41 / 52
勝利をその手に
奇跡の代償
しおりを挟む
体が重い。目を開けるのも億劫だ。
だが、意識が浮上していくのが分かる。俺は何をしていたんだっけ…………。
魔王との戦いのさ中であることが思い出され、その瞬間、目を勢いよく開いた。
体が靄のかかったように真っ黒だ。これは、元の体に戻っているのか?
それに、ここはどこだ?
『勇者よ。いや、異世界の民よ、目覚めたか』
ふと声が響き、そちらを見る。そこには五つの人影のようなものが存在していた。
「誰だ?そして、ここはどこだ?」
『我々はお前たちが神と呼ぶものだよ。そして、ここは神の世界だ』
ここが、神の世界。魔王は言っていた、聖の神と融合すると。この世界への移動はその前段階なのかもしれない。
あれから、どれほど時間が経ったのだろう。残された時間が全く分からず焦る。
『安心しろ。こちらの世界の時間は極めて緩やかだ。私がお前に置き換わるまでは呼び出されんだろう』
心がある程度読めるのだろうか。何も口にしていないのに回答が来る。
それに、体を見ると少しずつ輪郭がはっきりして生きているようにも感じる。
「あんたが聖の神か?」
『いかにも』
「あんたと融合すれば魔王を倒せると思うか?」
『難しいだろう。この世界の子たる魔王と異世界の異物たる勇者それぞれが神と融合すればどちらが力を発揮できるかは明らかだ』
「あいつは、魔王はあんたらの子らを全て滅ぼすと言ってた。何とかできないのか?」
五つの影を見渡すようにして話しかける。
『それも無理だな。我々が世界に子を成すのはな、自らの意志で力を振るうことができないからだ。求められれば力は貸せる、だが、こちらから直接干渉することはできない。
お前の世界も神が直接力を見せることは無かったのではないのか?神にも神のルールがあるのだ』
確かに女神さまとやらも願いを聞いたら送るだけ送ってそれっきりだ。
神とやらも結局ルールに縛られてしまうらしい。あのお役所仕事っぷりはそこが原因なのだろうか。
「なら、あんたらがもう一度一つになって俺に力を貸してくれればいい。元はひとつならできるだろ?」
『それも無理だな。元の一つの体の頃ならまだしも、それぞれの力だけで同格の存在と融合するほどの力は今の我々には無い。それこそ、何かの外部の力がいる。それに、長い間この姿でいたからな。多少の力ではその姿を保てんだろう』
「なら、俺が魔法でやればいいだろう?それならどうだ」
『聖剣が引き出せるのは聖の力のみ。それに、今のお前は聖剣を呼び出せないだろう?
いや、そもそもここには実体は来れない。むしろ、しゃべれるはずも無く、ただ意識のみで漂うことしかできないはずなのだが』
『お主の実際の姿は実体を持たぬようだな。むしろその質は魔力に近いのだろう。
本当は魔力やエネルギー、願いといった物質でないものしか通れないはずなのだ』
聖剣を念じてみても手元に来ることは無かった。いやむしろ、既に勇者ですらない。
自分のこの世界での姿は元のドッペルゲンガーなのだから。
だが、実体を持たないが故にここにこれたのだろうか。それでもこの体の魔力はそれほど多くないはずだ、神が融合するだけの代償が払えると思えない。
『諦めるのだ。異世界の民よ。子らと共に我々も滅びる運命なのだ』
諦める?そんなことはできない。
他にできることは無いか?最後まで抜け道を探すんだ。
聖剣は無い、仲間もいない。身一つで何ができる?
『お前の生命を全て費やしても代償には届かん』
「うるさい!!少し黙っててくれ」
代償?いや、なぜ魔力の代わりが出来るんだ。
「待て!代償とは魔力と命以外の何が代償になるんだ?」
『そうだな……神にとって価値のあるものであればよいことになっている。今までそんなものを魔力や生命力といったエネルギー以外で払えた試しはないが』
神にとって価値のあるもの。この身一つでできることか。
うまくいくかは分からない。でも、あがいて見せる。
「なあ、一つ確かめたいことがある。代償は先払いか?後払いか?」
『考えがうまく読めんな?まあいい、魔法とは願いを聞いてからその代償の大きさを決めるものだ。故に、後払いといってもいいだろう』
そうか、ならもしかしたらいけるかもしれない。
神達に己の考えを説明する。
◆
『…………それは、できないわけでは無い。だが、それほど長い時間は無理だろう』
「いいさ、それで。目にできるだけの時間があればいい」
『わかった。いいだろう』
「アルムド、ガルムド、ザァルムド、ファルムド、シャーレイ」
神の名を呼ぶ。
≪『汝、何を願う?』≫
「五つの神の一時的な融合」
≪『汝、その奇跡の代償に何を支払う?』≫
「世界の命、神の命を全て守る」
≪『良いだろう。神々のルールに則り、ここに契約は為された』≫
強い輝きが放たれる。そして、目の前にはこれが元の姿なのだろう。
かつて存在したというたった一人の神が存在した。姿は小さく、人型程度の存在だが、先ほどまでとは格が違うことが存在感だけで分かる。
人間を子だと言っていた。つまり、その元となった姿も人間に近いのが普通だ。
そして、俺はそれを視界に入れると、変身したいと念じる。
黒い靄のかかった体が変化し、光りながら人の体を形作っていく。
≪『異世界の民よ。我々が言えたことではないが、子らを頼む』≫
「ああ。今までは聞いてもらうだけだったからな。
願いは聞いた。次はこっちが叶えるさ。それに、俺も同じ想いだからな」
魔王はこちらとあちらの世界を繋げていた。神のルールに縛られない存在となればそれが可能なのだろう。
俺は守るために帰る。あの世界へ。そして、勝つんだ絶対に。
体が引っ張られる。そして、どこかへ流れていくような感覚とともに視界が変わった。
だが、意識が浮上していくのが分かる。俺は何をしていたんだっけ…………。
魔王との戦いのさ中であることが思い出され、その瞬間、目を勢いよく開いた。
体が靄のかかったように真っ黒だ。これは、元の体に戻っているのか?
それに、ここはどこだ?
『勇者よ。いや、異世界の民よ、目覚めたか』
ふと声が響き、そちらを見る。そこには五つの人影のようなものが存在していた。
「誰だ?そして、ここはどこだ?」
『我々はお前たちが神と呼ぶものだよ。そして、ここは神の世界だ』
ここが、神の世界。魔王は言っていた、聖の神と融合すると。この世界への移動はその前段階なのかもしれない。
あれから、どれほど時間が経ったのだろう。残された時間が全く分からず焦る。
『安心しろ。こちらの世界の時間は極めて緩やかだ。私がお前に置き換わるまでは呼び出されんだろう』
心がある程度読めるのだろうか。何も口にしていないのに回答が来る。
それに、体を見ると少しずつ輪郭がはっきりして生きているようにも感じる。
「あんたが聖の神か?」
『いかにも』
「あんたと融合すれば魔王を倒せると思うか?」
『難しいだろう。この世界の子たる魔王と異世界の異物たる勇者それぞれが神と融合すればどちらが力を発揮できるかは明らかだ』
「あいつは、魔王はあんたらの子らを全て滅ぼすと言ってた。何とかできないのか?」
五つの影を見渡すようにして話しかける。
『それも無理だな。我々が世界に子を成すのはな、自らの意志で力を振るうことができないからだ。求められれば力は貸せる、だが、こちらから直接干渉することはできない。
お前の世界も神が直接力を見せることは無かったのではないのか?神にも神のルールがあるのだ』
確かに女神さまとやらも願いを聞いたら送るだけ送ってそれっきりだ。
神とやらも結局ルールに縛られてしまうらしい。あのお役所仕事っぷりはそこが原因なのだろうか。
「なら、あんたらがもう一度一つになって俺に力を貸してくれればいい。元はひとつならできるだろ?」
『それも無理だな。元の一つの体の頃ならまだしも、それぞれの力だけで同格の存在と融合するほどの力は今の我々には無い。それこそ、何かの外部の力がいる。それに、長い間この姿でいたからな。多少の力ではその姿を保てんだろう』
「なら、俺が魔法でやればいいだろう?それならどうだ」
『聖剣が引き出せるのは聖の力のみ。それに、今のお前は聖剣を呼び出せないだろう?
いや、そもそもここには実体は来れない。むしろ、しゃべれるはずも無く、ただ意識のみで漂うことしかできないはずなのだが』
『お主の実際の姿は実体を持たぬようだな。むしろその質は魔力に近いのだろう。
本当は魔力やエネルギー、願いといった物質でないものしか通れないはずなのだ』
聖剣を念じてみても手元に来ることは無かった。いやむしろ、既に勇者ですらない。
自分のこの世界での姿は元のドッペルゲンガーなのだから。
だが、実体を持たないが故にここにこれたのだろうか。それでもこの体の魔力はそれほど多くないはずだ、神が融合するだけの代償が払えると思えない。
『諦めるのだ。異世界の民よ。子らと共に我々も滅びる運命なのだ』
諦める?そんなことはできない。
他にできることは無いか?最後まで抜け道を探すんだ。
聖剣は無い、仲間もいない。身一つで何ができる?
『お前の生命を全て費やしても代償には届かん』
「うるさい!!少し黙っててくれ」
代償?いや、なぜ魔力の代わりが出来るんだ。
「待て!代償とは魔力と命以外の何が代償になるんだ?」
『そうだな……神にとって価値のあるものであればよいことになっている。今までそんなものを魔力や生命力といったエネルギー以外で払えた試しはないが』
神にとって価値のあるもの。この身一つでできることか。
うまくいくかは分からない。でも、あがいて見せる。
「なあ、一つ確かめたいことがある。代償は先払いか?後払いか?」
『考えがうまく読めんな?まあいい、魔法とは願いを聞いてからその代償の大きさを決めるものだ。故に、後払いといってもいいだろう』
そうか、ならもしかしたらいけるかもしれない。
神達に己の考えを説明する。
◆
『…………それは、できないわけでは無い。だが、それほど長い時間は無理だろう』
「いいさ、それで。目にできるだけの時間があればいい」
『わかった。いいだろう』
「アルムド、ガルムド、ザァルムド、ファルムド、シャーレイ」
神の名を呼ぶ。
≪『汝、何を願う?』≫
「五つの神の一時的な融合」
≪『汝、その奇跡の代償に何を支払う?』≫
「世界の命、神の命を全て守る」
≪『良いだろう。神々のルールに則り、ここに契約は為された』≫
強い輝きが放たれる。そして、目の前にはこれが元の姿なのだろう。
かつて存在したというたった一人の神が存在した。姿は小さく、人型程度の存在だが、先ほどまでとは格が違うことが存在感だけで分かる。
人間を子だと言っていた。つまり、その元となった姿も人間に近いのが普通だ。
そして、俺はそれを視界に入れると、変身したいと念じる。
黒い靄のかかった体が変化し、光りながら人の体を形作っていく。
≪『異世界の民よ。我々が言えたことではないが、子らを頼む』≫
「ああ。今までは聞いてもらうだけだったからな。
願いは聞いた。次はこっちが叶えるさ。それに、俺も同じ想いだからな」
魔王はこちらとあちらの世界を繋げていた。神のルールに縛られない存在となればそれが可能なのだろう。
俺は守るために帰る。あの世界へ。そして、勝つんだ絶対に。
体が引っ張られる。そして、どこかへ流れていくような感覚とともに視界が変わった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる