クジを引いたら幼馴染と異世界に来て能力身につけた

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始まり編

クジ引いたら異世界に来た

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獅子 しし  のぼる彼は今日幼馴染である早乙女さおとめ 希良梨きらり
と商店街に来ていた。
昇は一世一代の賭けに出ていた。今商店街ではクジ引きをしているのだ。
昇が狙うのはクジの一等である1ヶ月の世界旅行だった。
昇は買い物を済ませてクジ引きのチケット数枚を握りしめクジ引き特設会場に足を運んだ。
「ねえ昇?そんなに世界旅行行きたいの?」
希良梨は昇に問いかけた。
「ああ。色々あってな。絶対に欲しい。」
(このクジの1等の世界旅行を希良梨と行ってその時告白するんだ!)

会場に着いた2人はそのままガラポンが置いてあるところに向かった。
たまたま列はなくすぐに引ける状態だった。
「いらつしゃいませーお客様」
1人の老人が笑顔で2人を迎えた。
「クジ。10回で。」
昇はその老人にチケットを見せて言った。
「クジ10回ね。」
老人はチケットを受け取る。

昇は気合いを込めて勢いよくフルスイングした。
1等は金の玉。
それ以外は昇にとってどうでもよかった。
9回引き終わり五等が7つ、4等が2つだった。
さずかに焦り出した昇だったがまだ諦めていなかった。
そして必死な昇を見た希良梨も必然と応援していた。
「神様。お願いします。昇に1等を。」
昇は最後の1回をフルスイングした。
「来いやあぁぁぉぁぉぉぉぉぉ」
出たのは.....金の玉だった。
「おめでとうございます!当選ですよ!」
老人は鐘を鳴り始めた。
すると昇と希良梨は光に包まれその場から消えた。

目が覚めるとそこは見たこともない場所だった。
「なんだここは?」
「なによこれ。」
希良梨も目を覚ましたようだった。
「てか昇ソレ隠して!」
昇は希良梨に言われ気づいた自分が全裸であることに。
「全裸!?てことはもしかして」
希良梨の方を向いた昇
「え!私も裸!?」
希良梨も全裸だった。

「おっぱいに乳首にいん...ブホッ」
興奮しかけていた昇に希良梨は1発ビンタした。
2人が全裸に困惑していると希良梨は声が聞こえてくることに気づいた。そしてその声は近づいてくる。
声の主は3体のゴブリンだった。
「オーイイナーゼンラノニンゲンノメスダ」
「フオッーアノメスクイタイナー」
「私が先にいただく。」

ゴブリンは2人に迫ってくる
昇は希良梨を後ろにして前で構えていた。
「昇。私怖いよ。」
「気にすんな。俺が守る希良梨をな。」

1体のゴブリンが指示を出した。
「やれ!」
「ウェアエェイ」
「ヒャアアア」
2体のゴブリンが2人を襲ってきた!
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