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序章 理不尽と無力、そして希望
第4話
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ダンジョンに捨てられる数時間前
俺はクリストフに連れられて馬車に乗せられていた。
「なあ、クリストフ。俺が捨てられるダンジョンってどういうダンジョンなんだ?」
ちなみに王国の騎士どもが付けた目隠しは王国の近くから離れたときにクリストフが外していた。
「君が連れていかれる場所か。そこのダンジョンの名は〈メガラニカ〉。フリスト王国が存在する西方の大陸の約半分を占める超大型ダンジョンだ。フリスト王国はこのダンジョンのせいで流通の手段が限られているがゆえに他国より多少なりとも発展が遅れている。」
「まさか、そのメガラニカとやらを俺らに攻略させようってわけじゃねぇよな?」
「残念ながら君たちを呼んだ目的にメガラニカの攻略も含まれている」
「まじかよ」
「ちなみにメガラニカで生き残れる可能性は僕でも一割を切る。どれだけ成長が速かったとしても君たちのうち三人は必ず殺されるだろう。もちろん君の友人は守り通して見せるが。」
「たのむわ。クリストフ」
「分かっている。任せたまえ」
クリストフは自信ありげにほほ笑んだ
「そういえば、そんなところで俺はどうやって生き残れるって言うんだ?」
「君には多くの逃亡用アイテムを渡しておいたつもりだ。しかしそれでも君が生き残れる可能性は1%以下だろう」
「理由は?」
「ダンジョンの難易度、広さだな。」
「私の居場所は王国に筒抜けでね。」
「じゃあ、なんでこの前おれのところにこれたんだ?」
「理由は彼らの持つマップは平面でしか見れない。だから王国の地下にとらわれている君の所に行っていたとしてもばれにくかった。ということさ。」
「そういう事か。話は戻すがお前は生存率1%の人間にかけたってことか?」
「その通りさ」
「その通りさ。じゃねぇよ。絶対に生き延びてやるよ。そんでもって絶対に面と向かって文句を言ってやるよ」
「楽しみにしてるよ。おや着いたようだ。ここで君とはお別れだ。必ず生き延びてくれたまえ。君から連絡が来ることを祈っているよ。」
クリストフは真剣にそう言って俺を縛っていた縄をほどきさっていった。
「じゃあな。クリストフ。まってろ。龍ちゃん、華、渚。必ず生き残ってやる」
しかし、ここはこの世界屈指の難関ダンジョン<メガラニカ>気合だけでどうかなる場所ではなかった
「クッソが!どうなってやがる!どう考えてもおかしいだろ!なにが生存率1%だ!もっと低いわ!」
俺は上半身が騎士、下半身が馬のやつに追いかけられていた。さっきは何とか煙幕で巻けれたが、次は無理だろう。
ここまでか…
「そのとおりだ。貴様の命はここまでだ。われらの住処に無断で入り込んだ愚かな人間よ。死ね。」
さっきの人馬が俺に向けて高速の一撃を放った。
反応が遅れた。死ぬ…。すまん、龍ちゃん、華、渚
こうして、俺小鳥遊宗太の人生はここで終わった
かに思えた。
「...なさい。ちい...ゆ...よ。」
「目覚めなさい。小さき勇者よ。」
俺はこの声で目覚め、周りを見回すと真っ白な光に満ちた世界にいた
そして目の前には和装の神々しい女性がいた
俺はクリストフに連れられて馬車に乗せられていた。
「なあ、クリストフ。俺が捨てられるダンジョンってどういうダンジョンなんだ?」
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クリストフは真剣にそう言って俺を縛っていた縄をほどきさっていった。
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しかし、ここはこの世界屈指の難関ダンジョン<メガラニカ>気合だけでどうかなる場所ではなかった
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