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第一章
お買い物
しおりを挟む「うん。。ひとまず、必要最低限のものは買えたかな。。ホソクさん!ありがとうございました!」
「うんうん。よかったよかった!それじゃ夕飯の買い物して帰ろっか!ジン兄さんから今日の買い出しリストもらってたからね~。これを見ながら買っていこう♪」
「ジン兄さん??」
「そうだよ。一緒に住んでるなかで一番年上のお兄さんだよ。いつも夕飯を準備してくれるからお母さん的存在でもあるけどw 料理がすごくうまくておいしいごはんを作ってくれるから楽しみにしてたらいいよ!」
「へぇ。ジンさんか。」
そういえば、シェアハウスみたいなものなのに同居人の人たちのこと全然聞いてなかった。。
ホソクさんはすごく親切だし親しみやすい人だけど、、他の人たちともうまくやっていけるかなぁ。
同居人に女の子もいるよね?仲良くなれたらいいけど。。上京してきてすぐだし、こっちに友達も知り合いもいないし、仲良くなれたら心強いよね。
そんなことを考えながら、ホソクさんの後をついて歩いていたらいつの間にか買い物は終わっていた。
「よし!お家に帰ろっか」
「あ!袋一つ持ちますよ!」
「いいのいいの!か弱い女の子に荷物持たせるようじゃダンサー、いや、男として失格さ!笑」
そういってホソクさんはおどけて両手の袋をダンベルのように持ち上げる動きをしてわらった。
なにからなにまで今日はホソクさんのお世話になってしまったなぁと少し申し訳なく思う。
いつかこの日のお礼をしたいな。。
「到着!!おつかれさまでした!」
「ホソクさんこそ運転もしていただいて本当にありがとうございました!」
「いいのいいの!!ドライブみたいで楽しかったし!
お!日も暮れてきたし、そろそろみんな帰ってきてるかもしれないね。」
「え!?」
「みんなにひまりちゃんのこと紹介しないとね!!」
「はい!」
うわぁぁ。どきどきする。どんな人たちなんだろう。
受け入れてもらえるか、すごく不安になってきた。今まで人間関係はなにかとうまく築けなかったし。
今度こそ、素敵な人たちと出会いたい!!
「ふふふ笑ひまりちゃん緊張してるね。大丈夫だよ。
きっとみんな大歓迎してくれる。じゃあ心の準備はいい?笑」
ホソクさんを見て、うなずく。
そんな私を見てにこっとしてくれるホソクさん。
ガチャ
「ただいまーー!!!」
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