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第6話「金げっと」
しおりを挟むゲルムの町に戻ってきた。
あれから昼過ぎまで数時間散策した結果、レベルは12になった。その過程で魔力の扱いは把握できたし、スキルの確認も出来た。
活力吸収《スタミナ・ドレイン》。魔物との戦闘で使用したが、吸収する「活力」とやら。これは要するに「体力」のことだと思われる。ぶっちゃけ、はじめはスライムで試したので、全く変化がわからず意味がわからなかった。判明したのは走った後からの魔物との連戦がきっかけだった。明らかに「きつい」状態から回復した感覚があったのだ。使用感覚についても基本的には掴んだ。
直接的な攻撃とは言いづらいが、傷さえ追わなければ戦えるそして、傷を追う確率を少なくするスキルを手に入れたと考えれば良い方だろう、とかなり納得している。現状、傷は回復薬で対応できるが、疲れはなんともならないからな。
あと金策の事だが、森の中の方で緑葉薬草をいくつか手に入れた。
ポーションの基本的な材料であり、単体でも治癒効果のある薬草。割りとどこでも採れ、ゴブリンの討伐依頼と並んで殆どのギルドで採取依頼が出ているものだ。
折角ゲットした草刈鎌で採れる限り採ってきた。左手いっぱいに握っている。
他にも兎の魔物を2匹狩り、血抜きした状態で腰に吊るしてある。
早く食い物を買いたいところだが、先にギルドで諸々済ませてからだ。
「たのもー」
「?」
中にいるであろうヒゲじいに向けて、扉を開けるなり言うと、若い兄ちゃんと目が合う。あちゃ。
「あれ、ヒゲじいは」
「ヒゲじい?てか誰だアンタ」
俺よりは年上。20代中頃か、かなり筋肉質な体つきだ。
「ヒゲじいの恋人だ」
「誰が恋人だぁ!!」
奥の方からヒゲじいがピキリ顔で出てきた。
「そんな・・・あんなにアツイ夜を過ごしたのに、シクシク」
「おー、その頭叩き割って脳ミソ変えてやろーか」
「間に合ってる。レベル上げてきたぞ。登録頼む」
筋肉質な兄ちゃんが目を丸くしてこちらを見てきていた。ミセモンチャウゾワレー。
「てめぇは待ってろ。先客がいる」
「あー・・・デトス?これは?」
「おー、こいつはガヤ。冒険者登録したいんだと」
おっさんと兄ちゃんが言う、どうやらお取り込み中だったらしい。てか
「デトス?だれ?」
「俺のことだ!!昨日ちゃんと言っただろうがあ!」
「・・・?」
「?、じゃねぇ!」
そうだっけ?まぁいいや。
「ガヤ、こいつはオリヴェス。おめぇの先輩だ」
「よろしく」
「ああよろしく」
互いに握手した。
あれ?俺の中で、冒険者ってもっとドライな感じというか、非友好的な雰囲気だって知識が言ってるんだけど。あれ?
「新入りでも冒険者の数が増えるのは喜ばしいよ。特にこの辺りは安定しないから」
あーん把握。これも田舎の暖かさって奴か。人間同士の濃厚な関係、内輪の結束力とも言う。
「昼飯を食いたいから早く済ませたいんだが・・・」
「あー待ってろ、すぐ終わらせる」
「悪いな」
おっさんはオリヴェスとやらと早めにやり取りし、数分話して終わった。
「またせたな」
「潜入ポイントに到着・・・」
「??」
伝わらんかー。そりゃそうだ。
「なんでもない」
昨日書いた用紙が出される。レベルの欄を書き直し、出す。
「よし確認した。ちと待ってろ」
おっさんは下の方から木箱を取り出し、開けた。中には黒くきれいな水晶玉と金属製のペンのような串のようなものが入っていた。
あー、思い出したぞ。たしかこれ・・・。
「これはギルドの宝遺物《アーティファクト》だ。こいつでお前の情報を登録する」
そう。ギルドの各地各支部にあるこの水晶。対象の血液と魔力から種族やレベル、称号を読み採る宝遺物《アーティファクト》で、ギルドはこれですべての登録冒険者の情報を管理している。
「これで血をこいつに垂らしな」
「痛いのはヤー」
「おまえ・・・」
差し出された金属製のペンのようなものは針だった。手に取り左手の薬指にあてがう。せぇい!!
ドスッ
ドッパ!
「ちょおま!やり過ぎだ!!一滴で良いんだよ!チクッとで良いんだよ!バカかお前は!」
「バカとはなんだバカとは!バカって言う方がバカなんだバーカ!」
ガキかっ!と言いながら、態々取ってきた布を当ててくれた。
「サンキュー。この恩は墓まで持っていこう」
「はぁ~、ったく」
呆れ顔で、俺が記入した紙を持ち、血が滴る水晶に当て、入れた。
ニュッと紙が入り込んだ水晶は輝くと、紙の代わりにカードが出てきた。
「・・・問題ねぇな。おらよ」
おっさんが確認してからカードを渡してきた。
『冒険者カード』
ガヤ 人族 否犯
Lv 12
ランク:G 最低責務:未
最終活動地:ティラーニア王国 ゲルム
左上の角に穴が空いており、運転免許証よりも少し大きく、プラスチックの様に軽く、鉄のように丈夫なカードだった。
「冒険者カードだ。身分証になるから肌に離さず持ってろ」
宝遺物《アーティファクト》を直し、別の紙を出してきた。
「じゃあギルドの制度について説明するぞ。ギルドってのは、『冒険者』と『依頼《クエスト》』の発注と受注を管理実施する機関だ。基本的にありとあらゆる人が利用できる権利を持ってる。んで世界各地にギルドの支部があって、その御蔭でいろんな依頼を出したり解決出来てるんだ。だから冒険者になれば街への入場税なんかも一部免除されたりする。で、そんなお得な特典がある以上、義務もある。それがこれだ」
・冒険者ギルドの上層決定事項には必ず従うこと。
・ランク毎の『最低責務』を果たすこと。
・無闇に法を破らないこと。
・冒険者ギルドに対しての隠蔽行為は行わないこと。
・冒険者ギルドにて得た情報の漏洩に関与しないこと。
と書いてあった。
「ランクと責務についてはこっちだ」
Gランク:条件なし
・最低責務:月1回以上の依頼《クエスト》達成。
Fランク:依頼《クエスト》達成回数5回以上
・最低責務:月5回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に銅貨30枚を上納。
Eランク:依頼《クエスト》達成回数5回以上
・最低責務:月5回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に銅貨30枚を上納。
Dランク:試験に合格
・最低責務:月5回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に銅貨100枚を上納。
Cランク:試験に合格
・最低責務:月1回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に銀貨100枚を上納。
Bランク:試験に合格
・最低責務:月1回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に銀貨50枚を上納。
・ギルド業務の要請の一部受諾義務発生。
Aランク:試験に合格
・最低責務:月1回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に金貨10枚を上納。
・ギルド業務の要請の一部受諾義務発生。
AAランク:実績評価
・最低責務:月1回以上の依頼《クエスト》達成。もしくは、月に金貨10枚を上納。
・ギルドからの要請の一律受諾義務発生。
Sランク:Sランク冒険者2名以上の賛同
・最低責務:なし。
・ギルドからの要請の一律受諾義務発生。
別の用紙を出す。この辺の情報はなんとなく頭の中にあった。
「ギルドの言う事は聞けってのと法は守れってのは、わかるな?この隠蔽行為や情報漏洩ってのは、まぁ言ってしまえば依頼《クエスト》に関する不正だったり、ギルドへの反逆行為とかだ。登録用紙の記入もおんなじだ」
「虚偽申請は一律罰則」って書いてあったなそういえば。おそらく、レベルとか嘘を書くと、あの宝遺物《アーティファクト》で判別されて指摘をくらうんだろう。
他にも、冒険者カードの再発行は銀貨20枚だとか、依頼《クエスト》失敗が続いたりするとペナルティがあるとか、ランク降格の条件とか基本的な色々を聞いた。
「これで終わりだ。お前は今日から冒険者だ」
銅貨6枚を渡されそう言われた。
「よし、さっそくだ」
そう言い緑葉薬草と兎の魔物を机に置いた。
「買い取ってくれ」
「緑葉薬草は採取依頼で引き取ろう。こいつは・・・トン・ラビットか」
死体を手に取り観察する。
「素材として買い取れるが、解体費込みだとそんなにならないぞ。そっちで解体出来ないのか」
「あーそれも考えたんだが、バラすと持って来れそうになくてな」
「解体場なら貸してやれるぞ」
「あ、じゃあ頼むわ」
「こっちだ」
裏手の方に案内され、解体用の納屋に入った。
「おー道具まであるのか」
「壊したら弁償だからな?解体が終わったら戻ってこい。その間に薬草の鑑定は終わらせといてやる」
「おっけい」
というわけで、20分程かけて解体した。角、毛皮、肉に分けた。
本当は特定の臓器も素材になるのだが、あいにくと俺のというか、平均的な冒険者の解体技術では出来なかった。兎小さくて難しいんだよ。
「終わった」
「こっちも終わってるぞ」
カウンターで準備するのを尻目に、依頼書が貼ってある所に一旦行ってから向かった。
「まずは緑葉薬草だな。採取依頼の基本報酬は10束で銅貨5枚だ。で、全部に言えることが1点、ちゃんと茎の根元から採取していて状態も良いんで報酬追加。後、こっちの4束は品質が良いんで報酬追加。それらを加味して計31束で銅貨20枚だ」
緑葉薬草の素材価値があるのは葉の部分のみだ。態々根っこごと引っこ抜く必要はない。そしてギルドは、資源再生の目的も含めて「根っこを残して採取する」事を評価点として見ている。草刈鎌を使ったのできれいに採れたのも良かった。
後、ガチャで出た2つの分も出してみたが、どうやら良品質として見られたようだ。これは少し覚えておこう。
「じゃあ次はそれの買い取りだな」
「あー待った。忘れてたんだが、ゴブリンの討伐依頼の方も頼む」
なんだかんだ散策中に10枚まで溜まったゴブリンの耳をポッケから出して、先程取ったゴブリンの常時討伐依頼の紙を出した。
「午前中に狩って来たのか?」
「おう」
手袋をし、ゴブリンの耳を観察するおっさん。
「確かに確認した。依頼達成だ」
10秒もかからず観察を終え、耳を汚い袋に回収し、引き出しの方から銅貨が出された。
「ゴブリンに異常はあったか?」
「ん?いや、アーチャーもメイジもいなかったし、大きな巣も見当たらなかったぞ?」
「そうか、ならいい。トン・ラビットを見せてみろ」
「おう」
「ふむ。角、毛皮に肉か。全部買い取って良いんだな?」
「ああ、他で高く売れるとこでもあるのか?」
「普通の街で、肉くらいなら肉屋の方が高く売れるだろうが、ゲルムはないな」
「ならしゃーない。買い取ってくれ」
「それぞれ2匹分で、角は銅貨1枚、毛皮と肉合わせて銅貨2枚だ」
「もう一声」
「出店のおばちゃんじゃねぇんだよ」
「はーい」
預けていた分、銅貨6枚に加え銅貨33枚、計銅貨39枚ゲットだぜ!ぴっぴかちゅー
「しゃー飯だ飯ー」
「飯に行くなら、出て左に行って大通りを右に行った所のラノの看板の店が安くてうまいぞ」
「早速行ってくる」
足をグルグル回転させ向かうのだった。
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