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第七十七話 魔法少女を作ろう④
しおりを挟む「それよりも、お前はどうなんだよ。一枚も描いてないだろ」
今度は烈太に話題を振った。だが烈太は複数のデザイン紙を出してきた。
「なんだよ、こんなにあんじゃん!へー、どれもいい感じ」
隆は関心する。
祐子はそのデザインを見てそういうことかと合点行った。
「なんだよ、こんなにあんならなんで出さないんだよ」
隆は理由が分からず烈太に問う。
「違うのよこれは、何もかも」
祐子が代弁する。
「何が違うんだよ」
「あたしが描いたやつが違うって言われて何が違うのか分からなかったけどこれを見た今なら違うってとこだけは分かるわ」
祐子は受けた感覚を説明する。
「だから何が違うんだよ」
「さあ、あたしにも分からないわよ」
「意味わかんねえ」
二人の人間に何か違うと言われ隆は困惑した。
当の烈太は額に指を当てて考え込む。
「なんだろう。何か違う、でも何が違うんだ?」
デザインに何が足りないのか自分でも分からないのだ。
「だったらここは一端解散にしたらどうかしら。場所を変えたら何か見えるんじゃない」
「そうだね、そうしよう」
烈太は流河の提案に乗る。
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