天然美人魔性植物と強面冒険者のアレコレ(仮)

エウラ

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*R18。背後注意*





ほのかに気持ちいい魔力が流れてくる。
触れられたところ、あちこち、気持ちいい。
何でかゆらゆらしていてちょうどいい感じ。

このまま眠りたいくらい暖かい・・・・・・でもアレ、僕、お腹空いてどうも眠れない・・・・・・なんで?

ぼんやりと重い目蓋を開けば、眼前には黒い瞳の強面・・・・・・いや凛々しい顔が。

『・・・・・・レイヴン?』
「・・・・・・やっと目が覚めたか」
『・・・・・・? あ、え?』

ぼんやりそう呟くとレイヴンがホッと一息吐いてそう言った。・・・・・・腰を揺さぶられながら。
───アレ?

「全く・・・・・・肝が冷えた。無茶するからだ、アホ」
『ふえ? ほあっ!? なななんで、挿入はいってるの!?』

そう、ゆらゆらしてたのはレイヴンのレイヴンが僕にツッコまれててグチグチと抽挿されていたからだった。

『あっ!! ま、待って、何・・・・・・!?』
「ブランシュが、さっき御神木の前でスキルを解放したんだよ。それが暴走して大規模魔法になって、魔力が枯渇しそうになったんだ」

状況が把握できてない僕に分かりやすい説明してくれるレイヴン。
つまり、僕にとっては生命力=魔力=ご飯=精液というわけで、空腹で倒れた僕に精液ご飯を与えなきゃっていうことになり・・・・・・。
意識がないけど仕方ないと、レイヴンがえっちしてくれてたのね。

『・・・・・・あっ、ごめんなさい・・・・・・んんっ』
「まあ、済んだことだ。謝らなくていい。ただ、出逢う前までの魔力量に戻っちまったから暫くヤらねえと・・・・・・」
『───え、そんなに!? ぅうあ、レイヴン、ソコばっか、きもちい・・・・・・』

話ながらもいいとこを突いて来るから、あっと言う間に思考が霞がかって来た。

『ぁ・・・・・・レイヴン、もっとぉ・・・・・・』
「───っ、アッチのスキルが出てきたな。クソ、相変わらずの『誘い受け』『床上手』だな」

無意識に発動する僕のスキルに、レイヴンも煽られ、早々に搾り取られたらしい。

『ふふっ、おーいしー。もっとぉ。足りないのぉ・・・・・・』

そう言って足をレイヴンの腰に絡めて外さないようにぎゅっとしがみ付く。
もっとも僕くらいの力なんて子猫がしがみ付くくらいだろうけど、反対にレイヴンは僕をぎゅって力強く抱き寄せた。

『・・・・・・んん?』

アレ? 中に挿入ったままのレイヴンのレイヴンがずっと硬く、いや更に大きくなった気が・・・・・・。さっき、一回出したよね?

「───いい心掛けだ。なら、遠慮は要らないな?」
『・・・・・・へ?』

───僕、間違えたかもしれない。

前言撤回! お手柔らかにお願いします!
なんて言い募る前にレイヴンが離さんとばかりにガッチリ僕を抱えたまま上半身を起こして対面座位にすると、下からガツンと突き上げた。

『ひうっ!!』
「いいか、お前は自分の行動が周りにどう思われるかって、もう少し考えて行動しろ」
『え、は・・・・・・っごめんなさい───!?』
「急に倒れて、皆どんだけ心配して大騒ぎしたか・・・・・・!」

突き上げられ攻められながら、レイヴンの言葉を噛み砕く。

───前世、愛されなかった僕は、たぶん自分を蔑ろにしてた。
僕を必要としてくれる誰かを欲していたクセに、自分を大切にしなかったから・・・・・・。
アレは自業自得だったのかもって思ったりもした。

でも今はこんなに、僕を必要に思って心配してくれるレイヴンが、家族がいるから・・・・・・。

『───っごめん、なさっ・・・・・・もうしない。気を付ける・・・・・・から、ごめっ・・・・・・っく』
「・・・・・・あぁ、そうしてくれ。俺も気を付けるから」

泣きじゃくる僕を背中に回した手で撫でて、ぐちゃぐちゃな顔を大きな手で包んで口吻をしてくれた。

「ほら、もう泣くな。綺麗な目が溶けちまう」
『・・・・・・っく、うう・・・・・・』
「───でもソレはソレ、コレはコレだから。もう要らないって泣きが入っても抱き潰すから」
『・・・・・・』

レイヴンの言葉に一瞬で涙が引っ込んだ僕。

艶然と笑うレイヴンは例えようもないほど美しかったが、僕には地獄からの使者に見えたのだった。

「覚悟はいいな?」

───よくなーい!!

そう叫ぶ前に律動を再開され、あんあん言わされた僕は結局三日三晩抱き潰されたのだった。








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