余白巡礼

由良ゆらら

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余白巡礼 後日譚「二人なら、その先へ」

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第一話「風の卵」
夜。焚き火を眺めている。巡礼の中で幾度となく見た光景。炎がゆらぐ。
あれから、どれほどの月日が流れただろうか。変わらないものがある。痛みは消えない。そして隣を歩く者は、今も共にある。二人なら歩いていける――あの日々で確かめた希望は、いまでは静かな“事実”として積み重なっている。
だが、変わるものもある。傍らの天狗は一人の女性へと成長していた。少し大人びた姿に月日の流れを感じる。自分自身も変わっている。あの日廃寺で出会ったこの女性と今は当然のようにこうして隣り合っている。そこに安心感を感じるのは、明確な変化だった。
「……あのね、空也。大事な話があるの。」
傍らの女性――ふうが口を開く。思い詰めたような、嬉しそうな、不思議な表情だった。焚き火のせいか、頬が赤らんで見える。
「なんだよ、話って。」
焚き火をつつきながら答える。火の粉が夜空に消えていく。ふうは立ち上がり、自分の荷物を漁り始める。隣に戻ったときには、ふうの両手に抱えられた――淡く光る “卵” があった。
半透明の殻の内側で、細い風が輪を描くように渦を巻き、微かに鳴いている。
「空也の風と、私の風が交わったみたいでね……新しい風が生まれたみたい。見て、これが――風の卵。」
言われて初めて、空也は呼吸を飲み込んだ。
「……なぁ、ふう。それってもしかして俺たちの子供ってことか?」
言いながら、自分で驚いていた。口にした瞬間、胸の奥が確かに震えたから。
「しかも、卵に見えるんだが……これはどうしたらいいんだ?」
ふうは、少し照れたように目を伏せた。
「暖めたらいいんだよ。二人で……頑張ろうね、空也。」
焚き火の音だけが静かに重なる。空也はしばらく黙り込んだ。
「いや……俺、卵を暖めたことないし。そもそもやってる人間も見たことないんだけど……。」
ふうの声が、少し細くなる。
「……嫌なの? 空也……私たちの“新しい風”なんだよ?」
胸の奥で、余白の種子がかすかに鳴いた。痛みと温もりが、同時に息をする。空也は息を吐いた。
「わかった。わかったから。」
ふうが顔を上げる。
「どうやって暖めたらいいか、教えてくれ。ちゃんとやる。俺は……逃げないから。」
ふうの目に、風の光が滲んだ。彼女はそっと卵を抱き寄せ、空也の手を取る。
「ねえ、空也。一緒に手で包むんだよ。風は、優しさで暖まるから。」
二人の手の中で、卵が静かに震えた。風が寄り添う。
焚き火の赤い光の奥で、まだ名もない命が、静かに呼吸していた。
「ほら。今、空也のこと、分かったって。」
ふうがそう言う。俺は、何も言えなかった。分からない。何一つ、理屈では分からない。
それでも――手を離す気には、なれなかった。

卵は、二人の手の中で、静かに温もっていた。
「なあ、ふう。子供が出来たってことは、俺達家族になるんだよな?」
空也はふうを見つめる。ふうは空也を見つめ返す。
「そうだね。私たちは夫婦になるし、この子と三人で家族になるんだよ。」
ふうは微笑んで答える。とてもうれしそうだ。
空也は少し黙り込んで、間をおいて口を開く。
「人間の社会では、夫婦は同じ姓を名乗るんだ。だから、ふう。お前は、巡谷颯羽(めぐりだに ふう)になるつもりはあるか?」
ふうは目を見開く。そして、なぜだろう。徐々に顔が赤くなっていく。というより、真っ赤になってしまった。
「空也、それって…… 私が、空也の風になるってこと?」
ふうの反応を見てから、『しまった』と思った。ふう達にとって名前を付けるということは、ただ呼び名が変わることじゃない。存在の定義が変わるということなのだ。
「……あのさ、ふう。もし鞍馬山に未練があるなら、そのままでも……。」
空也はおずおずと口にする。
「違うの空也、私とっても嬉しい。私はこれからも空也の風であり続けるね。」
正直な話、人間社会の慣習に沿った軽い提案だった。でも、ふうにとってはその存在を確かめる大切なことだった。
静かに息を吐く。
それでも、ふうが喜んでくれるなら、いいんじゃないかと思う。
巡谷空也、巡谷颯羽は、これからは夫婦として、そして風の卵の親として、これからも歩いていく。
焚き火の炎は静かにそれを眺めている。
二人の手のひらの中で、まだ名もない命がやわらかな風に身を委ねていた。



第二話「空羽(そら)」
夜明け前。焚き火はまだ赤く、周囲の闇だけが少しずつ薄れていく時間だった。巡礼の途中、何度も見てきたはずの光景なのに、その夜の火は、どこか落ち着かなかった。
その傍らで、風の卵が、静かに震え始めた。ひび割れる音はない。殻が砕ける気配もない。ただ、卵の内側で――風が、ほどけていく。それは壊れるというより、結ばれていたものが、役目を終えて離れるような動きだった。
次の瞬間、卵はもう、卵ではなかった。そこにいたのは、人間で言えば二歳ほどの、小さな天狗の男の子だった。羽はまだ短く、背中でかすかに揺れるだけ。泣き声は上がらない。代わりに、空気がわずかにざわめき、焚き火の火が一度、揺らいだ。
空也は、気づけば、その子を抱き上げていた。軽い。けれど、確かな重みがある。胸の奥で、何かが静かに落ち着いていくのを感じた。
「……生まれた、のか」
言葉にすると、現実になってしまう気がして、声は自然と低くなる。ふうは、何も言わずに頷いた。その目は、少し潤んでいる。
しばらくして、ふうがそっと口を開いた。
「名前……つけよう」
空也はもう一度、腕の中の小さな存在を見る。この子は、これからどこへ行くのだろう。どんな風を見て、どんな景色を通り抜けていくのだろう。
「……空羽(そら)」
自然に、その名が口をついた。
空。
羽。
広い世界を、巡ってほしい。それだけの願いだった。空也の「空」と、ふうの「羽」が、特別な説明もなく、重なった名前。
ふうは、嬉しそうに微笑んだ。
「うん。いい名前」
その瞬間、空羽の周囲の風が、すっと落ち着いた気がした。まるで世界が、「ここにいる」と認めたかのように。

しばらくして、焚き火の前に腰を下ろす。空也は空羽を抱いたまま、その小さな顔をじっと見つめていた。ふと、現実的な疑問が浮かぶ。
「なあ」
ふうを見る。
「……この子、何食べるんだ?」
口にした瞬間、頭の中に人間の常識が並び始める。ミルク。離乳食。柔らかいもの。だが、どれもこの子には、しっくりこない。
ふうは、あっさりと言った。
「天狗の子はね、風を食べるんだよ」
「……風?」
思わず聞き返す。
「空気ってことか?」
ふうは首を振った。
「違う。栄養のある風」
焚き火の火が、また小さく揺れる。
「栄養のある風って……なんだよ、それ」
ふうは空羽を抱き、頭を撫でながら、静かに答えた。
「誰かの想いが、そこに留まった場所を通り抜けた風。そういう風はね、生きる力を持ってる」
空也は黙り込んだ。理屈では分からない。けれど、不思議と否定する気にもならなかった。
空羽は、ふうの腕の中で、心地よさそうに目を細めている。
「……探しに行く、ってことか」
空也が言うと、ふうは頷いた。
「うん。栄養のある風を探す巡り」
夜明けの光が、少しずつ地平を染め始めていた。
こうして、空也とふう、そして空羽の三人は、風を探す巡りへと歩き出す。どこへ行くのかは、まだ分からない。けれど――歩いていけることだけは、もう分かっていた。



病院の中庭は、思っていたよりも静かだった。産婦人科の奥、建物に囲まれた小さな空間。外の世界と完全につながっているわけでもなく、かといって室内でもない。出産を終えたばかりの人が、ほんの数分、外の空気に触れるための場所だと、ふうが教えてくれた。
舗装された地面の中央に、低い植え込み。朝の光が、まだ柔らかい角度で差し込んでいる。空也は、空羽を抱いたまま、ゆっくりと足を止めた。風が――ぬるかった。冷たくもなく、熱くもない。体温に近い、少し甘さを含んだ空気が、庭全体を満たしている。
空羽が、小さく身じろぎする。羽が、ふわりと揺れた。それまでどこか落ち着かなかった様子が、ここに来て変わった。空羽は、胸いっぱいに息を吸い込むような仕草をする。泣きもしない。ただ、風の中に身を預けている。
「……よく食べるな」
思わず、そんな言葉が漏れた。
ふうが隣で、静かに頷く。
「うん。ここは、最初の場所だから」
最初。その言葉が、胸の奥に引っかかる。見渡せば、誰かの気配が残っている。緊張。安堵。喜び。そして、拭いきれない不安。それらが混ざり合って、風になっている。
「ここ、なんか……」
空也は、言葉を探しながら、空羽を見る。
「生きてていい感じがするな」
自分でも驚くほど、素直な感想だった。
ふうは少しだけ笑って、短く言った。
「祝福の風だよ」
それだけだった。詳しい説明は、なかった。けれど、空羽はまたひとつ、深く息を吸う。その小さな体に、風が静かに満ちていく。
この世界に、来ていい。
ここに、いていい。
誰かが、確かにそう言った痕跡が、風として、まだ残っている。空也は、空羽を抱く腕に、ほんの少しだけ力を込めた。
世界は、思っていたよりも、ずっと静かに――それでも確かに、この子を迎えていた。

河原のベンチは、少し色褪せていた。新品ではない。修理された形跡もある。けれど、壊れたまま放置されることもなく、毎年、同じ場所に置かれている。
桜が舞っていた。特別な名所というほどでもない。写真を撮る人も、ほとんどいない。それでも、毎年この時期になると、決まって人が座る。老夫婦。子どもを挟んだ家族。あるいは、誰かを待っているような一人。皆、長くは留まらない。何も話さないことも多い。それでも、必ず一度は腰を下ろしていく。
空也は、そのベンチに座った。ふうが空羽を抱いたまま隣に腰を下ろす。
風が吹く。弱い。
さきほどの病院の中庭ほど、甘くもない。匂いも、ほとんどない。ただ、同じだ。去年も、一昨年も、その前も、きっとこうだったのだろうと思える風。
空羽が、また静かに息を吸う。さっきほど勢いはない。けれど、今度は落ち着いている。
「……これ」
空也は、思わず口にした。
「特別じゃないよな」
桜が舞っている。でも、毎年舞う。この風も、きっと毎年同じように吹いている。
ふうは、少し考えるようにしてから、頷いた。
「うん」
そして、続けた。
「でも、いなくならない風」
その言葉が、胸の奥に残った。強く吹かない。印象にも残りにくい。だけど、気づけば、いつもそこにある。母乳の味。母の手料理。初めて口にしたときの感動なんて、覚えていない。それでも、身体は確かに、それで育ってきた。空羽は、桜が舞う中で、ふうの胸に顔を埋めるようにしている。安心したのか、羽の動きも小さくなった。
空也は、ふと気づく。
この風は、「生きていい」と言うわけでも、「頑張れ」と背中を押すわけでもない。ただ、今日も、ここにあるそれだけだ。でも、その「それだけ」を、誰かが何年も、何十年も、選び続けてきた場所。続けること。離れないこと。いなくならないこと。それ自体が、愛なのだとしたら――空也は、空羽の背を、そっと撫でた。この風は、派手じゃない。けれど、確実に、育てる風だ。
桜はまた一枚、静かに舞い落ちる。風は変わらないまま、今日も、そこに吹いていた。



廃寺は、山道の奥にあった。屋根はところどころ落ち、柱には苔が絡みついている。人の手が入った形跡は、もうほとんどない。
風が、ひとつ抜けた。冷たい。それまでのどの風とも違う温度だった。肌に触れた瞬間、空也は足を止める。……苦い。味があるわけじゃない。けれど、確かにそう感じた。
空羽が、ふうの腕の中で小さく身じろぎした。呼吸が浅くなる。胸の上下が、わずかに速くなる。
「……」
空也は何か言おうとして、やめた。言葉が、見つからなかった。
ふうも、何も言わない。ただ、空羽の様子を見て、静かに抱き上げる。小さな身体を、自分の胸に寄せる。空羽は、一度だけ、喉を鳴らすような音を立てた。泣き声にはならない。それでも、苦しそうだった。
風は、冷たいままだ。優しくも、暖かくもならない。それでも――拒まない。逃げ場を塞がない。押し返さない。ただ、そこにある。
空也は、その場に立ち尽くしていた。一歩も、動けなかった。
この場所で、何があったのかを思い出すことは、しない。語ることも、しない。それでも、分かってしまう。痛みは、消えていない。癒えたわけでもない。
けれど、ここでふうと出会ったという事実だけは、今も、こうして残っている。
空羽は、ふうの胸の中で、少しずつ呼吸を取り戻す。冷たい風を、少しずつ、吸い込んでいる。苦い。でも、逃げない。
ふうは、ただ抱きしめている。何かを教えるでもなく、慰めるでもなく。
風が、またひとつ、抜けていった。空也は、ようやく息を吐いた。ここに来たこと自体が、すでに――救済なのだと。誰かが誰かを救ったわけじゃない。何かが解決したわけでもない。
ただ、出会った。それだけのことが、確かに、在った。
廃寺の境内を、冷たい風が、静かに通り過ぎていった。



草原は、地図に名前が載らない場所だった。目印になるものもなく、祠も、石碑もない。誰かが祈るために立ち止まった形跡も、残っていない。ただ、草が揺れている。風が、そよいでいた。強くはない。吹き抜けるというより、通り過ぎていく。触れたと思った次の瞬間には、もう背後にある。
空也は足を止めた。ふうも、何も言わない。
空羽は、地面に降ろされていた。よちよちとした足取りで、草の中に立っている。風が吹く。空羽は、それを追いかけるでもなく、胸いっぱいに吸い込むこともしない。ただ、そこにいる。羽が、草の揺れと同じ調子で動く。風に合わせるのではなく、風の中に、溶けているようだった。
空也は気づく。この場所には、祝福も、約束も、痛みもない。生まれていい、と言う声もなければ、続けろ、と背中を押す手もない。けれど、拒むものも、何ひとつない。
風は、軽い。どこにも留まらない。行き先を決めずに、ただ流れていく。空羽は、その風の中で、立っていた。もう、何かを「食べる」必要はない。意味を探す様子もない。栄養を求める気配も、ない。ただ、歩ける。
空也は、ふうの隣に立つ。三人の影が、草原に落ちる。形は揃っていない。それでも、同じ方向を向いている。
どこへ行くかは、決まっていなかった。道も、目的も、約束もない。
それでも――歩いていけることだけは、もう、分かっていた。
風は、またひとつ、草原を抜けていく。それを追う者はいない。ただ、世界が続いている。



第三章「伝えたいこと」
夕方と夜のあいだ、風が一度、呼吸を整える時間だった。
草原の向こうで、ふうが風の流れを見ている。声をかけるでもなく、離れすぎるでもなく、そこに在るという距離で、佇んでいた。
空也は、腰を下ろしていた。隣には空羽がいる。七歳になったその身体は、もう幼児ではないが、風を追うときの動きには、まだ無駄が多い。
空羽は、草を揺らす風を指で掴もうとして、当然のように失敗し、それでも楽しそうに、もう一度手を伸ばしていた。
「なあ」
空也が声をかける。
空羽は振り向かず、それでも聞いていることが分かる程度に、動きを止めた。
「……なんで、俺たち、巡ってたと思う?」
少し考えてから、空羽は首を傾げる。
「風、探してたから?」
「そうだな」
空也は否定しない。
「じゃあさ、痛い風のとこは?」
空羽の声は、軽い。責めるでも、疑うでもなく、ただ思い出したという調子だった。
空也は、すぐには答えなかった。草を揺らす風が、二人のあいだを抜けていく。
「……痛いのはな」
そこで、一度言葉を切る。
「ちゃんと生きてると、だいたい、ついてくる」
空羽は眉をひそめる。分からない、という顔だ。
「えー。じゃあ、やだ」
率直な反応だった。
空也は、小さく息を吐く。笑いはしなかった。
「まあ、そう思うよな」
それから、少しだけ続ける。
「でもな、痛いのって、無くすもんじゃないこともある」
空羽は、完全にこちらを向いた。
「え? じゃあ、どうするの?」
その問いは、まっすぐだった。
答えを期待している、子どもの目だ。
空也は、その視線を受け止めてから、
一度、空を見上げる。
答えを選んでいるというより、
答えを置かない場所を探しているような間だった。
「……一緒に歩く」
それだけ言った。説明はしない。理由も、条件も、続かない。
空羽は、しばらく黙っていた。そして、ふいに興味を失ったように、また風のほうへ向き直る。
「ふーん」
納得したわけでも、理解したわけでもない。ただ、聞いた、という反応だった。空羽は走り出す。風を追い、草を踏み、すぐに転びそうになりながら、それでも笑っている。
空也は、その背中を見ていた。今は、分からなくていい。きっと、分からないまま、しばらく生きる。
それでいい。伝えたいことは、今はまだ早すぎる。それでも、語らずにはいられなかった。
風が、三人のあいだを通り抜ける。軽く、どこにも留まらず、それでも確かに、ここに在る風だった。
空也は立ち上がり、空羽たちのほうへ歩き出す。
歩いていける。それだけで、今は十分だった。
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