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紫陽花
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古びた木造のアパート
窓を開けると猫の額程の庭
一面に紫陽花が咲き誇る
いつも窓に頬を乗せ眺める
そっと髪を撫でてくれるまで
彼の温もりが僕を包むまで
大好きな紫陽花が見える部屋
彼が帰ってくるまで寂しくない様に
見つけてくれた二人だけの部屋
何も変わってない
そう思ってた
近づいて来る廊下の足音を
胸を躍らせ聞いていたのは
いつも僕だということに
待つことに慣れてしまったのは
いつだっただろう
遠去かる足音が背中で聞いてから
何度、紫陽花は衣を変えたのだろう
僕は、まだ動けないでいる
膝を抱え、雨と共に咲く
紫陽花を見つめてる
彼と過ごした空気の中で
夢うつつな日々を
窓を開けると猫の額程の庭
一面に紫陽花が咲き誇る
いつも窓に頬を乗せ眺める
そっと髪を撫でてくれるまで
彼の温もりが僕を包むまで
大好きな紫陽花が見える部屋
彼が帰ってくるまで寂しくない様に
見つけてくれた二人だけの部屋
何も変わってない
そう思ってた
近づいて来る廊下の足音を
胸を躍らせ聞いていたのは
いつも僕だということに
待つことに慣れてしまったのは
いつだっただろう
遠去かる足音が背中で聞いてから
何度、紫陽花は衣を変えたのだろう
僕は、まだ動けないでいる
膝を抱え、雨と共に咲く
紫陽花を見つめてる
彼と過ごした空気の中で
夢うつつな日々を
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