384 / 499
第12部
エピローグ
しおりを挟む
――その日。
アッシュは、珍しく一人で喫茶店にいた。
丸いテーブルが点在するシックな感じの店。
コーヒーとケーキが美味いということで結構な人気店なのだが、今は平日の昼過ぎ。客の姿もほとんどない。
アッシュは熱いコーヒーを堪能しながら、待ち人の到来を待っていた。
すると、不意に店のドアが開かれた。
アッシュと店主が目をやる。
そこにいたのは、黒髪の少年だった。
異国の騎士学校の制服を着た少年。
アッシュの弟であるコウタだ。
コウタは、アッシュを見つけると破顔した。
「ごめん。待った? 兄さん」
「いや、そんなに待ってねえよ」
アッシュも笑う。
コウタは、アッシュと同じテーブルに着いた。
それから、ウェイトレスにアッシュと同じコーヒーを注文した。
「……ん?」
その時、アッシュは首を傾げた。
「どうした? コウタ? 何か随分と疲れてねえか?」
「う、うん。色々あって」
そう言って、コウタは溜息をついた。
「その、彼女のことで、もの凄く怒られて」
「……彼女? メルティア嬢ちゃんのことか?」
「い、や、それは……」
コウタは、気まずげな様子で口ごもった。
「そ、その、それも後で話すよ」
「??? おう。そっか」
アッシュは、コーヒーを一口飲んで頷く。
時間ならある。後で話すというのならいいだろう。
「けど」
今度は、コウタが首を傾げた。
「その、ユーリィさんって今日のこと、許してくれたの?」
そこで、気まずげに頬をかいた。
「ボクって、少し彼女に嫌われているような気がするし」
今日の待ち合わせは、本当に久しぶりの、兄弟水入らずの会合だった。
再会してから、初めてのことである。
「……まあ、それはそれで色々あってな」
アッシュは苦笑を浮かべた。
「けど、もう大丈夫だ。ユーリィはお前を嫌ってなんかいねえよ」
「……うん。そっか」
コウタは胸を撫で下ろした。
「それは良かったよ」
ははっと笑う。
アッシュも「ああ。まったくだ」と苦笑を浮かべた。
そうこうしている内に、コウタの分のコーヒーも運ばれてくる。
それから、二人はしばし、些細な談笑を交わしていた。
話すのは互いの近況。
久しぶりの兄弟だけの会話だった。
だが、これは今日の本題ではなかった。
コーヒーを完全に飲み干して、しばらく経った頃。
(……さて)
ようやく、アッシュは本題に入る決意をした。
「……コウタ」
弟の名を、ポツリと呼ぶ。
コウタも兄の様子が変わったことに気付いたのだろう。
真剣な眼差しを、アッシュに向けた。
「これから話すぞ。クライン村のことを。あの日、何があったのか。俺の髪の色が変わったこと。そして……サクヤのことも」
そう切り出して、アッシュは淡々と語り始めた。
レオス=ボーダーが率いる《黒陽社》に滅ぼされた故郷。
奴らの狙いは《金色の星神》だったサクヤの拉致にあったこと。
サクヤと共に逃げたが、力及ばず殺されたこと。
そして、最期の時に抱いてしまった愚かな《願い》。
それを叶えたために、サクヤがどうなってしまったかも。
それからの日々も。
オトハとの出会い。ユーリィとの出会い。
傭兵を経て、皇国の騎士となり、その後もサクヤを追って――。
そうして、彼女を殺した。
アッシュは、そのすべてを弟に語った。
コウタが、サクヤによく懐いていたことは知っている。
ここで弟に恨まれても仕方がない。
それほどの覚悟で、アッシュは語った。
しかし、弟は――。
「……違う。違うんだ。兄さん」
今にも泣きだしそうな顔でかぶりを振った。
「……違わねえよ」
アッシュは、瞳を閉じて呟く。
「俺はサクヤを守れなかった。そしてあいつを殺したんだ」
――それは、紛れもない事実だった。
彼女を追い続け、挑み、幾度となく敗れた。
死にかけたことは一度や二度ではない。
それでも彼女を追った。
たとえ殺してでも、この手で彼女を止める。
それだけが償いだと思った。
とても、とても長い日々だった。
自分を、相棒を極限まで鍛え上げた。
そうやって、ようやく彼女の元に辿り着いたのだ。
(……サクヤ)
彼女の笑みが、胸の奥を灼きつける。
――最期。
アッシュの腕の中で、彼女は光となって消えていった。
「あいつ、あの時、笑ってたんだ」
最期の最期まで。
彼女はアッシュのことを気遣っていた。
自分は、何もしてやれなかったというのに。
「……兄さん」
コウタは、ギュッと拳を固めた。
「違うんだ。兄さん」
「いや。コウタ。俺は――」
アッシュが口を開こうとしたら、コウタは再びかぶりを振った。
「違うよ。兄さん。兄さんの言っていることを否定している訳じゃないんだ。ただ、その話はまだ続いているんだ」
「………?」
アッシュは眉をひそめた。
「どういうことだ? コウタ?」
コウタは、グッと唇を噛んで続ける。
「ボクがこのアティス国にやって来たのは、ある人が、兄さんがここにいるって教えてくれたからなんだ」
「いや、それはミランシャか、シャルなんじゃ……」
「違うよ」コウタは首を振った。
「二人は、つい最近までボクが兄さんの弟だって知らなかった。ボク達が兄弟だってこともその人が二人に教えたんだ」
「……おい。コウタ」
アッシュは、少し面持ちを鋭くした。
「お前、何が言いたいんだ? そもそも誰なんだ? お前が言うある人ってのは?」
「それは……」
率直に問われて、コウタは言葉を詰まらせる。
が、ややあってグッと拳を固めた。
覚悟を決めたのだ。
「……トウヤ兄さん」
そして、コウタは告げる。
とても真剣な眼差しで。
「兄さんのことをボクに教えてくれたのは姉さんなんだよ。そう。生きているんだ。サクヤ姉さんは今も生きているんだよ」
第12部〈了〉
アッシュは、珍しく一人で喫茶店にいた。
丸いテーブルが点在するシックな感じの店。
コーヒーとケーキが美味いということで結構な人気店なのだが、今は平日の昼過ぎ。客の姿もほとんどない。
アッシュは熱いコーヒーを堪能しながら、待ち人の到来を待っていた。
すると、不意に店のドアが開かれた。
アッシュと店主が目をやる。
そこにいたのは、黒髪の少年だった。
異国の騎士学校の制服を着た少年。
アッシュの弟であるコウタだ。
コウタは、アッシュを見つけると破顔した。
「ごめん。待った? 兄さん」
「いや、そんなに待ってねえよ」
アッシュも笑う。
コウタは、アッシュと同じテーブルに着いた。
それから、ウェイトレスにアッシュと同じコーヒーを注文した。
「……ん?」
その時、アッシュは首を傾げた。
「どうした? コウタ? 何か随分と疲れてねえか?」
「う、うん。色々あって」
そう言って、コウタは溜息をついた。
「その、彼女のことで、もの凄く怒られて」
「……彼女? メルティア嬢ちゃんのことか?」
「い、や、それは……」
コウタは、気まずげな様子で口ごもった。
「そ、その、それも後で話すよ」
「??? おう。そっか」
アッシュは、コーヒーを一口飲んで頷く。
時間ならある。後で話すというのならいいだろう。
「けど」
今度は、コウタが首を傾げた。
「その、ユーリィさんって今日のこと、許してくれたの?」
そこで、気まずげに頬をかいた。
「ボクって、少し彼女に嫌われているような気がするし」
今日の待ち合わせは、本当に久しぶりの、兄弟水入らずの会合だった。
再会してから、初めてのことである。
「……まあ、それはそれで色々あってな」
アッシュは苦笑を浮かべた。
「けど、もう大丈夫だ。ユーリィはお前を嫌ってなんかいねえよ」
「……うん。そっか」
コウタは胸を撫で下ろした。
「それは良かったよ」
ははっと笑う。
アッシュも「ああ。まったくだ」と苦笑を浮かべた。
そうこうしている内に、コウタの分のコーヒーも運ばれてくる。
それから、二人はしばし、些細な談笑を交わしていた。
話すのは互いの近況。
久しぶりの兄弟だけの会話だった。
だが、これは今日の本題ではなかった。
コーヒーを完全に飲み干して、しばらく経った頃。
(……さて)
ようやく、アッシュは本題に入る決意をした。
「……コウタ」
弟の名を、ポツリと呼ぶ。
コウタも兄の様子が変わったことに気付いたのだろう。
真剣な眼差しを、アッシュに向けた。
「これから話すぞ。クライン村のことを。あの日、何があったのか。俺の髪の色が変わったこと。そして……サクヤのことも」
そう切り出して、アッシュは淡々と語り始めた。
レオス=ボーダーが率いる《黒陽社》に滅ぼされた故郷。
奴らの狙いは《金色の星神》だったサクヤの拉致にあったこと。
サクヤと共に逃げたが、力及ばず殺されたこと。
そして、最期の時に抱いてしまった愚かな《願い》。
それを叶えたために、サクヤがどうなってしまったかも。
それからの日々も。
オトハとの出会い。ユーリィとの出会い。
傭兵を経て、皇国の騎士となり、その後もサクヤを追って――。
そうして、彼女を殺した。
アッシュは、そのすべてを弟に語った。
コウタが、サクヤによく懐いていたことは知っている。
ここで弟に恨まれても仕方がない。
それほどの覚悟で、アッシュは語った。
しかし、弟は――。
「……違う。違うんだ。兄さん」
今にも泣きだしそうな顔でかぶりを振った。
「……違わねえよ」
アッシュは、瞳を閉じて呟く。
「俺はサクヤを守れなかった。そしてあいつを殺したんだ」
――それは、紛れもない事実だった。
彼女を追い続け、挑み、幾度となく敗れた。
死にかけたことは一度や二度ではない。
それでも彼女を追った。
たとえ殺してでも、この手で彼女を止める。
それだけが償いだと思った。
とても、とても長い日々だった。
自分を、相棒を極限まで鍛え上げた。
そうやって、ようやく彼女の元に辿り着いたのだ。
(……サクヤ)
彼女の笑みが、胸の奥を灼きつける。
――最期。
アッシュの腕の中で、彼女は光となって消えていった。
「あいつ、あの時、笑ってたんだ」
最期の最期まで。
彼女はアッシュのことを気遣っていた。
自分は、何もしてやれなかったというのに。
「……兄さん」
コウタは、ギュッと拳を固めた。
「違うんだ。兄さん」
「いや。コウタ。俺は――」
アッシュが口を開こうとしたら、コウタは再びかぶりを振った。
「違うよ。兄さん。兄さんの言っていることを否定している訳じゃないんだ。ただ、その話はまだ続いているんだ」
「………?」
アッシュは眉をひそめた。
「どういうことだ? コウタ?」
コウタは、グッと唇を噛んで続ける。
「ボクがこのアティス国にやって来たのは、ある人が、兄さんがここにいるって教えてくれたからなんだ」
「いや、それはミランシャか、シャルなんじゃ……」
「違うよ」コウタは首を振った。
「二人は、つい最近までボクが兄さんの弟だって知らなかった。ボク達が兄弟だってこともその人が二人に教えたんだ」
「……おい。コウタ」
アッシュは、少し面持ちを鋭くした。
「お前、何が言いたいんだ? そもそも誰なんだ? お前が言うある人ってのは?」
「それは……」
率直に問われて、コウタは言葉を詰まらせる。
が、ややあってグッと拳を固めた。
覚悟を決めたのだ。
「……トウヤ兄さん」
そして、コウタは告げる。
とても真剣な眼差しで。
「兄さんのことをボクに教えてくれたのは姉さんなんだよ。そう。生きているんだ。サクヤ姉さんは今も生きているんだよ」
第12部〈了〉
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる