私の話

雛川逢瀬

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定めの日

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分娩室で必死に息んでる声と苦痛の痛みの音でたんたんと響いている。これから、産まれてくる命、、、しばらくして産まれてきた赤子。「産まれましたよ!女の子です。頑張りましたね。」と医者は言いながら微笑んで大切に育てて下さいと言って分娩室から出て行った。
そう、これは少女の定められた日。少女の名は、新名美春と名づけられた。
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