My² Gene❇︎マイジーン ~URAZMARY~

泥色の卵

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     ~第2章・おまけ(会話のみ)

   +@8話 鬼の去った後

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~軍団長詰所~


「おい、いつまで泣いているつもりだ」

「な、泣いてません……!」

「拙者が副軍団長の座に就いたのは、如月家を守るためだ」

「軍団長のお前がそこまでひ弱なら、木勝きしょう殿ともども斬り捨てるぞ」

「そんなことはさせません……!私は水王家軍団長ですから…!」

「ほう…眼力だけは一丁前だな。まぁいい」

「軍団長の承認を得に来た」

「承認…?私のですか?」

「そうだ」

「何の?」

「入れ」


ガラガラっ


「八千代!?どうしたの!?」

讃岐さぬき八千代を給仕から侍衆に入れる」

「えぇっ!?」

「殿に話を持っていく前に軍団長には言っておかねばと思ってな」


千里華ちりか様。この八千代、水王家のためにこの力を存分に振るう所存でございます」

「でも八千代…!戦えるの!?」

「大丈夫だ。讃岐の実力は拙者が保証する」

「そしてもう一つ提案だ。侍衆に部隊を設けたい」

「部隊?」

「そうだ。如月きさらぎ家の時から考えていた」

「急襲部隊、遊撃部隊、殿しんがり部隊、そして本隊だ」

「役割に特化させて鍛錬をした方が効率的だ」

「本隊はもちろん軍団長のお前に就いてもらうとして、急襲部隊は速攻・攻撃重視、遊撃部隊は万能型重視、殿しんがり部隊は防御重視で構成する」

殿しんがり部隊長は如月家の鉄正てつまさ殿が就く。」

「あなたは?」

「拙者は遊撃部隊長に就く。そして急襲部隊長には…」

「恐れ多いですが私が就かせていただきます」

「八千代が急襲部隊を!?」

「隊舎も今まで使っているものを再分配して各部隊で分けようと思う。どうだ部隊長?」

「いや……突然でどうって言われても、いいんじゃないですか、としか返せません…」

「よし、決まりだ。では殿のところへ行ってくる」

「私が行かなくていいんですか?」

「こういう事務的なことは副軍団長がやって、軍団長はしっかり腰を据えていればいい」

「あと、敬語は不要だ。拙者もお前に使うつもりはないからな」

「ありがとう……草鉄そうてつくん」

「“くん”はやめろ…異星のようで受け付けない……」


「分かった…ごめんね草鉄くん」

「………………」


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