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1、な、なんで・・・こんなことに?
しおりを挟む『孕み腹』
それは、男性でありながら、妊娠が出来る。自身の精液には、子種はなく腹の奥にある特別な場所に精液を注がれることで、孕む特殊な男性である。
最初に確認されてから、既に何百年経っており、国によって異なるが、この国では差別されることもなく、生活は保証されている。
そして俺は、そんな国に普通の両親の元に、孕み腹として産まれた。高校生の時に、出会った恋人と卒業間近に妊娠が発覚して、デキ婚をしたが、それに対して後悔はない。俺たちは、とても仲がよくて、友達からもよくからかわれたりしたものだ。
だが、幸せは長く続かなかった。息子の司が、ちょうど8歳になった年、アイツが交通事故にあったと聞いたのは・・・。病院に駆けつけると、ベッドに綺麗な顔をして寝ているのに、大変お気の毒ですが、と医師が暗い表情で言った。
突然の事で信じられなくて、だってただ寝ているたけだろ?早く起きろよ、なぁ、おい!寝ているアイツの顔をパチパチと叩くけど、全然起きなくて、今度は身体を揺さぶると、だらりと手が落ちた。
それをみた瞬間、ああ、もうコイツは死んでいるのかと、突きつけられて、身体に縋り付いて、涙が溢れて大声で泣いた。泣いて、泣いて、泣いて、気がついたら、息子の司がいて、父親に抱きついて俺同様に泣いていた。
それをみて、あぁ、俺には司がいるんだと思った。コイツとの間に授かった大切な俺たちの子供。
そっと抱きしめると、わんわん泣く司を強く抱きしめ
、最後の涙を流した。これからは、司を俺が守る、そう思いながら。
そこから、早8年、アイツが生命保険を掛けてくれていたから、お金に困ることなく生活出来ている。孕み腹に対して、給付金もあるから親子2人贅沢は出来ないが、アイツのお金にそう付けなくても大丈夫だ。
そして俺たちの子供である司も、今年から高校生になり、毎日元気に学校に行っている。部活にも入って、女の子たちかもモテているらしい。アイツに、似たからな。今日も部活だと言って、日曜だと言うのにバタバタと出掛けていった。
それなのに、なんで、こんなことに・・・?
「あ、あ、あ・・・っんんっ♡だ、ダメぇ、離してぇ、ひゃあああん♡ん、ん、んんっ♡」
俺の口からは、さっきからひっきりなしに、甘い声が上がっている。
久しぶりに与えられる快感に、抵抗をしなきゃと思うのに、思うように体が動かない・・・
ちゅぷちゅぷ♡♡
卑猥な水音が、俺の胸から聞こえてきて、下を見ると、白いシャツの上から、乳首を熱心にしゃぶられている。
そう俺は、現在進行形で、男に服の上から乳首をしゃぶられているのだ。
最初吸われた時に男の頭を引き剥がそうと髪の毛に差し入れた俺の手は、今はもう、ただ掴むだけ。
舌先で、レロレロと嬲られ、唾液をまぶされて、時々ピンッと弾かれると、腹の奥に熱が溜まってしまう。俺は、以前ラグビーをしていたからか体格はいい。185cmというまずまずの身長に似合った筋肉と浅黒く日焼けした体。一見、孕み腹とは見られない。
それなのに・・・俺より年下で、よく知っている男に、胸を揉まれ、そして吸われている。
「ーーーーーーっんんん♡♡♡」
突然走った痛みに、声が我慢できず、出た。
「酷いなぁ、僕に胸を吸われながら、考え事ですか?」
俺から体を離しながら、俺を咎めてくる男の顔は、まだ幼く大人になりきれていない。
女性的ではないが、綺麗めな顔立ちをして、俺をにこやかに見てくる。さっきまで、俺の乳首を吸っていたとは思えない爽やかな笑顔だ。
「な、なんで、 ・・・」
「ふふっ、なんでだと思います?」
「そ、そんなの分かるはずないだろ!君は、息子の友人なんだぞ?!」
そう、俺の乳首を吸っていた男は、息子の同級生かつ親友でもあった。
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