ガランドゥ『仮想現代戦記』

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ガランドゥ 2話 『祈らぬ司祭』

2-5

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【8】

 粳部うるべは敵から伸びた数本の腕を回避し、自分に向かう腕を弾きながら敵に突っ込む。腕の合間を縫ってフルパワーの拳を叩き込み、そのまま跳び上がって自身に向かってくる腕の上を走り距離を置く。粳部が地面を滑って減速し奴の方を向くと、拳一発では全く堪えておらず概怪はまだまだ余裕そうにしている。
 だがその時、背後から誰かの走る足音が響いてきた。孤立無縁の暗闇に一人不安な筈なのに、何故か聴き慣れたような音が。
「鈴先輩!?」
「よく抜け出した!だが動くなよ!」
 姿が見えないくらいの距離を一瞬で詰めた藍川が、その尋常でない速度を保ちながら壁を走り始める。そして概怪の横に並んだ瞬間に跳び、回し蹴りを繰り出した。衝撃的な威力に藍川を掴もうとした概怪の腕がへし折れ姿勢を崩した。
「このまま!」
「やれええ!」
 見ているだけではいられない。粳部は追い討ちをかけようと怪物を動かし、その拳を概怪の顎の部位に叩きつける。奴の腕がそれをすんでのところで受け止めるが、衝撃を吸収し切れずに体を揺らす。その隙を見逃さず藍川の肘鉄が概怪に叩き込まれた。
 反撃とばかりに飛んでいく無数の腕を躱しながら藍川は進み、至近距離から打ち込んだ拳の乱打が概怪を吹き飛ばしていった。壁にぶつかって怯んだ隙に、粳部は助走をつけて奴の下へと直進する。
 彼女が勢いよくドロップキックを直撃させた瞬間、吹き飛んだ奴が動き出し奥へと逃げる。命の危険でも感じたのか。彼女は後を追おうとするも、飛んできた腕に邪魔され二人は足止めを喰らう。腕を弾いて進もうとする藍川に対して粳部は上手くいかず、彼女の腹のド真ん中を腕が貫通する。
「があっ!?このッ……!」
 粳部は刺さった腕を両手で引き千切って腹を再生すると、地下道の奥へと逃げる概怪に向けて黒い怪物をけし掛けようとする。だが、突如反乱した怪物は粳部に向かって殴りかかった。
「ちょっ!?お前!」
 粳部が怪物の拳を躱し、時に弾きながら後退して凌いでいた時、藍川が概怪の腕を横から切断した。手間をかけさせてしまって申し訳なさを感じる粳部。黒い怪物は唐突に戦うのを止め、霧のように散るとどこかの暗闇へ消えた。
 概怪は更に奥へと遠ざかる。
「くそ逃がすか!」
「……足だ粳部!」
「え?」
 粳部が言われた通り自分の足を見ると、そこには奴の細い腕が絡み付いている。反射的に引きちぎろうと手を伸ばす粳部だが先に動いたのは奴の方だった。彼女を振り回して何度も壁に叩き付ける。あまりの衝撃に粳部の意識が遠のきそうになっていた時、激しい痛みと共にあの腕が腰の一部を引き千切る。
「がああああ!?」
「粳部!」
 腕を振り払って抜け出すとすぐさま藍川が動き、その腕を千切って放り投げる。概怪はその腕をキャッチした。痛みで状況がよく分からなくなっている粳部だったが、これだけは確かに分かった。自分は役に立っていない。
 粳部が前を向くと概怪は遠くでぼやけ小さくなっていく。これでは戦闘が長引くのは避けられない。粳部が怪物に走らせても間に合わない距離だ。しかも唐突に反乱した為に信用が全くない。追えるのは藍川くらいだ。
「私のことは置いて……!」
「いや、距離は問題にはならない」
 落ち着いた口調の藍川。確かに、先のように粳部が全力で走れば間に合うだろうが、粳部はその言葉にかすかな違和感を覚えた。捕らえることに特化したあの法術を使うのか。それとも何か、別のことを考えているのか。
 藍川が構えを取る。
祭具奉納さいぐほうのうあがめたてるは筒路つつじ此岸しがん
 知っている、粳部はこれを知っている。覚悟を決めたその顔を、憎しみに似ているその声を。思い出の藍川と違うどこか辛そうなその背中を。粳部は以前にこの唄を聞いているのだ。助けてもらった、全ての始まりのあの街灯の下で。
 藍川の左手が光り空間が震える。彼が祝詞を歌い上げ、指輪が指に宿った。
搦目心中からめしんじゅう
 瞬間、奥へと逃げていた奴の動きがピタリと止まる。時間が止まったかのような完全な静止の後、体を引っ張られているように動かす。先程とは対極に、逃げずに向かってくる。その動きには意思が感じられず、藍川によって操られた概怪は自ら死地に向かっていた。
 これは、まともな力ではない。
『停止』
 藍川が飼い主かのように大人しく止まる。静止し、壁のように聳え立つ。
 そして藍川は容赦なくそれに蹴りかかった。体を揺らす強烈な一撃をゴングに、戦闘が再開する。倒れかかってようやく動き始めた概怪、しかしどう足掻いても既に遅い。周囲に伸ばした腕を張り巡らせる概怪だったが、藍川が腕を払うような仕草をするとそれら全てが元に戻る。粳部はその隙を突いて奴に肘鉄を打ち込んだ。
「何が起きて……!?」
 口を開き、こちらを圧死させようと突進する概怪。だが藍川にジャンプで回避されただけでなく、冷静に踵落としまで入れられてしまう。体中に腕があるというのに怯んで動かせないのであれば意味がない。
 加勢しようと駆け出す粳部だったが、突如として黒い怪物に片足を掴まれる。
「嘘っ!?」
「粳部!?」
 唐突に邪魔をしてきた黒い怪物は粳部を思い切り後ろに投げ飛ばす。自身に完全に従っていない以上はこんなことが起きてもおかしくないというのに、また油断してしまっていた。しかも粳部の意思に関係なく出現している。原因は分からない粳部だが、今は藍川を助ける他ない。
 彼女は空中で姿勢を変えて着地する。怪物に大分遠くまで投げ飛ばされてしまったがもう一度駆け出した。
「あの役立たずめ!」
 反撃とばかりに概怪の体から無数の腕が飛び出し、目にも止まらぬ貫手が藍川の脇腹を裂く。一瞬何が起きたのか分からなかった粳部だが、あれが奴の全力のスピードだということは確かに分かった。貫手が藍川の胸にも刺さるが、彼はすんででそれを掴んで横に流し深傷にはならない。
 そしてそれを好機とし、藍川は貫手のお返しを喰らわせた。彼が着地すると震える足で粳部の方に向き、何かを伝える。
「粳部、任せる!」
「え!?」
『自滅!』
 暴れていた概怪が止まり先程のように無数の腕を伸ばすと、目にも止まらぬ貫手の攻撃を弧線を描いて自らにぶつける。全身に高速の貫手が突き刺さり、概怪の叫びのような声が通路に響いた瞬間に粳部は彼の意図を理解した。この現象がどういうことなのかは彼女には分からないが、藍川がそれを操っていることは分かる。そして、生まれたこの大きな隙。
 突然、力が抜けたように藍川が倒れる。概怪が暴れ始めるまで時間はない。
「あーもう!」
 粳部は選択を強要されている。だが、彼女はやるしかない。どうなっているのか知らないが、倒すチャンスであることには変わりない。粳部の速度がトップスピードになった瞬間、足の骨が砕ける勢いのドロップキックが概怪に向かう。
「どうにでもなれええ!」
 そして、それは叩き込まれた。両脚に残る衝撃の余韻が粳部の体へと流れ、均一化され消えていく。反動として足の筋肉が限界を迎えて裂け、目の前の概怪に叩き込んだ一撃がそれを倒すに十分だったことを教えてくれる。身動きできない粳部が地面に落ちると、概怪からの攻撃はもう来なかった。
 彼女は倒れている藍川の元に這うようにして寄る。脚が壊れてしまったせいでまだ歩けないのだ。概怪が力なく壁に倒れるが優先事項は藍川だ。彼が目を瞑って何かに悶え苦しんでいるのが見える。
「鈴先輩!」
「ま、まだだ!」
 概怪の方に振り向いたその時、倒れていた概怪が口から何かを吐き出す。黒い、口だらけの謎の塊。それをよく見るとどういうわけか腕が生えていた。そして粳部がそれに呆気に取られていた隙を突いて、萎んだ概怪が逃げていく。二人を無視して奥へ奥へと逃げていく。
 流石に今度は止められない。粳部の脚はまだ片脚しか治っていないのだ。
「な、何で!?」
「妙だと思っていたが……やはりか」
「一人で納得しないでください!」
 粳部は状況が理解できない。倒した筈だった、確かに倒した手応えがあった。だがその実、彼女は力不足だった。変な物を吐き出して完全に逃げられてしまったのだから。暗闇が立ち込める通路の先、振動と共に消えていったあの概怪を追うのは骨が折れそうだ。
 立ち直った藍川が弱々しく立ちあがろうとする。
「あれは二人組だな」
「二人組?」
「そこに居るだろ、もう一匹が」
 藍川の視線の先、口が複数付いているそれは小さな腕で這っていた。生後数ヶ月の赤子のように気味悪くゆっくりと前に進んでいる。逃げるつもりか戦うつもりかは分からない。しかし、もう戦闘能力がないことは分かっている。
 粳部は脚を完全に治すと立ち上がり、その概怪の前に立ち塞がる。
「これも……概怪ですよね?」
「ああ、さっき確かに……」
 その時、藍川が地面に倒れそうになり咄嗟に腕を掴む。出血の関係か何なのかやけにその姿は弱々しい。概念防御によって頑丈な司祭といえど、胸を刺され脇腹を裂かれればこうもなるかもしれない。
 藍川が息を整えて喋り始める。
「すまん、権能を使うとこうなる」
「司祭の弱点ってやつですか……で、さっきのが心を操る権能で」
「性格が悪い権能だろ?俺も嫌いだよ」
「心を操られてあんなに暴れて……人間相手には使いたくないですね」
 手綱を引かれるように、その心臓を握られているかのように。それは何かに引っ張られていた。最後には破って動き出していたが、あの凄まじい力の怪物を触れずに止めるのは常識的に考えておかしい。現実を凌駕してしまっている。ありきたりな固定観念を飛び越える、司祭の力。
「人の尊厳を踏みにじる、最悪の権能の一つだよ」
 藍川が暗い通路にそう呟いた。その声は長く長い通路に反響しながら消えていき、この先に奴が居ないことを教えてくれている。ここは酷く静かだ。
「司祭には、それぞれ権能が与えられている。行使できる当然の権利だ」
「昨日、染野君が見せてくれた奴ですよね」
 忘れられる筈がない、あの恐ろしい力を。触れずとも肉を切り裂く脅威の権能。自分の体に反動を受けてしまうという弱点のおかげでバランスが取れているが、それでも優位性は不動のものだ。音が出る機器を用いて盗み聞きや連絡を取れるラジオも驚異的な権能の一つだろう。
「俺の権能は心に触れること。見て、それを操ること」
「……それって強過ぎません?」
「他人に干渉すると反動で心にダメージを受ける。バランスは取れる」
「……取れてるんですね」
 逃げようとした概怪を引き寄せ、追撃で更に追い込む。人のデリケートな部分を覗き触れる藍川は、粳部の知っている藍川ではない。どう考えても藍川が嫌がりそうな権能だ。彼が望んで手に入れたわけではない、呪いのような嫌がらせのような力。その反動による心へのダメージはどれ程の痛みなのだろうか、粳部には分からない。
「俺より強い心の相手に強く、弱い心の相手には弱く作用する」
「陰湿だから……使わないんですか?」
「プールに落とされて頭を押さえられる感覚だが。粳部はやりたいか?」
「それは……勘弁っす」
 誰だって、こんな力は使いたくないだろう。体の傷は暫くすれば癒えていく。腕を失うような大きな怪我があるかもしれないが、一ヶ月もすれば痛み自体は引くだろう。だが、心はどうだろうか。時間で癒えないその苦痛は時に唐突に再起する。癒えにくいその傷は何度でも痛む。
 藍川には少し酷だ。
「……酷い力ですけど、戦場じゃ甘えたことは言えないっすね」
「お前に肯定されると……立つ瀬がない」
 なら、彼は否定して欲しかったのか。それでいいのだろうかと粳部は考える。
「さっき倒れたのって、その反動のせいですか?」
「そんなところだな。弱点のない司祭は居ないんだ」
「ラジオの人は楽そうですけど……あれは何でですかね?」
「あいつの弱点は甘い物が苦手になることだ」
「先輩と比較すると楽過ぎる……!」
 倒れる程に過酷な反動を受ける藍川とは比較にならない程に楽な弱点だ。甘い物が苦手になること以外は戦闘で問題がなく、ノーリスクで権能を行使できる。司祭の強みを百パーセントで発揮し、情報収集や伝達の点で彼女ほど重要な司祭は居ないだろう。
 藍川は首を鳴らす。
「一応、理論上は洗脳もできるが反動で俺の精神が崩壊する」
「都合良くはいかないってことですか」
「一時的な他人の誘導が限界だ。まあ、それで十分なんだがな」
 何でもそうだが無敵というものは存在しない。必ず、どこかに例外や弱点が存在している。とんでもなく優秀なラジオでさえ、作戦への支障はないものの甘い物が苦手だという弱点を持っている。どんな人間でも悪戦苦闘して這いずりながら、今日も彼らは生きている。地面に血反吐を吐きつつも。
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