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※反応表(尺度)
○段階
▲表示
▼反応の程度
▲
1
2
3
4
○覚醒時の処置
▼
後倒
閉瞼
腕降下
腕移動(合掌)
腕浮揚
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
動揺感
垂下感
降下感
動揺感
浮揚感
動 揺
まばたき
動 揺
動 揺
動 揺
可停止
半 眼
半降下
移動
半浮揚
転倒
閉瞼
降 下
合 掌
浮 揚
○運動的処置
▼
閉瞼硬直
腕不動
指固め
腕硬直
腰硬直
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
硬直感
硬直感
硬直感
硬直感
硬直感
弛 緩
弛 緩
弛 緩
弛 緩
弛 緩
不 能
不 能
不 能
不 能
不 能
積極的
積極的
積極的
積極的
積極的
○知覚的処置
▼
幻 味
幻 嗅
幻 触
幻 聴
幻 視
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
予想感
予想感
予想感
予想感
予想感
想 像
想 像
想 像
想 像
想 像
心 像
心 像
心 像
心 像
心 像
幻 覚
幻 覚
幻 覚
幻 覚
幻 覚
○記憶的処置
▼
年齢忘却
姓名忘却
年齢退行
負の幻覚
幻色・残像
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
忘却感
忘却感
追 想
困 難
予想感
弛 緩
弛 緩
想像退行
部分知覚
無残像
不 能
不 能
退 行
無 視
同 色
積極的
積極的
積極的
無認知
補 色
○事後の処置
誘 導
健 忘
無反応
無健忘
強迫感
忘却感
意図再興
一部健忘
部分健忘
大部分健忘
遂 行
健 忘
【方法及び考察】
尚、先人達の採用したモジュール・モデルに従うなら要点は『目的に当面、関係のないモジュールを不活性化させる』事である。
たとえば被験者には空を飛んでもらう(飛んでいるように感じてもらう)事をまずは考えさせる。これらの反応は、決して矛盾しあうものではない。
我々の足はしっかりと床についており、目は部屋のあちこちを見回す事ができる。
耳は部屋の音を拾うだろうし、三半規管は身体の傾きについての情報を脳に送ってくる。意識はあるから、必要ならスタスタと歩き回る事さえ可能だろう。
移動できれば、五感はその都度、新しい刺激を拾っていく。
「集中」してもらう為には、また効果を最大限に発揮する為には、他のモジュールからイメージのモジュールや見当識モジュールへの影響を最小化する事だ。
そして言語モジュールからの影響を最大化させる事である。それには当面、関係のない視覚や筋肉モジュールなどは不活性化させねばならないだろう。
※既存のスクリプトは採用せず、極力リラクゼーションやイエスセットなどを用いて中間目標以外のモジュール、たとえば…
○恐怖、怒り、不安モジュール
○抵抗モジュール
○表情筋以外の筋肉モジュール
これらは予めスイッチを切っておく。
※
(a)他の筋モジュール
(b)感情モジュール
(c)記憶モジュール
を通じて表情筋モジュールへと働きかける
※表情筋のモジュール(標的モジュール)に働きかけ、微笑ませる。
ここでは「微笑み始めた」という相手の状況を言葉にして伝え(フィードバックという)反応を強化させる事が必要だ。
これによってさらに抵抗モジュールのレベルが低下して相乗効果となって高まり、次の、より高次なモジュールの働きかけへと繋がる。
各モジュールは、働きかけが始まってから反応時間に至るまでは時間がかかる。
これは身体の反応速度には個人差があり、体内時計も大きく作用する事に影響されるもので、被験者の知覚モジュールをある程度、絞らなければならない。
繰り返しや言い換えは、まず必要な反応時間を稼ぐ為に必要だ。
したがって「何回繰り返すか?」は相手によって、反応に応じてという事になる。
無論、繰り返されたメッセージはより強く入っていくという事もある。しかし目的は「メッセージの刷り込み」ではない。必要な変化を引き起こす事だ。
同じ言葉の繰り返しが「スイッチを切る」事に使われるように、不要なメッセージの強化は、結局は弾き出されてしまう恐れがある。
※ラポールと協同関係の樹立こそ重要である。これに従うなら、後述する反作用の法則や優勢の法則は特に被験者には必要最低限でよい。
術者の働きかけだけではこの実験は成立しない(そうした意味では術者を広義のOperaterという呼び方をするのは誤解を招く恐れがある)。
あくまで術者と被験者は対等なのであり、実験は協同作業なのである。一方的な働きかけでは完結しない(既存のアイテムやスクリプトの効き目は幼稚過ぎる)。
相手の反応を引き出す事、少なくとも相手の反応を待つ事、相手の反応を通じてスピードや口調を、あるいは言葉自体を変化させていく事が必要だ。
一番大切なのは相手の実体験やボキャブラリーを組み入れる事である。そうする事で反応はより顕著になるだろう。以下ではさらに詳細を示していく。
※繰り返しの原則
※連続的接近の原理
※反作用の法則
※優勢選択の原理
※鼻先の人参の原理
※プラスの原理
※散りばめと埋め込みの原理
※個人化と利用についてのエリクソンの原理
………………
……………
…………
………
……
…
○段階
▲表示
▼反応の程度
▲
1
2
3
4
○覚醒時の処置
▼
後倒
閉瞼
腕降下
腕移動(合掌)
腕浮揚
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
動揺感
垂下感
降下感
動揺感
浮揚感
動 揺
まばたき
動 揺
動 揺
動 揺
可停止
半 眼
半降下
移動
半浮揚
転倒
閉瞼
降 下
合 掌
浮 揚
○運動的処置
▼
閉瞼硬直
腕不動
指固め
腕硬直
腰硬直
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
硬直感
硬直感
硬直感
硬直感
硬直感
弛 緩
弛 緩
弛 緩
弛 緩
弛 緩
不 能
不 能
不 能
不 能
不 能
積極的
積極的
積極的
積極的
積極的
○知覚的処置
▼
幻 味
幻 嗅
幻 触
幻 聴
幻 視
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
予想感
予想感
予想感
予想感
予想感
想 像
想 像
想 像
想 像
想 像
心 像
心 像
心 像
心 像
心 像
幻 覚
幻 覚
幻 覚
幻 覚
幻 覚
○記憶的処置
▼
年齢忘却
姓名忘却
年齢退行
負の幻覚
幻色・残像
無反応
無反応
無反応
無反応
無反応
忘却感
忘却感
追 想
困 難
予想感
弛 緩
弛 緩
想像退行
部分知覚
無残像
不 能
不 能
退 行
無 視
同 色
積極的
積極的
積極的
無認知
補 色
○事後の処置
誘 導
健 忘
無反応
無健忘
強迫感
忘却感
意図再興
一部健忘
部分健忘
大部分健忘
遂 行
健 忘
【方法及び考察】
尚、先人達の採用したモジュール・モデルに従うなら要点は『目的に当面、関係のないモジュールを不活性化させる』事である。
たとえば被験者には空を飛んでもらう(飛んでいるように感じてもらう)事をまずは考えさせる。これらの反応は、決して矛盾しあうものではない。
我々の足はしっかりと床についており、目は部屋のあちこちを見回す事ができる。
耳は部屋の音を拾うだろうし、三半規管は身体の傾きについての情報を脳に送ってくる。意識はあるから、必要ならスタスタと歩き回る事さえ可能だろう。
移動できれば、五感はその都度、新しい刺激を拾っていく。
「集中」してもらう為には、また効果を最大限に発揮する為には、他のモジュールからイメージのモジュールや見当識モジュールへの影響を最小化する事だ。
そして言語モジュールからの影響を最大化させる事である。それには当面、関係のない視覚や筋肉モジュールなどは不活性化させねばならないだろう。
※既存のスクリプトは採用せず、極力リラクゼーションやイエスセットなどを用いて中間目標以外のモジュール、たとえば…
○恐怖、怒り、不安モジュール
○抵抗モジュール
○表情筋以外の筋肉モジュール
これらは予めスイッチを切っておく。
※
(a)他の筋モジュール
(b)感情モジュール
(c)記憶モジュール
を通じて表情筋モジュールへと働きかける
※表情筋のモジュール(標的モジュール)に働きかけ、微笑ませる。
ここでは「微笑み始めた」という相手の状況を言葉にして伝え(フィードバックという)反応を強化させる事が必要だ。
これによってさらに抵抗モジュールのレベルが低下して相乗効果となって高まり、次の、より高次なモジュールの働きかけへと繋がる。
各モジュールは、働きかけが始まってから反応時間に至るまでは時間がかかる。
これは身体の反応速度には個人差があり、体内時計も大きく作用する事に影響されるもので、被験者の知覚モジュールをある程度、絞らなければならない。
繰り返しや言い換えは、まず必要な反応時間を稼ぐ為に必要だ。
したがって「何回繰り返すか?」は相手によって、反応に応じてという事になる。
無論、繰り返されたメッセージはより強く入っていくという事もある。しかし目的は「メッセージの刷り込み」ではない。必要な変化を引き起こす事だ。
同じ言葉の繰り返しが「スイッチを切る」事に使われるように、不要なメッセージの強化は、結局は弾き出されてしまう恐れがある。
※ラポールと協同関係の樹立こそ重要である。これに従うなら、後述する反作用の法則や優勢の法則は特に被験者には必要最低限でよい。
術者の働きかけだけではこの実験は成立しない(そうした意味では術者を広義のOperaterという呼び方をするのは誤解を招く恐れがある)。
あくまで術者と被験者は対等なのであり、実験は協同作業なのである。一方的な働きかけでは完結しない(既存のアイテムやスクリプトの効き目は幼稚過ぎる)。
相手の反応を引き出す事、少なくとも相手の反応を待つ事、相手の反応を通じてスピードや口調を、あるいは言葉自体を変化させていく事が必要だ。
一番大切なのは相手の実体験やボキャブラリーを組み入れる事である。そうする事で反応はより顕著になるだろう。以下ではさらに詳細を示していく。
※繰り返しの原則
※連続的接近の原理
※反作用の法則
※優勢選択の原理
※鼻先の人参の原理
※プラスの原理
※散りばめと埋め込みの原理
※個人化と利用についてのエリクソンの原理
………………
……………
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