みんなの冒険家チロル「アカデミー」

みんなの冒険家チロル「アカデミー」２

僕は「ヴァンケル」というクラスになった。
今日は剣の使い方を習った。魔王を倒すには、剣が必要であるらしい。
そこで僕が「他の動物では魔王を倒せないのか」と聞くととても怒られた。
それを見ていたとなりのすらっとした猫が
「私もチロルに賛成します。」
といってかばってくれた。
その瞬間僕はドキッとした。こんなにも口の達者な猫がいるとは思いもしなかった。
でも2人ともこれまでにない程怒られた。
そんな時でもすらっとした猫はウインクをしてくれた。
そして放課後すらっとした猫に名前を聞いてみるとすらっとした猫は名前を「リル」といった。
もっとリルと話していると「タイムスリップなんてしたことない。」
と言われ、やはりみんなとは違うのかと思った時にリルが、
「みんなと違うんだからかっこいいんじゃない。」
といわれ、僕は涙が出るほど嬉しかった。
そこでリルが、！
「さあ帰ろっか」
といって
帰ることにした。

３巻へ続く！