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第12話※ 錬金術と試作品
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あれから俺は、魔道具作成に没頭した。工房に出入りする業者からスライムゼリーとクズ魔石を買い込み、様々な粘度や硬さのゲル素材にする。これには親方や兄弟子も注目していた。皆、手持ちの仕事はあったが、仕事の合間に様子を見に来て、時には手伝ってくれる。お陰で配合条件と割合をもとに、弾力性に応じてスライムゴム、スライムゲル、スライムシリコンなどと区別し、安定的に生産する技術を編み出した。ゴムでもシリコンでもないけど。
相変わらず女将さんだけは、「あの性悪エルフには気を付けなって言ってんのに」と渋い顔だが、親方や兄弟子は「エルフから錬金術を盗んで来るたぁ、お前ェも大したもんだ」と俺の肩を持ってくれた。相変わらずドワーフのエルフ嫌いは根強いが、それよりも新しい素材の可能性にワクワクしているようだ。
有り難いことに、アールトは俺が休みの度に、彼の工房に招いてくれる。ソロでも十分、パーティーの誘いなどひっきりなしのS級冒険者の彼だが、ディルクとバルドゥルが不在の今、特に大きな仕事を請け負うこともなく、時折森に薬草を摘みに出ては調薬する日々だそうだ。
「私たちエルフは、元来こうした生活の方が、性に合っているからね」
スライムクッションとスライムタイヤの試作品の相談の後、いつものように温かい薬草茶をいただきながら、こうして歓談するのが、俺の至福の時間だ。彼の穏やかな声色と甘い微笑みに、俺の一週間の疲れがゆるゆると解けて行く。彼はこんなに善良なのに、女将さんはどうしてあんなに頑ななんだろう。
「種族間のいがみ合いは、今に始まったことじゃないからね。だけど、私は君が、偏見なしにこうして会いに来てくれるのが、何よりも嬉しいんだよ」
ちょっと眉を下げて、困った顔をしながら。ああ、イケメンは性格までイケメンなのか。俺が女なら、間違いなく骨抜きになっていただろう。もはや神々しさすらある。おエルフ様、てぇてぇ…。
ぬっちょ、ぬっちょ、ぬっちょ、ぬっちょ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
どこか遠くで、卑猥な水音といやらしい嬌声がする。俺の声?まさか。だけど、どうにもケツが蕩ける。気持ちいい…。
「ははっ。随分と善さそうじゃないか。試作品の相談と言いながら、これを咥え込みに来たんだろう。ええ?」
霞む視界の先に、オス臭い表情のアールト。そうだ。俺はいつも、ここでお茶を頂くたびに、こうしてエロい夢を見ている。夢だって分かってるのに、どうにも感じてしまって止まらない。
「ち、ちやう、ノータッチ、ノ、」
「嘘をつくな」
ぬぐり
「あえェッ!!」
夢の中のアールトは、回を重ねるたびに俺の身体を自在に弄ぶようになった。大して動きもしないのに、善いところと善いパターンを把握し尽くして、まるでDJが皿でも回すかのように、好き勝手に俺を啼かせる。
「ふん、薬草茶が足りぬか。だが、口では何と言おうと、お前は男の私に惚れ、抱かれたいのだろう。身体は正直だからなぁ」
そう言って、アールトは俺をぐりぐりと甚振って、またイかせようとする。違うんだ。俺はアールトに邪な気持ちなど抱いていない。普通に女が好きだし、男に恋愛感情など…
「ちやう、フ、フロルに、惚れてなんて…」
「———は?」
地の底から響くような声と共に、アールトの動きが止まった。
「どうしてフロルが?」
「ちやうんれす、あれは、ミリョ、ミリョ、れ」
「…そうか、鉱山か。クソがッ…!」
ずぬちゅっ
「イぎィいい!!!」
アールトの剛直で一気に貫かれ、俺はまたアクメを決める。何かがピュッと出た気がするけど、もう何も出ねぇよ…。
「はっ。迫られたら誰にでも開くのか、この淫乱マンコめ!」
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ。いつもはじわじわと様子を見ながら甚振るようなセックスなのに、何のスイッチが入ったのか、急にディルクみたいにガンガン腰を使い出した。強い…!
「あ”っやぁッ、マンコちやう、マン、やらイぐううう!!」
「こんなにチュウチュウ吸い付いて、マンコ以外に何だと言うのだ!メス犬が!」
あ、あ、またイく。またイく。ドライだとアクメが止まらない。嫌だ、メスイキに慣れたらヤバい。
「いやらぁ!おれは、おにゃのこが、あい”イッ!!」
「はっ、まだオスのつもりでいるのか、野ネズミめ。そんなクリトリス以下のちんぽで、女が抱けるか!」
あ、ヒドい。夢の中のアールト、何気にヒドい。ダメだ、今来たのにまた来るッ…!
「イっでましゅ!イっで!!アグメ”ッ、アグメ”あ”ぎィいい!!!」
「くっ…!!」
ドスドスドスドス。硬く膨張したエルフちんぽでグチャ突きされて、熱い飛沫をびゅーびゅーとブッ放されているのを感じる。
「あっへェッ…♡」
すごい。白い雲の上でふわふわしてる。天使が見えそう。薄い本でダブルピースしてる女の子って、こんな感じなのかな———
「…はぁ、はぁ、この、淫乱ネズミめ。私以外に股を開かぬよう、しっかりと躾けてくれる」
どこかできゅぽん、と音がして、すぐに口に何か硬いものが突っ込まれた。甘い液体が口いっぱいに広がり、喉にスルリと落ちて行く。下腹が熱い。
「フハハ。貴様には、淫紋を刻んでやる。魔大陸仕込みの本物をなぁ…」
ずにゅり。アールトが、悪の首領みたいな顔して、またあの長ちんぽを突っ込んで来る。ああ、今日の夢って、いつもより長いなぁ…。
盛大に寝落ちして、今回もやはり夕刻になってから、アールトの工房を辞去した。今日はいつもよりも夢がリアルだったので、下腹がムズムズする。まさかあそこで夢精なんてしてないよな?!ああもう、これも欲求不満のせいだ。早く帰って一発抜かなければならない。
実はオナホの試作品は、もう出来ている。パーツは大きく分けて3つ。外側の筒、中のスライムシリコン、そしてギミックを仕込んだ機構だ。最初に苦心したのはシリコン部分。ちょうどいい硬さと形状になるまで、何度も試作を繰り返した。やっぱ俺にはナミナミ形が合ってる。入り口が狭いとか先がヒダヒダとか、そういう凝ったことはしていない。
その代わり、ギミックだ。まず温熱効果。冷たいのは萎える。そしてバキューム効果。これは前世、例の国民的オナホで病みつきになった。それから振動。これがじわるのだ。これらが全て魔石で解決する。原始的な魔導基盤を作り、該当する属性のクズ魔石を嵌め込み、筒とシリコンの間に仕込めば、準備完了。後はシリコンの中にたっぷりと潤滑ゼリーを注ぎ、愚息を入れればスイッチオン。
ブブブ…と微かな振動と共に、オナホは俺のムスコを温かく包み込む。ああ、いい。癒される。外側の筒で一番気を遣ったのが、持ちやすさだ。これをゆるゆると前後に動かしながら、瞼を閉じて、これは可愛い女の子のやわらかマンコ、やわらかマンコと想像の翼を広げる。ゆくゆくは、中で勝手にむにむに扱かれるように作るべきか、それとも空気嫁を作って本格的にやるかで迷っているのだが、そこまで作り込んでしまうと余計に女運が逃げて行きそうで思い切れない。それよりも、この世界には絶対的にオカズが足りない。まずは同人誌から作るべきか。
しかし———ああ。自分でも気付いていた。こうして余計な思考を巡らせる余裕が、今の俺にはある。端的に言えば、勃ちが悪いのだ。
今日はあんな夢を見たほどだ。下腹がムズムズしている。性欲はあるはずなんだ。しかし認めたくないが、最近、ちんこだけでイき辛くなっている。そして正直、その、ムズムズしているのは、ナカの方なわけで…。
うん。仕方ない。人生諦めが肝心だ。
俺はとうとう、伝家の宝刀を抜くことにした。試作品箱の隅にひっそり佇む、小さな魔道具。そう、アレだ。エネなんとか。
俺の小指大の、スライムシリコンで出来たそれ。中には芯材が通っていて、浄化、温熱、振動、首振り機能が付いている。慎重にゼリーを塗りたくり、タマを手で避けて、そっと当てがう。
「あっ…」
ディルクとフロルに掘られ、アールトに犯される淫夢を見続ける俺のそこは、すんなりと飲み込んだ。大丈夫、座薬だ。座薬のでっかいのだ。俺のケツ穴は、決してケツマンコなどではない。ちょうど善いところまで飲み込んだら、レッツ、スイッチオン。
「あっ、くっ…いいっ…」
すごい。前立腺を裏側からぐにぐにと刺激して、さっきまでじんわり気持ちよかっただけのちんこが一気にバキバキに起っきした。それどころかもう出る。俺はたまらずオナホをパコって、あっという間に射精した。
「はぁ、はぁ、…うぐぁッ…」
ヤバい。早くアナルバイブ抜かないと、また…。
結局俺は、抜かずの三発をキメてしまった。ヤバい。オナホよりも、アナルバイブの方が捗るまである。どうしよう。しかし、下腹のムズムズはスッキリした気がする。アールトの工房から辞去してから、なんかすっごいムラムラしてたんだよな。やっぱあの、リラックス薬草茶のお陰だろうか。溜まった欲望を解放する、それがあのお茶の効果なのかもしれない。
とはいえ、これはチャンスだ。物事は良い方に捉えよう。
今回俺は、オナホだけでなくバイブの開発まで成功してしまった。特にバイブ。これは不本意ながら、三人の性豪(一人は夢だけど)の性技を再現したものに他ならない。自分ではアナニーに手を出したこともなかったし、前立腺の場所なんて知らなかった。メスイキもそうだ。この世界、ディルドくらいはあるかも知らんが、シリコンのようなスライム素材で出来たバイブ。これは発明じゃないだろうか。
前世でも、彼女が出来たら遊んでみたいと、サイトだけはチラチラ見ていた大人のおもちゃ。きっと彼女が出来たら、喜んでもらえるに違いない。今日、夢の中でアールトに「そんなクリトリス以下のちんぽで、女が抱けるか」などと罵倒されてしまったが、自力がダメならおもちゃに頼ってもいいんじゃないだろうか。よし、希望が見えて来たぞ。
そうなれば、乳首吸引にローター、遠隔バイブもいいな。夢が広がる。ここで挫ける俺じゃない。今世は魔道具を極めて、絶対童貞を捨ててやる。俺の戦いは、これからだ!
相変わらず女将さんだけは、「あの性悪エルフには気を付けなって言ってんのに」と渋い顔だが、親方や兄弟子は「エルフから錬金術を盗んで来るたぁ、お前ェも大したもんだ」と俺の肩を持ってくれた。相変わらずドワーフのエルフ嫌いは根強いが、それよりも新しい素材の可能性にワクワクしているようだ。
有り難いことに、アールトは俺が休みの度に、彼の工房に招いてくれる。ソロでも十分、パーティーの誘いなどひっきりなしのS級冒険者の彼だが、ディルクとバルドゥルが不在の今、特に大きな仕事を請け負うこともなく、時折森に薬草を摘みに出ては調薬する日々だそうだ。
「私たちエルフは、元来こうした生活の方が、性に合っているからね」
スライムクッションとスライムタイヤの試作品の相談の後、いつものように温かい薬草茶をいただきながら、こうして歓談するのが、俺の至福の時間だ。彼の穏やかな声色と甘い微笑みに、俺の一週間の疲れがゆるゆると解けて行く。彼はこんなに善良なのに、女将さんはどうしてあんなに頑ななんだろう。
「種族間のいがみ合いは、今に始まったことじゃないからね。だけど、私は君が、偏見なしにこうして会いに来てくれるのが、何よりも嬉しいんだよ」
ちょっと眉を下げて、困った顔をしながら。ああ、イケメンは性格までイケメンなのか。俺が女なら、間違いなく骨抜きになっていただろう。もはや神々しさすらある。おエルフ様、てぇてぇ…。
ぬっちょ、ぬっちょ、ぬっちょ、ぬっちょ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
どこか遠くで、卑猥な水音といやらしい嬌声がする。俺の声?まさか。だけど、どうにもケツが蕩ける。気持ちいい…。
「ははっ。随分と善さそうじゃないか。試作品の相談と言いながら、これを咥え込みに来たんだろう。ええ?」
霞む視界の先に、オス臭い表情のアールト。そうだ。俺はいつも、ここでお茶を頂くたびに、こうしてエロい夢を見ている。夢だって分かってるのに、どうにも感じてしまって止まらない。
「ち、ちやう、ノータッチ、ノ、」
「嘘をつくな」
ぬぐり
「あえェッ!!」
夢の中のアールトは、回を重ねるたびに俺の身体を自在に弄ぶようになった。大して動きもしないのに、善いところと善いパターンを把握し尽くして、まるでDJが皿でも回すかのように、好き勝手に俺を啼かせる。
「ふん、薬草茶が足りぬか。だが、口では何と言おうと、お前は男の私に惚れ、抱かれたいのだろう。身体は正直だからなぁ」
そう言って、アールトは俺をぐりぐりと甚振って、またイかせようとする。違うんだ。俺はアールトに邪な気持ちなど抱いていない。普通に女が好きだし、男に恋愛感情など…
「ちやう、フ、フロルに、惚れてなんて…」
「———は?」
地の底から響くような声と共に、アールトの動きが止まった。
「どうしてフロルが?」
「ちやうんれす、あれは、ミリョ、ミリョ、れ」
「…そうか、鉱山か。クソがッ…!」
ずぬちゅっ
「イぎィいい!!!」
アールトの剛直で一気に貫かれ、俺はまたアクメを決める。何かがピュッと出た気がするけど、もう何も出ねぇよ…。
「はっ。迫られたら誰にでも開くのか、この淫乱マンコめ!」
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ。いつもはじわじわと様子を見ながら甚振るようなセックスなのに、何のスイッチが入ったのか、急にディルクみたいにガンガン腰を使い出した。強い…!
「あ”っやぁッ、マンコちやう、マン、やらイぐううう!!」
「こんなにチュウチュウ吸い付いて、マンコ以外に何だと言うのだ!メス犬が!」
あ、あ、またイく。またイく。ドライだとアクメが止まらない。嫌だ、メスイキに慣れたらヤバい。
「いやらぁ!おれは、おにゃのこが、あい”イッ!!」
「はっ、まだオスのつもりでいるのか、野ネズミめ。そんなクリトリス以下のちんぽで、女が抱けるか!」
あ、ヒドい。夢の中のアールト、何気にヒドい。ダメだ、今来たのにまた来るッ…!
「イっでましゅ!イっで!!アグメ”ッ、アグメ”あ”ぎィいい!!!」
「くっ…!!」
ドスドスドスドス。硬く膨張したエルフちんぽでグチャ突きされて、熱い飛沫をびゅーびゅーとブッ放されているのを感じる。
「あっへェッ…♡」
すごい。白い雲の上でふわふわしてる。天使が見えそう。薄い本でダブルピースしてる女の子って、こんな感じなのかな———
「…はぁ、はぁ、この、淫乱ネズミめ。私以外に股を開かぬよう、しっかりと躾けてくれる」
どこかできゅぽん、と音がして、すぐに口に何か硬いものが突っ込まれた。甘い液体が口いっぱいに広がり、喉にスルリと落ちて行く。下腹が熱い。
「フハハ。貴様には、淫紋を刻んでやる。魔大陸仕込みの本物をなぁ…」
ずにゅり。アールトが、悪の首領みたいな顔して、またあの長ちんぽを突っ込んで来る。ああ、今日の夢って、いつもより長いなぁ…。
盛大に寝落ちして、今回もやはり夕刻になってから、アールトの工房を辞去した。今日はいつもよりも夢がリアルだったので、下腹がムズムズする。まさかあそこで夢精なんてしてないよな?!ああもう、これも欲求不満のせいだ。早く帰って一発抜かなければならない。
実はオナホの試作品は、もう出来ている。パーツは大きく分けて3つ。外側の筒、中のスライムシリコン、そしてギミックを仕込んだ機構だ。最初に苦心したのはシリコン部分。ちょうどいい硬さと形状になるまで、何度も試作を繰り返した。やっぱ俺にはナミナミ形が合ってる。入り口が狭いとか先がヒダヒダとか、そういう凝ったことはしていない。
その代わり、ギミックだ。まず温熱効果。冷たいのは萎える。そしてバキューム効果。これは前世、例の国民的オナホで病みつきになった。それから振動。これがじわるのだ。これらが全て魔石で解決する。原始的な魔導基盤を作り、該当する属性のクズ魔石を嵌め込み、筒とシリコンの間に仕込めば、準備完了。後はシリコンの中にたっぷりと潤滑ゼリーを注ぎ、愚息を入れればスイッチオン。
ブブブ…と微かな振動と共に、オナホは俺のムスコを温かく包み込む。ああ、いい。癒される。外側の筒で一番気を遣ったのが、持ちやすさだ。これをゆるゆると前後に動かしながら、瞼を閉じて、これは可愛い女の子のやわらかマンコ、やわらかマンコと想像の翼を広げる。ゆくゆくは、中で勝手にむにむに扱かれるように作るべきか、それとも空気嫁を作って本格的にやるかで迷っているのだが、そこまで作り込んでしまうと余計に女運が逃げて行きそうで思い切れない。それよりも、この世界には絶対的にオカズが足りない。まずは同人誌から作るべきか。
しかし———ああ。自分でも気付いていた。こうして余計な思考を巡らせる余裕が、今の俺にはある。端的に言えば、勃ちが悪いのだ。
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うん。仕方ない。人生諦めが肝心だ。
俺はとうとう、伝家の宝刀を抜くことにした。試作品箱の隅にひっそり佇む、小さな魔道具。そう、アレだ。エネなんとか。
俺の小指大の、スライムシリコンで出来たそれ。中には芯材が通っていて、浄化、温熱、振動、首振り機能が付いている。慎重にゼリーを塗りたくり、タマを手で避けて、そっと当てがう。
「あっ…」
ディルクとフロルに掘られ、アールトに犯される淫夢を見続ける俺のそこは、すんなりと飲み込んだ。大丈夫、座薬だ。座薬のでっかいのだ。俺のケツ穴は、決してケツマンコなどではない。ちょうど善いところまで飲み込んだら、レッツ、スイッチオン。
「あっ、くっ…いいっ…」
すごい。前立腺を裏側からぐにぐにと刺激して、さっきまでじんわり気持ちよかっただけのちんこが一気にバキバキに起っきした。それどころかもう出る。俺はたまらずオナホをパコって、あっという間に射精した。
「はぁ、はぁ、…うぐぁッ…」
ヤバい。早くアナルバイブ抜かないと、また…。
結局俺は、抜かずの三発をキメてしまった。ヤバい。オナホよりも、アナルバイブの方が捗るまである。どうしよう。しかし、下腹のムズムズはスッキリした気がする。アールトの工房から辞去してから、なんかすっごいムラムラしてたんだよな。やっぱあの、リラックス薬草茶のお陰だろうか。溜まった欲望を解放する、それがあのお茶の効果なのかもしれない。
とはいえ、これはチャンスだ。物事は良い方に捉えよう。
今回俺は、オナホだけでなくバイブの開発まで成功してしまった。特にバイブ。これは不本意ながら、三人の性豪(一人は夢だけど)の性技を再現したものに他ならない。自分ではアナニーに手を出したこともなかったし、前立腺の場所なんて知らなかった。メスイキもそうだ。この世界、ディルドくらいはあるかも知らんが、シリコンのようなスライム素材で出来たバイブ。これは発明じゃないだろうか。
前世でも、彼女が出来たら遊んでみたいと、サイトだけはチラチラ見ていた大人のおもちゃ。きっと彼女が出来たら、喜んでもらえるに違いない。今日、夢の中でアールトに「そんなクリトリス以下のちんぽで、女が抱けるか」などと罵倒されてしまったが、自力がダメならおもちゃに頼ってもいいんじゃないだろうか。よし、希望が見えて来たぞ。
そうなれば、乳首吸引にローター、遠隔バイブもいいな。夢が広がる。ここで挫ける俺じゃない。今世は魔道具を極めて、絶対童貞を捨ててやる。俺の戦いは、これからだ!
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