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本編
25 ハルキの記憶 その弐
*ハルキの言動がゲスです。不快に思われた方、申し訳ありません*
入学式当日、僕は朝から侍従達にいつも以上に可愛くして貰った。
だって、ゲームが始まるんだよ?
超絶オシャレするに決まってるじゃん。
まず最初は、サポートキャラのオクタヴィア・スオウと仲良くならないと。
座席は知ってるから隣に座らないとね!
最初のイベントだよ!
るんるんで席に向かおうとしたら案内人の教師に止められた。
え?
何で?
席は成績順に決まってるって?
そんなの知らないよ?!
ゲームじゃあ当然のように隣に座れたのに!
仕方ないから自分の席だというところへ案内してもらったけど、ビリから数えたほうが早いくらいじゃん!
ふざけんな!
イライラしつつも他の生徒の様子をうかがっていたら、スオウが来たー!!
一番前の席に移動していく。
スオウはサポキャラだからハイスペックなんだ。
ワクワクしながら眺めていたら、一つ席を空けて座った。
それに会場全体がザワついた。
だって、スオウだよ?
神童と言われるくらいのハイスペなんだよ?!
そのスオウが2位って、首席は誰なのさ!
その後もどんどん席が埋まって、首席の席だけが残った。
アレ?
もしかして欠席か、実は首席は居なかったとか?
なんて変な空気が流れ出したとき、瞬間、空気が変わった。
最後にやって来たのは朔夜だった。
「・・・・・・はあ?」
思わず変な声が出た。
何で?
どうして?
混乱しているうちに朔夜が最後の席に誘導されて座った。
『首席』の席に・・・・・・。
もう、ポカンとしてて、全然話が頭に入らなかった。
他の皆も惚けたように見蕩れてた。
新入生代表の挨拶が終わったとき目で殺せそうなくらいの殺気で睨んでやったのに知らんぷりで、あろう事かスオウとコソコソ話し出した。
ふざけんなふざけんなふざけんな!
終わった後、各クラスに移動したが、僕はCクラス。スオウは朔夜とSクラスに行った。
何でだよ!
そこは僕の場所なのに!
スオウと仲良くなって、サポートして貰って攻略対象とどんどん愛を育むのに!!
だから教室の前で待ち伏せして文句を言ったら、否定してスオウと一緒に帰ってしまった。
腹の虫が治まらない僕は、侍従達と朔夜の寮に突撃したけど、登録者以外は入れないって!
「規則ですので、親兄弟でも許可出来ません」
寮の管理人にバッサリ切られて取り付く島もない。
あーーー! 腹立つ! アイツホントになんなの?!
最初から色々違ってるし、アイツは全然苛めてこないし!
それなら、シナリオ通りに僕が誘導してあげる。
アイツの悪い噂を流して孤立させてやるよ。
そう思って侍従達にアイツは淫乱だって噂を流して貰ったのに、アイツはケロッとしていて孤立どころからSクラスのヤツらに庇われてる。
そうして連休前に噂はすっかり消え去った。
ホントむかつく!
そう思ってたら侍従の一人が、朔夜が連休中はどこかへ出かけて留守になるとの情報を持ってきた。
チャンス!!
アイツが居ない間に、生徒会メンバー全員と仲良くなってみせる!
そう思って意気込んだのに、何で?!
声をかけても無視される。
イベントの廊下でバッタリも、会っても見向きもされない。
それどころか蔑むような視線すら感じる。
ホント、何でだよ?!
そもそもアイツが首席な時点でおかしかったんだ!
全部アイツのせいだ。
こうなったら母様と父様に連絡をして、アイツを退学にして貰おう!
一応入学したんだから、すぐに辞めても皇命はちゃんと遂行されたんだから問題ないよね?
・・・・・・最初からこうすればよかったんだ!
僕ってあったまいいーーー!
入学式当日、僕は朝から侍従達にいつも以上に可愛くして貰った。
だって、ゲームが始まるんだよ?
超絶オシャレするに決まってるじゃん。
まず最初は、サポートキャラのオクタヴィア・スオウと仲良くならないと。
座席は知ってるから隣に座らないとね!
最初のイベントだよ!
るんるんで席に向かおうとしたら案内人の教師に止められた。
え?
何で?
席は成績順に決まってるって?
そんなの知らないよ?!
ゲームじゃあ当然のように隣に座れたのに!
仕方ないから自分の席だというところへ案内してもらったけど、ビリから数えたほうが早いくらいじゃん!
ふざけんな!
イライラしつつも他の生徒の様子をうかがっていたら、スオウが来たー!!
一番前の席に移動していく。
スオウはサポキャラだからハイスペックなんだ。
ワクワクしながら眺めていたら、一つ席を空けて座った。
それに会場全体がザワついた。
だって、スオウだよ?
神童と言われるくらいのハイスペなんだよ?!
そのスオウが2位って、首席は誰なのさ!
その後もどんどん席が埋まって、首席の席だけが残った。
アレ?
もしかして欠席か、実は首席は居なかったとか?
なんて変な空気が流れ出したとき、瞬間、空気が変わった。
最後にやって来たのは朔夜だった。
「・・・・・・はあ?」
思わず変な声が出た。
何で?
どうして?
混乱しているうちに朔夜が最後の席に誘導されて座った。
『首席』の席に・・・・・・。
もう、ポカンとしてて、全然話が頭に入らなかった。
他の皆も惚けたように見蕩れてた。
新入生代表の挨拶が終わったとき目で殺せそうなくらいの殺気で睨んでやったのに知らんぷりで、あろう事かスオウとコソコソ話し出した。
ふざけんなふざけんなふざけんな!
終わった後、各クラスに移動したが、僕はCクラス。スオウは朔夜とSクラスに行った。
何でだよ!
そこは僕の場所なのに!
スオウと仲良くなって、サポートして貰って攻略対象とどんどん愛を育むのに!!
だから教室の前で待ち伏せして文句を言ったら、否定してスオウと一緒に帰ってしまった。
腹の虫が治まらない僕は、侍従達と朔夜の寮に突撃したけど、登録者以外は入れないって!
「規則ですので、親兄弟でも許可出来ません」
寮の管理人にバッサリ切られて取り付く島もない。
あーーー! 腹立つ! アイツホントになんなの?!
最初から色々違ってるし、アイツは全然苛めてこないし!
それなら、シナリオ通りに僕が誘導してあげる。
アイツの悪い噂を流して孤立させてやるよ。
そう思って侍従達にアイツは淫乱だって噂を流して貰ったのに、アイツはケロッとしていて孤立どころからSクラスのヤツらに庇われてる。
そうして連休前に噂はすっかり消え去った。
ホントむかつく!
そう思ってたら侍従の一人が、朔夜が連休中はどこかへ出かけて留守になるとの情報を持ってきた。
チャンス!!
アイツが居ない間に、生徒会メンバー全員と仲良くなってみせる!
そう思って意気込んだのに、何で?!
声をかけても無視される。
イベントの廊下でバッタリも、会っても見向きもされない。
それどころか蔑むような視線すら感じる。
ホント、何でだよ?!
そもそもアイツが首席な時点でおかしかったんだ!
全部アイツのせいだ。
こうなったら母様と父様に連絡をして、アイツを退学にして貰おう!
一応入学したんだから、すぐに辞めても皇命はちゃんと遂行されたんだから問題ないよね?
・・・・・・最初からこうすればよかったんだ!
僕ってあったまいいーーー!
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