心のままに

悲しすぎる運命

運命って信じますか
初めから決められた道

自分で切り開き進んできた
そう信じていたのに
思い込んでいただけ

それさえも運命の中の
一歯車にすぎないとすれば

僕は何を信じれば良いだろう

君を助けたいと思う心のまま
必死に歩いてきた道

どうしようもなく
辛くて、悲しくて、体が軋み始める
笑顔で会話を楽しむ僕
とめどなく溢れ出る涙

どうしようもなく
一人になりたくなる
でも、一人になるのが怖くもある

誰かに寄り掛かりたい気持ちと
誰にも頼りたくない気持ちと
相反する思いが
天使と悪魔が見え隠れする

それらすべてが
もしかすると運命の名の下に
作られしもの
誰かが読み耽る本の中の世界かも
誰かが作りし物語

息苦しく狂いそうなほどの
悲しみも、苛立ちも、辛さも
１ページにも満たない
物語の一部にしかならないとしたら