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最終章 いつの間かBLの世界だってさ
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*閲覧注意です*
ーーー
結婚式の後は、教会の庭で招待客をもてなすガーデニングパーティーが行われた。
滞りなく、式もパーティーも終わって、オレ達は公爵家へ移動した。再婚約した後も、貴族学校の警備室に寝泊まりしていたけど、今日から公爵家がジェードとオレの住まいになる。
だって…夫夫だし、な。
そして、とうとう夜になった。
召使いに用意してもらった良い香りのする風呂に浸かり、石鹸やアロマオイルでピカピカに磨かれたオレは。風呂の外で待機していたメイドさんから、薄手の透けた黒のナイトドレス(?)を手渡された。下着は無い。
「こ、これを着るんですか!?」
「はい。ジェード様からのご要望でごさいます。それでは失礼します」
そそくさとメイドは寝室から出て行った。
「ジェード、こんなのが趣味なのかよ」
バスローブから手渡されたナイトドレスに着替えてみる。寝室の立ち姿に映ったオレは。何というか、破廉恥な姿だった。
だって、全体的に透けてて、乳首丸見えなんですけど!かろうじて股下はレースがあしらわれて少し隠れてるけど、そもそも丈がお尻が隠れる程度で、なんか扇状的だ。というか誘ってるとしか思えない!
初夜なんだから誘ってるんだけど、さすがに恥ずかしすぎる!オレは下着を求めて、寝室のタンスを漁る。
「ない、ない、ない」
「何が?」
「下着!」
「これから脱ぐのに必要?」
後ろからジェードの声がした。顔だけ振り返ると、いつの間にかベッドに、バスローブ姿のジェードが腰掛けてオレを見ていた。
「ジェード…」
「その姿もいいね」
「っ!」
オレは慌てて正面を向いてナイトドレスを下に引っ張る。そんな事しても、あまり変わらないけど、もう羞恥で顔はきっと真っ赤だ。
だって、下着を履いてない丸出しの状態で屈んで尻を出してたんだ。それをジェードに見られてたなんて、恥ずかしすぎる。
覚悟して見せるのと、意図してなくて見られるのは、全然恥ずかしさが違うのに。
「…馬鹿、早く声かけろよ」
ジェードが立ち上がって近寄って来た。恥ずかしくて顔を上げられないオレをそのまま横抱きにしてベッドに横たわせる。ジェードがのしかかって来た。ローブがはだけて、均整の取れたセクシーな胸元が見えた。
「ごめん、僕の寝室にリアがいるのが嬉しくて」
「当たり前だろ?ふ、夫夫なんだから」
「ん、そうだね。僕の奥さん」
ジェードが優しく囁いて口つげてきた。うっとりと見上げると、優しい緑の瞳がオレを愛おしそうに見つめていた。
とうとう、この瞳が、オレの物になった。
そしてオレも、こいつの物になったんだ。
幸せが胸に溢れて涙が出てきそうだ。でも、もっともっと、互いの物になったと実感したい。
「ジェード」
「…何?」
「オレを早くお前の物にして」
ジェードの目に熱が宿った。互いにまだ子供の頃には知らなかった感情が、欲が、互いの瞳に浮かぶ。
ジェードが口づけながら、オレの胸に手を伸ばしてきた。
生地の上からの刺激がもどかしい。触られたり、摘まれたりしてるのに、ドレスを挟む分、刺激が弱くて思わずねだる。
「もっと…」
ゴクとジェードの喉が鳴った。
手がナイトドレスの中に入ってきて、直接肌に触れる。それが胸の粒をグニグニ押したり、摘んだりして刺激してきた。
「可愛い」
ドレス越しにでもハッキリ分かる位に、オレの乳首は固くぷっくり膨らんだ。それをジェードがドレスの上から口に含んで噛んだ。そのまま舌を這わせる。
「ん、ふ」
「はぁ、リア、こっちに来て」
ジェードが壁を背もたれに座ってオレを膝に乗せた。キスしながら、胸も刺激してくる。じわじわと広がる刺激と快感に、オレの腰が揺れた。ジェードが下に手を這わせる。
「あ…」
「もう、こんなになって」
剥き出しだったソレはもう緩やかに反応していて。ジェードが先端から流れた汁を使ってオレのモノを握って、動かす。
「ふぁ、ん、ふ、ん~」
刺激に喘いだオレの口にジェードが舌を入れてきた。舌が口内を愛撫しながら、扱かれる。
このままだと、すぐにイッちゃう。オレは身を捩ってジェードから口を離した。
「リア?どうしたの?」
「ん、ジェードも一緒に…」
オレはジェードのバスローブをはだけた。ジェードも下着は履いて無かった。ソレは既に固くなっていてー。
ーーー
次話、閲覧注意です。
最終話とエピローグまで二話更新します。
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結婚式の後は、教会の庭で招待客をもてなすガーデニングパーティーが行われた。
滞りなく、式もパーティーも終わって、オレ達は公爵家へ移動した。再婚約した後も、貴族学校の警備室に寝泊まりしていたけど、今日から公爵家がジェードとオレの住まいになる。
だって…夫夫だし、な。
そして、とうとう夜になった。
召使いに用意してもらった良い香りのする風呂に浸かり、石鹸やアロマオイルでピカピカに磨かれたオレは。風呂の外で待機していたメイドさんから、薄手の透けた黒のナイトドレス(?)を手渡された。下着は無い。
「こ、これを着るんですか!?」
「はい。ジェード様からのご要望でごさいます。それでは失礼します」
そそくさとメイドは寝室から出て行った。
「ジェード、こんなのが趣味なのかよ」
バスローブから手渡されたナイトドレスに着替えてみる。寝室の立ち姿に映ったオレは。何というか、破廉恥な姿だった。
だって、全体的に透けてて、乳首丸見えなんですけど!かろうじて股下はレースがあしらわれて少し隠れてるけど、そもそも丈がお尻が隠れる程度で、なんか扇状的だ。というか誘ってるとしか思えない!
初夜なんだから誘ってるんだけど、さすがに恥ずかしすぎる!オレは下着を求めて、寝室のタンスを漁る。
「ない、ない、ない」
「何が?」
「下着!」
「これから脱ぐのに必要?」
後ろからジェードの声がした。顔だけ振り返ると、いつの間にかベッドに、バスローブ姿のジェードが腰掛けてオレを見ていた。
「ジェード…」
「その姿もいいね」
「っ!」
オレは慌てて正面を向いてナイトドレスを下に引っ張る。そんな事しても、あまり変わらないけど、もう羞恥で顔はきっと真っ赤だ。
だって、下着を履いてない丸出しの状態で屈んで尻を出してたんだ。それをジェードに見られてたなんて、恥ずかしすぎる。
覚悟して見せるのと、意図してなくて見られるのは、全然恥ずかしさが違うのに。
「…馬鹿、早く声かけろよ」
ジェードが立ち上がって近寄って来た。恥ずかしくて顔を上げられないオレをそのまま横抱きにしてベッドに横たわせる。ジェードがのしかかって来た。ローブがはだけて、均整の取れたセクシーな胸元が見えた。
「ごめん、僕の寝室にリアがいるのが嬉しくて」
「当たり前だろ?ふ、夫夫なんだから」
「ん、そうだね。僕の奥さん」
ジェードが優しく囁いて口つげてきた。うっとりと見上げると、優しい緑の瞳がオレを愛おしそうに見つめていた。
とうとう、この瞳が、オレの物になった。
そしてオレも、こいつの物になったんだ。
幸せが胸に溢れて涙が出てきそうだ。でも、もっともっと、互いの物になったと実感したい。
「ジェード」
「…何?」
「オレを早くお前の物にして」
ジェードの目に熱が宿った。互いにまだ子供の頃には知らなかった感情が、欲が、互いの瞳に浮かぶ。
ジェードが口づけながら、オレの胸に手を伸ばしてきた。
生地の上からの刺激がもどかしい。触られたり、摘まれたりしてるのに、ドレスを挟む分、刺激が弱くて思わずねだる。
「もっと…」
ゴクとジェードの喉が鳴った。
手がナイトドレスの中に入ってきて、直接肌に触れる。それが胸の粒をグニグニ押したり、摘んだりして刺激してきた。
「可愛い」
ドレス越しにでもハッキリ分かる位に、オレの乳首は固くぷっくり膨らんだ。それをジェードがドレスの上から口に含んで噛んだ。そのまま舌を這わせる。
「ん、ふ」
「はぁ、リア、こっちに来て」
ジェードが壁を背もたれに座ってオレを膝に乗せた。キスしながら、胸も刺激してくる。じわじわと広がる刺激と快感に、オレの腰が揺れた。ジェードが下に手を這わせる。
「あ…」
「もう、こんなになって」
剥き出しだったソレはもう緩やかに反応していて。ジェードが先端から流れた汁を使ってオレのモノを握って、動かす。
「ふぁ、ん、ふ、ん~」
刺激に喘いだオレの口にジェードが舌を入れてきた。舌が口内を愛撫しながら、扱かれる。
このままだと、すぐにイッちゃう。オレは身を捩ってジェードから口を離した。
「リア?どうしたの?」
「ん、ジェードも一緒に…」
オレはジェードのバスローブをはだけた。ジェードも下着は履いて無かった。ソレは既に固くなっていてー。
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最終話とエピローグまで二話更新します。
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