さちれいにサチアレ！

勝負編

スローガンその14「閲覧形式は横書き推奨です」

「力こそパワー。物理こそ真理！ 血塗られたその手に真っ赤な花束を！ 我が恩師、横垣水晶よこがきすいしょうォ！」










「
　_____（＞△＜）ｳｼﾛｶﾗｷｯｸ!
（__　　　　　__）
　　（　　　　）
　　／____　／
　／　　　／
○　　　○
」 


　◇


「……遅い。いつになったら帰ってくるの」


　◇


「そんな。全滅……だと」
「……それに関しては、僕も同情するよ。本当に、僕らの斜め上を行っているよ。蝶茶韻理早智は」
「流石ね、横垣よこがきセンセー！」
「ｵﾛｵﾛ汗（／＞△＜／）ｿﾝﾅ､ﾜﾀｼﾊﾀﾀﾞ｡ﾘｭｳｹﾂｻﾞﾀﾆｼｶﾃﾞｷﾅｲﾑﾉｰﾅﾉﾃﾞ･･･」
「なーに昔のこと引きずってんのよ。……ってかもうそんなこと気にしてないから、さっさと職場復帰しなさいよ」
「ｳｰﾝ（⁻～⁻；）ﾃﾞﾓ､ﾓｳﾜﾀｼﾆｿﾝﾅｼｶｸﾊ･･･」
「しつこいっ！」
「（°○°！？）ﾁｮ､ﾁｮｳｻｲﾝﾘｻﾝ!?」
「……みんな、先生の帰りを待ってるわよ。ほら、行った行った！」
「（°△°）ﾊ､ﾊｲｯ!」
「…………ふぅ～。あの先生も困ったものね。……さっ、この女をサツに連れて行くわよ」
「あ、ああ……」
「……ひとつだけ、教えてくれ」
「何よ？」
「……なぜ、君に碧ちゃんのハニートラップ……色仕掛けが通用しなかったんだ」
「あー、そんなこと」
「それについては僕から説明するよ。……まず大前提として、本来ハニートラップとは対象の好みどストライクの人物を送り込まなければならない」
「そ、そうだったのか！」
「やっぱりただの温室育ちね」
「それにもう一つ。彼女の隣は……もう埋まっていたんだよ」


　◇


「……早智姉ねぇから、もうすぐ帰るって連絡がきた。……えっと」
「……皇甫麗亞こうほれいあ」