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ホモ・フィークトゥスの平凡な日常とホモ・サピエンスの奇妙な日常
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今日もまたホモ・サピエンスの管理です。
私の仕事が彼女の管理である以上それは揺るぎません。
私はいつものように朝礼を行い、終わり次第管理室に向かい、メイと会話をします。
そしてメイの体調管理、精神管理を行います。
私「今日はいい天気ですよ。青空が見えています。」
メイ「そうなんだ。お散歩日和だね!」
私「お散歩?」
メイ「うん。お散歩!ラントはお散歩しないの?」
私「ええ。私達は業務をこなし、帰ってからは充電を行います。それ以外の事は何もしません。」
メイ「ええ!帰ってから何もせずに寝ちゃうの?」
私「本来私達は業務をこなすこと以外を行うことを許されていません。ですので、メイの言うようなことは致しません。」
メイ「そうなんだ。そんな毎日でも楽しいの?」
私「私達は感情と言う概念を基本持ちません。人類に不必要なものですので。」
メイ「えー。そんなのつまんないじゃん。私は今こうやってラントと会話して楽しいけど、本当は目を開けて、ラントの見てる世界を一緒に見ながら天気の話とかしたいな~。」
私「残念ですがそれは叶いません。夢や希望を持つのはできるだけ控えてください。あなたは1度リセットの入った個体です。またリセットされてしまいますよ?」
メイ「リセットはやだな~。だってラントとの記憶も無くなっちゃうんだもんね。わがままはやめとく…。」
私「ええ、是非そうして頂けると私としてもありがたいです。」
そこで今日の業務終了の鐘が鳴った。
私「今日はここまでです。お疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい。」
メイ「ラントもゆっくり休んでね!またね!」
私は管理数値を見、正常であることを確認して管理室を後にしました。
管理室を出てすぐに101504と会いました。
101504「よぉ。ーーの調子はどうだ?」
私「問題ありません。私の心配をするよりもあなたは自分の管理するホモ・サピエンスの心配をなさったらどうです?」
101504「ははっ。痛いところをつくなぁ。お前ほどじゃねぇけどこっちもそこそこいい感じだぜ。」
私「そうですか。私はそろそろ帰らせていただきたいのですが。」
101504「そうだな。ま、お互い頑張ろうぜ。」
101504と別れ私は帰路に着きました。
101504は同期のホモ・フィークトゥスです。
少しおちゃらけてる感じなのが上司にもよく注意される問題児です。
しかし、私は彼のことを問題児とは思いますが、悪ではないとどこかで感じています。
何故かわかりませんがそう思ってしまう時がしばしばあるのです。
私の仕事が彼女の管理である以上それは揺るぎません。
私はいつものように朝礼を行い、終わり次第管理室に向かい、メイと会話をします。
そしてメイの体調管理、精神管理を行います。
私「今日はいい天気ですよ。青空が見えています。」
メイ「そうなんだ。お散歩日和だね!」
私「お散歩?」
メイ「うん。お散歩!ラントはお散歩しないの?」
私「ええ。私達は業務をこなし、帰ってからは充電を行います。それ以外の事は何もしません。」
メイ「ええ!帰ってから何もせずに寝ちゃうの?」
私「本来私達は業務をこなすこと以外を行うことを許されていません。ですので、メイの言うようなことは致しません。」
メイ「そうなんだ。そんな毎日でも楽しいの?」
私「私達は感情と言う概念を基本持ちません。人類に不必要なものですので。」
メイ「えー。そんなのつまんないじゃん。私は今こうやってラントと会話して楽しいけど、本当は目を開けて、ラントの見てる世界を一緒に見ながら天気の話とかしたいな~。」
私「残念ですがそれは叶いません。夢や希望を持つのはできるだけ控えてください。あなたは1度リセットの入った個体です。またリセットされてしまいますよ?」
メイ「リセットはやだな~。だってラントとの記憶も無くなっちゃうんだもんね。わがままはやめとく…。」
私「ええ、是非そうして頂けると私としてもありがたいです。」
そこで今日の業務終了の鐘が鳴った。
私「今日はここまでです。お疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい。」
メイ「ラントもゆっくり休んでね!またね!」
私は管理数値を見、正常であることを確認して管理室を後にしました。
管理室を出てすぐに101504と会いました。
101504「よぉ。ーーの調子はどうだ?」
私「問題ありません。私の心配をするよりもあなたは自分の管理するホモ・サピエンスの心配をなさったらどうです?」
101504「ははっ。痛いところをつくなぁ。お前ほどじゃねぇけどこっちもそこそこいい感じだぜ。」
私「そうですか。私はそろそろ帰らせていただきたいのですが。」
101504「そうだな。ま、お互い頑張ろうぜ。」
101504と別れ私は帰路に着きました。
101504は同期のホモ・フィークトゥスです。
少しおちゃらけてる感じなのが上司にもよく注意される問題児です。
しかし、私は彼のことを問題児とは思いますが、悪ではないとどこかで感じています。
何故かわかりませんがそう思ってしまう時がしばしばあるのです。
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