平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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閑話 男たちの話

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最愛であり唯一無二の女性であるサイカと晴れて恋人同士となった四人の男たち。
思いが通じ合い、これまでの人生の中での幸せの絶頂を迎えている彼らにもまだまだ片付けなければならない問題が山程あった。

その中でも一番の問題がマティアスの婚約者であり、未来の国母になろうというサイカが、ヴァレリア、カイル、リュカの三人の男とも結婚出来るかという問題。
マティアスとサイカの二人が帝都の街でデートをしたその二日後、男たちは城の一室に集まって話をしていた。


「それで?首尾はどうだったんだ?」

「悪くない。民たちは予想通りの反応だった。」

「…やはり自然体のサイカを見てもらうのが一番効果的でしたね。」

「……護衛、したかった。」

「カイル殿。そこはマティアスの配慮だ。
マティアスとサイカが二人でデートをしている所を見るのはカイル殿にとっても酷だろう。」

「……ん。多分、…ううん、絶対嫉妬した。」

「だろう?…それでマティアス…後の事は上手くいきそうか?」

「一度では足りないな。先のデートでサイカの美貌と人柄を国民が知れただろう。…が、まだ弱い。
市民街、貴族街、そして他人口が密集している地域に何度か訪れサイカの存在をもっと多く知ってもらう必要はある。」

「…お前が二人で出掛けたいだけじゃないよなマティアス。」

「それもあるな。だが必要な事だとあの時も話し合っただろう?
俺以外の全員がサイカを娶るには…国民からの支持が必要になる。」


四人がサイカと恋人として付き合うのと結婚するのとは全く違う。
レスト帝国では重婚が認められているが、王族はその限りではなく、王は何人も妃を娶れるが妃側はそうではなかった。
存在認識の問題。
王や王配、つまり王族という存在に対し人々が求めているものは統治能力、人々の頂に立つべき素質と色々ある。
自分たちの王。王族という遠い存在は神にも等しい存在だった。
マティアスの見目を嫌悪しながら何とも矛盾した、自分勝手な考えではあるが人々にとって“王”や“王族”とは自分たちの模範となる人物であり、王配にもその自分勝手な理想論を押し付ける。
王は清く、正しくなければならない。
それは王の伴侶である妃にも。
王が妃を何人を持つのは国の未来の為。だが妃側が何人もの夫を持つ事は許されない。例え、法で重婚が認められていようとも。
人間というものは勝手な生き物だった。
自分たちが夫や妻に飽きて他を探す事は何とも思わないのに、人生を楽しく過ごす為だとそう納得しているにも関わらず王族もまた自分たちと何一つ変わらない人間であるとは考えないのだ。
王族は王族。自分たちは自分たち。そんな勝手な生き物。


「これまでにレスト帝国で妃側が夫を複数持ったという話は一例だけだったのですよね?
それも、妃が平民に落とされたという散々な結果に終わっています。」

「その通りだ。
女王、また男児が生まれなかった場合は王女が次代の王、女王になる。その場合を除いては一例のみ。
民の結束の前では法など意味がない。」

「…改めて考えるとおかしな話だ。
自分たちはいいが王族は許せないなど。」

「そういうものだろう。…全く骨が折れるな。」


四人がサイカと恋人になれば当然、その先の“結婚”という選択肢が頭を占めるようになった。
愛する女と幸せな家庭を築きたい。
これまでの人生で絶望ばかりを味わってきた男たちにとって、サイカという希望は絶対に手離せない存在。
人並みの幸せを、ただそれだけを望んでいる。
愛し愛され、子を授かり、人生を共に歩みそして老いて死ぬ。
そんな平凡な幸せを四人は望んでいる。サイカに出会うまではそんな些細な、平凡な幸せも自分には訪れない、夢物語と思っていた。
だがそこにサイカという存在が現れ、彼らの人生は希望に満ち溢れたのだ。
最早この希望をただの夢物語で終わらせたくはない。
愛しい女と思いが通じ合い、『恋人』という間柄になって間もなく。
自らの人生、そしてサイカの人生を幸せなものにする為、どうすべきか、どう動くべきか、四人の恋人たちとサイカの義父になった男は将来の事を話し合った。


『マティアス。以前お前はサイカが皆と結婚する事に対して俺に問題はないと言っていたが…どうするつもりなのかをそろそろ話してくれ。』

『ああ、そうだな。』

『あの時お前は…“特に何もしない”と言っていたが…何もせずでいいのか?』

『構わないと、そう思っている。
ディーノ。それからリュカ、ヴァレリア、カイル。そなたらに聞きたい。
…サイカを初めて見た時、何と思った。』

『そうですね…。女神と、そう思いました。』

『…俺も、同じ。』

『…まぁ、僕も似たようなものだな。
僕の場合は完全に敵視してあいつと初対面を迎えたが…それでもこの世のものとは思えない程美しい女だと思った。』

『そうだな…何も知らず、どういう人間か知らなくとも美しい娘だと思った。
だがまあ…美しいのは容姿だけに留まらなかったが。』

『そこを利用する。』

『???』

『何もしなくとも民たちが勝手に納得してくれよう。
サイカはそう、まるで女神のように美しい。あの美しさは人の理を越えている。神に愛された完璧な美しさ。
対する俺たちの容姿は神に見放された醜い容姿。この対極にいる者同士が愛し合っているという事実を、人々がどう見るか。それにかかっている。』

『……恐れながら陛下…逆効果では…。
サイカと私たちが共にいれば…釣り合っていないと指を指されるかと。』

『………いや…違うぞヴァレリア。それはサイカではなく仮に…そう、仮に他の美女だった場合だ。
容姿だけが美しい女と僕らであればそうなるだろう。
でも相手はサイカだ。サイカは只の美女じゃない。あの容姿だけでも群を抜いているが…サイカの最も魅力的な部分は何だ。容姿か?そうじゃない。あいつの最も美しい部分は容姿じゃなく、心根だ。』


一早くマティアスの意図に気付いたのはリュカだった。
サイカと各々が将来的に一緒になる為には何が必要か。
過去の一件では民の強い反対により王の他にも夫を作った妃が平民にまで落とされた。
民が障害になるのであれば、民を味方に付ければいい。
本来であればその、民を味方に付ける事こそが一番難しい。
けれど何もかも規格外なサイカはきっと、民に受け入れられる。
その確信がこの時、リュカに生まれた。


『自然体のサイカは何より魅力的だ。着飾らなくとも。
僕たちはサイカに救われた部分が大きい。
これまであいつが訪れた先で敵を作った事があったか。
月光館、クライス領。そこにいる多くの者がサイカに惹かれた。容姿じゃなく根に惹かれたんだ。
…サイカは異質だ。そう、異質そのものだ。』

『何もしなくともいい。サイカがサイカである限り。自然体のサイカを民が知れば。
サイカだから許される事がある。サイカだから認められる事も。リュカの言う通りサイカは異質だ。美貌も考え方も優しさもな。』

『……確かに、そう。
サイカの優しさは、他の人と、違う感じ…。会った時から、何ていうか、俺……女の人、苦手だけど。…サイカなら、大丈夫だった。』

『…ええ。私も不思議と…自ら弱味を話していました。
苦しい事や悲しい事、苛立ちも。サイカであれば笑う事なく聞いてくれる…何故か、そう思って。』

『人として大切なものをサイカは持っている。当たり前でありながらそうでないものだ。
それが培われたのはこれまでのご両親の賜物であり、そして環境の違いだろう。
そういう優しい環境の中、きっとあの娘は育ってきた。
善悪をきちんと教えられていたに違いない。』


マティアスらの世界にはないもの。
それが“道徳”だった。
良心に基づき善を行い悪を行わないというものを、日本では家や学校、人の中で学ぶ。
自分が学んだ道徳を子へ。その子がまた同じく道徳を学び、知り、また次の子へ。
そうやって長い間続いたものがサイカのいた日本では当然のようにあり、この世界にはなかった。
人として生きていく上で道徳という存在は必要ないかも知れない。
道徳を学ばなければ食べて行けない、そんな事はない。
しかし人と人が共に生きていく上ではとても大切な事。
気遣い、協力し、支え合い、協調していかなければ人生は生きづらいもの。
自分勝手に生きていけるのであれば楽だ。
しかし世界は自分一人のものではなく、大勢の人が生きている。
常識、倫理、習俗、道徳。そういったものを蔑ろにし自分勝手に生きていれば周りの目も冷たく厳しい。
大勢の人の中で人は生きていかなければならず、その為にモラルは必要だ。
今の日本で当たり前にあるそれが、マティアスらのいる異世界では当たり前でない。
人としてしてはいけない事を大人や環境から学ぶ機会があるかどうか。
思いやりや気遣い、そういった道徳を幼い頃から学んでいるかどうか。
日本で幼い頃から何十もの同い年の子供たちに囲まれ、楽しい事、悲しい事、色んな経験をしてきたサイカ。
リュカやマティアスの言う、サイカの“異質”はそういった部分にあった。


『不思議な娘だ。
何処でどういう風に生きていればあの優しい心根になるのか。
まるで幼い頃からそういった教育を受けているみたいに。』

『サイカについてはこれまでも調べた。…が、一切情報が出てこない。あれだけ目立つ容姿だ。だというのにサイカらしい情報がない。』

『一つもか?』

『ああ。一つも、だ。…まるで、この世界に突然現れたような。』

『……何でもいい。…だって、今が大事。サイカが今、俺の側にいてくれる方が、大事だから。
何処の誰でも、いい。』

『そうですね…。過去ではなく、私たちの前に現れてくれた今に感謝すべきです。』


この疑問は後に、サイカが自身の秘密を話す事で明らかにはなるが…男たちはサイカのいた日本がどういった国であったかはまだ知らない。
この話し合いで決まった事は一つ。
サイカがマティアス以外の三人と結婚する為には民の協力が必要であり、その為に自然体のサイカを知ってもらわなくてはならないという事だった。
サイカという異質な存在が民に認められ、そうして次に進む事が出来る。
リュカとの正式な婚約だ。


「そう長くはかからんだろう。
無意識程恐ろしいものはない。サイカは俺たちの話した内容を知らずとも民の心を容易く掴んでくれた。」

「…団長から聞いた。……林檎、かじったって。」

「ぶふっ!?……はぁ!?仮にも貴族令嬢が何をしてるんだ!」

「……陛下も一緒に。」

「……マティアス、お前。そこは止めろよ。お前まで一緒になって何をやっているんだ何を!」

「言ったろう。サイカだから許される事があると。
結果的に良かった。それに…嬉しそうに食べるサイカは愛らしかったぞ?」

「……やっぱりずるい。陛下ばっかり。」

「カイル殿。私たちの時も同じ事をすればいいじゃないですか。
必ず私たちの番は来ます。それまで待ちましょう?」

「……ん。もう暫くの、辛抱ってやつ。」

「はい。もう暫くの辛抱です。」


マティアスの読み通り、所見でサイカを見た人々はサイカに好感を持った。
美しい容姿に加え、優しい人格者であると。おまけに庶民的ときた。
貴族令嬢であればはしたないと指を指される歩きながら物を食べるという行為でさえ、人々は最初こそ違和感を感じたものの直ぐに受け入れた。
美味しいと嬉しそうに林檎を食べるサイカを見て、美味しい、嬉しいその気持ちが伝わって。

「林檎をタダで渡そうとした店主への対応も好感を持っただろう。
物を買うには相応の対価が必要。その物自体にも色んな手間が掛かっており、店主にも生活があるとサイカは言った。」

「…本当、あいつは恐ろしい女だな…。それを意識せずやるか。」

「その後もまあ、色々あった。
転んだ子供を気遣って…泣いているその子供をあやしたり。」

「ふふ。…サイカは子供の相手も上手なんです。そうですよね、クライス候。」

「ああ。ヴァレリア殿の甥姪にかなり気に入られてな。
帰る時は子供たちが泣きわめいてしまって…あれは心苦しかった。」

「ほう…。」

「サイカ、…いいお母さんになる。……楽しみ…。」

「最初はマティアスとの子になるだろうがな。」

「そうだな。そうでなければ困る。
話を戻すが…そういったサイカの無意識の行動のお陰もあって民の反応はかなり良かった。実際にサイカを見た民たちがサイカの噂を広めてくれるに違いない。」

「では僕たちは待つだけだという事だな。」

「ああ。サイカという異質な存在が民に広がり、そして受け入れられれば後はこちらが何もせずとも皆が勝手に認識を変える。」

「…美しい女神が、神が見放した存在である私たちを受け入れた。そういう認識を持つ…という事ですね。
只の美女ではなく、人ならざる美しさを持つサイカだからこそ、成り立つ策ですか…。」

「その通りだ。今頃帝都の街ではサイカの話で持ちきりだろう。」


マティアスのその言葉通り、帝都の街では至る所でサイカの話がされていた。
あの日にサイカの姿を直接その目で見た者たちからまだサイカの存在を目にしていない者たちへ。

『そりゃもう!とんでもない美しさだったんだ!!』

『いや~、絶世の美女とはまさにあの方の事を言うんだろうねぇ!!あたしゃあんな綺麗な人を初めて見たよ!!』

『陛下と一緒にデートをしてたんだけど、まあ幸せそうでなぁ!
見ているこっちまで楽しくなってきちまった!』

『買った林檎をその場で食べるなんて、他のお嬢様じゃ見た事ない!それに少しも偉ぶったりしない、とても優しい方だったよ!』

『転んだ子供に駆け寄って膝にハンカチを巻いてあげていた。
優しい声で大丈夫かと案じていたよ。ああいうお貴族様もいるんだなと感心した。』

『とんでもない美女なのに優しいんだ!
笑った顔がまた堪らなくて…!あれは絶世の美女どころじゃない!女神様だね!』


サイカの話は新聞でも連日取り沙汰され、ある新聞社は画家まで手配しサイカの姿を目にした者たちに聞き込み、何とかしてサイカの絵姿を描き上げようともしていた。
そうして出来上がった絵姿はあの日サイカを目にした者たちの記憶通りに、忠実に描かれており…たちまちレスト帝国全土へ、否、各国へと渡っていたのだった。

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