悪役令嬢に転生したのは極度の男性恐怖症の人見知りでした☆悪役令嬢なんて主要キャラクターは私には無理です!私は平凡に生きます!

SAKURA

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11歳・リリー成長記録と入学準備

ソリュートの末路

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私達はあの事件の後、お父様の言った通り王宮に呼び出された。
「此度のことはすまなかった。私と向こうの不注意だ。本当に申し訳ない」
「いえ、大丈夫です。おきになさらず」

と言おうとしたのに途中でお父様にとられてしまいました。
「本当だよ、家の可愛い娘達をこんな目に遭わせて………どうしてくれる!」
「本っっっっっっっっっ当に申し訳なかった!ラルフ!フィアナ、アルト、リリー達も!すまない!この通りだ!」
と、土下座のような状態になる国王様。
「そっそんな!陛下顔をおあげください!私達は大丈夫ですから!」
と、言おうとしたのに
「本当だ!そのまま一生地面に這いつくばっていろ!!」
(お父様………黒いです………)
「お父様………いい加減にしてください。話が進みません」
「嫌だがしかし」
「お・父・様・?」
と、ニッコリと微笑みながら言う
「わっ悪かった!ほっほら!オーガも早く面をあげろ!」
「あ………あぁ………」



「さて、今回のことですが……今回は不慮の事故のようなものだったということで良いですね?」
「こちらとはありがたいが……君たちはそれで大丈夫なのか?」
「はい、問題ありません」
「そうか……ではソリュートの処罰についてだが…………お前達が決めるが良い」
「……よろしいんですか?」
(だって本来国王様達の仕事だよね?)
「それくらいはさせてくれ」
「……わかりました」
「それでは1つ案があるのですが」
と、アルトが言いだす
「申してみよ」
(おっ?国王様モードですか?(((失礼)
「姉さん、回復魔法を何度もかけるのは可能ですか?」
「……え?あ、えっ……えぇ」
(いきなりふらないでくださいよ!!)
「ありがとうございます。陛下、ソリュート達の公開処刑をする……というのは可能ですか?」
「あぁ……それくらいのことはしたからな。だが、それと回復魔法になんの関係が……」
「いえ、ただ『ソリュート達に恨みをもった僕らと国民達全員にやられ続ける』という処刑方法にしようかと思いまして」
と、ニッコリと可愛らしく微笑んでアルトはいった。
「「「「………」」」」
(えげつくないですか!?それってあれですよね!?ソリュート達=サンドバッグにしようとしてますよね!?皆さんあまりのえげつさに無言なんですけど!!そして瀕死になったら私に回復魔法かけさせるんでしょ!?もうやだこの子!いくら恨みがあるからってえげつすぎますから!お姉さんはそんな子に育てた覚えはありません!!もう無理帰らせてください!!)






次の日、ソリュート達はアルトが提案した通りの処刑方法で私達を含め国民全員が満足するまで、サンドバッグにされたのでした。
(もうえげつすぎて、涙目でしたよ私!
だって、なんども見せられないような光景になるのをマジかで見せられ、なんども回復させられるんですよ!?もうライフガリガリ削られましたよ!しかもすごい時間かかったし!丸1日使ったんですよ!?その時間でなにができたことか………もうやだよぅあの子………アルト怖いよぅぅぅぅぅ!!)
と、私は1人心のなかで泣き叫ぶのでした………





_神界
(………ここは………どこだ………?)
『こんにちは、ソリュート………いえ』

『望水  勇輝』

(っ………!あ………あなたは………ここは………?)
『ここは神界、神の領域よ。私は守護神リーティア。そして、あなたに試練と罰を与えたもの』
(し………れん………?)
『まだ記憶が曖昧なようね……… “ すべてを思い出しなさい ” 』
(つぅ………あ………あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!)
頭が割れるような痛み
流れ込んでくる記憶
(なんだ………なんなんだよ………これ………俺………俺………は)
ソリュートは思い出す、忘れられた記憶を
どこかに置き去ってしまった思いを
(………)
『思い出したかしら?』
(………試練は……どうなったんだ……?)
『残念だけど、あなたは失格よ。望水  勇輝』
(……そんな…………嘘だ……なんで……なんで俺は失格なんだよ!)
『あなたは傲慢すぎた。対象に危害を与えようとした。心からの願いなら………かすかでもその思いは残っていたはずよ。そして、惹かれ会えたはず………あなたの思いは弱く、脆いものだった………それだけよ』
(………そう……か………クソッ………)
『ゲームオーバーね。望水  勇輝』
(………………なぁ……1つだけ……いいか………?)
『………なにかしら』
(俺は……あいつに……日和に……会えたのか………?)
『事実上は……そうね……あなたも……日和ちゃんも気づかなかったみたいだけど』
(……日和は……誰だったんだ……)
『……フィアナ・ヴァレンタイン……それが……今の彼女の名よ……あなたは彼女を守るどころか殺めようとした。失格なのも当然なのかしら』
(そんな……俺は……あいつを……?あ……あぁ……)
『…………戯れ言はここまでよ……望水  勇輝………あなたは試練に失敗し、対象を殺めようとした。あなたの魂は約束通り消滅する。その罪が許されるまで二度と蘇ることはないわ。さようなら………望水  勇輝。つまらない意地と恐怖で縛られ、思いを告げられなかった哀れな転生者さん………』
そうして、ソリュート……かつて、日和の友人であり彼女を思い、思われた望水  勇輝は静かに消えたのだった………
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