わないのはごく自然なことだった。
「そこでだ、喜べ。この件を知った政府軍大元帥が、政府軍本部のある央星の軍病院で薬物の後遺症を治療するよう手を回してくれた。」
「そうか……ありがとう。」
政府軍の決定を聞き安心したのか、バリスは大きなタメ息をこぼして俯く。
「ヴィスタを……」
そしてバリスは深々と頭を下げた。
「ヴィスタをよろしくお願いします。」
ローズ中佐は照れくさそうに顔をそむける。
「その顔でかしこまるの気持ち悪いからやめてくれ。」
「まぁあの娘にとっちゃ、違法遺伝子薬物との出会いが運命を変えることになったのには変わりないがな……」
「まぁこれでこの星の医療も少しはいい方向に行くはずだ。」
「貧民街区の連中も、復帰の研修を経て現場に戻る段取りになるらしいしな。」
「お、軍から連絡だ。じゃぁな。」
ローズ中佐はホログラムを起動させながら手を耳にあてがった。
そしてプラズマ達に背を向けると手を挙げてその場を後にした。
「政府軍も結構やるもんだな。」
プラズマは満足そうにローズ中佐の背中を見つめていた。
「診療所は閉めることになっちまったけどな。」
バリスの言うとおり、他星で入院することとなったヴィスタがいなくなった今、彼一人では診療所を運営するのは厳しかった。
そもそも、バリスはヴィスタがいない状況で診療所を続けようとも思っていなかったのだが。
そしてバリスは“休業”と書かれたプラカードを診療所のドアに掛けた。
「お前はどうすんの?」
「このとおりヴィスタ診療所は休業だ。どっかで働き口見つけるさ。」
「ならお前……俺と来りゃいいじゃん。」
プラズマは必死に自身が所属する捜査隊の名前を思い出している。
「俺、なんだっけ……惑星のなんか捜査隊……IMIC…?とかいうやつだから。」
「しかも隊員は俺が勝手に決めて勝手に入れてもいいってルールなんだぜ!」
IMICという言葉にバリスは声を上げた。
「はぁ!?IMIC だぁ!?あの一神の直轄機関!?」
「お前調査してるって、IMICのことだったのか!?」
一瞬納得しかけたバリスだったが、やはり信じられないのか大きく首を横に振っている。
「いや、ありえねぇ!てめぇみてぇなガキんちょがそんなの出来るわけないだろうが!」
「ガキんちょってお前も同い年だろ。」
「ま、実際は適当に宇宙旅しながら、たまに任務こなすだけなんだけど。」
――活動しているということが大事なのです――
パラム学校長の言葉を思い起こす。
「活動することが大事なのだ!」
「何言ってんだお前……」
「それに医者がいりゃ体調崩しても心配ないしな!」
「まぁ、IMICでもなんでもいいや。俺の腕なら引っ張りだこだが、そこまで言うならお前に付いてってやるよ。」
「いや、お前目つき悪いから働き口なんか見つかるわけないだろ。」
「てめぇ………!まぁいい。お前がMy Geneを探すなら、俺も乗っからせてもらう。」
「My Geneがある星には、雫聖癒草があるらしいからな。」
聞き慣れない言葉にプラズマは聞き直した。
「ダセイユソウ?」
「My Geneがある星に生えてるどんな病でも傷でも治すことができる薬草らしい。医療界ではMy Geneよりも有名だ。」
「あれあれ~?My Geneなんて御伽噺じゃなかったのか~?見つける気満々じゃねぇか!」
「うるせぇ!」
「それなら絶対ヴィスタも治せるよ。」
「うるせぇ……」
~研星会病院・地下深く~
トーレは薄暗い部屋の中に立っていた。
部屋の奥には巨大な水槽のような物が設置されており、その中の光で薄暗く部屋全体を照らしている状態だった。
その巨大な水槽の中で男女複数人の悲鳴がただひたすら響いていた。
「痺れは取れたか?」
その水槽の前に立ち、中の様子を眺めている男が尋ねる。
「はいっ………」
「で、トーレ。お前は失敗した挙句、ノコノコ帰ってきた訳か?」
怒っているのか呆れているのか推し量れないその無機質な声が不気味だった。
「お前は政府軍に追われる身となって、この星には政府軍の監視が入る。動きづらい事この上ない。」
トーレが巨大な水槽を一瞥すると、ガラスに血痕様のものがついていた。
そしてその中では絶叫と共に凶器を振るい、殺し合う人たちの姿が。
「しかも見つかったのはあの【獄炎】の中佐だと。」
「それにあのお嬢さんに“遺伝子能力の薬”を渡したな。お前の独断で。勝手に。」
「一応私とお前は組んではいるが、ここまで足を引っ張るのなら………」
その先の言葉にトーレの身体は強張った。
その男はさらに続けた。
「お前はこの星の実権を握りたい。だが何度も言うが、私はこの星のことなどどうでもいい。」
「それにお前のような雑魚が医療界のトップに立つには万能遺伝子の恩恵が必要不可欠だろう?」
「せっかくのチャンスだった。なんせ私たちのこの星にサンダー・パーマーが来ていたのだから。」
「それを私が戻るまで留め置きもできないとは。」
やはり、その男の声に感情は乗っていなかった。
「申し訳ありません……」
トーレは恐怖で身体を振るわせている。
「ウィンドが失敗し、ヴァンガルド・キルも投獄中だというのに……」
ため息を一つ吐くと、その男はトーレの方を振り返った。
「それにサンダー・パーマーと共に行ったのは【猛毒】のスピアだろう?」
「全く……同じ『毒』の名を冠すること自体が腹立たしいというのに。」
「【猛毒】と、この【蠱毒】。どちらが勝つだろうな。」
その男は響き渡る悲鳴の中、不気味な笑みを浮かべていた。
To be continued.....
【EXTRA STORY】
~医星・宇宙港~
――ポーン――
――輸送船が到着します――
「おい!まじで輸送船に忍び込んでで行くのかよ!」
「じゃなきゃ俺が医星に密入国したのがバレるんだろ!?」
「ほら乗り込め!!」
「お、おいっ、やめっ」
「ん?なんだこれ?なんか月のマークがついた木箱がいっぱいあるな。」
カパッ
「刀だ!」
カパッ
「こっちは……干からびた食料……?」
――戦星到着予定は明日の午前10時です――
「戦星だとーーーー!?」
To be continued to next EXTRA STORY.....?
【登場人物】
[サンダー・パーマー=ウラズマリー]
Gene of Thunderbolt
金髪の活発な青年。電撃系の能力を持つ。
サンダー・P・ウラズマリーから「プラズマ」というあだ名で呼ばれる。
遺伝子能力養成学校高等部を卒業し、輸送船に忍び込んで宇宙へと旅立った。
▼ヴィスタ診療所
[ヴィスタ]
医星で医者をしている若い女性。
[バリス・スピア]
医星で医者をしている青年。
目つきがとても悪い。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
▽▽▽▽▽
『医星での医薬品強盗事件の主犯として、昨日政府軍は神立病院勤務の“アルコ・トーレ”容疑者、38歳を朱種5級手配犯で指名手配しました。』
『トーレ容疑者は“遺伝子能力に関係する違法薬物”を斡旋していたとして、遺薬法違反の罪に問われており、政府軍は今後……』
ホログラムのニュースは嫌なほどにあっさりとしていた。
命を懸けた戦闘などなかったのではないかと思うくらいに。
「中佐、なんすかそれ。」
白髪スーツの男は、後輩からの質問にめんどくさそうに答えた。
「薬物被害の支援何たらってやつだ。」
そう言うと、中佐と呼ばれる男は折りたたまれた書面を広げた。
――入院措置決定通知書――
「結局、あの子も被疑者になっちまったがな。」
~数日前・ヴィスタ診療所~
腕を組み険しい表情を浮かべるローズ中佐の前には、プラズマとバリスが立っていた。
「一応俺も捜査側として、医星警察の話を聞いた。」
「あの娘は……違法薬品の使用で検挙される。」
“検挙”という言葉にプラズマが飛び上がった。
「け、検挙!?逮捕か!?」
「逮捕じゃない。いわゆる書類送検ってやつだ。」
「まぁ、その前にあの娘行くところがある。」
「行くところ?」
「病院だ。」
ヴィスタは違法遺伝子薬物の副作用として、脳に後遺症が残り植物状態となっていた。
そのため、治療を受けるため入院を余儀なくされていたのだ。
「けどこの星じゃ、あの娘は敵だらけだろ?」
ローズ中佐の言うとおり、政府軍が医星を監視することとなった原因をつくったバリスやヴィスタを、二大病院が快く思わないのはごく自然なことだった。
「そこでだ、喜べ。この件を知った政府軍大元帥が、政府軍本部のある央星の軍病院で薬物の後遺症を治療するよう手を回してくれた。」
「そうか……ありがとう。」
政府軍の決定を聞き安心したのか、バリスは大きなタメ息をこぼして俯く。
「ヴィスタを……」
そしてバリスは深々と頭を下げた。
「ヴィスタをよろしくお願いします。」
ローズ中佐は照れくさそうに顔をそむける。
「その顔でかしこまるの気持ち悪いからやめてくれ。」
「まぁあの娘にとっちゃ、違法遺伝子薬物との出会いが運命を変えることになったのには変わりないがな……」
「まぁこれでこの星の医療も少しはいい方向に行くはずだ。」
「貧民街区の連中も、復帰の研修を経て現場に戻る段取りになるらしいしな。」
「お、軍から連絡だ。じゃぁな。」
ローズ中佐はホログラムを起動させながら手を耳にあてがった。
そしてプラズマ達に背を向けると手を挙げてその場を後にした。
「政府軍も結構やるもんだな。」
プラズマは満足そうにローズ中佐の背中を見つめていた。
「診療所は閉めることになっちまったけどな。」
バリスの言うとおり、他星で入院することとなったヴィスタがいなくなった今、彼一人では診療所を運営するのは厳しかった。
そもそも、バリスはヴィスタがいない状況で診療所を続けようとも思っていなかったのだが。
そしてバリスは“休業”と書かれたプラカードを診療所のドアに掛けた。
「お前はどうすんの?」
「このとおりヴィスタ診療所は休業だ。どっかで働き口見つけるさ。」
「ならお前……俺と来りゃいいじゃん。」
プラズマは必死に自身が所属する捜査隊の名前を思い出している。
「俺、なんだっけ……惑星のなんか捜査隊……IMIC…?とかいうやつだから。」
「しかも隊員は俺が勝手に決めて勝手に入れてもいいってルールなんだぜ!」
IMICという言葉にバリスは声を上げた。
「はぁ!?IMIC だぁ!?あの一神の直轄機関!?」
「お前調査してるって、IMICのことだったのか!?」
一瞬納得しかけたバリスだったが、やはり信じられないのか大きく首を横に振っている。
「いや、ありえねぇ!てめぇみてぇなガキんちょがそんなの出来るわけないだろうが!」
「ガキんちょってお前も同い年だろ。」
「ま、実際は適当に宇宙旅しながら、たまに任務こなすだけなんだけど。」
――活動しているということが大事なのです――
パラム学校長の言葉を思い起こす。
「活動することが大事なのだ!」
「何言ってんだお前……」
「それに医者がいりゃ体調崩しても心配ないしな!」
「まぁ、IMICでもなんでもいいや。俺の腕なら引っ張りだこだが、そこまで言うならお前に付いてってやるよ。」
「いや、お前目つき悪いから働き口なんか見つかるわけないだろ。」
「てめぇ………!まぁいい。お前がMy Geneを探すなら、俺も乗っからせてもらう。」
「My Geneがある星には、雫聖癒草があるらしいからな。」
聞き慣れない言葉にプラズマは聞き直した。
「ダセイユソウ?」
「My Geneがある星に生えてるどんな病でも傷でも治すことができる薬草らしい。医療界ではMy Geneよりも有名だ。」
「あれあれ~?My Geneなんて御伽噺じゃなかったのか~?見つける気満々じゃねぇか!」
「うるせぇ!」
「それなら絶対ヴィスタも治せるよ。」
「うるせぇ……」
~研星会病院・地下深く~
トーレは薄暗い部屋の中に立っていた。
部屋の奥には巨大な水槽のような物が設置されており、その中の光で薄暗く部屋全体を照らしている状態だった。
その巨大な水槽の中で男女複数人の悲鳴がただひたすら響いていた。
「痺れは取れたか?」
その水槽の前に立ち、中の様子を眺めている男が尋ねる。
「はいっ………」
「で、トーレ。お前は失敗した挙句、ノコノコ帰ってきた訳か?」
怒っているのか呆れているのか推し量れないその無機質な声が不気味だった。
「お前は政府軍に追われる身となって、この星には政府軍の監視が入る。動きづらい事この上ない。」
トーレが巨大な水槽を一瞥すると、ガラスに血痕様のものがついていた。
そしてその中では絶叫と共に凶器を振るい、殺し合う人たちの姿が。
「しかも見つかったのはあの【獄炎】の中佐だと。」
「それにあのお嬢さんに“遺伝子能力の薬”を渡したな。お前の独断で。勝手に。」
「一応私とお前は組んではいるが、ここまで足を引っ張るのなら………」
その先の言葉にトーレの身体は強張った。
その男はさらに続けた。
「お前はこの星の実権を握りたい。だが何度も言うが、私はこの星のことなどどうでもいい。」
「それにお前のような雑魚が医療界のトップに立つには万能遺伝子の恩恵が必要不可欠だろう?」
「せっかくのチャンスだった。なんせ私たちのこの星にサンダー・パーマーが来ていたのだから。」
「それを私が戻るまで留め置きもできないとは。」
やはり、その男の声に感情は乗っていなかった。
「申し訳ありません……」
トーレは恐怖で身体を振るわせている。
「ウィンドが失敗し、ヴァンガルド・キルも投獄中だというのに……」
ため息を一つ吐くと、その男はトーレの方を振り返った。
「それにサンダー・パーマーと共に行ったのは【猛毒】のスピアだろう?」
「全く……同じ『毒』の名を冠すること自体が腹立たしいというのに。」
「【猛毒】と、この【蠱毒】。どちらが勝つだろうな。」
その男は響き渡る悲鳴の中、不気味な笑みを浮かべていた。
To be continued.....
【EXTRA STORY】
~医星・宇宙港~
――ポーン――
――輸送船が到着します――
「おい!まじで輸送船に忍び込んでで行くのかよ!」
「じゃなきゃ俺が医星に密入国したのがバレるんだろ!?」
「ほら乗り込め!!」
「お、おいっ、やめっ」
「ん?なんだこれ?なんか月のマークがついた木箱がいっぱいあるな。」
カパッ
「刀だ!」
カパッ
「こっちは……干からびた食料……?」
――戦星到着予定は明日の午前10時です――
「戦星だとーーーー!?」
To be continued to next EXTRA STORY.....?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
恋愛リベンジャーズ
廣瀬純七
SF
拓也は、かつての恋人・純への後悔を抱えたまま生きてきた。ある日、過去へ戻れる不思議なアプリを手に入れるが戻った先で彼を待っていたのは、若き日の純ではなく――純そのものになってしまった自分自身だった。かつての恋人とやり直すはずが、過去の自分を相手に恋をするという奇妙で切ない関係が始まっていく。時間と心が交差する、不思議な男女入れ替わりストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる