2 / 31
予言
しおりを挟む
城で一番広い広間に貴族が集まり、流行りの舞曲が流れ、相手をとっかえひっかえ踊り続けるいつもの夜会の光景に、エルリィスは飽き飽きとしながら部屋を回り歩いた。
ふと目の前に大鏡が目に入り、エルリィスは自分の姿をまじまじと見た。貴婦人達とは比べ物にならない位粗末な服、もはや肌着とも囚人服とも思えるような薄汚れた灰色のワンピース、足は素足で擦り傷が絶えない。この国では珍しいのか忌み嫌われる血の様に赤い目、と真っ白な髪。どう考えてもあの婦人達の仲間になんかなれないとエルリィスは分かっていた。それでも羨ましくなんかない。そう言い聞かせた。エルリィスはボサボサな長い髪を少しばかり整えて再び歩き出した。
煌びやかな光の中、エルリィスは優雅な音楽に合わせて、手を取り合い踊る人々の間を軽やかに避けながら貴族達の顔を観察した。
「ウェルナント侯爵に、ルーベンス家のご婦人・・・・・・、それからアインス男爵にベルナール卿・・・・・・、今回の集まりはそこまで規模が大きくなさそうね、他国から来た客人も少なそうだし」
エルリィスは舞踏会の大広間を抜け隣の広間の扉を開けた。すると肉の香ばしい匂いや酒やケーキ等の甘い香りがエルリィスの鼻をくすぐった。そこは踊りに疲れた客人達をもてなす為の休憩所となっていた。
「相変わらず豪勢な料理の数々ね・・・・・・」
どんなに羨ましく思っても実際に食べられる訳ないと分かっている為、エルリィスは本来の目的に集中する様に食べ物から目を逸らした。
「はっはっはっ、これがかの美酒で有名なヴァルゴの酒か、いや、実に舌が狂い踊る程の美味!」
エルリィスは良く知る声のする方を見やった。貴族達の中心には栗色の長髪に、長身で厳つい体躯、綺麗に口髭を整え、城で一番豪華な服を着た男がいた。
「しかし、実に惜しい。去年のビシュターヌ祭で出品されたウルド地方の酒にはあと一歩及ばないようだ」
嫌味ったらしく、ふてぶてしくて、高慢ちきで、鼻持ちならないこの男はオルディン・バルド、認めたくはないが我が主にあたる人間で、そしてこの国の王だった。
周りの貴族達も内心では「このクソッタレ王が」とか考えているに違いないが誰もかれもが満面の笑みを浮かべている。
オルディンはグラスが空になり、側近に酒を所望した。側近は瓶のコルクを抜きオルディンのグラスになみなみと注いだ。
「酒と言えばバルケスの地の実から作られる酒も絶品でなぁ。ただ実が熟すのに五年も月日を費やす」
オルディンはくるりくるりとグラスを弄んだ。
「バルケス・・・・・・なるほど、それで・・・・・・」
どこぞの貴族の男が続きを言おうとした時、男の喉仏にオルディンの剣が突き立てられた。オルディンは元来冷酷無慈悲な男だが、皮膚と剣の間に一ミリの隙間を残してあるのはオルディンの無い所から振り絞ったなけなしの慈悲と言ったところだろう。
「貴様、そこまでだ。一介のボンクラ貴族の分際でわしの話の腰を折るか」
「ヒィッ、お、お許しを!」
どこぞのボンクラ貴族は腰を抜かし、無様にも四つん這い姿で部屋を這い出た。
「いかがいたしますか?」
側近がオルディンに耳打ちしたがオルディンは「捨て置け、興が醒めた」と言ってグラスの酒を一気にあおった。
エルリィスは呆れた顔で溜息をついた。自慢話をしたかったが為にそこまで怒るとは大人気なさ過ぎる。なんてことはない。五年に一度しか作れない貴重な酒を独り占めする為にその地を莫大な財産と兵を投資して占領したと言う話だ。オルディンは捨て置けとは言ったが、きっとあの貴族は後々報復されるのは目に見えている。今の内に夜逃げでもした方が良いだろう。
「さぁ、陛下、気を取り直してもう一杯」
側近がオルディンのグラスになみなみと酒を注ぐ、普通の光景だが、エルリィスはいつもとは何かが違う事を感じ取った。そして、異変が起こった。
「ぐぅ、ぐがぁっ・・・・・・」
オルディンは血反吐を吐き、喉を掻き毟り、床を転げ回り、そして、動かなくなった。
「きゃぁああぁああああっ」
エルリィスは夢から逃れる様に城中に響く程悲鳴を上げながら体を跳ね起こした。
もう何度と見るオルディンの様々な死の光景には慣れる事が無かった。慣れてしまっては、自分の中の何かが変わってしまうのではないかとも思っていた。
次第に落ち着きを取り戻し、目を覚ましてみればいつもと何も変わらない事が分かった。目を覚ましたと言ってもそこにあるのはあの色とりどりの夢とはうって変わって、そこにあるのは暗い闇だけだった。手足を動かせばシャラリと手枷足枷に繋がる鎖の音がする。今日も何も変わらない。
エルリィスは己の身の上を悲観する暇もなく身構えた。
足音だ。足音の速さ、音の重さから考察するとこれから来るのは男で、独特な地を擦る様な音からして、自分をこの牢獄から連れ出すいつもの兵士だと言う事が分かった。何の為に連れ出すのか? 決して釈放する為でもなく、身の回りの世話の為でもなく、オルディンと言う城主の元に連れて行く為である。
乱暴に鎖を引かれ立ち上がらされるとそのまま侍女達の居る部屋へと押し込められる。そこでいつもの様に身体を拭かれ、髪を梳かれ、謁見用の服に着替えさせられた。謁見用とは言っても生地の手触りからしてそこまで立派な物では無い事をエルリィスは知っていた。普段着ている物と比べれば数十倍はマシであり、袖や裾や帯に質素ながらにも小さな飾りとか地味な模様が付いている。女官達はこれを巫女服と呼んでいた。
一通り着付けが終わると再び鎖を引かれ謁見の間に連れていかれた。乱暴に床に転がされると、あの冷酷無慈悲な男の声が部屋中に雷音の如く低く響いた。
「さあ、今日見た夢を話すがいい、夢見の巫女よ」
夢見の巫女、それはエルリィスにとって、呪いかと思える程有難くも嬉しくもない二つ名だった。エルリィスは物心付いた頃からこれから起こる事を夢で見る事が出来た。それは予知夢と言うもので、夢で起きた事は必ず起こる。外した事は一度たりとも無い。
エルリィスは体勢を整えると右も左も分からなかったが、オルディンの声がする方に向かい、真っ直ぐになるように床に平伏した。そして夢で見た光景を事細かに話した。
全てを話終えるとオルディンは喉を鳴らして笑い始めた。
「クックック・・・・・・儂が死ぬだと? 戯れ言を・・・・・・。なあ、夢見の巫女よ、お前が今までそう予言して、儂が死んだ事はあったか? 一度でもあったか?」
「・・・・・・」
「儂はこうして生きている。それが答えだ。そうだろう、夢見の巫女よ」
エルリィスは悔しくて、悔しくて堪らなかった。こうしてのうのうと生きていられるのも、全部エルリィスの予知夢があるからだった。エルリィスの夢は必ず当たる。それを利用して運命を捻じ曲げているに過ぎない。
「まぁ、良い。お前が言う儂の命を狙う側近の首を刎ねてやるまでよ」
そう言うと、オルディンは腰元の鞘から透明感のある金属音を奏でながら剣を抜き取った。オルディンが何をしようとしているのか察したエルリィスは咄嗟に叫んだ。
「お待ち下さいっ! その者は犯人ではありません!」
そう言い放った時、オルディンの刃は側近の首の皮まで三ミリを残した所でピタリと止まった。側近は顔面蒼白になり、白目をむいて膝を折りへたりこんだ。
オルディンにとって、長年連れ添っただとか、苦楽を共にしただとか、絆だとか、そう言ったものから生まれる情などは持ち合わせていなかった。
それはきっと未来永劫変わる事はないだろう。
「ほう、夢見の巫女よ、ならお主にはこの腑抜けが犯人ではないと言う根拠があると言うのだな?」
オルディンは側近を逃がさないよう首根っこを引っ掴み、引きずりながらエルリィスに近づいた。
「は・・・・・・はい」
その返事に一瞬の迷いが出てしまった。オルディンの事だ、そんなのはお見通しだろう。ハッタリなんか通用する相手ではない。下手をすれば命は無い。この側近もエルリィス自身もだ。だが、あの時、エルリィスが違和感を感じたのは確かだ。
「ならば答えるがいい、その根拠とやらをなっ!」
「ぐっ・・・・・・」
頭の上から力強く床に押し付けられ、エルリィスは呻き声を上げた。頭にのしかかる物の感触と重さからオルディンに踏みつけられているとすぐに分かった。
エルリィスは考えた。早くその根拠を言わなければならない。でなければ首を刎ねられる。エルリィスはあの時の夢の光景を頭の中で何度も高速再生させた。
思い出さなければ、あの時感じた違和感を。
そして、エルリィスは一つの取っ掛りを見つけた。
エルリィスはそれに全てを賭けた。
「ジムナート・・・・・・」
「んん?」
「暗殺者にはジムナート地方の訛りがありました」
声の質は似ていて良く聞かないと分からないが、僅かだが確かに訛りがあったのを思い出した。
「ジムナートだと・・・・・・ククク・・・・・・それは面白い」
オルディンの黒い瞳には一筋の鋭い光を宿していた。
「虫けら共め、とうの昔に滅ぼしてやったと思ったが、まだ生き残りが居ようとはな。引っ捕らえて、今度こそ根絶やしにしてくれるわ」
ふと目の前に大鏡が目に入り、エルリィスは自分の姿をまじまじと見た。貴婦人達とは比べ物にならない位粗末な服、もはや肌着とも囚人服とも思えるような薄汚れた灰色のワンピース、足は素足で擦り傷が絶えない。この国では珍しいのか忌み嫌われる血の様に赤い目、と真っ白な髪。どう考えてもあの婦人達の仲間になんかなれないとエルリィスは分かっていた。それでも羨ましくなんかない。そう言い聞かせた。エルリィスはボサボサな長い髪を少しばかり整えて再び歩き出した。
煌びやかな光の中、エルリィスは優雅な音楽に合わせて、手を取り合い踊る人々の間を軽やかに避けながら貴族達の顔を観察した。
「ウェルナント侯爵に、ルーベンス家のご婦人・・・・・・、それからアインス男爵にベルナール卿・・・・・・、今回の集まりはそこまで規模が大きくなさそうね、他国から来た客人も少なそうだし」
エルリィスは舞踏会の大広間を抜け隣の広間の扉を開けた。すると肉の香ばしい匂いや酒やケーキ等の甘い香りがエルリィスの鼻をくすぐった。そこは踊りに疲れた客人達をもてなす為の休憩所となっていた。
「相変わらず豪勢な料理の数々ね・・・・・・」
どんなに羨ましく思っても実際に食べられる訳ないと分かっている為、エルリィスは本来の目的に集中する様に食べ物から目を逸らした。
「はっはっはっ、これがかの美酒で有名なヴァルゴの酒か、いや、実に舌が狂い踊る程の美味!」
エルリィスは良く知る声のする方を見やった。貴族達の中心には栗色の長髪に、長身で厳つい体躯、綺麗に口髭を整え、城で一番豪華な服を着た男がいた。
「しかし、実に惜しい。去年のビシュターヌ祭で出品されたウルド地方の酒にはあと一歩及ばないようだ」
嫌味ったらしく、ふてぶてしくて、高慢ちきで、鼻持ちならないこの男はオルディン・バルド、認めたくはないが我が主にあたる人間で、そしてこの国の王だった。
周りの貴族達も内心では「このクソッタレ王が」とか考えているに違いないが誰もかれもが満面の笑みを浮かべている。
オルディンはグラスが空になり、側近に酒を所望した。側近は瓶のコルクを抜きオルディンのグラスになみなみと注いだ。
「酒と言えばバルケスの地の実から作られる酒も絶品でなぁ。ただ実が熟すのに五年も月日を費やす」
オルディンはくるりくるりとグラスを弄んだ。
「バルケス・・・・・・なるほど、それで・・・・・・」
どこぞの貴族の男が続きを言おうとした時、男の喉仏にオルディンの剣が突き立てられた。オルディンは元来冷酷無慈悲な男だが、皮膚と剣の間に一ミリの隙間を残してあるのはオルディンの無い所から振り絞ったなけなしの慈悲と言ったところだろう。
「貴様、そこまでだ。一介のボンクラ貴族の分際でわしの話の腰を折るか」
「ヒィッ、お、お許しを!」
どこぞのボンクラ貴族は腰を抜かし、無様にも四つん這い姿で部屋を這い出た。
「いかがいたしますか?」
側近がオルディンに耳打ちしたがオルディンは「捨て置け、興が醒めた」と言ってグラスの酒を一気にあおった。
エルリィスは呆れた顔で溜息をついた。自慢話をしたかったが為にそこまで怒るとは大人気なさ過ぎる。なんてことはない。五年に一度しか作れない貴重な酒を独り占めする為にその地を莫大な財産と兵を投資して占領したと言う話だ。オルディンは捨て置けとは言ったが、きっとあの貴族は後々報復されるのは目に見えている。今の内に夜逃げでもした方が良いだろう。
「さぁ、陛下、気を取り直してもう一杯」
側近がオルディンのグラスになみなみと酒を注ぐ、普通の光景だが、エルリィスはいつもとは何かが違う事を感じ取った。そして、異変が起こった。
「ぐぅ、ぐがぁっ・・・・・・」
オルディンは血反吐を吐き、喉を掻き毟り、床を転げ回り、そして、動かなくなった。
「きゃぁああぁああああっ」
エルリィスは夢から逃れる様に城中に響く程悲鳴を上げながら体を跳ね起こした。
もう何度と見るオルディンの様々な死の光景には慣れる事が無かった。慣れてしまっては、自分の中の何かが変わってしまうのではないかとも思っていた。
次第に落ち着きを取り戻し、目を覚ましてみればいつもと何も変わらない事が分かった。目を覚ましたと言ってもそこにあるのはあの色とりどりの夢とはうって変わって、そこにあるのは暗い闇だけだった。手足を動かせばシャラリと手枷足枷に繋がる鎖の音がする。今日も何も変わらない。
エルリィスは己の身の上を悲観する暇もなく身構えた。
足音だ。足音の速さ、音の重さから考察するとこれから来るのは男で、独特な地を擦る様な音からして、自分をこの牢獄から連れ出すいつもの兵士だと言う事が分かった。何の為に連れ出すのか? 決して釈放する為でもなく、身の回りの世話の為でもなく、オルディンと言う城主の元に連れて行く為である。
乱暴に鎖を引かれ立ち上がらされるとそのまま侍女達の居る部屋へと押し込められる。そこでいつもの様に身体を拭かれ、髪を梳かれ、謁見用の服に着替えさせられた。謁見用とは言っても生地の手触りからしてそこまで立派な物では無い事をエルリィスは知っていた。普段着ている物と比べれば数十倍はマシであり、袖や裾や帯に質素ながらにも小さな飾りとか地味な模様が付いている。女官達はこれを巫女服と呼んでいた。
一通り着付けが終わると再び鎖を引かれ謁見の間に連れていかれた。乱暴に床に転がされると、あの冷酷無慈悲な男の声が部屋中に雷音の如く低く響いた。
「さあ、今日見た夢を話すがいい、夢見の巫女よ」
夢見の巫女、それはエルリィスにとって、呪いかと思える程有難くも嬉しくもない二つ名だった。エルリィスは物心付いた頃からこれから起こる事を夢で見る事が出来た。それは予知夢と言うもので、夢で起きた事は必ず起こる。外した事は一度たりとも無い。
エルリィスは体勢を整えると右も左も分からなかったが、オルディンの声がする方に向かい、真っ直ぐになるように床に平伏した。そして夢で見た光景を事細かに話した。
全てを話終えるとオルディンは喉を鳴らして笑い始めた。
「クックック・・・・・・儂が死ぬだと? 戯れ言を・・・・・・。なあ、夢見の巫女よ、お前が今までそう予言して、儂が死んだ事はあったか? 一度でもあったか?」
「・・・・・・」
「儂はこうして生きている。それが答えだ。そうだろう、夢見の巫女よ」
エルリィスは悔しくて、悔しくて堪らなかった。こうしてのうのうと生きていられるのも、全部エルリィスの予知夢があるからだった。エルリィスの夢は必ず当たる。それを利用して運命を捻じ曲げているに過ぎない。
「まぁ、良い。お前が言う儂の命を狙う側近の首を刎ねてやるまでよ」
そう言うと、オルディンは腰元の鞘から透明感のある金属音を奏でながら剣を抜き取った。オルディンが何をしようとしているのか察したエルリィスは咄嗟に叫んだ。
「お待ち下さいっ! その者は犯人ではありません!」
そう言い放った時、オルディンの刃は側近の首の皮まで三ミリを残した所でピタリと止まった。側近は顔面蒼白になり、白目をむいて膝を折りへたりこんだ。
オルディンにとって、長年連れ添っただとか、苦楽を共にしただとか、絆だとか、そう言ったものから生まれる情などは持ち合わせていなかった。
それはきっと未来永劫変わる事はないだろう。
「ほう、夢見の巫女よ、ならお主にはこの腑抜けが犯人ではないと言う根拠があると言うのだな?」
オルディンは側近を逃がさないよう首根っこを引っ掴み、引きずりながらエルリィスに近づいた。
「は・・・・・・はい」
その返事に一瞬の迷いが出てしまった。オルディンの事だ、そんなのはお見通しだろう。ハッタリなんか通用する相手ではない。下手をすれば命は無い。この側近もエルリィス自身もだ。だが、あの時、エルリィスが違和感を感じたのは確かだ。
「ならば答えるがいい、その根拠とやらをなっ!」
「ぐっ・・・・・・」
頭の上から力強く床に押し付けられ、エルリィスは呻き声を上げた。頭にのしかかる物の感触と重さからオルディンに踏みつけられているとすぐに分かった。
エルリィスは考えた。早くその根拠を言わなければならない。でなければ首を刎ねられる。エルリィスはあの時の夢の光景を頭の中で何度も高速再生させた。
思い出さなければ、あの時感じた違和感を。
そして、エルリィスは一つの取っ掛りを見つけた。
エルリィスはそれに全てを賭けた。
「ジムナート・・・・・・」
「んん?」
「暗殺者にはジムナート地方の訛りがありました」
声の質は似ていて良く聞かないと分からないが、僅かだが確かに訛りがあったのを思い出した。
「ジムナートだと・・・・・・ククク・・・・・・それは面白い」
オルディンの黒い瞳には一筋の鋭い光を宿していた。
「虫けら共め、とうの昔に滅ぼしてやったと思ったが、まだ生き残りが居ようとはな。引っ捕らえて、今度こそ根絶やしにしてくれるわ」
0
あなたにおすすめの小説
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話
yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。
知らない生物、知らない植物、知らない言語。
何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。
臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。
いや、変わらなければならない。
ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。
彼女は後にこう呼ばれることになる。
「ドラゴンの魔女」と。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
欠席魔の公爵令嬢、冤罪断罪も欠席す 〜メイリーン戦記〜
水戸直樹
ファンタジー
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。
魔王乱立の時代。
王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。
だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。
にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。
抗議はしない。
訂正もしない。
ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。
――それが、誰にとっての不合格なのか。
まだ、誰も気づいていない。
欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる