【R18】転生先のハレンチな世界で閨授業を受けて性感帯を増やしていかなければいけなくなった件

yori

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番外編

淫紋タトゥーシールが流行ってるらしい

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後孔責め・睡眠姦が少しあるので注意!(めちゃくちゃ愛があります)
あと今回限定で、ハート喘ぎを入れてみました。

―――――――――――――― 


 今日は夜会で仲良くなった宰相の奥様である、サラ侯爵夫人の屋敷で行われるお茶会へ招待された。
 招待されたのは、公爵夫人であり大使夫人でもある私と、騎士団長の奥様であるビアンカ伯爵夫人だ。親交を深めるという目的で開かれた三人だけのお茶会なので、とても楽しみにしていた。

 馬車で、侯爵家に到着すると、サラ侯爵夫人がにこやかに出迎えて下さった。既にビアンカ伯爵夫人がお待ちということで、会場へと一緒に向かう。
 挨拶をすませ、美容に良いと言われている酸味のあるローズヒップティーとお茶請けのシフォンケーキを振る舞われ、美味しくいただいていた。

 食べ終わった頃には、奥様方の閨事情で、すっかり盛り上がっていった。

「騎士団長っていっても事務仕事ばかりだから、運動不足を解消するかの如く、毎日朝まで休みなく子作りに付き合っているのよ。だから夜会の日はありがたいわ」
「まぁ、ビアンカ様。そうしましたら、今度大使館で開かれる夜会には是非お越しくださいませ。招待状をお送りいたしますわ」
「あら、わたくしも行きたくてよ」
「ふふっ。もちろんサラ様にも招待状をご用意いたします」

 夜会の招待客ゲット出来たわ! いい収穫ね! なんて考えていると、サラ様が、色気の漂う溜息をついた。

「それにしても、毎日朝までだなんて羨ましいわ。わたくしも魔道具を使わなくても、疲れ果てるくらい求められたいものだわ」
「魔道具ですか? どのようなものを使われていますの?」
「今流行っている淫紋タトゥーシールよ。淫紋模様のシールをお腹に貼ると、剥がすまで発情し続けるのよ」

 た、タトゥーシール!? 今世にもタトゥーシールがあるだなんて。しかも淫紋としての機能もちゃんとついてるの!? 本当にこの世界はハレンチなことについて発展しすぎてる……!!

「媚薬よりも強力そうですわ。そのような魔道具が流行っているだなんて、知りませんでした」
「そんな便利なものが出回っているのね。旦那様へのお仕置き用に買おうかしら」
「実は買いすぎまして、まだ未使用のものが余っていますの。ビアンカ様に差し上げますわ。メリア様もよかったらいかが?」
「……っ是非頂きたいです!」

 そうして、私メリアは、淫紋タトゥーシールをお土産として貰い、大使館の居住区に帰ってきた。旦那様であるノアはまだ仕事をしているようだ。
 今まで自分からこういった魔道具を使おうと思ったことはない。

 まじまじと淫紋タトゥーシールを見ると、濃いピンク色でハートが描かれている模様で、いかにも淫紋って感じ。これがノアのお腹に彩られたらと思うと、ずきゅんと欲望が渦巻く。

 最近のノアは、忙しそうで、1、2回すると、すぐ寝るのだ。明日はノアのお休みだし、久しぶりに朝まで求められたいと思ってしまう。
 まさかこんなに自分が淫らになってしまうなんて、びっくりするわ。でもそれだけノアのことを愛しているから……!

 ノアのお仕事が終わるまで、念入りにお風呂で肌を磨き、クローゼットの中で一番セクシーなランジェリーを用意してもらった。ほとんど紐とレースのやつ。
 身支度を終えると、ノアの仕事が終わったようで、夕食の時間となった。

「ノア! お仕事お疲れ様!」
「メリアもお疲れ様」

 モーニングコートを着ているノアにぎゅっと抱きつく。安心する温もりに、胸がいっぱいになる。おでこへキスを落としてくれたところで、一旦離れて、お互い席についた。

 嗜み程度にスパークリングワインを飲み、美味しいステーキを食べて、寝室に戻る。
 お風呂に入り、バスローブへ着替えたノアは、ウイスキーとナッツを寝室に持ち込んだ。
 私は一緒に晩酌するため、サングリアを用意してもらった。

「メリア、今日はソワソワしてどうしましたか?」

 淫紋をいつノアのお腹に貼ろうか、考えていたけど、そんなに分かりやすかったかしら。恥ずかしく思いつつも、些細な事に気がついて心配してくれるノアにきゅんとしてしまう。

「今日は試したいことがあるのよ。ノア、一度ベッドに横になって貰える?」
「わかった」

 ウイスキーを一口飲んだ後、お願いした通りに、仰向けで寝そべってくれるノア。思わず、喉を鳴らしてしまう。

「そのまま目を瞑って?」

 声が上ずってしまった。ノアがククッと笑い「何をしてくれるんですかね」と、面白がっている。

顔が熱くなっている事がバレていませんようにと、祈りながら、淫紋タトゥーシールを取り出し、ノアのバスローブを解き、お腹の部分を捲る。

(よし、もう少し……!)

 そう思った刹那、ノアの手が私の手首を掴む。ドキッとして、ノアの顔を見ると、目をギラっとさせ捕食者を思わせる笑みで、こちらを見ていた。

「の、ノア……? 目を瞑っててと言ったじゃない」
「何やら面白そうな事をしてたから」
「……わっ!」

 すると瞬く間に、形勢逆転となる。気がついたら、背中がベッドについて、私が寝っ転がっている状態になっている。両腕はノアの片手で拘束され、もう片手は例のタトゥーシールを持っている。

「淫紋タトゥーシールですか。いいものを持っていますね。そんなに使いたいなら、試してみましょうか」
「ま、待って! ノア!? なんでシール剥がして……っ!」

 服を捲られ、淫紋タトゥーシールを、私の下腹部にペタッと器用に貼られてしまった。
 その瞬間、お腹の奥が尋常じゃないほど、熱くなって。そこを中心として、火照りが広がってゆく。

「ひゃあぁあ……!! これ、凄すぎて、ダメ」

 息があがる。はふはふとした呼吸となり、頭までぼーっとして。いつの間にか、下着姿になっていた。

「メリアは淫紋も似合う。このランジェリーともよく合ってますよ」

 こんな淫らかな姿をノアに見られていることで、胸が高鳴る。早くノアが欲しい。

「ノア、もう挿れて……! お願い……!」
「まだ何処も触っていませんよ。それなのにもう欲しくなっちゃった?」
「うん。すぐに欲しいの……」

 ノアが欲しくて欲しくて、涙が出てきそう。淫紋の効果は絶大で、何処も触ってもらっていないのに、既に秘部はとろとろになっている。
 おあずけ状態がつらくて、自分で触ってしまいたい位だ。

 ノアは、はだけていたバスローブを脱いで、天に向いた肉棒をあらわにした。性急に私のショーツをずらすと、勢いよく、蜜壺にぬぷっと大きいものが沈められた。

「きゃぁぁん!!」

 普段よりも感度が高まっているようで、挿入しただけで、激しい絶頂を迎えた。
 潮がふしゃあと噴出すると、気持ちよさの余り生理的な涙が溢れた。
 ノアはそんな私の腰を掴んで微笑んだかと思うと、容赦無く奥まで突く。

「あふっ、あっ、あっ♡」
「こんなエロいランジェリーに、淫紋をつけて、メリアはどこまでも私を喜ばせてくれる……!」
「んんぅ、ひゃん♡ んぁっ、だってノアがすきなんだもの……!」

 唇が重なると、激しく舌が絡み合う。全身が熱い。呼吸が苦しいけれど、それも心地よくて、中をぎゅうって締め付けてしまう。

「……っ! 一回出しますよ」
「んっ♡ いっぱいちょうだい♡ ふぁっ♡」

 奥の気持ちいところをグリグリと刺激しながら、壊れそうなほど激しいピストンに身体が揺れる。気持ち良くて、飲み込めなかった涎が口から溢れた。

「ひゃあっ♡ 私も逝っちゃう♡♡」

 あまりの快感で、ガクガクと身体中が震える。達しているというのに、激しいピストンは止まらなくて、再び潮が噴出する。

「っく。出る」
「ふぁぁん!!! きもちよすぎるよぉぉ♡♡♡」

 淫紋が貼られているからか、射精感がいつもより感じられて。逝っている最中なのに、また登りつめて、軽く達する。

 ノアは、私の溢れた涎をぺろりと舐めて、優しいキスを落としてくれた。私はそんなノアの首に腕をまわして、お返しとばかりに、丁寧に舌を絡めた。

 いつもならば、ここで少し淫らな気分は落ち着くのに。まだエッチをしていないかのように、お腹の奥が疼き始める。まだ硬さの失われていないノアの肉棒に、ねだるように、きゅうきゅう締め付けると、願いは叶わず抜かれてしまう。

「……ノアぁ」

 今夜も一回しか行わないのかしら。もっと求められたい。切なくて、何か私に不足しているところがあるのかと不安になる。

「ノア、もっとしたい。ダメかな……? もう飽きてしまった?」

 つい弱気になって、恐る恐る聞いてみる。こうやって聞くと、余計に萎えてしまうかな。こんなに愛されている実感があるというのに、少しのことで怖くなってしまう。

「メリアに飽きるなんてことは一生あり得ません。……もしかして、最近回数が少ないから不安にさせてしまいましたか?」
「……うん」

 私を安心させようとノアがぎゅっと抱きしめて、頭を撫でてくれる。ノアの言葉に耳を澄ませた。

「実は……。朝起きて、寝てる無防備なメリアを可愛がるのにハマって……」
「え?」

 よく話を聞くと、ノアは寝てる私の胸を使って俗にいうパイズリとか、身体に精液をぶっかけていたようだ。な、なんてハレンチな……!!? 余りの衝撃に、言葉を失う。

「の、ノアのばか……!!!」

 白状したノアも心なしか、きちんと反省しているようだ。

「……不安にさせて申し訳ありません。無意識下でもきちんと感じてくれるので、可愛すぎて、つい……」

 ひええ……! でも、私の身体を使って、自慰をしてくれたいたって事よね……? 魅力を感じなくなっただとか、そういう事がなかったみたいで、喜びを感じてしまう私も変態かもしれない。

「償いとして、今夜はいっぱいエッチして?」
「勿論です。これも使いましょう」

 何処からか性具を取り出したノアは、私を後ろ向きにさせる。

「ん、そろそろ限界みたい……。はやくノア挿れて欲しいの」

 早く性具でもいいから、挿れて欲しい。内側からくる欲望にのぼせそう。そんな事を頭に思い浮かべていたら、激しく求めていた快感が背中を突き抜ける。

「あひっ♡ ひゃああぁぁあぁあ♡♡」

 性具を後ろの穴に挿れられたかと思えば、蜜壺にもノアの肉棒が埋められる。突き抜ける快感に失神してしまいそう。

 腰がピクピクと震え、少し動いただけでも絶頂を繰り返した。

「きもちっ♡ あっ♡ おかしくなっちゃ、う♡♡」
「メリア、愛してますよ」
「ん、わたしもっ♡♡」

 バックでふた穴を犯されながら、首筋に何度もキスをおとされ、恍惚とする。
 そして、次の日の昼まで、淫紋を剥がさずに、ノアと愛し合った。
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