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見ても見なくてもいい軽い設定&登場人物紹介(145話時点)
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見てもみなくてもいい登場人物紹介&サイカのいる異世界のざっくりとした説明
【世界観】
サイカがやって来た世界は王族や貴族たちが力を持っていた中世ヨーロッパと似ている様で似ていない所も多い地球とは全く別の、正しく異世界。
差別も格差も激しい。
異世界には中、小合わせて数十の国があるが、その中で大国はサイカのいるレスト帝国、サーファスの自国であるドライト王国、古い時代に色んな国が統合されたリスティア連合国の三つのみ。
レスト帝国にある四つの侯爵家
※クライス侯爵家→言わずもがな。サイカの大好きなお義父様の家名。歴史も古く、土地も豊かでお金もある。温暖な土地柄か気さくで優しい人が多い。
※バチェスト侯爵家→30話に名前だけ出て来た、リュカの父親と懇意にしていた家。
※ベルナンド侯爵家→先代までは侯爵家ではあるがそうお金はない、歴史と血筋だけの家だった。サイカに手を出しちゃったので今はもうない家。
※ターライト侯爵家→サイカの専属侍女、ヒルダの家名。
【美醜】
巨漢で目は細く小さく、鼻は低く団子鼻、口は大きく。そんな男が美男子なのに対し、女は細く、目が大きく、小さな鼻、唇を持つ者が美しいとされている。至って標準体型、ぱっちりとした二重で日本人らしいちょこんと付いた鼻と小さな唇のサイカは異世界で絶世の美女レベル。
36話でサイカを手込めにしようとしたファニーニは異世界基準ではかなりの美男子。
逆にマティアスたちの容姿は最悪。生理的に無理なレベルで醜いとされている。
【お金】
日本円価値は不明。
※白金貨→一枚あるだけで豪遊しながら暮らせちゃう。
※大金貨→五枚あれば十年は働かなくても大丈夫(但し散財しなければの話)
※金貨→一般市民は頑張らないと一枚手に入れるのも難しい。
※銀貨→市民にとっては大切なお金。ちょっといい品物が買えちゃう。頑張った自分にご褒美。あと気になるあの子に贈り物をする時とかよく使われる。
※銅貨→平民「ちーす!いつもお世話になってます!」生活でよく使うお金。
※鉄貨→平民「ちっすちーっす!いつも大変お世話になってます!」生活で結構使うお金。
※賤貨→余り価値のないお金。
【娼館】
※花街→大人の男たちのテーマパーク。花街に自ら身を売りに来る者も少なくないので、別に女性の立ち入りが禁止されているわけじゃない。
身分制限は特に設けておらず、貴族だから花街に入れるとか、平民だから入れないとかはない。
ただ、花街の中にある店は別。
選ばれた男(金持ち&金のある貴族)しか入れない店もあったり、平民が利用しやすい様に良心的な値段で営業している店だったり。
月光館は平民も利用しやすい良心的なお店。但し高級娼婦なお姉様たちは相場通りの値段。
帝都や王都、大きな町なんかには大きな花街がある。
【主要人物】
●本城彩歌(ほんじょうさいか)
本作の主人公 25歳→現在26歳 160cm、51㎏
娼婦からディーノ・クライス侯爵の養女へ。サイカ・クライス侯爵令嬢となり無事マティアスと結婚。
夫となったマティアスに容赦なく愛され幸せいっぱい疲労もいっぱい。
異世界に来て色々考えさせられる事が沢山あって、人間的に成長している最中。女としても成長中。恋も愛も知っちゃったから。
●マティアス・ベルフォーレ・レスト
金髪碧眼 王道イケメン
レスト帝国の若き皇帝。割りと何でも出来る天才。
26歳→現在27歳 181cm、72㎏
大勢を従える大国の王らしく、容赦ない時は容赦ない性格。
容姿の引け目からそれまでが大人し過ぎただけで本当は一番恐ろしい男。
愛するサイカと漸く結婚出来て毎日が薔薇色。
思いが募り過ぎて夜の手加減が難しいものの、愛して病まない妻が健気にも自分を一生懸命受け入れてくれる為「まあ手加減出来なくてもいいか…」と最近は思っている。
リュカとは従兄弟という関係だけでなく、今は友人とも思っている。
ヴァレリアはいい感じに変わってきた。
カイル…?相変わらず自由な男だがそれでこそカイル。嫌いじゃないぞ。
●リュカ・シルフィード・クラフ
腰まである長い金髪、濃い緑の瞳 ツンデレイケメン
マティアスとは従兄弟で友人な関係。
クラフ公爵家に生まれた長子。現在は駄目父を引きずり下ろし爵位を受け継いでクラフ公爵へ。
25歳→現在26歳 177cm、67kg
色恋なんて下らない!そんな暇があったら仕事しろ仕事!だったのが今は恋人が可愛くて可愛くて仕方ない。世界が変わった。
仕事は勿論、恋人を構うのも手は抜かない男。
サイカが死んだら僕も死ぬ。サイカが愛さなくなったら僕は死ぬ。とサイカ自身に公言している狂った男。自覚はしている。
マティアスについては尊敬、互いに切磋琢磨出来る仲。
ヴァレリアは真面目な性格同士、好感しかない。
カイル…?あいつの事はよく分からん!色々と苦労性でカイルによく突っ込みを入れるのもリュカ。
●ヴァレリア・ウォルト
肩まである銀髪、紫の瞳 中性的なイケメン
ウォルト宮中伯の長子であり、未来の宮中伯。今は伯爵位をマティアスから賜った。座右の銘は何事も経験。
23歳→現在24歳 178cm、64kg
臆病な性格は卒業。メンタルが強くなったと同時に自立心も強くなった。
大事な恋人に『ヴァレカッコいい!頼りになる!』と思われたいので頑張る。
恋人から婚約者になって堂々と交際出来るのが嬉しい。
デートプランを練るのが趣味になりつつある。
マティアスについては常々恐ろしい男だと思っている。が、味方であれば誰よりも頼もしい。
リュカはお互い真面目なので好き。いい話が沢山出来そう。
カイル…?不思議な男だけど気を張らなくていいから好き。
●カイル・ディアストロ
赤い髪、金の瞳 爬虫類系なミステリアスイケメン
新たに設立された騎士団、エターリャ騎士団の団長へ昇進。
27歳→現在28歳 196cm、84kg
長いこと家族仲が良くなかったが最近改善されいい感じに。
義母と義妹?ああ、そんなのもいたっけ。
頭の中では色々考えてるんだ。こう見えて。言葉にすると上手く伝わらないんだ。
ただサイカに会えば頭の中はサイカ一色。
好き好き大好き、可愛い、好き、小さい、可愛い、だーいすき。いっぱい愛してる。なけなしの語弊力が何処かへ飛んでいく。
早く旦那さんと奥さんになりたいなー。ダミアン団長がよく茶化してきて鬱陶しい。そんなだからおじさんって子供に言われるんだよ。
マティアスについては…すごい男だと思ってる。
リュカは…いつも怒ってて大変そう。
ヴァレリアは落ち着く。無理して話さなくてもいいから楽。
●ディーノ・クライス
グレーの髪と瞳 ワイルドイケメン
レスト帝国に四つしかない侯爵位、その筆頭侯爵。
46歳→現在47歳 205cm、91kg
とっても大きくて厳つい顔だけど心はとても優しいイケおじ。
愛妻と愛娘と愛息たちが可愛くて幸せ。でも最近大好きな愛娘が嫁いでしまって寂しい。帰って来い。マティアスよ。そして他婚約者たちよ。大切な愛娘を不幸にしたらどうなるか…分かるな?
目に入れても痛くない、愛する娘が出来て幸せいっぱい。嫁いで悲しい。でも幸せなら父も幸せ。
長年の初恋を実らせ最愛を嫁に出来て幸せいっぱい。
息子が二人も出来て幸せいっぱい。
我が人生に一片の悔いなし!
●サーファス・ラグーシャ
グレーの髪、赤い目 褐色イケメン
本名はサーファス・イグニス・ドライト
大国、ドライト王国の第四王子、現在は父親の爵位を復活させラグーシャ侯爵へ。
36歳→現在37歳 181cm、73kg
三人の兄、四人の弟、三人の妹の中でも群を抜いて頭がいい。女王は11人もよく頑張った。
人を観察する能力に長けており、その能力のお陰で難を乗り越えてきた猛者。
相手の気分や感情、性格に合わせた会話と態度を取ってきたので醜い容姿で生まれたけれど友人(もどき)は多く社交的。
過去の後悔から医療を学んでいる。
笑顔で過ごして約二十年。笑顔以外の表情をどう作ればいいのか分かんなくなってた。
本性は中々いい性格をしている。
いいおじさんになってからの初恋なので拗らせている自覚はある。諦める?何それ?若造たちには負けないぞう!
マティアスの事は年下だけど恐い。素晴らしい王だけど今で末恐ろしく感じるなら将来は化け物になるんじゃ…。本当に年下?
リュカは…流石マティアス陛下の従兄弟。何か末恐ろしい部分を感じる。
ヴァレリアは将来有望としか思えない。ねえ、レスト帝国には何でこんな有望なのが揃ってるの?
カイル…?何か俺と似てる部分あるよね。自由な所とか。
【他登場人物】
※サイカside※
●キリム→月光館の愛されオーナー。元貴族。最近恋をしている。
●高級娼婦のお姉様→一人結婚してしまったので現在は二人。とっても賑やか。
サイカを小動物のように可愛がっている。色々とプロ。
●ロザンナ→娼婦だったサイカのお世話をしていた。醜女と呼ばれる部類に入っていて人間不信だった。
●ヒルダ→サイカの専属侍女。ターライト侯爵家の令嬢。仕事に対してストイックで有能。無表情はデフォルト。
●ラスティ→サイカの専属侍女。一人称はわたくし。口調は「~ですわ」
●カルラ→サイカの専属侍女。一人称はわたし。口調は「~よねぇ」など、実際いたらちょっと腹が立ちそうな口調。
●エヴァン→サイカの専属侍女。一人称は私。口調は「だよねー!」など、元気いっぱい。
●ミーシャ→サイカの専属侍女。一人称は私。口調は「~だな」など、少し男っぽい話し方。
●アリア→サイカの専属侍女。一人称は私。口調は至って普通。他の五人より影は薄い存在。
※マティアスside※
●爺→漸く名前が出てきた。ミケーレ・クレミー。伯爵家の出。元侍女長だった妻と一緒にいつもマティアスを大切に思っていた。これからもずっと大切に思うし、生涯忠誠を誓ってる。
だから妻でありながら大切な陛下を侮辱し傷付けたルシアは一生許せません!
陛下にはサイカ様がいるの!お前が割り込む隙はないの!巣へお帰り!
●前皇帝→実父。
●前王妃→実母。二人が序盤、マティアス①で「愛してあげなければ。私たちは愛してあげよう。」などと話している場面があるが、受け入れられない現実を慰め合っているだけ。実際に言葉通り“愛してあげていた”かと言えばそうでない。
互いに愛し合っているものの、そこにマティアスは含まれていなかった。
皇太后の気持ちについては複雑。
自分の子供を少なからず愛してはいる。愛してはいるが、実の子供より世間の目を気にしており、そんな自分を母親失格だと自覚してもいる。
もしも、皇太后がマティアスを生んだ時に周りが喜んでいたり、祝福していたりすれば…結果は少しだけ違っていた。
●ルシア・カルビナ・アスガルト→マティアスの元妻。現在はアーノルド子爵夫人でもうすぐ出産予定。
知らなかったライズの本性を知って幻滅→マティアスの元へ戻ろうとしたものの、叶わず。サイカの姿を見て女としての差を痛感した。あんなのに敵うはずない!
●ライズ・アーノルド→二つ持っていた爵位、子爵位を継いでアーノルド子爵当主へ。
マティアスを男として見下して痛い目に合った。というか火遊びが予想以上に炎上してしもうた。
迷惑をかけてしまった(とはちょっとしか思ってない)父親と兄から冷たい目で見られるようになった。
マティアスの脅しがよく効いている。
ルシアが帝都に向かった時は生きた心地がしなかった。ひええ!ルシアと子供を絶対不幸にはしませええん!
●帝国騎士団の騎士たち→もれなくサイカ様教に入信しているクレイジーな奴ら。
俺たちの!王妃は!命を懸けて必ず守る!必ずだ!!
サイカ「命は大切にしてね。」
俺たちは!何がなんでも生き残って!必ず妃殿下を生涯守る!必ずだ!!
彼らのモットーは『大切な妃殿下に手を出す奴には殺意を高く持て』である。
※リュカside※
●実母→伯爵家の出。夫をとても愛していたが愛情が返ってくる事はなく、それどころか妻は増え子供は増え…心が病んだ。リュカを子として愛してはいたが、精神的な意味で夫の代わりにもしていた。
リュカの言葉で大切な息子をどれだけ苦しめていたか知り、現在は正気に戻っている。罪悪感と後悔でリュカと距離が出来てしまっていたがサイカ訪問の際に新しい母子の関係を築き始めた。
●実父→マティアスの父、先代皇帝の弟。若い頃から女好きで色狂い。…というのも兄が周りからいい皇帝になると言われるくらい優秀だったので、遊び呆けていた。兄弟仲は悪くない。
領地の経営より女とセックスする方が大事。だって気持ちいいし。
リュカの実母である正妻から愛されていた自覚はある。が、正妻とは政略結婚であり、好みではなかった為、以後好みの女を妻にしていただけ。クラフ公爵家のいざこざは大体こいつのせい。
●弟妹たち→公爵家に生まれた自覚がない。身分ある家に生まれちゃいけなかった子供たち。
●ダッド→幼いリュカを支えたクラフ公爵家の前家令。老いた体に鞭打ちすぎた為、リュカを心配しつつ引退。今は体調も良くなり楽しく余生を過ごしているとか。
●ルドルフ→祖父の後を継ぎクラフ公爵家の家令になった。リュカの右腕。
自分の故郷であるクラフ公爵領をこよなく愛していて、領主であるリュカを尊敬している。
旦那様と大奥様以外のクラフ公爵家の人間は屑だと思う。出てけ出てけ。清々するね!これからうんと苦労すればいいのさ!旦那様以上にな!!
旦那様が連れて来た未来の奥様が余りに美しすぎて呼吸が止まった。ちゃんと挨拶出来た自分偉い。誰か誉めて。
※ヴァレリアside※
●実父→現ウォルト宮中伯。息子の成長が嬉しくて堪らない。ベルナンドの件の時は一緒に危ない橋を渡ってくれた。
●実母→ウォルト宮中伯夫人。守るだけが息子の為ではなかったのね、と気付いた。息子の成長が寂しくも嬉しい。
●クリスティーナ→一番上の姉。夫の名はルーカスで子供っぽい性格。
クリスティーナ自身は長女らしくしっかりとした性格で優しく、ちょっと心配性。子供は男女で一人ずつ。エドガーとエミリー。
年の離れたヴァレリアが可愛くて仕方なかった。
●ミリアーナ→二番目の姉。夫の名はカーライルで落ち着いた、大人の男。
ミリアーナ自身の性格は負けん気の強い性格。
可愛い弟を苛める奴は私がぶっとばす!かかってこい!
●ラディアーナ→三番目の姉。夫の名はガイルで豪胆な男。
ラディアーナ自身は甘えん坊な性格。
子供の頃はヴァレリアが大嫌いだった。今?私の弟って最高に可愛いわ!
●マテオ→ウォルト家にずっと仕えているおじちゃん執事。
※カイルside※
●実父→ヨハン・ディアストロ伯爵。
不器用どころの話じゃない。でも今は一生懸命息子たちと絆を深めている。
●実母→ソフィア・ディアストロ。
生まれてから可愛い可愛いとちやほやされて大切に育てられた。美しさから社交の花と呼ばれており、醜い容姿のカイルを生んだ事を人生の汚点と考え、まだ子供だったカイルを殺そうともした。
カイルが11歳の時に他界。最後の最後までカイルの名さえ呼ばない母親だった。
●義母→名前はシエラ。
見た目と雰囲気は優しそう。見た目と雰囲気は。
●弟→名前はアレク。容姿の偏見はなく、兄であるカイルを慕っている。コミュ力の塊で友人が多く、人…特に女性に好かれやすい。付き合ったら恋人を不安にさせるタイプの男。サイカの容姿はとっても美しくて吃驚したけど、好きになった人がタイプだよ。
●義妹→名前はエメット。
サイカがちやほやされるのを見て嫉妬した。
●ダミアン→副団長だったカイルの上司で元騎士団の団長。現在は新たに設立された二つの騎士団の一つ、リクテン騎士団の団長に就任。
漢!兄貴!!という言葉が相応しい人間。
貴族に対し嫌悪があったものの、カイルと出会ってからは貴族にもまともでいい奴はいる、へ認識を変えた。
カイルをからかうのが楽しい。でも返り討ちに合う事が多い。
※ディーノside※
●ルイーザ→ディーノが長年想い続けてきた最愛の人で二つ下の45歳。マクシム伯爵家の娘。
当時婚約者だったディーノと家族を置いて恋した(と思っていた)男に嫁いだものの、子供が出来なくて出来損ないの嫁と二十年もの間罵られてきた。
夫は若い女を二人目の妻に娶り、二人の間に子供が出来た事で置かれる環境が奴隷のように最悪なものへと変わった。もうこれ以上耐えられず実家であるマキシム伯爵家へ戻った。
結局は兄とディーノしか男を知らず、恋に恋をしていただけ。
劣悪な環境の中、ディーノと過ごした思い出だけが彼女の心の支えで、遅いながらもディーノに対する感情こそが恋であったのだと気付いた。今はとても幸せ。
●ルース・マクシム→ルイーザの兄。ディーノと同じく醜い容姿で生まれ、ディーノとは互いにかけがえのない友。妹の件があって、罪悪感から暫く疎遠になってしまったが親友であるという気持ちはずっと変わらなかった。
妹が可愛い。でも憎い。許したいけど許せない。複雑。
ディーノはいい子を娘にもらった!美人な姪にルース叔父様と呼ばれるといけない気持ちになっちゃう。そんなこと親友のディーノには言えないよ。だって半殺しにされちゃう☆
●ウィル→ディアゴ村の土砂崩れで両親を失った。
不安でいっぱいだった時にサイカに優しくされて、もう慕うしかないってなった。
現在は弟と一緒に養子としてクライス家に引き取られている。
●ウィラン→ウィルの弟。まだ赤ちゃん。
●リリアナ→クライス侯爵家に仕える侍女。優秀。サイカが帰って来た時はサイカのお世話係。クライス侯爵家ではレジーヌをよく叱っている光景が見られる。
●レジーヌ→クライス侯爵家に家族代々仕えている侍女。おっちょこちょい。お父さんは第二執事のマルチェロ。
失礼な本音がついつい口からポロリする時が多々あるけど、憎めない奴。サイカが帰って来た時はサイカのお世話係。レジーヌによく叱られている。
●クライス侯爵家の私兵→サイカお嬢様が嫁に行って悲しんでいる。
今度は彼らが騎士団の皆さんを羨む番。
下痢になる呪いを定期的に騎士たちへ送ろうと思うけど、大事なサイカお嬢様の護衛がお嬢様を守れなくなるのは…いけないよな。うん。で思い止まった。
彼らのモットーは『サイカお嬢様に手を出す奴は兎に角抹殺せよ』である。
●レナード→マティアスに嫁ぐサイカを城へ送り届けてから発作を起こす事がない。でも時々空を見上げて涙を流すという新たな病にかかっている。
●シグルド→私兵の中で一番実力あるのがこの人でクールな男。サイカ様がいなくて寂しいが表情には出さない。
空を見上げて涙を流すレナードを見て今までとは違う新たな発作が起こってしまったと思っている。
●ベンジャミン→実は最年少。まだ十六だったりする。やだやだサイカ様がいないとやる気出ない!帰ってきて下さいよーーー!
●アレス→がさつで乱暴な言葉使いだけど義理人情を大切にしている。サイカ様…今度いつ帰って来るんだ?
レナードの新たな発作を見て“あいつマジでヤバイ”と思っている。
●ジェイク→大体いつものほほんとしているけどサイカが嫁いでから上の空。
サイカ様の応援がないと何かだるいなぁ。
レナード、何で空見て泣いてるの?頭おかしくなっちゃった?
【世界観】
サイカがやって来た世界は王族や貴族たちが力を持っていた中世ヨーロッパと似ている様で似ていない所も多い地球とは全く別の、正しく異世界。
差別も格差も激しい。
異世界には中、小合わせて数十の国があるが、その中で大国はサイカのいるレスト帝国、サーファスの自国であるドライト王国、古い時代に色んな国が統合されたリスティア連合国の三つのみ。
レスト帝国にある四つの侯爵家
※クライス侯爵家→言わずもがな。サイカの大好きなお義父様の家名。歴史も古く、土地も豊かでお金もある。温暖な土地柄か気さくで優しい人が多い。
※バチェスト侯爵家→30話に名前だけ出て来た、リュカの父親と懇意にしていた家。
※ベルナンド侯爵家→先代までは侯爵家ではあるがそうお金はない、歴史と血筋だけの家だった。サイカに手を出しちゃったので今はもうない家。
※ターライト侯爵家→サイカの専属侍女、ヒルダの家名。
【美醜】
巨漢で目は細く小さく、鼻は低く団子鼻、口は大きく。そんな男が美男子なのに対し、女は細く、目が大きく、小さな鼻、唇を持つ者が美しいとされている。至って標準体型、ぱっちりとした二重で日本人らしいちょこんと付いた鼻と小さな唇のサイカは異世界で絶世の美女レベル。
36話でサイカを手込めにしようとしたファニーニは異世界基準ではかなりの美男子。
逆にマティアスたちの容姿は最悪。生理的に無理なレベルで醜いとされている。
【お金】
日本円価値は不明。
※白金貨→一枚あるだけで豪遊しながら暮らせちゃう。
※大金貨→五枚あれば十年は働かなくても大丈夫(但し散財しなければの話)
※金貨→一般市民は頑張らないと一枚手に入れるのも難しい。
※銀貨→市民にとっては大切なお金。ちょっといい品物が買えちゃう。頑張った自分にご褒美。あと気になるあの子に贈り物をする時とかよく使われる。
※銅貨→平民「ちーす!いつもお世話になってます!」生活でよく使うお金。
※鉄貨→平民「ちっすちーっす!いつも大変お世話になってます!」生活で結構使うお金。
※賤貨→余り価値のないお金。
【娼館】
※花街→大人の男たちのテーマパーク。花街に自ら身を売りに来る者も少なくないので、別に女性の立ち入りが禁止されているわけじゃない。
身分制限は特に設けておらず、貴族だから花街に入れるとか、平民だから入れないとかはない。
ただ、花街の中にある店は別。
選ばれた男(金持ち&金のある貴族)しか入れない店もあったり、平民が利用しやすい様に良心的な値段で営業している店だったり。
月光館は平民も利用しやすい良心的なお店。但し高級娼婦なお姉様たちは相場通りの値段。
帝都や王都、大きな町なんかには大きな花街がある。
【主要人物】
●本城彩歌(ほんじょうさいか)
本作の主人公 25歳→現在26歳 160cm、51㎏
娼婦からディーノ・クライス侯爵の養女へ。サイカ・クライス侯爵令嬢となり無事マティアスと結婚。
夫となったマティアスに容赦なく愛され幸せいっぱい疲労もいっぱい。
異世界に来て色々考えさせられる事が沢山あって、人間的に成長している最中。女としても成長中。恋も愛も知っちゃったから。
●マティアス・ベルフォーレ・レスト
金髪碧眼 王道イケメン
レスト帝国の若き皇帝。割りと何でも出来る天才。
26歳→現在27歳 181cm、72㎏
大勢を従える大国の王らしく、容赦ない時は容赦ない性格。
容姿の引け目からそれまでが大人し過ぎただけで本当は一番恐ろしい男。
愛するサイカと漸く結婚出来て毎日が薔薇色。
思いが募り過ぎて夜の手加減が難しいものの、愛して病まない妻が健気にも自分を一生懸命受け入れてくれる為「まあ手加減出来なくてもいいか…」と最近は思っている。
リュカとは従兄弟という関係だけでなく、今は友人とも思っている。
ヴァレリアはいい感じに変わってきた。
カイル…?相変わらず自由な男だがそれでこそカイル。嫌いじゃないぞ。
●リュカ・シルフィード・クラフ
腰まである長い金髪、濃い緑の瞳 ツンデレイケメン
マティアスとは従兄弟で友人な関係。
クラフ公爵家に生まれた長子。現在は駄目父を引きずり下ろし爵位を受け継いでクラフ公爵へ。
25歳→現在26歳 177cm、67kg
色恋なんて下らない!そんな暇があったら仕事しろ仕事!だったのが今は恋人が可愛くて可愛くて仕方ない。世界が変わった。
仕事は勿論、恋人を構うのも手は抜かない男。
サイカが死んだら僕も死ぬ。サイカが愛さなくなったら僕は死ぬ。とサイカ自身に公言している狂った男。自覚はしている。
マティアスについては尊敬、互いに切磋琢磨出来る仲。
ヴァレリアは真面目な性格同士、好感しかない。
カイル…?あいつの事はよく分からん!色々と苦労性でカイルによく突っ込みを入れるのもリュカ。
●ヴァレリア・ウォルト
肩まである銀髪、紫の瞳 中性的なイケメン
ウォルト宮中伯の長子であり、未来の宮中伯。今は伯爵位をマティアスから賜った。座右の銘は何事も経験。
23歳→現在24歳 178cm、64kg
臆病な性格は卒業。メンタルが強くなったと同時に自立心も強くなった。
大事な恋人に『ヴァレカッコいい!頼りになる!』と思われたいので頑張る。
恋人から婚約者になって堂々と交際出来るのが嬉しい。
デートプランを練るのが趣味になりつつある。
マティアスについては常々恐ろしい男だと思っている。が、味方であれば誰よりも頼もしい。
リュカはお互い真面目なので好き。いい話が沢山出来そう。
カイル…?不思議な男だけど気を張らなくていいから好き。
●カイル・ディアストロ
赤い髪、金の瞳 爬虫類系なミステリアスイケメン
新たに設立された騎士団、エターリャ騎士団の団長へ昇進。
27歳→現在28歳 196cm、84kg
長いこと家族仲が良くなかったが最近改善されいい感じに。
義母と義妹?ああ、そんなのもいたっけ。
頭の中では色々考えてるんだ。こう見えて。言葉にすると上手く伝わらないんだ。
ただサイカに会えば頭の中はサイカ一色。
好き好き大好き、可愛い、好き、小さい、可愛い、だーいすき。いっぱい愛してる。なけなしの語弊力が何処かへ飛んでいく。
早く旦那さんと奥さんになりたいなー。ダミアン団長がよく茶化してきて鬱陶しい。そんなだからおじさんって子供に言われるんだよ。
マティアスについては…すごい男だと思ってる。
リュカは…いつも怒ってて大変そう。
ヴァレリアは落ち着く。無理して話さなくてもいいから楽。
●ディーノ・クライス
グレーの髪と瞳 ワイルドイケメン
レスト帝国に四つしかない侯爵位、その筆頭侯爵。
46歳→現在47歳 205cm、91kg
とっても大きくて厳つい顔だけど心はとても優しいイケおじ。
愛妻と愛娘と愛息たちが可愛くて幸せ。でも最近大好きな愛娘が嫁いでしまって寂しい。帰って来い。マティアスよ。そして他婚約者たちよ。大切な愛娘を不幸にしたらどうなるか…分かるな?
目に入れても痛くない、愛する娘が出来て幸せいっぱい。嫁いで悲しい。でも幸せなら父も幸せ。
長年の初恋を実らせ最愛を嫁に出来て幸せいっぱい。
息子が二人も出来て幸せいっぱい。
我が人生に一片の悔いなし!
●サーファス・ラグーシャ
グレーの髪、赤い目 褐色イケメン
本名はサーファス・イグニス・ドライト
大国、ドライト王国の第四王子、現在は父親の爵位を復活させラグーシャ侯爵へ。
36歳→現在37歳 181cm、73kg
三人の兄、四人の弟、三人の妹の中でも群を抜いて頭がいい。女王は11人もよく頑張った。
人を観察する能力に長けており、その能力のお陰で難を乗り越えてきた猛者。
相手の気分や感情、性格に合わせた会話と態度を取ってきたので醜い容姿で生まれたけれど友人(もどき)は多く社交的。
過去の後悔から医療を学んでいる。
笑顔で過ごして約二十年。笑顔以外の表情をどう作ればいいのか分かんなくなってた。
本性は中々いい性格をしている。
いいおじさんになってからの初恋なので拗らせている自覚はある。諦める?何それ?若造たちには負けないぞう!
マティアスの事は年下だけど恐い。素晴らしい王だけど今で末恐ろしく感じるなら将来は化け物になるんじゃ…。本当に年下?
リュカは…流石マティアス陛下の従兄弟。何か末恐ろしい部分を感じる。
ヴァレリアは将来有望としか思えない。ねえ、レスト帝国には何でこんな有望なのが揃ってるの?
カイル…?何か俺と似てる部分あるよね。自由な所とか。
【他登場人物】
※サイカside※
●キリム→月光館の愛されオーナー。元貴族。最近恋をしている。
●高級娼婦のお姉様→一人結婚してしまったので現在は二人。とっても賑やか。
サイカを小動物のように可愛がっている。色々とプロ。
●ロザンナ→娼婦だったサイカのお世話をしていた。醜女と呼ばれる部類に入っていて人間不信だった。
●ヒルダ→サイカの専属侍女。ターライト侯爵家の令嬢。仕事に対してストイックで有能。無表情はデフォルト。
●ラスティ→サイカの専属侍女。一人称はわたくし。口調は「~ですわ」
●カルラ→サイカの専属侍女。一人称はわたし。口調は「~よねぇ」など、実際いたらちょっと腹が立ちそうな口調。
●エヴァン→サイカの専属侍女。一人称は私。口調は「だよねー!」など、元気いっぱい。
●ミーシャ→サイカの専属侍女。一人称は私。口調は「~だな」など、少し男っぽい話し方。
●アリア→サイカの専属侍女。一人称は私。口調は至って普通。他の五人より影は薄い存在。
※マティアスside※
●爺→漸く名前が出てきた。ミケーレ・クレミー。伯爵家の出。元侍女長だった妻と一緒にいつもマティアスを大切に思っていた。これからもずっと大切に思うし、生涯忠誠を誓ってる。
だから妻でありながら大切な陛下を侮辱し傷付けたルシアは一生許せません!
陛下にはサイカ様がいるの!お前が割り込む隙はないの!巣へお帰り!
●前皇帝→実父。
●前王妃→実母。二人が序盤、マティアス①で「愛してあげなければ。私たちは愛してあげよう。」などと話している場面があるが、受け入れられない現実を慰め合っているだけ。実際に言葉通り“愛してあげていた”かと言えばそうでない。
互いに愛し合っているものの、そこにマティアスは含まれていなかった。
皇太后の気持ちについては複雑。
自分の子供を少なからず愛してはいる。愛してはいるが、実の子供より世間の目を気にしており、そんな自分を母親失格だと自覚してもいる。
もしも、皇太后がマティアスを生んだ時に周りが喜んでいたり、祝福していたりすれば…結果は少しだけ違っていた。
●ルシア・カルビナ・アスガルト→マティアスの元妻。現在はアーノルド子爵夫人でもうすぐ出産予定。
知らなかったライズの本性を知って幻滅→マティアスの元へ戻ろうとしたものの、叶わず。サイカの姿を見て女としての差を痛感した。あんなのに敵うはずない!
●ライズ・アーノルド→二つ持っていた爵位、子爵位を継いでアーノルド子爵当主へ。
マティアスを男として見下して痛い目に合った。というか火遊びが予想以上に炎上してしもうた。
迷惑をかけてしまった(とはちょっとしか思ってない)父親と兄から冷たい目で見られるようになった。
マティアスの脅しがよく効いている。
ルシアが帝都に向かった時は生きた心地がしなかった。ひええ!ルシアと子供を絶対不幸にはしませええん!
●帝国騎士団の騎士たち→もれなくサイカ様教に入信しているクレイジーな奴ら。
俺たちの!王妃は!命を懸けて必ず守る!必ずだ!!
サイカ「命は大切にしてね。」
俺たちは!何がなんでも生き残って!必ず妃殿下を生涯守る!必ずだ!!
彼らのモットーは『大切な妃殿下に手を出す奴には殺意を高く持て』である。
※リュカside※
●実母→伯爵家の出。夫をとても愛していたが愛情が返ってくる事はなく、それどころか妻は増え子供は増え…心が病んだ。リュカを子として愛してはいたが、精神的な意味で夫の代わりにもしていた。
リュカの言葉で大切な息子をどれだけ苦しめていたか知り、現在は正気に戻っている。罪悪感と後悔でリュカと距離が出来てしまっていたがサイカ訪問の際に新しい母子の関係を築き始めた。
●実父→マティアスの父、先代皇帝の弟。若い頃から女好きで色狂い。…というのも兄が周りからいい皇帝になると言われるくらい優秀だったので、遊び呆けていた。兄弟仲は悪くない。
領地の経営より女とセックスする方が大事。だって気持ちいいし。
リュカの実母である正妻から愛されていた自覚はある。が、正妻とは政略結婚であり、好みではなかった為、以後好みの女を妻にしていただけ。クラフ公爵家のいざこざは大体こいつのせい。
●弟妹たち→公爵家に生まれた自覚がない。身分ある家に生まれちゃいけなかった子供たち。
●ダッド→幼いリュカを支えたクラフ公爵家の前家令。老いた体に鞭打ちすぎた為、リュカを心配しつつ引退。今は体調も良くなり楽しく余生を過ごしているとか。
●ルドルフ→祖父の後を継ぎクラフ公爵家の家令になった。リュカの右腕。
自分の故郷であるクラフ公爵領をこよなく愛していて、領主であるリュカを尊敬している。
旦那様と大奥様以外のクラフ公爵家の人間は屑だと思う。出てけ出てけ。清々するね!これからうんと苦労すればいいのさ!旦那様以上にな!!
旦那様が連れて来た未来の奥様が余りに美しすぎて呼吸が止まった。ちゃんと挨拶出来た自分偉い。誰か誉めて。
※ヴァレリアside※
●実父→現ウォルト宮中伯。息子の成長が嬉しくて堪らない。ベルナンドの件の時は一緒に危ない橋を渡ってくれた。
●実母→ウォルト宮中伯夫人。守るだけが息子の為ではなかったのね、と気付いた。息子の成長が寂しくも嬉しい。
●クリスティーナ→一番上の姉。夫の名はルーカスで子供っぽい性格。
クリスティーナ自身は長女らしくしっかりとした性格で優しく、ちょっと心配性。子供は男女で一人ずつ。エドガーとエミリー。
年の離れたヴァレリアが可愛くて仕方なかった。
●ミリアーナ→二番目の姉。夫の名はカーライルで落ち着いた、大人の男。
ミリアーナ自身の性格は負けん気の強い性格。
可愛い弟を苛める奴は私がぶっとばす!かかってこい!
●ラディアーナ→三番目の姉。夫の名はガイルで豪胆な男。
ラディアーナ自身は甘えん坊な性格。
子供の頃はヴァレリアが大嫌いだった。今?私の弟って最高に可愛いわ!
●マテオ→ウォルト家にずっと仕えているおじちゃん執事。
※カイルside※
●実父→ヨハン・ディアストロ伯爵。
不器用どころの話じゃない。でも今は一生懸命息子たちと絆を深めている。
●実母→ソフィア・ディアストロ。
生まれてから可愛い可愛いとちやほやされて大切に育てられた。美しさから社交の花と呼ばれており、醜い容姿のカイルを生んだ事を人生の汚点と考え、まだ子供だったカイルを殺そうともした。
カイルが11歳の時に他界。最後の最後までカイルの名さえ呼ばない母親だった。
●義母→名前はシエラ。
見た目と雰囲気は優しそう。見た目と雰囲気は。
●弟→名前はアレク。容姿の偏見はなく、兄であるカイルを慕っている。コミュ力の塊で友人が多く、人…特に女性に好かれやすい。付き合ったら恋人を不安にさせるタイプの男。サイカの容姿はとっても美しくて吃驚したけど、好きになった人がタイプだよ。
●義妹→名前はエメット。
サイカがちやほやされるのを見て嫉妬した。
●ダミアン→副団長だったカイルの上司で元騎士団の団長。現在は新たに設立された二つの騎士団の一つ、リクテン騎士団の団長に就任。
漢!兄貴!!という言葉が相応しい人間。
貴族に対し嫌悪があったものの、カイルと出会ってからは貴族にもまともでいい奴はいる、へ認識を変えた。
カイルをからかうのが楽しい。でも返り討ちに合う事が多い。
※ディーノside※
●ルイーザ→ディーノが長年想い続けてきた最愛の人で二つ下の45歳。マクシム伯爵家の娘。
当時婚約者だったディーノと家族を置いて恋した(と思っていた)男に嫁いだものの、子供が出来なくて出来損ないの嫁と二十年もの間罵られてきた。
夫は若い女を二人目の妻に娶り、二人の間に子供が出来た事で置かれる環境が奴隷のように最悪なものへと変わった。もうこれ以上耐えられず実家であるマキシム伯爵家へ戻った。
結局は兄とディーノしか男を知らず、恋に恋をしていただけ。
劣悪な環境の中、ディーノと過ごした思い出だけが彼女の心の支えで、遅いながらもディーノに対する感情こそが恋であったのだと気付いた。今はとても幸せ。
●ルース・マクシム→ルイーザの兄。ディーノと同じく醜い容姿で生まれ、ディーノとは互いにかけがえのない友。妹の件があって、罪悪感から暫く疎遠になってしまったが親友であるという気持ちはずっと変わらなかった。
妹が可愛い。でも憎い。許したいけど許せない。複雑。
ディーノはいい子を娘にもらった!美人な姪にルース叔父様と呼ばれるといけない気持ちになっちゃう。そんなこと親友のディーノには言えないよ。だって半殺しにされちゃう☆
●ウィル→ディアゴ村の土砂崩れで両親を失った。
不安でいっぱいだった時にサイカに優しくされて、もう慕うしかないってなった。
現在は弟と一緒に養子としてクライス家に引き取られている。
●ウィラン→ウィルの弟。まだ赤ちゃん。
●リリアナ→クライス侯爵家に仕える侍女。優秀。サイカが帰って来た時はサイカのお世話係。クライス侯爵家ではレジーヌをよく叱っている光景が見られる。
●レジーヌ→クライス侯爵家に家族代々仕えている侍女。おっちょこちょい。お父さんは第二執事のマルチェロ。
失礼な本音がついつい口からポロリする時が多々あるけど、憎めない奴。サイカが帰って来た時はサイカのお世話係。レジーヌによく叱られている。
●クライス侯爵家の私兵→サイカお嬢様が嫁に行って悲しんでいる。
今度は彼らが騎士団の皆さんを羨む番。
下痢になる呪いを定期的に騎士たちへ送ろうと思うけど、大事なサイカお嬢様の護衛がお嬢様を守れなくなるのは…いけないよな。うん。で思い止まった。
彼らのモットーは『サイカお嬢様に手を出す奴は兎に角抹殺せよ』である。
●レナード→マティアスに嫁ぐサイカを城へ送り届けてから発作を起こす事がない。でも時々空を見上げて涙を流すという新たな病にかかっている。
●シグルド→私兵の中で一番実力あるのがこの人でクールな男。サイカ様がいなくて寂しいが表情には出さない。
空を見上げて涙を流すレナードを見て今までとは違う新たな発作が起こってしまったと思っている。
●ベンジャミン→実は最年少。まだ十六だったりする。やだやだサイカ様がいないとやる気出ない!帰ってきて下さいよーーー!
●アレス→がさつで乱暴な言葉使いだけど義理人情を大切にしている。サイカ様…今度いつ帰って来るんだ?
レナードの新たな発作を見て“あいつマジでヤバイ”と思っている。
●ジェイク→大体いつものほほんとしているけどサイカが嫁いでから上の空。
サイカ様の応援がないと何かだるいなぁ。
レナード、何で空見て泣いてるの?頭おかしくなっちゃった?
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