38 / 49
第五章 満月前夜
36話 白光
しおりを挟む
東の空に日が差した。
地平線上が燃えるように輝き、魔の森の上空を飛ぶ羽猿の一団を赤く染め上げる。
『ギャギャギャ!!』
使い手が率いる羽猿が、ババ様たちの後尾に喰らいついた。
鋭い鉤爪が交差し、空中で血飛沫が舞う。
『もう追いつかれたぞな。もし』
ババ様の背中で黒い塊がぶるぶると震える。
『応戦するだあ! 月の連中だあ! もし!』
ババ様の号令で後方の羽猿が翼を翻し、鉤爪をむき出しにする。
羽猿同士が空中で組み合い、翼を裂かれた敗者がきりもみしながら地表へ落ちていく。
『闇の連中も下から来てるぞな、もし』
ババ様が身を乗り出すと眼下に数十匹の羽猿が上昇してくるのが見えた。
『こんなこと初めてじゃな、もし』
黒い塊が嬉しそうな声を上げた。
『ババ? 影を出しても良いか? もし』
『クソジジイ!! 今、出したら巌窟寺院でどうすんじゃ! もしい!!』
ババ様は杖で黒い塊を叩く。
そのとき、再び竜猿の咆哮が轟いた。
空気の塊が押し寄せ、乱戦中の羽猿の動きが止まる。
衝撃で何匹かの羽猿が恐慌状態に陥った。
『いったん、地下に潜るぞな! もし!』
ババ様の指示で羽猿は翼をたたみ左下方へと急旋回を始めた。
それに後続の羽猿も続く。
「きゃあああ!!」
『アオ! 離すな!!』
ケイは碧を抱き込み、羽ピーの背中にしがみつく。
『下から来る!! ハネピー!!』
闇の民の乗った数匹の羽猿が赤い目を見開き、羽ピーに狙いを定め突っ込んでくる。
『ハネピー!! 右の奴を蹴り飛ばせ!!』
ケイは竜猿の咆哮で動きが鈍った羽猿に気づいて指示を飛ばした。
『ギャギャッ!!』
羽猿は応えるようにその右側の羽猿へ突撃すると、その太い足で顔面を蹴り飛ばす。
『ハネピー!! 良くやった!!』
『ギャギャ』
しかし方向転換した闇の民の羽猿がさらに羽ピーを追いかける。
その羽猿の鉤爪が羽ピーに届きそうになった瞬間、敵の羽猿は悲鳴を上げて高度を下げる。
その羽猿の首には黒い蛇が巻き付いていた。
一匹の羽猿が猛追してきていた。
その羽猿には黒い人影が乗って指先から黒い蛇を出している。
『ババ。 影を飛ばしてる奴がおるべな、もし』
『仕方あんめ!! ”絶望”を渡すわけにはいかんぞな、もしい!!』
ババ様が黒い塊を叩くと、その黒い塊から影が湧き上がった。
空間が不穏な空気に包まれる。
そこだけ夜になったように、一気に気温が下降していく。
それはどの影よりも禍々しく触れたもの全てを凍りつかせるような、冷気をまとっていた。
その影が一点に収束していく。
小さくなるほどに質量が大きくなっていくような不気味さがあった。
不穏な空気に気づいたハネピーを追っていた羽猿が、一斉に散開する。
『バン!…… と撃ちたいところじゃがの、もし』
『竜猿じゃ…… もし』
ババ様が頭上を見上げる。
竜猿の羽ばたきが空気を震わす。
頭上の厚い雲が割れた。
その巨大な影が雲の中から姿を現した。
『グアアアアアアァァァ!!!』
至近距離での絶叫。
羽猿たちが木の葉のように吹き飛ばされる。
『逃げんべ!! ”絶望”を守るんじゃ、もしい!!』
ババ様の一団は次々と森の中に飛び込んでいった。
『ギャッ!』
羽ピーもババ様に続く。
その急降下の中、碧とケイは見た。
眼下の森を、白煙をあげて疾走する一台の鉄の塊を。
「ジムニー……?」
碧の時間が止まった。
「パパ……、ママ……!」
碧は思わず手を伸ばした。
だが、羽ピーは高速で駆け抜けた。
ジムニーは一瞬にして視界から消えた。
『アオ! つかまって!!』
ケイの声が現実に引き戻す。
背後には、口を大きく開けた竜猿が迫っていた。
*
ジムニーは、揺れる視界の中で必死に路面を捉えていた。
「羽猿のドッグ、ファイト……?」
田崎はフロントガラスから見える羽猿同士の戦いを揺れる車内で呆然と見ていた。
無数の羽猿が入り乱れ、墜落していく。
その一団が、ジムニーの進行方向へなだれ込んできた。
『アオ…… ケイ!』
後部座席のイリナが、苦しげに目を開けた。
『……ケイ!!』
リューシャが身を乗り出す。
その目が、一匹の羽猿にしがみつく小さな姿を捉えた。
「え……? ケイ?」
未来も気づいた。
あの中に、碧がいる。
未来は反射的にブレーキを踏んだ。
ハンドルを握りしめ、空を見上げる。
「どこ? どこにいるの?」
と、その時
「きゃああああ!!」
フロントガラス越しに、未来は見た。
雲を割って降りてくる、巨大な影を。
その巨大な竜猿に追われるように飛ぶ羽猿は、あまりにも小さかった。
ジムニーを一瞬にして通り抜ける。
竜猿の巨大な口が見えた。
『ダメだ! イリナ! また光の術を使ったら、体が持たない!』
モーイの制止も虚しく、イリナの口から紡ぎ出された言葉は手のひらで光の玉となって膨らんでいった。
『……光よ』
「きゃあああ!!」
視界が白く閉ざされた。
田崎の眼前の運転席、助手席、フロントガラスに映る光景すべてが白に塗りつぶされた。自分の手すら見えない光の中、全ての音が消える。
その光は竜猿を飲み込み、羽猿を塗りつぶした。
温かな光に包まれる。
痛みや空腹や疲れが吹き飛んでいくような活力があふれてくる。
不思議と眩しくはなかった。
田崎はその奇跡の白い空間を息を殺して見つめていた。
——これは何だ?
恐怖はなかった。
静かな安らぎが田崎の体を包み込む。
数秒のあと、光が収束するように森の光景を取り戻す。
『グウワアアアア……』
竜猿は目を押さえ、もがくように空中で暴れた。
巨大な翼が力なく垂れ下がる。
そして、その巨体が、まるで低速動画を見るように、ゆっくりと森へと落ちていった。
「……うわッ!!」
地面が跳ね上がるような衝撃。
ジムニーが大きく揺れ、田崎は座席からずり落ちた。
森が悲鳴を上げるように軋み、巨木が次々と薙ぎ倒される。
土煙が上がり、視界を奪った。
「な、何が……」
田崎は呆然とつぶやいた。
やがて、土煙が晴れていく。
しばらくして森は静寂に包まれた。
風の音も、生き物の気配すら感じない。
その上空。
『イリナ……!!』
オムカは羽猿に掴まれたまま、溢れ出る涙を止めることができなかった。
オムカの左手の紋様が光に包まれた一瞬、その脈動が弱まった気がした。
だが、すぐにまた黒く光り始める。
月の民の一団の羽猿は光に当てられ、森に墜落しつつあった。
『小娘か……』
使い手の乗った羽猿も光に当てられ、意識を失いかけた。
だが、使い手は歯を食いしばり、影を絞り出すように放つ。
その影が数匹の羽猿を包み、意識を取り戻させた。
使い手の赤く光っていた右目は、力を失い濁っていた。
『一旦、拠点に戻らねば……』
使い手は生き残った羽猿をまとめると西の空に姿を消していく。
使い手の”憎悪”の紋様が赤黒く燃え上がっていた。
地平線上が燃えるように輝き、魔の森の上空を飛ぶ羽猿の一団を赤く染め上げる。
『ギャギャギャ!!』
使い手が率いる羽猿が、ババ様たちの後尾に喰らいついた。
鋭い鉤爪が交差し、空中で血飛沫が舞う。
『もう追いつかれたぞな。もし』
ババ様の背中で黒い塊がぶるぶると震える。
『応戦するだあ! 月の連中だあ! もし!』
ババ様の号令で後方の羽猿が翼を翻し、鉤爪をむき出しにする。
羽猿同士が空中で組み合い、翼を裂かれた敗者がきりもみしながら地表へ落ちていく。
『闇の連中も下から来てるぞな、もし』
ババ様が身を乗り出すと眼下に数十匹の羽猿が上昇してくるのが見えた。
『こんなこと初めてじゃな、もし』
黒い塊が嬉しそうな声を上げた。
『ババ? 影を出しても良いか? もし』
『クソジジイ!! 今、出したら巌窟寺院でどうすんじゃ! もしい!!』
ババ様は杖で黒い塊を叩く。
そのとき、再び竜猿の咆哮が轟いた。
空気の塊が押し寄せ、乱戦中の羽猿の動きが止まる。
衝撃で何匹かの羽猿が恐慌状態に陥った。
『いったん、地下に潜るぞな! もし!』
ババ様の指示で羽猿は翼をたたみ左下方へと急旋回を始めた。
それに後続の羽猿も続く。
「きゃあああ!!」
『アオ! 離すな!!』
ケイは碧を抱き込み、羽ピーの背中にしがみつく。
『下から来る!! ハネピー!!』
闇の民の乗った数匹の羽猿が赤い目を見開き、羽ピーに狙いを定め突っ込んでくる。
『ハネピー!! 右の奴を蹴り飛ばせ!!』
ケイは竜猿の咆哮で動きが鈍った羽猿に気づいて指示を飛ばした。
『ギャギャッ!!』
羽猿は応えるようにその右側の羽猿へ突撃すると、その太い足で顔面を蹴り飛ばす。
『ハネピー!! 良くやった!!』
『ギャギャ』
しかし方向転換した闇の民の羽猿がさらに羽ピーを追いかける。
その羽猿の鉤爪が羽ピーに届きそうになった瞬間、敵の羽猿は悲鳴を上げて高度を下げる。
その羽猿の首には黒い蛇が巻き付いていた。
一匹の羽猿が猛追してきていた。
その羽猿には黒い人影が乗って指先から黒い蛇を出している。
『ババ。 影を飛ばしてる奴がおるべな、もし』
『仕方あんめ!! ”絶望”を渡すわけにはいかんぞな、もしい!!』
ババ様が黒い塊を叩くと、その黒い塊から影が湧き上がった。
空間が不穏な空気に包まれる。
そこだけ夜になったように、一気に気温が下降していく。
それはどの影よりも禍々しく触れたもの全てを凍りつかせるような、冷気をまとっていた。
その影が一点に収束していく。
小さくなるほどに質量が大きくなっていくような不気味さがあった。
不穏な空気に気づいたハネピーを追っていた羽猿が、一斉に散開する。
『バン!…… と撃ちたいところじゃがの、もし』
『竜猿じゃ…… もし』
ババ様が頭上を見上げる。
竜猿の羽ばたきが空気を震わす。
頭上の厚い雲が割れた。
その巨大な影が雲の中から姿を現した。
『グアアアアアアァァァ!!!』
至近距離での絶叫。
羽猿たちが木の葉のように吹き飛ばされる。
『逃げんべ!! ”絶望”を守るんじゃ、もしい!!』
ババ様の一団は次々と森の中に飛び込んでいった。
『ギャッ!』
羽ピーもババ様に続く。
その急降下の中、碧とケイは見た。
眼下の森を、白煙をあげて疾走する一台の鉄の塊を。
「ジムニー……?」
碧の時間が止まった。
「パパ……、ママ……!」
碧は思わず手を伸ばした。
だが、羽ピーは高速で駆け抜けた。
ジムニーは一瞬にして視界から消えた。
『アオ! つかまって!!』
ケイの声が現実に引き戻す。
背後には、口を大きく開けた竜猿が迫っていた。
*
ジムニーは、揺れる視界の中で必死に路面を捉えていた。
「羽猿のドッグ、ファイト……?」
田崎はフロントガラスから見える羽猿同士の戦いを揺れる車内で呆然と見ていた。
無数の羽猿が入り乱れ、墜落していく。
その一団が、ジムニーの進行方向へなだれ込んできた。
『アオ…… ケイ!』
後部座席のイリナが、苦しげに目を開けた。
『……ケイ!!』
リューシャが身を乗り出す。
その目が、一匹の羽猿にしがみつく小さな姿を捉えた。
「え……? ケイ?」
未来も気づいた。
あの中に、碧がいる。
未来は反射的にブレーキを踏んだ。
ハンドルを握りしめ、空を見上げる。
「どこ? どこにいるの?」
と、その時
「きゃああああ!!」
フロントガラス越しに、未来は見た。
雲を割って降りてくる、巨大な影を。
その巨大な竜猿に追われるように飛ぶ羽猿は、あまりにも小さかった。
ジムニーを一瞬にして通り抜ける。
竜猿の巨大な口が見えた。
『ダメだ! イリナ! また光の術を使ったら、体が持たない!』
モーイの制止も虚しく、イリナの口から紡ぎ出された言葉は手のひらで光の玉となって膨らんでいった。
『……光よ』
「きゃあああ!!」
視界が白く閉ざされた。
田崎の眼前の運転席、助手席、フロントガラスに映る光景すべてが白に塗りつぶされた。自分の手すら見えない光の中、全ての音が消える。
その光は竜猿を飲み込み、羽猿を塗りつぶした。
温かな光に包まれる。
痛みや空腹や疲れが吹き飛んでいくような活力があふれてくる。
不思議と眩しくはなかった。
田崎はその奇跡の白い空間を息を殺して見つめていた。
——これは何だ?
恐怖はなかった。
静かな安らぎが田崎の体を包み込む。
数秒のあと、光が収束するように森の光景を取り戻す。
『グウワアアアア……』
竜猿は目を押さえ、もがくように空中で暴れた。
巨大な翼が力なく垂れ下がる。
そして、その巨体が、まるで低速動画を見るように、ゆっくりと森へと落ちていった。
「……うわッ!!」
地面が跳ね上がるような衝撃。
ジムニーが大きく揺れ、田崎は座席からずり落ちた。
森が悲鳴を上げるように軋み、巨木が次々と薙ぎ倒される。
土煙が上がり、視界を奪った。
「な、何が……」
田崎は呆然とつぶやいた。
やがて、土煙が晴れていく。
しばらくして森は静寂に包まれた。
風の音も、生き物の気配すら感じない。
その上空。
『イリナ……!!』
オムカは羽猿に掴まれたまま、溢れ出る涙を止めることができなかった。
オムカの左手の紋様が光に包まれた一瞬、その脈動が弱まった気がした。
だが、すぐにまた黒く光り始める。
月の民の一団の羽猿は光に当てられ、森に墜落しつつあった。
『小娘か……』
使い手の乗った羽猿も光に当てられ、意識を失いかけた。
だが、使い手は歯を食いしばり、影を絞り出すように放つ。
その影が数匹の羽猿を包み、意識を取り戻させた。
使い手の赤く光っていた右目は、力を失い濁っていた。
『一旦、拠点に戻らねば……』
使い手は生き残った羽猿をまとめると西の空に姿を消していく。
使い手の”憎悪”の紋様が赤黒く燃え上がっていた。
0
あなたにおすすめの小説
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』
KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。
「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。
しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。
さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる