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勝利をその手に
盤面は逆転する
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戦いの後、俺は自分に回復魔法をかけて何とか立ち上がると、フェアリスの肩を借りてゆっくり歩く。
傷は治ったのだが、体がうまく動かない。フェアリスの見立てでは、聖剣の膨大な魔力を急激に流し過ぎた弊害かもしれないとのことだった。
ただ、魔法に慣れていない子供にもたまにあることのようで少し休めば回復するらしい。
このままリハビリ生活にならなくて本当に良かった。
ある程度歩くと剣戟の音が遠くから聞こえてきた。どうやら戦いはまだ続いているらしい。
クラウダは倒した。後は門を開ければほとんど勝ちは決まりだろう。
「今の俺だと足手まといだし、ここの木の近くで休んでるよ。フェアリスは助けに行ってあげてくれ」
俺が木の幹に背をもたれるようにして座ると、彼女はこちらを見る。
「……大丈夫なの?その体で」
気のせいかもしれないが、今までとは違ってその声には心配の色が見えるような気がする。
「ああ。最悪、土魔法で壁を作って立てこもるよ。終わってもおいてかないでくれよ?」
「ふふっ。どうしようかしらね。まあ、気が向いたら助けに来てあげるわ。気が向いたらね」
彼女はふっと柔らかい表情をすると楽しそうにそう言った。
「ほんとに頼むぜ?じゃあ、あとは任せた」
「ええ。最後くらいはちゃんと活躍してくるわ」
目の前で突風が吹く。風が去るころには彼女の姿はもう見えなくなっていた。
「…………四天王はこれで残り二人。チャチャっと片付けて帰るとするかな」
上を見上げると、雲が少しずつ流れている。
風で木の葉が揺れ、髪が風で揺れ動いていた。
戦場とは思えないほどにゆっくりとした時間が流れているようだった。
◆
あれから少しして、正門が開くのが遠くに見えた。
どうやら勝ったらしい。
多数の金属音を奏でながら味方の兵が入ってくるとともに、剣戟の音もすっかり聞こえなくなっていた。
そして、少し待っているとと将軍を先頭にレイア、フェアリス、サクラの三人が近づいてくる。
「終わったのか?」
「はい、勇者様。此度はクラウダを見事討ち果たされたとのこと。
奴には散々煮え湯を飲まされてまいりました。しかし、これで魔王の首もようやく見えてきたと私は思っております」
これまで、かなり苦戦していたのだろう。将軍は様々な思いを混ぜ込んだ苦く険しい表情をし、そして、それから獲物を前にする狩人のような顔つきとなった。
「早く戦なんか終わらせたいな」
「そうですな」
そう言うと彼は少し黙り目を瞑った。そして、目を開くと笑顔を見せる。
「今は勝利を祝いましょう。とりあえず、勇者様が動けるようになるまでは駐留する予定ですので。お前たち、勇者様を運んで差し上げろ」
自分で歩けるのでいい、とは言ったのだが、その分早く回復させてくださいと強引に担架のようなものに乗せられてしまった。ゆっくりと陣地の方に向かって運ばれてゆく
そして、パーティーメンバーの三人も一緒に歩き出した。
レイアが近づいてくる。
「勇者殿。貴方がそこまで痛めつけられるとは、クラウダというのは噂に違わぬ猛将であったのだな」
彼女は全身を自分の髪と同じく真っ赤に染めている。平気で歩いているところを見ると全て返り血なのかもしれない。
だがそれは、彼女の方も激戦だったというのを否応なしに伝えてくる。
「ああ、強かったよ。それこそ、俺だけなら負けていただろう。フェアリスと協力してなんとかってところだ。
けど、そっちも酷い有様だな。俺とは違って一方的だったみたいだが」
「そうだな。大きな傷は負ってない。だが、それは私が防御力が高いもあるが、サクラが都度回復してくれたからだ。
それに、今思うとクラウダがこちらに来るまでの時間稼ぎをしていた可能性もあるしな。
敵の攻撃は苛烈ではあったが、必死なほどでは無かった」
「そうか。でも怪我が無くて良かったよ」
レイアはそれを聞くと、少し目を瞑り、言葉を吟味するように一瞬黙った。
「……そうだな。ありがとう」
そう言うとレイアが離れる。そして、今度はサクラが近寄ってきた。
「勇者様。今回は本当にお疲れさまでした。お怪我は大丈夫ですか?」
彼女は目立った外傷は見られないようだ。後衛や支援が主だからそれほど敵の攻撃を受けることは無かったのかもしれない。
だが、いつもの笑顔に強い疲労を感じる。かなり無茶をしたのは明らかだった。
「ああ、大丈夫だ。見てわかると思うけど怪我はもうほとんど治してあるんだ。死ぬようななことはない」
「そうですか。でも、フェアリス様からは自分の魔力でかなりの重傷を負ったと聞きました。戦いの場では仕方ないかもしれませんが、どうかご自愛ください。」
「気をつけるよ。でも、大事な人達を守るためなら俺はまた同じことをするだろう。同じことをしても怒らないでくれると助かる」
サクラはそれを聞くと、苦笑するように言った。
「そうですね。貴方はそういう人でしたね。わかりました。」
そう言うとサクラが離れる。そして、今度はフェアリスが近寄ってきた。
「勇者、早く治して次にいくわよ」
彼女はサクラに直してもらったのか外傷は既に癒えているようだ。だが、そのボロボロの装備が追っていたはずのダメージを物語っている。
「わかってるさ。いつまでも寝てなんかいられないしな。ところでお前は大丈夫か?」
「見てわからないの?問題ないわよ」
「それはそうなんだが。俺もぱっと見体は無事だからな。あれだけの激闘をした後に、門での戦闘。さすがに心配するだろ?」
「……ふん。無事よ」
「それはよかった。本当に安心したよ」
フェアリスはそれを聞くと、呆れるようにため息をつきながら言った。
「本当にお人よしね……まあ今回は私も助けられたし、お礼だけは言っとくわ。ありがとう」
◆
陣地に戻ると気が抜けたのだろう。
どうやら五日間ほど寝てしまっていたようだ。体は少し重いながらも気持ちはすっきりしている。
どうやら他のみんなは外に出てしまっているようだったので失った栄養を取り込むように食事をしていた。そして、目覚めた翌日、俺の面倒を見ていた衛生兵から聞いたのだろう。将軍が俺を天幕に呼んだ。
会釈する護衛の兵士の横を通って中に入る。
「おお、勇者殿。元気になられたようで何よりです」
「ありがとう。そして、すまなかったな。大事な時間を浪費させて」
「いえいえ、お気になさらないでください。クラウダを降したことはそれ以上に価値がありますからな。はっはっは」
彼は、いつものように豪快に笑うと俺たちに話があるようで席に着かせた。
「今日お呼びしたのは今後の予定をお話しするためです。
勇者様がお休みされている間、フェアリス殿始め他のお二方が協力して下さり、船を活用して味方にクラウダ撃破の報を届けるとともに敵航空戦力への攻撃をしてくださいました」
俺が寝ている間にかなり状況は動いているらしい。彼はまだ話があるようなので聞き役に徹する。
「この都市の北部側は既にスノース連邦と協力してほぼ奪回しております。そして、ここを南進すれば魔王の本拠地はすぐそこ。
このため、四天王の二人はこちらの三カ国の連合軍と対峙しているにも関わらず即時退却を開始、味方を置き去りにしつつも本拠地への撤退を行ったようです。そして、それを追うように各国の軍も追撃」
「このまま我々も南進を開始、そして、各国の軍と合流後本拠地を叩きます」
「長かった戦いも終わりが近づいているようです」
彼は感慨深げにそう言うとこちらを見た。
「進軍はしますが、散発的で小規模な戦いが続くでしょう。それに、敵の四天王は魔王の本拠地まで撤退している様子ですので勇者様はできる限り早く体を全快させてください」
「わかった。ほとんど戻っては来ているが、若干の体のなまりがあると思う。それを戻しておくよ」
「ありがとうございます。ですが、敵より優れた飛行戦力を持つというのは本当に戦が楽になるものですな。今後の戦が大きく変わるやもしれません。
勇者パーティの皆さまは時期は不明ですが、四天王の軍を空中から攻撃しつつ、いずれこちらに追いつくかと思います」
「そうか。俺が寝てた分みんなが働いていたみたいだしな。お礼をいうことにするよ」
「そうですな。それがよろしいでしょう。女性の扱いにはお気を付けください。私も戦場では敵なしですが、嫁には負け戦ばかりですからな。はっはっはっは」
「将軍でもそれなら、俺には無理そうだ。骨だけでも拾ってくれ」
「かしこまりました。……もうじき最終決戦でしょう。生きて帰らねばなりませんね」
「ああ。絶対に生きて帰ろう」
戦場は刻々と変化する。それは悪い方にも、良い方にも。
傷は治ったのだが、体がうまく動かない。フェアリスの見立てでは、聖剣の膨大な魔力を急激に流し過ぎた弊害かもしれないとのことだった。
ただ、魔法に慣れていない子供にもたまにあることのようで少し休めば回復するらしい。
このままリハビリ生活にならなくて本当に良かった。
ある程度歩くと剣戟の音が遠くから聞こえてきた。どうやら戦いはまだ続いているらしい。
クラウダは倒した。後は門を開ければほとんど勝ちは決まりだろう。
「今の俺だと足手まといだし、ここの木の近くで休んでるよ。フェアリスは助けに行ってあげてくれ」
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「……大丈夫なの?その体で」
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「ああ。最悪、土魔法で壁を作って立てこもるよ。終わってもおいてかないでくれよ?」
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「ええ。最後くらいはちゃんと活躍してくるわ」
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「…………四天王はこれで残り二人。チャチャっと片付けて帰るとするかな」
上を見上げると、雲が少しずつ流れている。
風で木の葉が揺れ、髪が風で揺れ動いていた。
戦場とは思えないほどにゆっくりとした時間が流れているようだった。
◆
あれから少しして、正門が開くのが遠くに見えた。
どうやら勝ったらしい。
多数の金属音を奏でながら味方の兵が入ってくるとともに、剣戟の音もすっかり聞こえなくなっていた。
そして、少し待っているとと将軍を先頭にレイア、フェアリス、サクラの三人が近づいてくる。
「終わったのか?」
「はい、勇者様。此度はクラウダを見事討ち果たされたとのこと。
奴には散々煮え湯を飲まされてまいりました。しかし、これで魔王の首もようやく見えてきたと私は思っております」
これまで、かなり苦戦していたのだろう。将軍は様々な思いを混ぜ込んだ苦く険しい表情をし、そして、それから獲物を前にする狩人のような顔つきとなった。
「早く戦なんか終わらせたいな」
「そうですな」
そう言うと彼は少し黙り目を瞑った。そして、目を開くと笑顔を見せる。
「今は勝利を祝いましょう。とりあえず、勇者様が動けるようになるまでは駐留する予定ですので。お前たち、勇者様を運んで差し上げろ」
自分で歩けるのでいい、とは言ったのだが、その分早く回復させてくださいと強引に担架のようなものに乗せられてしまった。ゆっくりと陣地の方に向かって運ばれてゆく
そして、パーティーメンバーの三人も一緒に歩き出した。
レイアが近づいてくる。
「勇者殿。貴方がそこまで痛めつけられるとは、クラウダというのは噂に違わぬ猛将であったのだな」
彼女は全身を自分の髪と同じく真っ赤に染めている。平気で歩いているところを見ると全て返り血なのかもしれない。
だがそれは、彼女の方も激戦だったというのを否応なしに伝えてくる。
「ああ、強かったよ。それこそ、俺だけなら負けていただろう。フェアリスと協力してなんとかってところだ。
けど、そっちも酷い有様だな。俺とは違って一方的だったみたいだが」
「そうだな。大きな傷は負ってない。だが、それは私が防御力が高いもあるが、サクラが都度回復してくれたからだ。
それに、今思うとクラウダがこちらに来るまでの時間稼ぎをしていた可能性もあるしな。
敵の攻撃は苛烈ではあったが、必死なほどでは無かった」
「そうか。でも怪我が無くて良かったよ」
レイアはそれを聞くと、少し目を瞑り、言葉を吟味するように一瞬黙った。
「……そうだな。ありがとう」
そう言うとレイアが離れる。そして、今度はサクラが近寄ってきた。
「勇者様。今回は本当にお疲れさまでした。お怪我は大丈夫ですか?」
彼女は目立った外傷は見られないようだ。後衛や支援が主だからそれほど敵の攻撃を受けることは無かったのかもしれない。
だが、いつもの笑顔に強い疲労を感じる。かなり無茶をしたのは明らかだった。
「ああ、大丈夫だ。見てわかると思うけど怪我はもうほとんど治してあるんだ。死ぬようななことはない」
「そうですか。でも、フェアリス様からは自分の魔力でかなりの重傷を負ったと聞きました。戦いの場では仕方ないかもしれませんが、どうかご自愛ください。」
「気をつけるよ。でも、大事な人達を守るためなら俺はまた同じことをするだろう。同じことをしても怒らないでくれると助かる」
サクラはそれを聞くと、苦笑するように言った。
「そうですね。貴方はそういう人でしたね。わかりました。」
そう言うとサクラが離れる。そして、今度はフェアリスが近寄ってきた。
「勇者、早く治して次にいくわよ」
彼女はサクラに直してもらったのか外傷は既に癒えているようだ。だが、そのボロボロの装備が追っていたはずのダメージを物語っている。
「わかってるさ。いつまでも寝てなんかいられないしな。ところでお前は大丈夫か?」
「見てわからないの?問題ないわよ」
「それはそうなんだが。俺もぱっと見体は無事だからな。あれだけの激闘をした後に、門での戦闘。さすがに心配するだろ?」
「……ふん。無事よ」
「それはよかった。本当に安心したよ」
フェアリスはそれを聞くと、呆れるようにため息をつきながら言った。
「本当にお人よしね……まあ今回は私も助けられたし、お礼だけは言っとくわ。ありがとう」
◆
陣地に戻ると気が抜けたのだろう。
どうやら五日間ほど寝てしまっていたようだ。体は少し重いながらも気持ちはすっきりしている。
どうやら他のみんなは外に出てしまっているようだったので失った栄養を取り込むように食事をしていた。そして、目覚めた翌日、俺の面倒を見ていた衛生兵から聞いたのだろう。将軍が俺を天幕に呼んだ。
会釈する護衛の兵士の横を通って中に入る。
「おお、勇者殿。元気になられたようで何よりです」
「ありがとう。そして、すまなかったな。大事な時間を浪費させて」
「いえいえ、お気になさらないでください。クラウダを降したことはそれ以上に価値がありますからな。はっはっは」
彼は、いつものように豪快に笑うと俺たちに話があるようで席に着かせた。
「今日お呼びしたのは今後の予定をお話しするためです。
勇者様がお休みされている間、フェアリス殿始め他のお二方が協力して下さり、船を活用して味方にクラウダ撃破の報を届けるとともに敵航空戦力への攻撃をしてくださいました」
俺が寝ている間にかなり状況は動いているらしい。彼はまだ話があるようなので聞き役に徹する。
「この都市の北部側は既にスノース連邦と協力してほぼ奪回しております。そして、ここを南進すれば魔王の本拠地はすぐそこ。
このため、四天王の二人はこちらの三カ国の連合軍と対峙しているにも関わらず即時退却を開始、味方を置き去りにしつつも本拠地への撤退を行ったようです。そして、それを追うように各国の軍も追撃」
「このまま我々も南進を開始、そして、各国の軍と合流後本拠地を叩きます」
「長かった戦いも終わりが近づいているようです」
彼は感慨深げにそう言うとこちらを見た。
「進軍はしますが、散発的で小規模な戦いが続くでしょう。それに、敵の四天王は魔王の本拠地まで撤退している様子ですので勇者様はできる限り早く体を全快させてください」
「わかった。ほとんど戻っては来ているが、若干の体のなまりがあると思う。それを戻しておくよ」
「ありがとうございます。ですが、敵より優れた飛行戦力を持つというのは本当に戦が楽になるものですな。今後の戦が大きく変わるやもしれません。
勇者パーティの皆さまは時期は不明ですが、四天王の軍を空中から攻撃しつつ、いずれこちらに追いつくかと思います」
「そうか。俺が寝てた分みんなが働いていたみたいだしな。お礼をいうことにするよ」
「そうですな。それがよろしいでしょう。女性の扱いにはお気を付けください。私も戦場では敵なしですが、嫁には負け戦ばかりですからな。はっはっはっは」
「将軍でもそれなら、俺には無理そうだ。骨だけでも拾ってくれ」
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