62 / 106
五章 -触れ合う関係-
魔法の呪文
しおりを挟む
俺が、若干恥ずかしさを感じつつもそう伝えると、一瞬何を言われたのか理解できていないような顔をしていた透が表情を変化させていく。
「……っ!あーもう!!」
そして、急にびっくりするほどの大きな声を出すとともにこちらに抱き着いてきた。
「おっと」
足場の悪さに体勢を崩しかける俺を透が絶妙な足捌きで支え、逆に引き寄せられる。
「…………ごめん。今だけは離れてくれ、な?」
触れ合った肌から流れ込んでくる体温に加え、女性らしさをこれ以上無いほどに感じてしまう体の差異に無意識に体が反応してしまう。
だが、透は離れようとせず、さらにこちらに押し付けるようにその体を密着させてくる。
「ほんとに、頼む。これ以上は、まずい」
本能ともいえるような強い衝動に必死に抵抗する。
だが、透にはうまくそれが伝わっていないのか、どかそうとすればするほど頑なになっていく。
「もしかしたら、透にはわからないかもしれないけど。男って、すごくバカな生き物なんだ。思いたくなくても、考えたくなくても、抑えられない。だから、どうか、今だけは離れて欲しい」
正直、邪(よこしま)な感情は既に湧き出てきてしまっている。
言えないような思いも、見せたくないような思いも、全部。
唇を噛んで、彷徨う手を痛いほどに握りしめても、やはりそれには抗えないようだった。
「………………私、ぜんぜん嫌じゃないよ。むしろ、どうしようもないほどに、すごく嬉しいの。にやけ顔が隠せないくらいに」
胸元に吸い付くように顔を埋めた透が、くぐもった声でそう伝えてくる。
声と共に振動する体に、余計に頭がぼやけていく。
「ふふっ。実はね、前は抱き着いても、落ち着いたままで、ほとんど動揺してくれなかったから少し怒ってたの」
楽しそうに、唄うように話す声が、どんどんと思考を奪い始め、まるで夢の中にいるかのように思わされる。
「………………だから、いいよ?誠君のしたいようにしてくれて。それが、私の望み……ううん。願いだから」
嫌ではなく、嬉しい。加えて、それを透がしたがっている。
例え、これをしたとしても、彼女と一緒にいられる。
いや、恐らく、その先へ進めば、彼女ともっと近づけられる。
まるで、何か悪い囁きのように、甘く、蕩けるような感情と共に全身に染みわたっていく。
「………………」
「どう、したの?私じゃ、ダメだった?」
頭の中でグルグルと複雑な感情が渦巻く中、先ほどまでと違い、悲しそうな声が胸元から響いて我に返った。
「いや、そうじゃないんだ。俺は、透ともっと近づきたいし、こんな感情を透以外に向けたこともない」
「……っ、なら、どうして何もしてくれないの?抱きしめてもくれないの?」
もちろん、抱きしめたい。もっと、透と触れ合いたい。
今なら、そうはっきりと思う。
だけど、それは、今じゃない。むしろ、何が何でも耐えなければいけない。
「もう少しだけ、待って、欲しい」
「………………」
勝手なことを言っているのは分かっている。
それこそ、透が勇気を出してこう言ってくれたことは痛いほどに伝わってくるから。
「俺は、ちゃんと、答えを出したい。こんな風に、感情や、欲望に流されてじゃなくて、ちゃんと」
俺の言葉に、透は何も言わない。
だけど、これは、俺の意地だ。大事だからこそ、大事にしたいからこそ、それをしなくてはいけない。
「きっと、俺は透のことが女の子として、好きだ」
今まで、そういった経験が無かったから、初めて抱く感情にそう名前をつけているだけなのかもしれない。
だけど、それは違うと何故か断言できるほどには、確信があった。
「面倒くさくて、回りくどくて、ごめん」
本当は、ここでそれに応えるべきなんだろう。
たぶん、俺が愚かなだけで、ほとんどの男はそうすると思う。
素敵な彼女に、これほど求められて頷かないやつなんていないだろうから。
「でも、俺は、こんな浮ついた心で、体で、透への答えを出したくない」
透を好きだという気持ちに自信はある。それこそ、おばあさんや遥さんにも負けないと思っているくらいには。
それに、何があっても、彼女の味方で居続ける覚悟もある。
「だから、あと、ほんの少しだけ、待っていて欲しい」
もしかしたら、答えを先延ばしている風に思われてしまうかもしれないけど、どうしてもそれをしなくてはいけないはずだ。
彼女の想いには、俺の全てを乗せた答えでなければ釣り合わない。
その場の雰囲気で、流れで、そんなものが微塵もあってはいけないと、そう思う。
「すごくて、素敵な透の想いに見合うくらいの答えじゃなきゃ、俺自身が納得できないから」
我ながら、アホなことを言っているという自覚はある。
自分がこれほど面倒くさい男だとは、正直思ってもみなかった。
いつもは答えをすぐ決められるのに、大事な答えは全く出せない。
本当に、どうしようもない男だ。
「…………本当に、誠君には勝てないなぁ」
そう言って顔をあげた透は、呆れたような、諦めたような、そんな感情を乗せながらも、はにかんだような笑顔をしていた。
「本当に、ごめん。面倒くさい男だよな」
「ふふっ、ぜんぜんいいよ。言ったでしょ?誠君の答えを待つって」
「…………ありがとう」
包みこむような優しさに、彼女と出会えてよかったと心から思える。
「あははっ。すごく誠君らしくて、逆に安心した」
「そうか?」
「うん。どんな時もブレずに、真っすぐで、温かい、誠君らしいよ」
「そんなことは無いと思うが。分からないって言ったり、きっと好きだって言ったり、ブレ過ぎだろ」
透といると、あっという間に、昨日出した答えが変わっていく。
昔から、自分の中での答えははっきりとしている方だったし、そんな自分も好きだった。
だけど、透に関してだけはそうはなっていないのが現実だ。
「少しもブレてないよ。誠君は、ずっと誠君。これまでもそうだし、これからもずっとそうだよ」
眩しいほどの笑顔を向けられて、こちらまで嬉しくなる。
「そう、か。それなら、いいな。少なくとも、透にはそう思っていて欲しい」
「…………ズルいところも、誠君だよ」
「え?どこが?」
「わからないところも、誠君」
何を聞いてもそれしか言わない透にちょっと笑えてきてしまう。
だが、彼女も楽しそうなので、好きなようにさせてあげよう。
「ははっ。なんか、魔法の呪文みたいだな」
「ふふっ。それなら、きっと幸せの呪文だね。唱えるだけで幸せになれる魔法の呪文」
二人で、下らないことを言って笑い合う。
唱えるだけで幸せになれる。そんな素敵な呪文があったら、使ってみたい。
だけど、もし使えたとしても、今は使わないだろうなと俺は思った。
「……っ!あーもう!!」
そして、急にびっくりするほどの大きな声を出すとともにこちらに抱き着いてきた。
「おっと」
足場の悪さに体勢を崩しかける俺を透が絶妙な足捌きで支え、逆に引き寄せられる。
「…………ごめん。今だけは離れてくれ、な?」
触れ合った肌から流れ込んでくる体温に加え、女性らしさをこれ以上無いほどに感じてしまう体の差異に無意識に体が反応してしまう。
だが、透は離れようとせず、さらにこちらに押し付けるようにその体を密着させてくる。
「ほんとに、頼む。これ以上は、まずい」
本能ともいえるような強い衝動に必死に抵抗する。
だが、透にはうまくそれが伝わっていないのか、どかそうとすればするほど頑なになっていく。
「もしかしたら、透にはわからないかもしれないけど。男って、すごくバカな生き物なんだ。思いたくなくても、考えたくなくても、抑えられない。だから、どうか、今だけは離れて欲しい」
正直、邪(よこしま)な感情は既に湧き出てきてしまっている。
言えないような思いも、見せたくないような思いも、全部。
唇を噛んで、彷徨う手を痛いほどに握りしめても、やはりそれには抗えないようだった。
「………………私、ぜんぜん嫌じゃないよ。むしろ、どうしようもないほどに、すごく嬉しいの。にやけ顔が隠せないくらいに」
胸元に吸い付くように顔を埋めた透が、くぐもった声でそう伝えてくる。
声と共に振動する体に、余計に頭がぼやけていく。
「ふふっ。実はね、前は抱き着いても、落ち着いたままで、ほとんど動揺してくれなかったから少し怒ってたの」
楽しそうに、唄うように話す声が、どんどんと思考を奪い始め、まるで夢の中にいるかのように思わされる。
「………………だから、いいよ?誠君のしたいようにしてくれて。それが、私の望み……ううん。願いだから」
嫌ではなく、嬉しい。加えて、それを透がしたがっている。
例え、これをしたとしても、彼女と一緒にいられる。
いや、恐らく、その先へ進めば、彼女ともっと近づけられる。
まるで、何か悪い囁きのように、甘く、蕩けるような感情と共に全身に染みわたっていく。
「………………」
「どう、したの?私じゃ、ダメだった?」
頭の中でグルグルと複雑な感情が渦巻く中、先ほどまでと違い、悲しそうな声が胸元から響いて我に返った。
「いや、そうじゃないんだ。俺は、透ともっと近づきたいし、こんな感情を透以外に向けたこともない」
「……っ、なら、どうして何もしてくれないの?抱きしめてもくれないの?」
もちろん、抱きしめたい。もっと、透と触れ合いたい。
今なら、そうはっきりと思う。
だけど、それは、今じゃない。むしろ、何が何でも耐えなければいけない。
「もう少しだけ、待って、欲しい」
「………………」
勝手なことを言っているのは分かっている。
それこそ、透が勇気を出してこう言ってくれたことは痛いほどに伝わってくるから。
「俺は、ちゃんと、答えを出したい。こんな風に、感情や、欲望に流されてじゃなくて、ちゃんと」
俺の言葉に、透は何も言わない。
だけど、これは、俺の意地だ。大事だからこそ、大事にしたいからこそ、それをしなくてはいけない。
「きっと、俺は透のことが女の子として、好きだ」
今まで、そういった経験が無かったから、初めて抱く感情にそう名前をつけているだけなのかもしれない。
だけど、それは違うと何故か断言できるほどには、確信があった。
「面倒くさくて、回りくどくて、ごめん」
本当は、ここでそれに応えるべきなんだろう。
たぶん、俺が愚かなだけで、ほとんどの男はそうすると思う。
素敵な彼女に、これほど求められて頷かないやつなんていないだろうから。
「でも、俺は、こんな浮ついた心で、体で、透への答えを出したくない」
透を好きだという気持ちに自信はある。それこそ、おばあさんや遥さんにも負けないと思っているくらいには。
それに、何があっても、彼女の味方で居続ける覚悟もある。
「だから、あと、ほんの少しだけ、待っていて欲しい」
もしかしたら、答えを先延ばしている風に思われてしまうかもしれないけど、どうしてもそれをしなくてはいけないはずだ。
彼女の想いには、俺の全てを乗せた答えでなければ釣り合わない。
その場の雰囲気で、流れで、そんなものが微塵もあってはいけないと、そう思う。
「すごくて、素敵な透の想いに見合うくらいの答えじゃなきゃ、俺自身が納得できないから」
我ながら、アホなことを言っているという自覚はある。
自分がこれほど面倒くさい男だとは、正直思ってもみなかった。
いつもは答えをすぐ決められるのに、大事な答えは全く出せない。
本当に、どうしようもない男だ。
「…………本当に、誠君には勝てないなぁ」
そう言って顔をあげた透は、呆れたような、諦めたような、そんな感情を乗せながらも、はにかんだような笑顔をしていた。
「本当に、ごめん。面倒くさい男だよな」
「ふふっ、ぜんぜんいいよ。言ったでしょ?誠君の答えを待つって」
「…………ありがとう」
包みこむような優しさに、彼女と出会えてよかったと心から思える。
「あははっ。すごく誠君らしくて、逆に安心した」
「そうか?」
「うん。どんな時もブレずに、真っすぐで、温かい、誠君らしいよ」
「そんなことは無いと思うが。分からないって言ったり、きっと好きだって言ったり、ブレ過ぎだろ」
透といると、あっという間に、昨日出した答えが変わっていく。
昔から、自分の中での答えははっきりとしている方だったし、そんな自分も好きだった。
だけど、透に関してだけはそうはなっていないのが現実だ。
「少しもブレてないよ。誠君は、ずっと誠君。これまでもそうだし、これからもずっとそうだよ」
眩しいほどの笑顔を向けられて、こちらまで嬉しくなる。
「そう、か。それなら、いいな。少なくとも、透にはそう思っていて欲しい」
「…………ズルいところも、誠君だよ」
「え?どこが?」
「わからないところも、誠君」
何を聞いてもそれしか言わない透にちょっと笑えてきてしまう。
だが、彼女も楽しそうなので、好きなようにさせてあげよう。
「ははっ。なんか、魔法の呪文みたいだな」
「ふふっ。それなら、きっと幸せの呪文だね。唱えるだけで幸せになれる魔法の呪文」
二人で、下らないことを言って笑い合う。
唱えるだけで幸せになれる。そんな素敵な呪文があったら、使ってみたい。
だけど、もし使えたとしても、今は使わないだろうなと俺は思った。
0
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
女性が少ない世界でVTuberやります!
dekoma26+ブル
恋愛
ある日朝起きてキッチンに行くとそこには知らない男性たちが! …え、お父さん⁉
なぜか突然女性の少ない世界に来てしまった少女がVTuberをしたり、学校に通ったりするお話。
※恋愛大賞ラストスパートなので24日火曜~27日金曜日まで連日投稿予定!
参加してるみんな!あと少しだよ頑張ろう!(>▽<)/作者ブル
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
【完結】付き合ってもいないのに、幼なじみの佐藤がプロポーズしてきた
ぽぽよ
恋愛
「俺らさ、結婚しない?」
三十二歳、独身同士。
幼なじみの佐藤が、たこ焼きパーティの最中に突然言い出した。
付き合ってもないのに。
夢見てた甘いプロポーズじゃないけれど、佐藤となら居心地いいし、給料もあるし、嫁姑問題もないし、性格も知ってる。
断る理由が、ない。
こうして、交際0日で結婚することが決まった。
「とりあえず同棲すっか」
軽いノリで決まってゆく未来。
ゆるっとだらっと流れていく物語。
※本編は全7話。
※スパダリは一人もいません笑
完)嫁いだつもりでしたがメイドに間違われています
オリハルコン陸
恋愛
嫁いだはずなのに、格好のせいか本気でメイドと勘違いされた貧乏令嬢。そのままうっかりメイドとして馴染んで、その生活を楽しみ始めてしまいます。
◇◇◇◇◇◇◇
「オマケのようでオマケじゃない〜」では、本編の小話や後日談というかたちでまだ語られてない部分を補完しています。
14回恋愛大賞奨励賞受賞しました!
これも読んでくださったり投票してくださった皆様のおかげです。
ありがとうございました!
ざっくりと見直し終わりました。完璧じゃないけど、とりあえずこれで。
この後本格的に手直し予定。(多分時間がかかります)
【完結】言いつけ通り、夫となる人を自力で見つけました!
まりぃべる
恋愛
エーファ=バルヒェットは、父から十七歳になったからお見合い話を持ってこようかと提案された。
人に決められた人とより、自分が見定めた人と結婚したい!
そう思ったエーファは考え抜いた結果、引き籠もっていた侯爵領から人の行き交いが多い王都へと出向く事とした。
そして、思わぬ形で友人が出来、様々な人と出会い結婚相手も無事に見つかって新しい生活をしていくエーファのお話。
☆まりぃべるの世界観です。現実世界とは似ているもの、違うものもあります。
☆現実世界で似たもしくは同じ人名、地名があるかもしれませんが、全く関係ありません。
☆現実世界とは似ているようで違う世界です。常識も現実世界と似ているようで違います。それをご理解いただいた上で、楽しんでいただけると幸いです。
☆この世界でも季節はありますが、現実世界と似ているところと少し違うところもあります。まりぃべるの世界だと思って楽しんでいただけると幸いです。
☆書き上げています。
その途中間違えて投稿してしまいました…すぐ取り下げたのですがお気に入り入れてくれた方、ありがとうございます。ずいぶんとお待たせいたしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる