クライン工房へようこそ!【第15部まで公開】

雨宮ソウスケ

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第5部

第八章 火のカーニバル⑤

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 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ――!!
 轟音が大空洞内に反響する。
 先程から《朱天》を中央に高速移動する《火妖星》が響かせる轟音だ。


『かかかかかかかっ――!!』


 その音にも負けないほどの哄笑が、ガレックの口から放たれる。


(やれやれ……)


 円を描いて隙を窺う半人半蛇の鎧機兵を見据え、アッシュは嘆息する。


(あの戦闘狂のおっさんでも、やっぱ正面からは殴り合っちゃくれねえか……)


 しかし、この状況は長く続かないだろう。
 その証拠に、蛇体が描く円は徐々に狭まって来ている。
 元々、《虚空》も《悪竜爪》も長時間持続する闘技ではない。
 決着を急いでいるのは互いに同じであり――。
 奇しくも両機の右腕が損傷しているのも同様であった。


(……恐らく数秒後に来るか)


 アッシュは、眼光鋭く半人半蛇の鎧機兵の動きを警戒した。
 そして――遂に《火妖星》が攻撃に出る!
 突如、円のコースから外れ、《朱天》の背後に急接近。真紅の鬼の背中を狙って左の爪を振り上げた――。
 それに対し、《朱天》が反転しつつ、左拳をギシリと握りしめるのだが、


『――なに!?』


 アッシュは大きく目を見開いた。
 いきなり《火妖星》がさらに加速したのだ。
 ――いや、加速ではない。
 ガコガコガコンッと不気味な音と共に蛇体が鋼子骨格の各関節を外し、人工筋肉を強引に伸ばしているのである。
 そうして半人半蛇の機体は軌道を変えた。
 上半身だけをさらに半周させ、反転する《朱天》の背中に追従したのだ。


『――チッ!』


 アッシュは舌打ちする。
 対するガレックは、勝利を前にした笑みを浮かべていた。


『俺の勝ちだな! アッシュ=クライン!』


 現時点で《朱天》は無防備な背中を《火妖星》の前に晒している。
 後は《悪竜爪》を振り下ろすだけで勝利を掴めた。
 恐らく操縦席にいる《金色聖女》も殺すことになるが仕方がない。
 この戦闘の中で余計な手心は隙を生むだけだ。


『あばよ小僧!』


 そして《火妖星》は《悪竜爪》を振り下ろした――が、
 ――ガコンッ!


『…………は?』


 思わずもれる唖然とした声。
 ガレックは、その光景を目の当たりにして驚愕した。


『な、なん、だと……!?』


 ガレックの愛機・《火妖星》が振り下ろした必殺の刃。
 だが、それは完全に振り下ろす前に《朱天》によって受け止められていた。
 真紅の鎧機兵は背を向けたまま、振り下ろされた爪を掴んで止めていたのだ。
 それも――失ったはずの右腕で。


『ど、どういうことだ、こりゃあ……』


 あり得ない事態に困惑するガレック。
 すると、さらに驚くことが起きた。
 今度はその右腕に亀裂が走り、粉々になったのだ。機体の破片は何故か光と化して《朱天》の内部――胸部装甲の隙間を通って操縦席に吸い込まれていく。


『……くそッ! そうか!』


 その光景を見て、ガレックはすべてを察した。


『いきなり復活した右腕……衝撃による――くそッ、リセット現象ってやつか! 《金色聖女》! 全部てめえの仕業だな!』

『ああ、そうだよ。うちの子は優秀だかんな。見事に引っかかったな、おっさんよ』


 と、ガレックの台詞に答えたのは、アッシュだった。
 金色の髪となった少女は何も答えず、ギュッとアッシュの背中に掴まっている。
 ――これこそが、ユーリィの考えた作戦だった。
 自分の力を使って《朱天》の右腕を復元する。この場には願い手を担う人間――アッシュもいるので、《星神》である彼女ならば可能だった。
 しかし、これだけだと問題がある。
 鎧機兵は非常に精密な構造をしているため、復元は出来ても星霊が安定するまで時間がかかるのだ。修復しても、その腕はすぐに壊れてしまう張りぼてに等しい。
 そこでユーリィが提案したのは、壊れてしまうのを前提に、ほんの一瞬だけ右腕を復元することだった。
 必殺のタイミングにて、相手の動きを一瞬だけ止めるために。
 その作戦は、見事に功を成した。


『さて、ガレック=オージス』


 アッシュは不敵に笑う。
 彼の愛機《朱天》はすでに反転し、《火妖星》を間合いに捉えている。


『そんじゃあ、お望み通り決着といこうぜ』


 その真紅の拳は輝きを増していた。


『――チイィ!』


 ガレックが舌打ちし、《火妖星》が後方へ退避しようとするが、今更遅い。

 グウオオオオオオオオオオッ――!!

 《朱天》が雄たけびを上げ、渾身の《虚空》の拳を敵機に繰り出した。
 そして――真紅の拳は《火妖星》の右胸部に叩きこまれる!
 途端、凄まじい結果が起きた。
 拳が触れた部位を中心に《火妖星》の右半身が一瞬でひしゃげ消し飛んだのだ。
 これが《虚空》の威力。
 触れたものを跡形もなく消し飛ばす破壊の剛拳。
 アッシュがよく口にする「塵にする」というのは、決して大言壮語ではない。
 そしてこれほどの一撃を受けては、ガレックもただでは済まなかった。


「……ぐうゥ……」


 剥き出しになった《火妖星》の操縦席から響く呻き声。
 愛機同様、ガレック自身もまた今の一撃で右腕を失っていた。
 ――いや、咄嗟に身体を左側に動かしたおかげで腕だけで済んだと言うべきか。


(……やってくれるぜ)


 ガレックは蒼い顔で自分の失った右腕を見やる。
 愛機も自分もこれではもう戦えない。
 それどころか、死のカウントダウンに入っている状態だ。


(……ふん、俺もここまでか)


 しかし、それでもガレックは笑みを崩さない。
 なにしろこれは殺し合いなのだ。当然、自分の死も覚悟している。


(けどよ……ここで終われねえんだよな)


 ガレックは激痛の走る身体を動かし、左手で操縦棍を握りしめた。
 幸いにも《星導石》は無事だ。まだ少しだけなら《火妖星》も動いてくれる。
 ――《九妖星》が《七星》に討たれるなど、他の《妖星》の沽券に関わる。
 何としてでも、ここは相討ちに持ち込まなければならなかった。


(かかっ、まさか俺が自爆する時がくるとはな)


 内心でガレックは苦笑する。
 しかし、考えてみれば自分は『火』を司る《妖星》。
 これは意外と、成るべくしてなった最後かもしれない。


「か、かかっ……アッシュ=クライン。お前の勝ちだ」


 ガレックは眼前の《朱天》を見据えて、そう告げる。
 自爆するまではまだ時間がかかる。そのための会話だ。


『ああ、俺の勝ちだ。ガレック=オージス』


 と、最後の会話に乗ってきたアッシュに、ガレックは内心でほくそ笑む。
 ――が、アッシュの次の言葉に顔色を変えた。


『ところでこないだ初めて聞いたんだが、お前ら《黒陽社》の上級機体には自爆装置があるそうだな。なら当然、《九妖星》の機体にもあるんだろ?』

「…………おい。どこでそんな話を聞きやがった」


 ガレックが忌々しげにそう問うと、


『これは又聞きなんだが、カテリーナ=ハリスからだよ。だから、悪いが自爆までの時間稼ぎに付き合う気はねえよ』


 そう言って、アッシュは《朱天》に掌底の構えを取らせた。
 《火妖星》を引き離すための《穿風》の構えだ。


「――チイィ!」


 ガレックは舌打ちする。
 そして《火妖星》は最後の力を振り絞り、《朱天》にしがみつこうとするが、やはり大破寸前の機体。急激な動きには耐え切れず、逆に機能を完全に停止してしまった。


「くそッ! 《火妖星》ッ!」

『……あばよ、ガレック=オージス』


 ――ズドンッ!
 そして半人半蛇の機体を押し出す衝撃波。
 《火妖星》は勢いよく吹き飛び、大空洞の岩壁に――は、ぶつからず、そこにあった坑道の中へと押しやられた。
 細長い坑道。その中を何度もバウンドしつつ、十数セージル以上も吹き飛ばされ、曲がり角の岩壁にぶつかることでようやく《火妖星》は動きを止めた。


「――ガハッ!」


 ガレックは今の衝撃で大量に吐血する。
 だが、その眼光は未だ衰えず、坑道の先、大空洞へと目をやった。
 そこには未だ《朱天》の姿があったが、真紅の鬼はゆっくりと背を向けると、何も語らず足を進め始めた。
 ガレックはふっと笑う。
 それでいい。時間稼ぎだろうが、敗者の分際で何かを語るなど無粋だったか。


「かかっ、負け、ちまったな……」


 愛機の操縦席の中で、ガレックは脱力する。
 ガレックも《火妖星》も、もう動くことは出来なかった。
 後は自爆する時を待つまでだ。


「……ああ、そういや死ぬ時は走馬灯ってえのが見えるらしいが……」


 ふと、そんなことを思い出すが、別に過去は思い浮かばない。
 その代わりに思い浮かんだのはある人物の顔。悪友や同僚、部下などではなく、現在過去に至る自分の女達――でもなく、何故か《黒陽社》の社長の顔だった。


「かかっ、意外とあんたは俺の中では大きかったのか」


 確かに二十数年前、社長に――《黒陽》に会ってから自分の人生は激変した。
 この上なく充実した毎日だった。
 そう考えれば、自分が社長の顔を思い浮かべても不思議ではない。


「……ふふ、あんたには感謝してるよ、社長ボス


 ガレックは心の底からそう告げた。
 そして、もう一度大空洞の方に目をやる。
 すでに《朱天》の姿はここからは見えなかった。
 それでもガレックは、アッシュに向けても言葉を告げる。


「お前にも感謝するぜ、アッシュ=クライン。最後の戦いは今までにない高揚感だった。俺の人生で最高の時間だったぜ」


 そして、ガレックはゆっくりと瞳を閉じた。


「あばよアッシュ=クライン。そしてお先に失礼させてもらうぜ、社長ボス


 そう呟き沈黙する。
 そろそろ時間だ。最後は静かに迎えよう。
 異形の鎧機兵が横たわる坑道内が、静寂で満ちる。
 そして――。
 『火』を司る《妖星》は、爆炎の中に消えた。



       ◆



 ――ズウウゥン……。
 わずかに坑道全体が揺れ、その漆黒の鎧機兵は足を止めた。
 そこは、アッシュ達が大空洞へ行くのに通った坑道。
 現在、《朱天》が立つ場所だ。


「……アッシュ。今の振動って……」


 操縦席の中、後ろに座るユーリィがそう尋ねてくる。
 アッシュはしばし沈黙してから、


「ああ、《火妖星》が自爆したんだろな」


 と、返答する。
 それから、ふうっと息をつき、


「まあ、とりあえずこんだけ離れていりゃあ崩落の心配もないだろうし、もう安心だな。一度《朱天》から降りるか」


 そう言って、《朱天》の胸部装甲ハッチを開けた。
 坑道内ではあるが、新鮮な空気が操縦席に入り込む。
 真紅の《朱天》は赤熱発光の状態だ。解除した今も内部はサウナに近い。
 アッシュもユーリィも、かなりの汗をかいていた。


「ふう……生き返る」

「ああ、まったくだな」


 ユーリィの独白にそう答え、アッシュは《朱天》から降りた。
 そして坑道に立ち、その奥――大空洞に目をやった。


(……ガレック=オージス)


 因縁ある男が死んだ。
 そう思うと、心に何やら風が吹いたような感じがした。
 歓喜の風などではなく、どこか寂寥とした風だ。


「……つまんねえ感傷か」


 そう呟き、アッシュは皮肉気に笑う。
 と、その時、


「アッシュ。そこどいて。私も降りる」


 ユーリィが《朱天》の操縦席から声をかけて来た。
 アッシュは振り返る。
 現在《朱天》は両膝をついている状態で待機しているのだが、それでもユーリィには若干高い位置のような気がする。


「ユーリィ。そこにいろ。俺が降ろしてやるよ」


 そう言って、アッシュは操縦席に近付く。
 ユーリィは少し考えたが、こくんと頷いた。
 そしてアッシュは、馬から降ろす時のようにユーリィの腰を掴み、操縦席から少女を出した。彼女の両足が宙に浮く。


「ははっ、ユーリィは相変わらず軽いな」

「……それは誉められているのか、馬鹿にされているのかよく分からない」


 ぶすっとした顔でユーリィが言う。
 アッシュはそんな少女を見つめたまま、不意にふっと口元を緩めて――。
 ギュッとユーリィを抱きしめた。


「ア、アッシュ!?」


 ギョッとしたのはユーリィだ。
 何故いきなり抱擁されるのか分からない。


(な、なななんで……)


 嬉しいのは確かだが、今は汗もかいているし、何より心の準備が整っていない。
 ユーリィは顔を余す所なく赤面させた。
 すると、アッシュは疲れたような口調で語り出した。


「ありがとな、ユーリィ。お前がいて本当に助かったよ」

「……え」


 キョトンとするユーリィ。
 アッシュはそんな少女を地面に降ろし、くしゃくしゃと頭を撫で始めた。
 今回の戦い。勝因はたった一つだ。ユーリィがいたこと以外ない。
 しかし、それは逆に言えば、もしユーリィがいなかった場合、恐らくアッシュはガレック=オージスに負けていたということだった。
 ――そう。今日の戦いは守るべき少女に救われたのだ。


(忌わしいが、あの男の言う通りだな。いくら訓練しても戦場の勘は鈍るか)


 アッシュはふうっと嘆息する。
 これは、オトハに頼んで実戦形式の訓練も定期的にした方がいいかもしれない。
 そもそも《火妖星》を落とした以上、これからの《黒陽社》の動きも気になる。
 ここは準備を怠る訳にはいかない。
 と、今後のことを考え込んでいたら、


「よく分からないけど、アッシュの役に立てたのなら私は満足」


 ユーリィがアッシュを見上げてそんなことを言った。
 アッシュはふふっと笑う。
 これからのことは、また後で考えればいいか。


「ああ、凄っげえ助かったよ。今の戦いもこのグランゾでもな。ありがとな」


 そしてユーリィの頭をもう一度撫でてアッシュはその場で大きく背伸びをした。
 それにつられるようにユーリィも隣に並んで背伸びをした。


「う~ん。まあ、何にせよ今回はこれで終わりだな」

「うん。後はチェンバーさん達の仕事みたいだし」


 アッシュとユーリィは互いの顔を見て、そう会話する。


「けど、なんだかんだで最後はとんでもなく面倒な事にもなったが、今回はメリットもそれなりにあったな。結構金も稼いだし、土地なんてタダだぞ、タダ!」

「うん。それは凄いメリット」


 少し興奮気味のアッシュとユーリィ。
 しばし、坑道内に二人の陽気な声が響いた。
 そして、ひとしきり話題も落ち着いたところで、アッシュはニヤリと笑い、


「そんじゃあ、何はともあれ王都へ帰るとすっか、ユーリィ」


 そう告げた。ユーリィはこくんと頷く。
 それから、おもむろにアッシュの手を掴み、


「うん。帰ろう、アッシュ」


 と言って、アッシュの守るべき少女も笑うのだった。
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