36 / 75
第2章 サムライの星 [戦星]
第1話 辿り着いたのは戦の星でした
しおりを挟む
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
【登場人物】
▼何でも屋(IMIC)
[サンダー・パーマー=ウラズマリー]
金髪の活発な青年。電撃系の能力を持つ。
サンダー・P・ウラズマリーから「プラズマ」というあだ名で呼ばれる。
遺伝子能力養成学校高等部を卒業し、輸送船に忍び込んで宇宙へと旅立った。
[バリス・スピア]
元軍医で、毒の能力を持つ医者。
薄紫で、天を衝くようなツンツン頭で目つきが死ぬほど悪い。
▼その他
[セリナ]
プラズマの幼馴染の女の子。
勤勉で真面目な性格。氷の能力を操る。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
―ポーン―
―まもなく戦星に着陸します―
「戦星か、またえげつないところに来たもんだ。」
バリスが苦笑いしながらつぶやく。
輸送船は徐々に高度を下げ、着陸態勢に入る。
輸送船の窓から景色を眺めると、辺り一面、荒野か森が広がっており、ポツポツと城の様な建物が立っていた。
輸送船が着陸するや2人は職員を装って、木箱を担ぎながら宇宙港に下りる。
「全然人いねぇな……」
あまりの人の少なさに、プラズマはつい心の内をこぼした。
「そりゃそうだ。この戦星は“サムライ”って剣士が紛争してる真っ最中だからな。」
「普通誰も入星しようだなんて思わねぇさ。とりあえず怪しまれる前にここ出るぞ。」
2人は宇宙港の小道に入ると、荷物を置いて宇宙港から出る。
「うへぇ!宇宙港の外なのに何にもねぇ!!」
プラズマが驚くのも無理はなかった。
普通、宇宙港の外には店が立ち並び、それによって活気にあふれる光景が一般的だったからだ。
しかしこの戦星はというと、見渡す限りの荒野。
そして一本の道が遥か遠くまで伸び、その先には森が見えた。
「プラズマ、この星は危険だから宇宙港の辺りで野宿して、明日の輸送船で別の星に行くぞ。」
「そんな固いこと言うなよ、バリス!せっかく来たんだしちょっと探索しようぜ!」
「面倒事に巻き込まれたらどうすんだ!」
「じゃぁあの森に行って帰るだけ!頼む!!」
そう言ってプラズマは遥か遠くに見える森を指差した。
「ったく……面倒事に巻き込まれても知らねぇからな。」
~戦星、森の中~
「疲れた~……なんでこんなに歩かなきゃいけねぇんだよ……」
「お前が森まで行きたいって言ったからだろうがっ!!」
「にしてもこの森どこまで続いてるんだろうな。」
「待てっ!」「はぁ!!」
「きゃっ…!」
突然こだまする尋常ならざる声。
「バリス!行くぞ!」
「お、おい!待て!この星のごたごたに巻きま………っくそ……」
バリスは、超特急でトラブルに巻き込まれに行くプラズマを止めようとするが、あまりもの速さに諦め、彼の後を追った。
声のする方へと急ぐと1人の少女が黒装束の男2人と戦っていたのだ。
そして、
プラズマが電撃を纏って少女と男達の間に乱入する。
「オラァ!寄ってたかったいじめてんじゃねぇよ!」
男達は間合いを取ると、明らかな敵意を向けてくる電撃の青年に短刀を構え直した。
「お前達……水王家の者か……!」
「は?スオウ?」
呆けるプラズマに喝を入れるようにバリスが叫んだ。
「プラズマ!!!」
「おうよ!」
バリスの掛け声と共にプラズマが電撃を放つ。
しかし忍びたちはワイヤーのようなものを射出し、近くの木に引っ掛けて電撃を躱した。
「遺伝子能力者で3対2はまずいな……引くぞっ!」
そう言い残して忍び達は森の奥へと素早く消えていく。
プラズマ達は倒れる少女のもとへと駆けた。
青いショートカットの髪にタイトな黒装束。
その少女も見たところ忍びの者だった。
その女忍の顔はサムライの星の者とは思えない程穏やかなものだった。
バリスの差し出した手にその女忍が手を掛け、ゆっくりと起き上がった。
「あ、ありがとう……」
「お前は?」
「私は水王家の女忍……水王千里華……本当にあり………」
笑顔の眩しい女忍が感謝の意を表した途端、気が抜けたのか言葉の途中で倒れてしまった。
「お、おい!」
2人は駆け寄り、バリスが容態を診る。
「ただ気が抜けただけだ。大したことはない。」
バリスがプラズマに対し、女忍を抱えるようジェスチャーした。
「だが、また襲われるかもしれねぇ。移動するぞ。」
▽▽▽
▽▽
▽
プラズマ達は来た道を引き返し、森の入り口に千里華を横たわらせる。
寝ている千里華を看ながら、バリスがプラズマに忠告した。
「プラズマ、戦星はやばい。早く出たほうがいい。」
「そんなこと言っても、この女の子置いては無理だろ!!」
プラズマが語気を強めて反論したせいか千里華が起き上がる。
「ん……あなた……たち……ありがとう……」
頭部が痛むのか、彼女は自身の側頭部に手を当て、苦悶の表情を見せた。
「水王家の者ではないようね……」
「かといって……如月の者でもなさそうだけど……何者なの?」
千里華は掠れた声でプラズマ達に尋ねる。
「キサラギ?誰だそいつらは?俺たちは……」
バリスを遮りプラズマが声高に答えた。
「何でも屋!!!」
「プラズマ、てめぇ大声出すな!見つかるだろうが!!」
全くものとせずプラズマは続ける。
「俺たちは何でも屋をしながら、My Geneを探して旅してんだ!」
「へぇ~、何でも屋………それに万能遺伝子をね……なんか、面白そう……!」
千里華は一瞬目を輝かせるが、悲しそうに目を伏せた。
「あぁ!お前もどうだ!」
プラズマが千里華にすごい熱量で問いかけると、彼女は再度目を輝かせ表情が柔らかくなるが、すぐに俯いてしまう。
「私は無理だよ……だって水王家の者だから。」
プラズマは水王家という言葉に引っかかる。
「またスオウ家………ん?どこかで聞いたような……」
その瞬間、一行の前に黒装束の人物が2人現れる。
「ここにいたのか。」
「千里華、軍団長からお前に対して捕縛命令がかかっている。さっきからこの如月家の間者と密会をしていたようだな。」
「この人達は関係ないの!私を助け……」
「おい、そこの金髪と紫アタマ。お前達も捕縛の対象だ。付いてきてもらうぞ。」
1人の忍びがそう言うと、いつのまにかプラズマ達3人の首には細い針が刺さっており、強烈な眠気に襲われてその場に倒れ込んでしまった。
▽▽▽▽▽▽
「おい!起きろ!」
突然の怒号にプラズマとバリスが目を覚ますと、そこは牢屋の中だった。
隣には、千里華も座っている。
「ここは……?」
目が覚めた途端、目の前に立つ大男によって牢屋の外へ連れ出される。
「貴様ら!抵抗するなよ!」
鉄製の手枷をはめられたプラズマ、バリス、そして水王家の千里華と呼ばれる少女は、一本の鎖に引かれて薄暗い廊下を歩いていく。
3人の周りには帯刀した大男7人が鋭い目つきで監視しながら同道していた。
そして、何階分もの階段を上がり最上階と思しき廊下に着くと、その先には豪勢な引き戸が目に入る。
「ありゃ、サムライの親分がいるな。」
「貴様!しゃべるな!!」
バリスの左隣を歩いていた男が、刀の柄でバリスの顔面を小突く。
「くそっ……」
そして奥の戸に近づくにつれ、廊下の両端に控えるサムライの数が増えていき、戸の目の前まで行くと、両脇に立っていた屈強そうなサムライが戸を開けた。
ザッ
「罪人、入ります。」
そこは大広間だった。
広間の奥には、髷を結った男が座っており、その両脇に左右対称に、そして互いに向き合う形で何人ものサムライが立っていた。
「殿!連れて参りました。」
歳のいった大男ばかりだった。
大体40~60歳くらいだろうか。
しかしそんな中、上座に1人若い女性が立っていた。
「皆座ってくれ。罪人は前に。」
その“殿”の号令と共に、サムライ達はその場に座した。
鎖で引かれるプラズマ達は、左右に並ぶサムライ達に挟まれるように、“殿”と呼ばれる男の前に、横一列で正対させられる。
すると“殿”と呼ばれる男は、その唯一の若い女性のサムライに目を向けた。
「涙流華、処遇を述べよ。」
涙流華と呼ばれるサムライは、正座したまま“殿”と呼ばれる男に向きを変え、恭しく礼をした。
そして頭を上げると、その場で立ち上がった。
「この者、水王千里華は任務に失敗しだだけでなく、この2人の如月家の間者とも通じていた。これは水王家への重大な裏切り行為である。」
「よって……」
「水王千里華を禁錮拷問刑、この者達を即時処刑とする。」
その言葉にプラズマ達は凍り付いた。
「え……ショケイ………?」
To be continued.....
【EXTRA STORY】
~水王家・廊下~
「おい!起きろ!」
「ここは……?」
「出ろ!抵抗するなよ!」
「さっさと歩かんか!」
「(そう言えば、スオウ家ってどこで聞いたんだっけ?)」
“2番はスオウ家でしょ”
“あれだけ説明したのにさぁ……まず1人目はスオウ”
「あっ!!」
「セリナだ!」
「やかましい!!しゃべるな罪人が!!」
~銀河某所~
「えっくしゅんっ!!」
「どうしたんですか?そんな可愛いくしゃみをして。」
「我々にはらしくありませんよ。」
「うるさいわね。」
「体調管理も我々の重要な……えくちゃっ!」
「そういうあなたもどうしたの?可愛いくしゃみして。」
To be continued to next EXTRA STORY.....?
【登場人物】
▼何でも屋(IMIC)
[サンダー・パーマー=ウラズマリー]
金髪の活発な青年。電撃系の能力を持つ。
サンダー・P・ウラズマリーから「プラズマ」というあだ名で呼ばれる。
遺伝子能力養成学校高等部を卒業し、輸送船に忍び込んで宇宙へと旅立った。
[バリス・スピア]
元軍医で、毒の能力を持つ医者。
薄紫で、天を衝くようなツンツン頭で目つきが死ぬほど悪い。
▼その他
[セリナ]
プラズマの幼馴染の女の子。
勤勉で真面目な性格。氷の能力を操る。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
―ポーン―
―まもなく戦星に着陸します―
「戦星か、またえげつないところに来たもんだ。」
バリスが苦笑いしながらつぶやく。
輸送船は徐々に高度を下げ、着陸態勢に入る。
輸送船の窓から景色を眺めると、辺り一面、荒野か森が広がっており、ポツポツと城の様な建物が立っていた。
輸送船が着陸するや2人は職員を装って、木箱を担ぎながら宇宙港に下りる。
「全然人いねぇな……」
あまりの人の少なさに、プラズマはつい心の内をこぼした。
「そりゃそうだ。この戦星は“サムライ”って剣士が紛争してる真っ最中だからな。」
「普通誰も入星しようだなんて思わねぇさ。とりあえず怪しまれる前にここ出るぞ。」
2人は宇宙港の小道に入ると、荷物を置いて宇宙港から出る。
「うへぇ!宇宙港の外なのに何にもねぇ!!」
プラズマが驚くのも無理はなかった。
普通、宇宙港の外には店が立ち並び、それによって活気にあふれる光景が一般的だったからだ。
しかしこの戦星はというと、見渡す限りの荒野。
そして一本の道が遥か遠くまで伸び、その先には森が見えた。
「プラズマ、この星は危険だから宇宙港の辺りで野宿して、明日の輸送船で別の星に行くぞ。」
「そんな固いこと言うなよ、バリス!せっかく来たんだしちょっと探索しようぜ!」
「面倒事に巻き込まれたらどうすんだ!」
「じゃぁあの森に行って帰るだけ!頼む!!」
そう言ってプラズマは遥か遠くに見える森を指差した。
「ったく……面倒事に巻き込まれても知らねぇからな。」
~戦星、森の中~
「疲れた~……なんでこんなに歩かなきゃいけねぇんだよ……」
「お前が森まで行きたいって言ったからだろうがっ!!」
「にしてもこの森どこまで続いてるんだろうな。」
「待てっ!」「はぁ!!」
「きゃっ…!」
突然こだまする尋常ならざる声。
「バリス!行くぞ!」
「お、おい!待て!この星のごたごたに巻きま………っくそ……」
バリスは、超特急でトラブルに巻き込まれに行くプラズマを止めようとするが、あまりもの速さに諦め、彼の後を追った。
声のする方へと急ぐと1人の少女が黒装束の男2人と戦っていたのだ。
そして、
プラズマが電撃を纏って少女と男達の間に乱入する。
「オラァ!寄ってたかったいじめてんじゃねぇよ!」
男達は間合いを取ると、明らかな敵意を向けてくる電撃の青年に短刀を構え直した。
「お前達……水王家の者か……!」
「は?スオウ?」
呆けるプラズマに喝を入れるようにバリスが叫んだ。
「プラズマ!!!」
「おうよ!」
バリスの掛け声と共にプラズマが電撃を放つ。
しかし忍びたちはワイヤーのようなものを射出し、近くの木に引っ掛けて電撃を躱した。
「遺伝子能力者で3対2はまずいな……引くぞっ!」
そう言い残して忍び達は森の奥へと素早く消えていく。
プラズマ達は倒れる少女のもとへと駆けた。
青いショートカットの髪にタイトな黒装束。
その少女も見たところ忍びの者だった。
その女忍の顔はサムライの星の者とは思えない程穏やかなものだった。
バリスの差し出した手にその女忍が手を掛け、ゆっくりと起き上がった。
「あ、ありがとう……」
「お前は?」
「私は水王家の女忍……水王千里華……本当にあり………」
笑顔の眩しい女忍が感謝の意を表した途端、気が抜けたのか言葉の途中で倒れてしまった。
「お、おい!」
2人は駆け寄り、バリスが容態を診る。
「ただ気が抜けただけだ。大したことはない。」
バリスがプラズマに対し、女忍を抱えるようジェスチャーした。
「だが、また襲われるかもしれねぇ。移動するぞ。」
▽▽▽
▽▽
▽
プラズマ達は来た道を引き返し、森の入り口に千里華を横たわらせる。
寝ている千里華を看ながら、バリスがプラズマに忠告した。
「プラズマ、戦星はやばい。早く出たほうがいい。」
「そんなこと言っても、この女の子置いては無理だろ!!」
プラズマが語気を強めて反論したせいか千里華が起き上がる。
「ん……あなた……たち……ありがとう……」
頭部が痛むのか、彼女は自身の側頭部に手を当て、苦悶の表情を見せた。
「水王家の者ではないようね……」
「かといって……如月の者でもなさそうだけど……何者なの?」
千里華は掠れた声でプラズマ達に尋ねる。
「キサラギ?誰だそいつらは?俺たちは……」
バリスを遮りプラズマが声高に答えた。
「何でも屋!!!」
「プラズマ、てめぇ大声出すな!見つかるだろうが!!」
全くものとせずプラズマは続ける。
「俺たちは何でも屋をしながら、My Geneを探して旅してんだ!」
「へぇ~、何でも屋………それに万能遺伝子をね……なんか、面白そう……!」
千里華は一瞬目を輝かせるが、悲しそうに目を伏せた。
「あぁ!お前もどうだ!」
プラズマが千里華にすごい熱量で問いかけると、彼女は再度目を輝かせ表情が柔らかくなるが、すぐに俯いてしまう。
「私は無理だよ……だって水王家の者だから。」
プラズマは水王家という言葉に引っかかる。
「またスオウ家………ん?どこかで聞いたような……」
その瞬間、一行の前に黒装束の人物が2人現れる。
「ここにいたのか。」
「千里華、軍団長からお前に対して捕縛命令がかかっている。さっきからこの如月家の間者と密会をしていたようだな。」
「この人達は関係ないの!私を助け……」
「おい、そこの金髪と紫アタマ。お前達も捕縛の対象だ。付いてきてもらうぞ。」
1人の忍びがそう言うと、いつのまにかプラズマ達3人の首には細い針が刺さっており、強烈な眠気に襲われてその場に倒れ込んでしまった。
▽▽▽▽▽▽
「おい!起きろ!」
突然の怒号にプラズマとバリスが目を覚ますと、そこは牢屋の中だった。
隣には、千里華も座っている。
「ここは……?」
目が覚めた途端、目の前に立つ大男によって牢屋の外へ連れ出される。
「貴様ら!抵抗するなよ!」
鉄製の手枷をはめられたプラズマ、バリス、そして水王家の千里華と呼ばれる少女は、一本の鎖に引かれて薄暗い廊下を歩いていく。
3人の周りには帯刀した大男7人が鋭い目つきで監視しながら同道していた。
そして、何階分もの階段を上がり最上階と思しき廊下に着くと、その先には豪勢な引き戸が目に入る。
「ありゃ、サムライの親分がいるな。」
「貴様!しゃべるな!!」
バリスの左隣を歩いていた男が、刀の柄でバリスの顔面を小突く。
「くそっ……」
そして奥の戸に近づくにつれ、廊下の両端に控えるサムライの数が増えていき、戸の目の前まで行くと、両脇に立っていた屈強そうなサムライが戸を開けた。
ザッ
「罪人、入ります。」
そこは大広間だった。
広間の奥には、髷を結った男が座っており、その両脇に左右対称に、そして互いに向き合う形で何人ものサムライが立っていた。
「殿!連れて参りました。」
歳のいった大男ばかりだった。
大体40~60歳くらいだろうか。
しかしそんな中、上座に1人若い女性が立っていた。
「皆座ってくれ。罪人は前に。」
その“殿”の号令と共に、サムライ達はその場に座した。
鎖で引かれるプラズマ達は、左右に並ぶサムライ達に挟まれるように、“殿”と呼ばれる男の前に、横一列で正対させられる。
すると“殿”と呼ばれる男は、その唯一の若い女性のサムライに目を向けた。
「涙流華、処遇を述べよ。」
涙流華と呼ばれるサムライは、正座したまま“殿”と呼ばれる男に向きを変え、恭しく礼をした。
そして頭を上げると、その場で立ち上がった。
「この者、水王千里華は任務に失敗しだだけでなく、この2人の如月家の間者とも通じていた。これは水王家への重大な裏切り行為である。」
「よって……」
「水王千里華を禁錮拷問刑、この者達を即時処刑とする。」
その言葉にプラズマ達は凍り付いた。
「え……ショケイ………?」
To be continued.....
【EXTRA STORY】
~水王家・廊下~
「おい!起きろ!」
「ここは……?」
「出ろ!抵抗するなよ!」
「さっさと歩かんか!」
「(そう言えば、スオウ家ってどこで聞いたんだっけ?)」
“2番はスオウ家でしょ”
“あれだけ説明したのにさぁ……まず1人目はスオウ”
「あっ!!」
「セリナだ!」
「やかましい!!しゃべるな罪人が!!」
~銀河某所~
「えっくしゅんっ!!」
「どうしたんですか?そんな可愛いくしゃみをして。」
「我々にはらしくありませんよ。」
「うるさいわね。」
「体調管理も我々の重要な……えくちゃっ!」
「そういうあなたもどうしたの?可愛いくしゃみして。」
To be continued to next EXTRA STORY.....?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
